DMMモバイルと楽天モバイルを徹底比較!

DMM mobile(DMMモバイル)と楽天モバイルを比較!月額料金や通信速度、最低利用期間や解約金の内容など、さまざまな視点から「どちらを選べばお得に使えるか」を解説します。両者かけ放題も使えておすすめの格安SIMですが、異なる点も多いので比較してみましょう。
この記事の目次
DMMモバイルは新規受付を終了しました。乗り換えをご検討の方は、こちらをご利用ください!おすすめ格安SIM比較診断
DMMモバイルと楽天モバイルを比較!月額料金や通話料金、最低利用期間と解約金、通信速度、スマホセットの割引キャンペーンなど、さまざまな視点からどちらの格安SIMがおすすめなのかを解説します。どちらもおすすめのMVNOですが、それぞれ特徴が異なります。比較して自分にあった格安SIMを選びましょう。
楽天モバイルキャンペーン実施中
- iPhone SE(第3世代)が実質1円
- Rakuten Handが実質1円
- 月額1,078円(税込)~3,278円(税込)で容量無制限(ポイント支払い可能)
- 【4キャリア最安値】iPhone 14 Proが月額3,143円(税込)~
- 2回線目の契約契約で3,000円相当ポイントプレゼント
DMMモバイルと楽天モバイル、月額料金が安いのは?
まずはDMMモバイルと楽天モバイルの月額料金を比較してみましょう。楽天モバイルには組み合わせプランとスーパーホーダイの2種類があるので、それぞれ分けて紹介します。
DMMモバイルVS 楽天モバイル 組み合わせプラン
- 組み合わせプランとの料金比較では、DMM mobileがお得です!
DMM mobileと楽天モバイル 組み合わせプランの料金比較です。どちらもデータ通信専用、データ+SMS、通話SIMの3種類から選ぶことができますが、同じデータ容量であればDMM mobileがお得です。
DMM mobile VS 楽天モバイル 組み合わせプラン 月額料金
[table “2300” not found /]10分かけ放題ありでの比較
- 組み合わせプラン+10分かけ放題ありの料金比較でも、DMM mobileがお得!
10分かけ放題のオプション料金
- DMM mobile
- 10分かけ放題:935円(税込)/月
- 楽天モバイル
- 楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル:935円(税込)/月
DMM mobileと楽天モバイルは、どちらも通話SIM向けにかけ放題オプションを提供しています。両者10分以内の国内通話なら何度かけても定額ですが、実はオプション料金が935円(税込)/月と同じです。
先ほど確認した基本料金はDMM mobileのほうが安かったので、同じオプション料金の10分かけ放題を付けてもDMM mobileのほうが安くなります。
楽天モバイル 組み合わせプランとの比較では、データ通信専用SIM、SMS付きSIM、音声通話SIM、かけ放題オプションありのすべてでDMM mobileのほうがお得です。
DMMモバイルVS 楽天モバイル スーパーホーダイ
- スーパーホーダイとの料金比較では、選ぶ最低利用期間や会員ランクによっては楽天モバイルがお得になる可能性もあります!
楽天モバイルでは10分かけ放題がセットになった「スーパーホーダイ」も提供しているので、10分かけ放題を付けた状態のDMM mobile月額料金と比較してみます。
DMM mobile(10分かけ放題込み) VS 楽天モバイル スーパーホーダイ 月額料金
[table “2301” not found /]上記表はスーパーホーダイ1年目の最安料金と比較していますが、データ容量に対しての1年目の最安料金は楽天モバイル スーパーホーダイのほうがお得です。ただし、スーパーホーダイは申し込みの内容で割引や基本料金が変動するので、注意も必要です。
楽天モバイル スーパーホーダイ 月額料金表
スーパーホーダイは「最低利用期間」と「楽天会員ランク」に応じて月額料金が安くなる仕組みで、最安になるのは最低利用期間3年の契約で申し込み、かつ楽天会員ランクがダイヤモンド会員の月のみです。最低利用期間が2年、1年や楽天会員ランクが通常の楽天会員、もしくは非会員の場合は、少し月額料金が高くなります。
ダイヤモンド会員になってランクを維持するには、楽天カードの保有していて、かつ獲得するポイント数やポイントの獲得頻度の基準をクリアしている必要があります。楽天関連のサービスをたくさん使っていて、楽天カードも使うならダイヤモンド会員を目指すといいでしょう。
また、契約内容によって1年目、2年目の月額料金が安くなると考えておくと分かりやすいかもしれません。
3年目の基本料金はどれもDMM mobileより高いので、スーパーホーダイの最低利用期間3年を選ぶ際は、3年目の基本料金もチェックしておくべきでしょう。
ではこれらのプランで通話SIMを契約した場合、それぞれ2年間の費用はどのくらいになるのでしょうか。
2年間の費用でDMMモバイルと楽天モバイルを比較
スーパーホーダイは比較対象プランのデータ容量がいくつか異なるので一概にどちらが安いとは言えませんが、同じ2GBプランで比較してみると最低利用期間2年、楽天会員までならスーパーホーダイのほうが安くなります。そのため少容量のデータ容量でかけ放題も使いたいなら楽天モバイルがおすすめです。
3年間の費用でDMMモバイルと楽天モバイルを比較
スーパーホーダイでは25カ月目以降の基本料金が一律なので、3年間の総費用は少し差が縮まります。例えば2年間の費用比較では同じ2GBプランでも通常の楽天会員+最低利用期間2年であれば楽天モバイルのほうがお得だったのですが、3年間の費用比較ではDMM mobileのほうが安くなります。
もちろん最低利用期間3年やダイヤモンド会員の契約なら楽天モバイルのほうが安いことも多いので、選ぶプランや契約期間でお得度が変化する点を確認しておくといいでしょう。
複数枚のSIMカード、容量シェアのおすすめは?
家族や2台利用で複数枚のSIMカードを契約する場合には、どちらがおすすめなのでしょうか?
出典:DMM mobile
DMM mobileでは「シェアコース」を用意しており、1つのプランのデータ容量を、複数枚のSIMカードで分け合うことができます。シェアコースは高速通信容量のある1GB〜20GBプランすべてが対応しており、選択肢も豊富です。
出典:楽天モバイル
楽天モバイルには「データシェア(110円(税込)/月)」オプションがありますが、こちらは1つのプランのデータ容量を分け合うのではなく、別々に契約したSIMカードで当月余ったデータ通信量を、翌月グループ内でシェアできるオプションです。
楽天モバイルのデータシェアはオプション料金が発生し、またSIMカードごとにデータ容量プランを別々に契約するので、すべての回線を合わせた総月額費用は高くなりがち。安く複数枚のSIMカードで容量シェアをするのであれば、DMM mobileのシェアコースがおすすめです。
DMMモバイルと楽天モバイル、通話料金が安いのは?
すでに月額料金の部分で少し触れましたが、DMM mobileと楽天モバイルの通話料金も詳しく比較してみます。


どのくらいおトクなの?
をもとに算出
プランをみつけよう
DMMモバイルと楽天モバイルをのかけ放題オプションを比較
- かけ放題オプションの内容は互角!
- DMM mobile
- 10分かけ放題:935円(税込)/月
- 楽天モバイル
- 楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル:935円(税込)/月
まずはかけ放題オプションの内容をおさらい。どちらも10分以内の国内通話なら何度でもかけ放題になるオプションを提供しており、オプション利用料も月額935円(税込)と同等。かけ放題の内容はほぼ同じと考えてOKです。
楽天モバイル スーパーホーダイは楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイルが基本料金に含まれているので、かけ放題オプションを追加する必要はありません。
DMMモバイルと楽天モバイルの半額通話を比較
- 半額通話サービスの内容もほぼ同じ!
- DMMトーク
- 月額使用料:無料
国内通話 11円(税込)/30秒 - 楽天でんわ
- 月額使用料:無料
国内通話 11円(税込)/30秒
半額通話のサービスも、DMM mobileは「DMMトーク」、楽天モバイルは「楽天でんわ」を用意しています。どちらも電話回線を利用するプレフィックス方式を採用なので通話品質はIP電話よりも優れているとしており、国内通話であれば半額の11円(税込)/30秒、対象32カ国であれば一律10円(非課税)/30秒と国際電話も安くかけられるのがおすすめポイントです。
かけ放題オプションや半額通話のサービスはDMM mobileと楽天モバイル両者が提供しているので、通話料金に関してはほぼ互角で、どちらもお得に使えます。
DMMモバイルと楽天モバイル、最低利用期間が短いのはどっち?
DMMモバイルと楽天モバイルの最低利用期間と解約金
- スーパーホーダイで月額料金の安い契約をするには、最低利用期間2年、3年の申し込みが必要な点に注意!
最低利用期間の比較
- DMM mobile
最低利用期間 - データ通信SIM:利用開始日を含む月の末日まで
- データSIM SMS付:利用開始日を含む月の末日まで
- 音声通話機能付きSIM:利用開始日の翌月1日から12カ月間
- 楽天モバイル
最低利用期間 - データ通信専用SIM:なし
- 050データSIM SMS付:なし
- 音声通話機能付きSIM:12カ月
- スーパーホーダイ:1年、2年、3年のどれか
解約金・解約手数料の比較
- DMM mobile
最低利用期間 - データ通信SIM:無料
- データSIM SMS付:無料
- 組み合わせプラン 通話SIM:最低利用期間内の解約で9,900円(税込)
- 楽天モバイル
最低利用期間 - データ通信専用SIM:なし
- 050データSIM SMS付:なし
- 組み合わせプラン 通話SIM:最低利用期間内の解約で10,780円(税込)
- スーパーホーダイ:最低利用期間内の解約で10,780円(税込)
DMM mobileではデータSIM、SMS付SIMに「利用開始日を含む月の末日まで」の利用期間を定めているので最大2カ月間の最低利用期間がありますが、解約手数料は無料です。通話SIMには「利用開始日の翌月1日から12カ月間(最大13カ月間)」の最低利用期間があり、期間内に解約した場合には9,900円(税込)の解約手数料がか発生します。
楽天モバイルはデータSIM、050データSIMであれば最低利用期間・解約金共になし。通話SIMは組み合わせプランとスーパーホーダイの2種類がありますが、組み合わせプランは12カ月、スーパーホーダイは選べる契約によって1年、2年、3年の最低利用期間がある点に注意しましょう。通話SIMを最低利用期間内に解約した場合は、10,780円(税込)の契約解除料が発生します。
DMM mobile 通話SIMと楽天モバイル 組み合わせプランの最低利用期間は約1年で解約金も1万円前後と似ていますが、楽天モバイル スーパーホーダイのみ、選んだプランによっては最大3年間の縛りがあります。かけ放題込みでの月額料金の安さを優先するならスーパーホーダイがお得になる可能性が高いですが、ほぼ同じ最低利用期間の組み合わせプランと比較すると、月額料金の安いDMM mobileがおすすめです。
DMMモバイルと楽天モバイル、通信速度が安定しているのは?
格安SIMは提供している会社や回線、設備も異なるので、通信速度もSIMカードによって異なります。そのため、契約する前に最新のスピードは確認しておくべきです。そこで今回は、DMM mobileと楽天モバイルの通信速度も比較してみました。
DMMモバイルと楽天モバイルの回線の違い
- DMM mobile
- docomo回線網
- 楽天モバイル
- 組み合わせプラン:docomo回線、au回線
スーパーホーダイ:docomo回線
まずは簡単に回線の違いを確認しておきましょう。DMM mobileはdocomo回線網を利用した格安SIMプランのみですが、楽天モバイルではdocomo回線だけでなくau回線のSIMプランも提供しています。
ただしau回線が提供されているのは組み合わせプランのみで、現状スーパーホーダイでau回線のSIMカードを選ぶことはできません。
DMMモバイルと楽天モバイルの実効速度を比較
- DMM mobileも楽天モバイルも、通信速度は安定しています!
1週間の平均実効速度(〜2018年10月21日)
緑:DMM mobile、紫:楽天モバイル(組み合わせプラン docomo回線)
上記グラフは2018年10月21日までの1週間の平均通信速度ですが、緑の線がDMM mobile、紫の線が楽天モバイルです。
DMM mobileは平均5.34Mbpsで、11:30〜14:00、そして19:00前の通信速度が少し落ち込んでいます。それに対して楽天モバイルは平均通信速度が6.12Mbpsかつ、昼や帰宅ラッシュの時間帯も速度落ち込みがDMM mobileより浅めです。
この結果だけをみると通信速度を重視するなら楽天モバイルがおすすめといえそうですが、DMM mobileも悪いわけではありません。2018年10月27日時点で21枚のSIMカードプランで比較を行なっていますが、DMM mobileは10/21位と、平均以上のスピードを記録しています。格安SIM全体でみればどちらも通信速度の安定したSIMカードを提供しているのが分かります。
もちろんこれらの結果も速度計測時期によって異なる可能性があるので、最新の通信速度情報を「格安SIMスピードチェッカー」で確認しておきましょう。
最新の格安SIMの速度をリアルタイム計測中
高速データ通信容量を使い切ったあとの速度制限
- データ容量を使い切ったあとの速度制限は、楽天モバイルのほうが緩め!
- DMM mobile
- 最大200Kbps
- 楽天モバイル
組み合わせプラン - 最大200Kbps
- 楽天モバイル
スーパーホーダイ - 最大1Mbps
※通信が混み合う時間帯(12:00〜13:00、18:00〜19:00)は最大300Kbps
月間のデータ容量を使い切ると通信速度が制限されますが、DMM mobileと楽天モバイル 組み合わせプランの制限後速度は最大200Kbpsで同じです。スーパーホーダイのみ最大1Mbpsで使えるので、データ容量を超過利用してもそこそこ快適なインターネット通信速度を期待できます。
また通信の混み合う時間帯の12:00〜13:00、18:00〜19:00でも最大300Kbpsと制限内容は緩めなので、月間データ容量を超えてしまうことが多い人はスーパーホーダイを選ぶのがおすすめです。
スマホセットなら楽天モバイル、DMMモバイルのどちらを選ぶべき?
- スマホセットなら、割引キャンペーンの多い楽天モバイルがおすすめ!
DMM mobileと楽天モバイルでは、SIMカードのみの申し込みはもちろん、スマホセットでの契約もできます。ではスマホセットで申し込む場合、どちらがお得なのでしょうか?
まず端末の種類・ラインアップですが、どちらも取り扱っているスマートフォンは多く、好みの機種を見つけやすそうです。ただし、iPhoneは楽天モバイルのみが取り扱っています。
基本の端末価格ですが、DMM mobileは分割購入に注意。一括購入の価格は同じ機種でも、分割24回払いのときの総費用は他社のMVNOより高めに設定されている傾向にあります。
どちらも申し込み時期によって値下げが行われている場合がありますが、過去の販売傾向をみると端末割引のキャンペーンに関しては楽天モバイルのほうが頻繁に開催されており、割引価格もお得であることが多いです。
月額料金はDMM mobileのほうが安いこともありますが、欲しい端末が両者でセット販売されている場合はキャンペーンで楽天モバイルのほうがお得に申し込める可能性もあるので確認しておきましょう。
DMMモバイルと楽天モバイル、結局どっちがおすすめなの?
DMM mobileと楽天モバイルを比較 | 結果 |
---|---|
月額料金 | DMM mobile VS 組み合わせプラン: DMM mobileが安い |
DMM mobile VS スーパーホーダイ: 最低利用期間や楽天会員ランクによっては、楽天モバイルが安いときもある | |
通話料金 | ほぼ同じ |
最低利用期間 | スーパーホーダイは最低利用期間が選べ、長い契約をすると月額料金が安くなる |
通信速度 | どちらもおすすめ |
スマホセット | 割引キャンペーンの多い楽天モバイルがおすすめ |
DMMモバイルと楽天モバイルを比較しました!組み合わせプランとの比較ではDMM mobileに料金メリットがありますが、スーパーホーダイと比較すると最低利用期間や会員ランクによっては楽天モバイルがお得になるケースもあります。さらに詳しいプラン内容は、公式サイトでチェックしてみましょう。