格安スマホはやめとけ?知恵袋で話題のデメリット・理由とは?
格安スマホについて調べていたら「やめとけ」と検索候補に出てきて不安を感じた人向けに、格安スマホのでメリットを解説。さらに、格安スマホのメリットやおすすめの格安スマホブランドも紹介します。格安スマホの利用を考えている人はぜひご覧ください。
この記事の目次
格安スマホについて調べているときに、検索候補に「やめとけ」と出てきて不安に感じたことがある人もいるでしょう。大手キャリアのスマホを使っておいた方が無難なのかな、と考えてしまうこともあるかもしれません。
そこでこの記事では、なぜ格安スマホは「やめとけ」といわれるのか、その根拠となるデメリットを解説します。さらに、格安スマホのメリットやおすすめのブランドも紹介します。
格安スマホへの乗り換えを迷っている人は、ぜひ参考にしてください。
記事の簡単まとめ
- 格安スマホは通信が安定しにくい傾向がある
- 格安スマホは自分で初期設定をする必要がある
- 格安スマホは支払い方法がクレジットカードのみの場合が多い
- 格安スマホは災害時の対応も大手キャリアと異なる
- 格安スマホに変えると月額の利用料金が安くなる
- 格安スマホの料金プランはシンプル
- 格安スマホでは契約期間の縛りがない場合が多い
そもそも格安スマホ(格安SIM)とは
格安スマホとは、大手キャリアと比べて安い料金で利用できるスマホのことです。格安でスマホを利用できるプランを提供している通信事業者と契約すると利用できます。
格安でスマホを利用できるプランを提供している通信会社のことを「MVMO(Mobile Virtual Network Operator)」と呼びます。大手キャリアが自社で回線を持っているのに対して、MVMOは大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているのが特徴です。
格安スマホはやめとけ!と知恵袋で話題に
Yahoo!知恵袋では「格安スマホはやめとけ」と話題になることがあります。これについて、以下2点のポイントから詳しく解説します。
- 知恵袋の投稿内容
- 実際はどうなの?
1.知恵袋の投稿内容
Yahoo!知恵袋に掲載されている質問は、次のようなものです。
「格安スマホは格安にはならず実質損するから辞めとけ、と親に言われてます。本当に損するのですか?」
出典:Yahoo!知恵袋
大手キャリアから格安スマホに乗り換えようとするとき、上記のような疑問を持つ人も多いでしょう。どうせ格安にならないのであれば、大手キャリアと契約しておいた方がよいと感じる人もいるかもしれません。
格安スマホを選ぶと本当に損をしてしまうのかは、次の項目で解説します。
2.実際はどうなの?
上記の質問に対して、Yahoo!知恵袋では次のような回答がついていました。
「余計なオプションをいっぱいつけたらAU ドコモ ソフトバンクなみの値段になり損することもある。」
出典:Yahoo!知恵袋
たくさんのオプションをつけた場合だけでなく、自分に合っていない通信量のプランを選んだ場合にも、損をしてしまう可能性があります。
しかし、自分が普段どの程度スマホを使っているのか、自分にとって必要なプランは何かを把握していれば、損をしてしまうことはまずありません。実際には、格安スマホの方が安くなるケースが多いのです。
まずは自分のスマホの使い方を把握したうえで、格安スマホと現在自分が使っているスマホの料金を比べてみてください。
格安スマホはやめとけといわれる理由
さまざまな理由から、格安スマホはやめとけと言われることもあります。格安スマホはやめとけと言われる理由は、次の通りです。
- 通信速度が不安定になりやすい
- 取り扱い端末が少ない
- 申し込み手段がオンラインのみの場合が多い
- 自分で初期設定をする必要がある
- 留守番電話や電話転送サービスを利用できない場合がある
- サポートが充実していない場合がある
- 支払い方法がクレジットカードのみの場合が多い
- キャリアメールが利用できない
- LINEのID検索ができないことがある
- 家族割に対応していないブランドが多い
多くのデメリットがあるように見えるかもしれませんが、中には誤解から生じている理由もあります。ここでは、各項目について詳しく説明します。
1.通信速度が不安定になりやすい
格安スマホは、通信速度が不安定になりやすい傾向があります。なぜなら、格安スマホでは、大手キャリアの回線をレンタルしているためです。
大手キャリアは、自社のユーザーが快適に通信できる分の回線を確保したうえで、残りの分を格安スマホの業者に貸し出しています。多くのユーザーが一度にアクセスしても快適に使えるほど余裕がないため、アクセスが集中する時間帯には通信が遅くなってしまうことがあるのです。
特に昼休みなど、みんなが一斉にスマホを使う時間帯は、特に通信が遅くなりがちです。とはいえ、まったく通信できなくなるわけではありません。多少通信速度が遅くても気にならない人、混雑する時間帯にはあまり使用しない人、昼休みにはWi-Fiを使って通信できる人などは、格安スマホでも問題なく利用できるでしょう。
2.取り扱い端末が少ない
格安スマホの申し込みと同時に端末を購入すると、取り扱い端末が少ない場合があります。中には、オンラインショップを用意しておらず、契約と同時に端末を購入できないブランドもあるほどです。
新しい端末を購入して格安スマホを利用したい場合、家電量販店などで端末を購入するのもひとつの方法です。格安スマホの公式サイトには動作確認済み端末が掲載されているので、必ず事前に確認してから、端末を購入してください。
3.申し込み手段がオンラインのみの場合が多い
格安スマホでは、多くの場合申し込み手段がオンラインのみです。店舗での手続きを行っていない格安スマホの方が多いので注意しましょう。そもそも格安スマホブランドの場合、店舗がないケースも珍しくありません。
しかし中には、店舗を設置している格安スマホブランドもあります。例えば、楽天モバイルやワイモバイルは店舗での契約手続きも可能です。店舗での契約手続きを希望する場合には、店舗を設置している格安SIMを選ぶとよいでしょう。
4.自分で初期設定をする必要がある
格安スマホは、自分で初期設定をする必要があります。慣れないうちは、少々手順が複雑だと感じるかもしれません。
とはいえ、手順は各通信会社の公式サイトや、契約の際のメールなどに書かれているため、それほど難しくはありません。書かれている説明通りに設定できれば大丈夫です。
不安を感じる人は、店舗で問い合わせ対応をしている格安スマホを選ぶのもひとつの方法です。
5.留守番電話や電話転送サービスを利用できない場合がある
格安スマホでは、留守番電話や電話転送サービスを利用できない場合があります。こうしたサービスをよく使っている人は、格安スマホに変えると困ってしまうことがあるかもしれません。
ただ、もちろん留守番電話や電話転送のサービスを提供している格安スマホもあります。契約前には、サービスを提供しているか、オプション料金はかかるかを事前に確認しておきましょう。
6.サポートが充実していない場合がある
格安スマホは、サポートが充実していない場合も多くあります。電話やメール、店舗などでの問い合わせを受け付けておらず、チャットのみの対応としている格安スマホも珍しくありません。
心配な場合には、事前にサポート体制を確認しておきましょう。格安スマホの中にも電話や店舗での問い合わせ対応を行っているブランドもあります。問い合わせ対応に関して不安を感じる場合には、サポート体制が充実したブランドを選んでください。
7.支払い方法がクレジットカードのみの場合が多い
格安スマホでは、支払い方法をクレジットカードのみとしているブランドも多くあります。クレジットカードを持っていない人、作れない人は不便に感じるかもしれません。
とはいえ、少ないながらも口座振替やデビットカードで支払いが可能な格安スマホもあります。クレジットカードがない場合には、そうした格安スマホを選ぶと良いでしょう。
8.キャリアメールが利用できない
大手のキャリアでは、独自のドメインを使ったキャリアメールを提供しています。しかし、格安スマホでは多くの場合キャリアメールを利用できません。
キャリアメールを頻繁に利用している人は、格安スマホへの乗り換え前にGmailなどのフリーメールアドレスを取得しておくと安心です。一度フリーメールアドレスを取得すれば、スマホを乗り換えるたびにメールアドレスを変更する手間もありません。
9.LINEのID検索ができないことがある
格安スマホでは、LINEのID検索ができないことがあります。格安スマホでは、ID検索を行うために必要な、LINEの年齢認証ができないためです。
ただし、すべての格安スマホで年齢認証ができないわけではありません。LINEMOをはじめとした一部の格安スマホでは、LINEの年齢認証が可能です。
また、年齢認証ができずID検索の機能を使えない格安スマホであっても、QRコードを使った友達登録は可能です。格安スマホを使う場合には、QRコードを利用した友達登録が便利です。
10.家族割に対応していないブランドが多い
格安スマホの中には、家族割に対応していないブランドも多くあります。格安スマホは元々料金が安いため、それ以上の割引を実施していないのです。
ただし、すべての格安スマホが割引を実施していないわけではありません。一部の格安スマホは、家族で使うと割引になります。
家族での乗り換えを考えている場合には、家族割に対応しているかを確認するとともに、割引後の料金を他のブランドと比べて検討してください。
格安スマホのデメリット|災害時に使える?
格安スマホは、災害時でも利用できるのか心配に感じる人もいるでしょう。大手キャリアとは異なるものの、格安スマホは災害時にも利用可能です。
次の4つのポイントにわけて、格安スマホを災害時に利用する際のポイントを解説します。
- 音声通話は規制される可能性がある
- データ通信は利用できる
- 災害用掲示板は「171」を利用する
- 緊急地震速報の警告音が鳴らない場合がある
1.音声通話は規制される可能性がある
格安スマホは、災害時音声通話が規制される可能性があります。ただし、音声通話が規制されるのは格安SIMに限った話ではありません。大手キャリアや固定電話でも音声通話が規制されます。
災害時に音声通話が規制されるのは、緊急通報を優先して接続できるようにするためです。大規模な災害の場合だと、90%以上の制限が行われる場合もあります。大規模な災害が起きたとき、しばらく音声通話が使えないのは仕方がないと考えておいた方が良いでしょう。
2.データ通信は利用できる
災害時でも、データ通信は利用可能です。ただし、多くの人が通信を使おうとして回線が混雑していると、通信に時間がかかることがあります。また基地局やケーブルが物理的に破損してしまった場合には、データ通信ができなくなる可能性もあります。
意図的な規制は行われないものの、状況によってつながりにくくなる可能性があることは覚えておきましょう。こちらも、格安スマホだけでなく大手キャリアのスマホの場合でも同様です。
3.災害用掲示板は「171」を利用する
大手キャリアでは、災害用掲示板のサービスを独自に用意しています。災害用掲示板とは、自分の電話番号を知っている人に安否や避難した場所を知らせるためのサービスです。格安スマホの場合、多くは独自の災害用掲示板を用意していません。
しかし、格安スマホからは「171」を利用可能です。171は、固定電話や公衆電話から利用できる災害用伝言板サービスです。音声通話に規制がかかっているときでも使えます。
171がうまく使えない場合には、Web171も利用可能です。インターネット上で使える伝言板サービスです。171が音声を利用するのに対して、Web171はテキストで利用できます。
格安スマホを使うなら、万が一の場合に備えて171やWeb171の存在は覚えておきましょう。
4.緊急地震速報の警告音が鳴らない場合がある
格安スマホの中には、緊急地震速報の警告音が鳴らないものもあります。正確にいえば、格安スマホだから鳴らないというよりも、端末によって対応しているものと対応していないものがあるのです。
格安スマホを使う場合にはSIMフリーの端末を利用することも多いのですが、SIMフリーのAndroid端末の中には、緊急地震速報に対応していないものがあります。気になる場合には、事前にメーカーに問い合わせましょう。また、Androidの場合、対応している機種であっても緊急地震速報を鳴らすためには設定が必要な場合もあるため注意してください。
緊急地震速報を受信できない端末を使っている人は「Yahoo!防災」アプリを入れておくのがおすすめです。Yahoo!防災アプリでは、緊急地震速報のほかJアラートや熱中症警戒情報を受け取れます。
なお、iPhoneであれば、どの機種であっても緊急地震速報に対応しています。
格安スマホのメリット
ここまで、格安スマホのデメリットを紹介してきました。しかし、格安スマホには次のようなメリットもあります。それぞれの項目について、詳しく解説します。
- 料金が安い
- プランがシンプルで選びやすい
- 契約期間に縛りがない場合が多い
- 豊富なプランや通話オプションから選べる
- 使用している端末をそのまま利用できる
- オンラインで手続きを完結できる
- キャンペーンを利用するとお得な場合がある
1.料金が安い
格安スマホは、料金が安いのが一番の魅力です。例えば、ドコモと格安スマホのひとつである楽天モバイルの料金を比較すると、次の通りです。
(税込) | ドコモ(eximo) | 楽天モバイル |
---|---|---|
1GB | 4,565円 (割引適用後:2,178円) | 1,078円 |
2GB | 5,665円 (割引適用後:3,278円) | |
3GB | ||
20GB | 7,315円 (割引適用後:4,928円) | 2,178円 |
無制限 | 3,278円 |
どのデータ通信利用量の部分を見ても、楽天モバイルが大幅に安いのがわかるでしょう。毎月数千円程度の差額がでるため、データ通信の利用量によっては、年間数万円程度の差となります。
スマホの利用料金を少しでも安くしたい人には、格安スマホがおすすめです。
2.プランがシンプルで選びやすい
大手キャリアの料金プランは、複雑で選びにくいと感じたことがある人も多いのではないでしょうか。割引などが豊富な分、結局のところ毎月いくらかかるのかわかりにくくなってしまうこともよくあります。
しかし、格安スマホの場合にはシンプルな料金体系のブランドがほとんどです。自分のデータ通信量を把握していれば、各社の利用料金を比較しやすいでしょう。
複雑な割引を使うよりも、シンプルに料金が安いスマホを選びたい人には、格安スマホが適しています。
3.契約期間に縛りがない場合が多い
格安スマホでは、多くの場合、契約期間に縛りがありません。
大手キャリアのプランには、特定の期間契約を続けないと違約金が発生するものがあります。その代わり料金が割引になるメリットはありますが、契約期間が終了する前に乗り換えたくても乗り換えにくい点はデメリットです。
格安スマホで契約期間の縛りがなく料金も安いプランを選べば、違約金の心配をする必要はありません。違約金を気にしながらスマホの乗り換えを考えるのが煩わしいと感じる人には、格安スマホがおすすめです。
4.豊富なプランや通話オプションから選べる
多くの格安スマホには、豊富な料金プランが用意されています。自分の使い方に合ったプランを選びやすく、ムダな料金を支払わずにスマホの利用が可能です。
また、音声通話をよく利用する人には、通話オプションもおすすめです。かけ放題だけでなく、5分以内の通話無料、月に60分までの通話無料などさまざまなプランがあるため、自分の使い方にあったプランがある格安スマホを選びましょう。
5.使用している端末をそのまま利用できる
格安スマホでは、多くの場合今利用している端末をSIMだけ入れ替えてそのまま利用できます。つまり、使い慣れた端末を変更することなく使い続けながら、料金だけ安いプランに変更できるのです。
スマホの端末を変更するのが嫌で乗り換えを迷っている人も、端末をそのまま使う方法での乗り換えを検討してみてください。ただし、乗り換え先のブランドで端末が動作確認済みとなっているかは契約前に確認しておきましょう。
6.オンラインで手続きを完結できる
大手キャリアでは、契約内容によってはショップでの手続きが必須の場合もあります。しかし格安スマホの場合には、ほとんどがオンラインで手続きを完結できます。
住んでいる場所や仕事の内容によっては、ショップに足を運ぶのが大変な場合もあるでしょう。そんな人は、格安スマホを利用すると便利です。
7.キャンペーンを利用するとお得な場合がある
格安スマホを提供するブランドでは、キャンペーンを実施する場合があります。キャンペーンを活用すると、通常よりもお得に契約できます。
端末を購入したい場合や、新規で格安スマホを契約する場合には、キャンペーンを利用できる可能性が高いでしょう。気になるブランドを見つけたら、契約前にキャンペーン情報を確認するのがおすすめです。
次の記事では、格安SIMのキャンペーンを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
格安SIMのメリット・デメリットについては、次の記事もあわせてご覧ください。
格安スマホはどんな人におすすめ?
格安スマホにはメリットもデメリットもあります。そのため、誰にでもおすすめできるわけではありません。格安スマホをおすすめする人、おすすめしない人の特徴をそれぞれ紹介します。
1.おすすめする人
格安スマホをおすすめできるのは、次のような人です。
- 毎月のスマホ料金を安く済ませたい人
- 契約期間に縛りがないプランを選びたい人
- 大手キャリアのプランは複雑でわかりづらいと感じている人
格安スマホは、料金が安いのが特徴です。そのため、毎月のスマホ料金を安く済ませたいと考えている人には特におすすめです。
また、格安スマホや料金プランがシンプルな傾向があります。契約期間の縛りがないプランを提供するブランドも多いため、大手キャリアのプランがわかりづらいと感じている人や契約期間の縛りがないプランを選びたい人にも適しています。
上記のような人は、ぜひ格安スマホの利用を検討してみてください。
2.おすすめしない人
格安スマホをおすすめしないのは、次のような人です。
- 通信の品質にこだわりたい人
- 初期設定が難しいと感じる人
- 店舗で契約手続きをしたい人
格安スマホは、通信の品質が安定しない傾向があります。そのため、通信の品質にこだわりたい人は大手キャリアのスマホを選ぶのがおすすめです。
また、格安スマホの多くはサポートが手薄な傾向があり、初期設定を自分でしなければなりませんし、店舗での契約手続きができない場合も多くあります。初期設定が難しそうだと感じる人や、店舗で手続きをしたい人には格安スマホはあまり向いていません。
格安スマホ・SIMに乗り換えるならコレ!おすすめ5選
格安スマホ・SIMに乗り換えるのであれば、次のブランドがおすすめです。各ブランドの特徴を詳しく紹介します。
- 楽天モバイル
- ahamo
- LINEMO
- UQモバイル
- ワイモバイル
1.楽天モバイル
出典:楽天モバイル楽天モバイルは、月額3,278円(税込)で無制限にデータ通信を利用できるのが特徴のブランドです。月額1,078円(税込)から利用できるため、データ使用量の少ない人にもおすすめです。
楽天モバイルの料金プランは、次の通りです。
容量 | 価格(税込) |
---|---|
0~3GB | 1,078円 |
3~20GB | 2,178円 |
20GB~無制限 | 3,278円 |
楽天モバイルでは、Rakuten Linkアプリを利用すれば無料で音声通話を利用できます。音声通話の頻度が高い人なら、特にお得に利用できるでしょう。
楽天ポイントが貯まりやすいため、楽天関連のサービスをよく利用する人にもおすすめです。
2.ahamo
出典:ahamoahamoは、ドコモが提供している格安料金プランです。月額2,980円(税込)で20GBの高速データ通信を利用可能です。
ahamoの料金プランは、次の通りです。
容量 | 料金(税込) |
---|---|
20GB | 2,970円 |
さらに、大盛りオプションを契約すれば、月額4,950円(税込)で基本のプランとあわせて100GBの高速データ通信を利用できます。ドコモと同じ回線を利用できるため、高品質な通信を利用できる点もメリットといえるでしょう。
また、ahamoは標準で音声通話が5分無料です。追加料金は必要ありません。短時間の通話をたくさんかけるという人にも、おすすめのブランドです。
3.LINEMO
出典:LINEMO※詳細はLINEMOの公式サイト(https://www.linemo.jp/)でご確認ください
LINEMOは、月額990円(税込)から利用できる格安スマホです。LINEMOの料金表は、次の通りです。
(税込) | LINEMO | |||
---|---|---|---|---|
ベストプラン | ベストプランV | |||
データ容量 | 3GB | 10GB | 20GB | 30GB |
月額料金 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 | 3,960円 |
制限時速度 | 10GB超~15GB→300kbps 15GB超→128kbps | 30GB超~45GB→1Mbps 45GB超→128kbps |
LINEMOでは、LINEをギガフリーで利用できます。テキストメッセージはもちろん、音声通話やビデオ通話もギガフリーで利用可能です。LINEで連絡を取ることが多い人なら、大幅にデータ通信使用量を減らせる可能性があります。通信制限がかかったときでもLINEだけは通常通り利用できる点も安心です。
また、LINEMOはスマホプランはLINEスタンプ プレミアム for LINEMOの対象でもあります。スタンプをたくさん使いたい人にとっても、魅力的なブランドだといえるでしょう。
4.UQモバイル
出典:UQモバイルUQモバイルは、光回線または電気とセットで契約すると家族全員990円(税込)から利用可能な格安スマホです。UQモバイルの料金プランは、次の通りです。
プラン名 | 容量 | 料金(税込) |
---|---|---|
トクトクプラン | 1GB | 990円 |
15GB | 2,178円 | |
コミコミプラン | 20GB+10分以内の通話 | 3,278円 |
ミニミニプラン | 4GB | 1,078円 |
UQモバイルでは、余ったデータを翌月に繰り越しできます。そのため、毎月のデータ使用量に波がある人にもおすすめです。
データ消費ゼロの「節約モード」を利用できるのもUQモバイルの特徴です。速度にこだわらなくても良いと感じるときにはこまめに節約モードに切り替えておけば、データ使用量を減らせます。節約モード中や、高速データ通信容量を使い切った後でも最大1Mbpsの速度で通信可能な点も魅力です。
5.ワイモバイル
出典:ワイモバイル※詳細はワイモバイルの公式サイト(https://www.ymobile.jp/store/)でご確認ください。
ワイモバイルは、シンプルな料金体系が特徴の格安スマホで、月額2,178円(税込)から利用できます。ワイモバイルの料金プランは、次の通りです。
プラン | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
---|---|---|---|
データ容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額料金 (税込) | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
おうち割光セット(A) | -1,100円 | -1,650円 | -1,650円 |
PayPayカード割 | -187円 | -187円 | -187円 |
割引適用後料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
総データ利用量が 1GB/月以下の場合 | - | 1,078円 | 1,078円 |
ワイモバイルでは、家族割引サービスが利用可能です。家族で利用すると、2回線目以降は毎月1,180円の割引を受けられます。Yahoo!プレミアムのサービスを無料で利用できる点も特徴です。
格安スマホに関するQ&A
格安スマホに関するよくある質問を集めました。気になる項目があれば、確認しておきましょう。
- 格安スマホの罠って何ですか?
- 格安スマホにしない理由を教えてください
- 格安スマホを比較するとどこがおすすめ?
- ドコモから格安スマホに乗り換えると後悔する?
Q.格安スマホの罠って何ですか?
格安スマホ自体に罠はありません。しかし、デメリットを知らずに契約してしまうと、罠のように感じてしまうこともあるでしょう。格安スマホを契約する前に、デメリットもきちんと確認しておくのがおすすめです。
Q.格安スマホにしない理由を教えてください
格安スマホにしない理由にはさまざまなものが考えられます。例えば、通信品質にこだわりたい人には格安スマホはおすすめできません。また、初期設定が難しそうだと感じる人や、店舗での手続きをしたい人も、格安スマホは避けた方が良いでしょう。
Q.格安スマホを比較するとどこがおすすめ?
格安スマホを比較した場合、多くの人には楽天モバイルやahamoがおすすめです。ただし、使い方によっておすすめのブランドは異なります。そのため、自分の使い方にどのブランドが合っているのか調べておきましょう。
次の記事では、おすすめの格安スマホを徹底比較して紹介していますので、ぜひご覧ください。
Q.ドコモから格安スマホに乗り換えると後悔する?
ドコモから格安スマホに乗り換えると、通信品質にこだわりたい人や店舗でのサポートをよく利用している人は後悔する可能性があります。現在ドコモを使っている人が格安SIMを利用したいなら、まずはahamoから試してみるのがおすすめです。
ahamoなら、店舗のサービスは利用できないものの、ドコモと同じ回線を使って通信できます。契約手続きも必要なく、料金プランを切り替えるだけで利用できるので、ぜひ試してみてください。
まとめ:格安スマホは正しく選べばメリット大
この記事のまとめ
- 格安スマホにデメリットがあるのは事実
- 格安スマホには多くのメリットもある
- 事前にデメリットを知ってから自分に合うブランドを選ぶのが重要
格安スマホには、さまざまなデメリットがあるのは事実です。例えば、通信が安定しない傾向があり、クレジットカードのみでしか支払いができないブランドが多いのはデメリットといえるでしょう。
しかし一方で、料金が安くなることをはじめとした多くのメリットもあります。また、格安スマホの特徴はブランドによって異なります。事前にデメリットを知った上で自分に合ったブランドを選べば、上手に格安スマホを使いこなせるでしょう。
この記事を参考に、自分に合った格安スマホを選んでみてください。