格安SIMのメリットとデメリットとは|選び方とおすすめ格安SIM4選を徹底解説

格安SIMのメリットとデメリットを紹介します。また、デメリットの対処方法や改善方法を解説しています。その他に格安SIMの選び方やキャリアから乗り換えするときのおすすめな格安SIM4つの特徴や料金プランも紹介します。
格安SIMはキャリアより月額料金が安くなるという理由で乗り換える人もいるでしょう。
しかし、格安SIMに乗り換えを考えている人の中には「料金は安いけれど、スマホを快適に使えるのか」「格安SIMに乗り換えた場合、何か困ることはあるのか」など疑問に思うこともあるのではないでしょうか。
格安SIMは料金が安いこと以外にもメリットがありますが、デメリットもあります。この記事では格安SIMのメリットとデメリット、さらに選び方のポイントとおすすめの格安SIMを紹介します。
▼SIMチェンジではおすすめの格安スマホ・格安SIMを比較しご紹介しています。ぜひご一読ください。
格安SIMのメリット
格安SIMは料金がキャリアに比べて安かったり、料金プランがシンプルだったりします。ここではいくつかのメリットについてみていきます。
1.料金が安い
格安SIMと大手キャリアとではどのくらい月額料金がちがうのか、LINEモバイルとドコモの料金プランで比較してみます。
ドコモ | LINEモバイル | |
---|---|---|
料金プラン名 | ギガライト(3GB) | 音声通話SIM(3GB) |
月額料金 | 4,150円(定期契約なし) | 1,480円 |
ドコモとLINEモバイルの3GBのプランの差は2,670円です。
大手キャリアの月額料金の相場は約6,000~9,000円かかります。それに対して格安SIMは、大手キャリアと同じ条件のプランでも月額料金が半額程度になります。
2.プランがシンプルでわかりやすい
格安SIMのプランはSIMの種類とデータ容量を選ぶだけのため、大手キャリアよりもシンプルです。
たとえば、3GB〇円、10GB〇円などとデータ容量ごとに料金が決まっているケースがほとんどです。
格安SIMの場合の月額基本料金は、「データ通信料+通話料」になります。そこに、かけ放題や端末補償など必要なオプションを追加します。
3.プラン・通話オプションが豊富
格安SIMの料金プランは種類が豊富です。「データSIMプラン」と「音声通話SIMプラン」の2種類のプランから、さらに容量ごとに細かくプランを設けている格安SIMもあります。
LINEモバイルを例に料金プランを説明します。
データ容量 | データSIM(SMSつき) | 音声通話SIM |
---|---|---|
500MB | 600円 | 1,100円 |
3GB | 980円 | 1,480円 |
6GB | 1,700円 | 2,200円 |
12GB | 2,700円 | 3,200円 |
データ容量が500MBから12GBまであるので、自分が使う量に応じてデータ容量のプランを選ぶことができます。
LINEモバイルの場合はSMSつきのデータSIMの料金プランになりますが、格安SIMによってはSMSがオプションで選択できるケースもあります。
また、通話オプションを設けている格安SIMがあります。たとえばUQモバイルでは、通話利用料に合わせて、3つのかけ放題オプションを提供しています。
UQモバイル通話オプション名 | 月額料金 |
---|---|
国内通話かけ放題 | 1,700円 |
国内通話10分かけ放題 | 700円 |
最大60分/月の国内通話が定額 | 500円 |
4.契約期間の縛りがないことが多い
大手キャリアでは2年縛りといった契約期間が設定されている場合が多く、契約更新月以外に他社に乗り換えたり解約したりすると違約金が発生します。
しかし、格安SIMではプランによって違約金自体がなかったり、最低利用期間をすぎれば違約金が発生しなかったりするプランもあるので、別のサービスへ乗り換えがしやすいです。
▼格安SIMの最低利用期間については以下記事で比較しまとめています。
格安SIMのデメリット
格安SIMはキャリアより月額料金が安く、契約期間の縛りがないなどのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。
1.速度が遅い傾向にある
格安SIMは大手キャリアから回線を借りているため、利用者が増えると回線が混雑しやすいです。特に利用者が多い時間帯は速度が遅くなります。
そのため、格安SIMを選ぶときに料金だけではなく速度を重視して選ぶと、比較的安定した速度で利用できます。
また、YouTubeやNetflixなど動画をよく視聴する人は、光回線やモバイルルータなどを組み合わせて利用するのも1つの手です。
2.最新機種を扱っていないことがある
大手キャリアと比較すると、購入できる端末の種類が少なく、最新の端末を扱っていない場合が多いです。
例えばiPhoneの場合取り扱いがなかったり、何世代か前のiPhoneだったりします。最新のiPhoneを利用したい場合は、SIMフリーの端末を購入しましょう。
Androidの場合は、AndroidのSIMフリーの端末を家電量販店やネットなどで購入すると使用できます。
3.店舗が少ない・初期設定する必要がある
格安SIMは月額料金が安い分、人件費削減のためショップの数が少なく、大手キャリアのような対面サポートを実施していないことがあります。
ただし、実店舗が近くにない格安SIMの場合でも、遠隔操作でサポートしてくれたり、サポートセンターに電話して質問できます。
4.電話が使えない期間が出ることがある
格安SIMは店舗での即日契約ができないことも多く、SIMが自宅に郵送されてくるまでの期間はスマホが使えなくなる場合があります。
しかし、実店舗がある格安SIMや家電量販店で販売している格安SIM、さらにネットで申し込む場合も格安SIMが自宅に到着後に自分で切り替えるタイミングを設定できたり、即日MNPできたりと対応が進んでいます。
5.キャリアメールが使えない
キャリアから格安SIMに乗り換えると、ドコモやソフトバンク、auで使用していたキャリアのメールアドレスが使えなくなってしまいます。
キャリアメールが使えなくても、Googleが提供しているGmailや、Yahoo!Japanが提供しているヤフーメールなどのフリーメールを利用する方法があります。
その場合、乗り換える前にキャリアメールで登録しているサービスなどのメールアドレスの変更を行う必要があります。
6.LINEのID検索が使えないことが多い
LINEのID検索機能を使うためには、年齢確認のために大手キャリアのログインページからログインする必要があるため、格安SIMではLINEのID検索ができません。
格安SIMの中でLINEのID検索ができるのはLINEモバイルとワイモバイルです。そのほかの格安SIMの場合は、QRコードで友だち追加を行えます。
7.口座振替できないことが多い
格安SIMはクレジットカード決済のところがほとんどです。口座振替には対応していない場合が多いですが、中には口座振替に対応している格安SIMもいくつかあります。
格安SIM | 条件 |
---|---|
BIGLOBEモバイル | データ通信プランのみ可能 |
楽天モバイル | 端末セット申し込みの場合は不可 |
OCNモバイル | web申し込み後に要電話 |
ワイモバイル | 店舗契約した場合 |
UQモバイル | MNP転入のみ |
▼口座振替が可能な格安SIMについては以下記事をご一読ください。
格安SIMの選び方
格安SIMサービスを選ぶポイントとして、回線、料金、セット契約の3点を軸に解説します。
回線を選ぶ
格安SIMによって選べる回線の種類は異なります。ドコモやau、ソフトバンクの3つの回線の中から利用したい回線を選びます。
現在契約中のキャリア回線と同じ格安SIMにすると、SIMロック解除の必要がありません。キャリアで利用していた端末に、乗り換え先の格安SIMのSIMカードを挿し込んで設定すれば利用ができます。
例えばドコモのスマホを持っている場合は、ドコモ回線が選べる格安SIMを選び、SIMカードを挿し込んで設定するだけです。
しかし、端末によって乗り換え先の格安SIMに対応していない場合があります。
料金プランを選ぶ
料金プランは、音声通話SIM、データSIM(SMS付き)、データSIM(SMSなし)のプランの中から選択し、次にデータ容量の選択をします。
音声通話SIM
大手キャリアと同じような電話番号で通話が可能です。インターネットやショートメッセージ、緊急通報も可能です。
データSIM(SMS付き)
インターネットのみが利用可能で、電話番号での通話はできません。ショートメッセージやSMS認証は可能なプランです。
データSIM(SMSなし)
インターネットのみが利用可能で、電話番号での通話やショートメッセージサービスが利用できません。月額料金は音声通話SIMよりも安く抑えることができます。
データ容量
通信のSIMプランを選んだあとは、1ヶ月で利用するデータ容量を選びます。格安SIMはデータ容量が細かく分けられているものが多く、例えばLINEモバイルなら、500MB、3GB、6GB、12GBの中から選べます。
端末セットかSIMカードのみか選ぶ
大手キャリアで使っていたスマホをそのまま利用する場合はSIMカードのみ、端末とSIMカードを購入したい場合は端末セットを選びます。
セット契約の場合は端末の初期設定が不要です。現在使用している端末をそのまま格安SIMで使用する場合は、動作確認が取れているかを確認しておきましょう。
乗り換えにおすすめの格安SIM
キャリアから格安SIMに乗り換えする場合におすすめの格安SIMの特徴と料金プランを紹介します。
※この記事で紹介する速度は、あくまで理論値です。お住まいの地域や接続環境によって変動しますのでご注意ください。
ワイモバイル
出典:ワイモバイル
ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドです。回線はソフトバンクを利用し、格安SIMでも安定した速度が期待できます。
2020年7月から「スマホベーシックプランM、R」で、月間データ通信量を超過した際の通信速度が最大128kbpsから1Mbpsになりました。
また、スマホベーシックプランでは10分以内の国内通話が無料です。
全国にワイモバイルショップや家電量販店で扱っている店舗が多く、対面で乗り換えの相談や申し込みができます。
ワイモバイルの料金プラン
プラン データ容量 料金 制限時速度 S 3GB 2680円 最大128kbps M 10GB 3680円 最大1Mbps R 14GB 4680円 最大1Mbps ワイモバイルの料金プランは、スマホベーシックプランS/M/Rの3種類です。シンプルに3つしかないので、月にどのくらいギガを使うかで選ぶことができます。
スマホベーシックプランS/M/Rで共通しているのは、(1)「新規割」が適用される点と、(2)10分通話かけ放題がついている点です。
契約から半年間は、「新規割」で月700円割引されます。プランSは月額2,680円なので、新規割を適用すると1,980円で利用可能です。
さらに、全ての料金プランに10分以内の通話かけ放題がついています。普通10分かけ放題は別料金のオプションとなっていることが多いので、無料でついているのはありがたいですね。
プランSとM/Rで異なっているのは、通信制限時の速度です。
通信制限時は最大128kbpsが一般的ですが、プランMとRのみ最大1Mbpsまで速度が出ます。最大1Mbpsあれば、YouTubeの標準画質の動画が視聴可能です。
言い換えると、ギガを使い切っても最大1Mbpsで使い放題になるということです。最大1Mbpsまで出れば色々なことができると思うので、通信制限でイライラすることもなくなりそうですね。
UQモバイル
出典:UQモバイル
UQモバイルはauのサブブランドでau回線を利用した格安SIMです。
「スマホプランR」なら、月間データ通信量を超過したときの通信速度制限が最大1Mbpsに高速化されています。
「節約モード」があり、高速通信から低速通信に切り替えることができます。節約モードを使用すると、データ通信量を消費しないので、SNSやネット検索程度であれば問題なく利用できます。
余ったデータは翌月に繰り越しができるので、データ容量を無駄なく使えます。
UQモバイルの料金プラン
SIMタイプ プラン名 データ容量 月額料金 速度 音声通話SIM スマホプランS 3GB 1980円 節約モード時 最大300kbps スマホプランR 10GB 2980円 節約モード時 最大1Mbps データ無制限プラン 無制限 980円 受信最大225Mbps 送信最大25Mbps データSIM データ高速プラン 3GB 1980円 送受信最大500kbps UQモバイルは音声通話SIMで3種類、データSIMで1種類の料金プランがあります。
他社格安SIMと違い、「節約モード」や送受信で最大速度が異なるのが特徴です。
音声通話SIMは、スマホプランS・スマホプランR・データ無制限プランの3種類です。スマホプランS・Rは、どちらも「節約モード」という機能があります。
節約モードでは、最大通信速度が制限される代わりにどれだけ使ってもデータが消費されません。つまり、節約モードの時はネット使い放題ということです。
スマホプランSは最大300kbps、スマホプランRは最大1Mbpsまで速度が出ます。最大300kbpsの場合、動画視聴や画像の多いSNSの使用は難しいですが、テキストメインのネット閲覧やメールの送受信は問題ありません。
一方最大1Mbpsまで出る場合は、YouTubeの標準画質の動画視聴も可能です。
「データ無制限プラン」は、文字通りデータ通信量無制限で使えるプランとなっています。送受信最大500kbpsという速度制限はありますが、月々1,980円で使い放題なのは格安といえるでしょう。
データSIMは、「データ高速プラン」の1種類です。月間3GBで980円という破格の料金となっています。
音声通話SIM同様、データ高速プランにも通信速度の制限があります。
月間3GBまでは、受信最大225Mbps、送信最大25Mbpsの通信速度です。3GBを超えた場合は、送受信最大200kbpsに制限されます。
一般的な通信制限は最大128kbpsなので、速度制限時よりも若干速いようです。
y.u mobile
出典:y.u mobile
y.u.mobileはヤマダ電機とU-NEXTの合弁会社が運営する格安SIMです。
回線はドコモ回線で、料金プランは1人で使う「シングルプラン」と、家族で使う「シェアプラン」の2種類です。シングルプランのデータ容量は3GBですが、足りない場合は1GBにつき300円でチャージができます。
シェアプランは最大4台までSIMカードを追加して容量をシェアできます。容量が足りないときは、シンプルプランのように1GBにつき300円でチャージが可能です。
U-NEXTの申し込み不要で、U-NEXTで提供しているマンガを購入すると、U-NEXTのポイントが還元されます。貯まったポイントはy.u mobileのデータ容量をチャージするときに使えます。
y.u mobileの料金プラン
料金プラン | SIMタイプ | 料金 | ギガ数 |
---|---|---|---|
シングルプラン | データSIM | 900円 | 3GB |
データSIM(SMS付き) | 1120円 | ||
音声通話SIM | 1690円 | ||
シェアプラン | 音声通話SIM | 5990円 | 20GB |
y.u mobileの料金プランは、大きく分けて2つです。月3GBまで使える「シングルプラン」と、20GBまで使える「シェアプラン」から選べます。
「3GBだと少なすぎるし、20GBだと多すぎる」と思われるかもしれません。ですが、そんな心配は無用です。
y.u mobileは1GBたったの300円でチャージできるので、3GBに1GBづつ必要な分だけギガを追加することができます。大手キャリアでは1GBチャージに1,000円前後もかかるので、y.u mobileは格安といえるでしょう。
また、シェアプランはその名の通り、最大4人でギガを分け合って使うことができます。そのため、スマホとタブレット2台で使ったり、家族と一緒に使ったりすることが可能です。
シングルプランはデータSIM・データSIM(SMS付き)・音声通話SIMの3種類、シェアプランは音声通話SIMの1種類があります。
LINEモバイル
出典:LINEモバイル
LINEモバイルは、LINEが提供している格安SIMです。回線はドコモ、au、ソフトバンクの3回線から選べるので、キャリアから乗り換える場合はSIMロック解除なしで利用できることが多いです。
ほとんどの格安SIMはLINEのID検索に対応していませんが、LINEモバイルの場合はID検索が可能です。
月額基本料金は3回線とも共通で、データ容量が500MBから12GBまであります。データSIMはSMS付きなのでショートメッセージやSMS認証が可能です。
LINEモバイルの月額料金
SIMタイプ データ容量 月額料金 データSIM(SMS付き) 500MB 600円 3GB 980円 6GB 1700円 12GB 2700円 音声通話SIM 500MB 1100円 3GB 1480円 6GB 2200円 12GB 3200円 LINEモバイルはドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアに対応しており、料金はどの回線でも同じです。
料金プランは、(1)SIMタイプ、(2)データ容量、(3)データフリーオプションの3段階で選んでいきます。
- データSIM(SMS付き)
- 音声通話SIM
SIMタイプは、「データSIM(SMS付き)」と「音声通話SIM」の大きく分けて2種類です。以前はSMSが付いていないデータSIMもありましたが、現在は上記2種類となっています。
データSIMは電話番号を使った通話ができないSIM、音声通話SIMはできるSIMと考えてください。電話番号を使った通話なので、LINE電話のようなネット回線を使った通話はデータSIMでも可能です。
どちらのプランにもSMSがついているため、ショートメッセージの送受信ができます。SMSを使った認証はGmailやメルカリといった様々なアプリで必要なので、ありがたいですね。
- 500MB
- 3GB
- 6GB
- 12GB
データSIMを選んだら次はデータ容量です。データ容量は、500MB・3GB・6GB・12GBの4種類から選びます。
データSIM(SMS付き)で最も少ない500MBを選んだ場合、月額料金はたったの600円です。(3)データフリーオプションで詳しくご紹介しますが、LINEモバイルの全料金プランにはLINE使い放題が付いています。
そのため、LINEをメインに使っている方なら500MBでも十分足りるのです。その他、SNS使い放題のオプションもあるため、データ容量はオプションと合わせて選んだ方が良いでしょう。
- LINEデータフリー:0円
- SNSデータフリー:+280円/月
- SNS音楽データフリー:+480円/月
最後は、3種類の中からデータフリーオプションを決めます。
「LINEデータフリー」は、文字通りLINEがデータ通信量ゼロで使えるオプションです。LINEデータフリーは全ての料金プランに無料で付いているため、全プランでLINEが使い放題となっています。
「SNSデータフリー」は、LINE+Twitter+FaceBookが使い放題になるオプションです。「SNS音楽データフリー」は、LINE+Twitter+FaceBook+Instagram+LINE MUSICの5種類が使い放題になります。
SNSをよく使っている人なら、オプションに加入するだけで消費データ量がグンと減るでしょう。そうすれば、契約するデータ容量が減って月々のスマホ代も節約できるはずです。
格安SIMのよくある疑問・質問
格安SIMに乗り換える場合によくある疑問・質問について解説します。
Q.格安SIMは災害時でも使える?
みんなが一斉に利用することで通信速度が遅くなる可能性があります。しかし、データ通信は災害時でも基本的には使うことができます。
ただし、緊急通報を優先させるために通話に制限がかかる場合があります。
緊急地震速報のアラートは格安SIMでも受信できますが、一部のSIMフリースマホは緊急速報を受信しても画面表示や音が鳴らないこともあります。
Q.SMS付きプランのメリットは?
SMSはショートメッセージの送受信だけではなく、会員制のサービスやアプリの本人確認ができます。また、電話番号を知っていてもLINEやメールアドレスを知らない相手への連絡手段として使えます。
また、SMS機能はバッテリーの消費を抑えられるというメリットもあります。
データ通信のみのSIMは通話回線が使えないので、それが原因で電波が悪いとスマホが判断してしまうアンテナピクト問題が発生し、電波を探そうと電池を消費します。
乗り換える前に格安SIMの特徴を知っておこう
格安SIMは、大手キャリアと比較して月額料金が安いものが多いです。また、プラン内容も細かく分けられているものが多いので、使い方やライフスタイルに合ったプランを見つけやすくなっています。
ただし、メリットだけでなくデメリットもあります。例えば、利用者が多い時間帯は通信速度が遅くなることもあります。
また、一部の格安SIMを除いて実店舗を設けていないので、オンラインでの契約がほとんどになります。ただし、その分オペレータに相談できたり、チャット機能などが充実していたりする格安SIMも多いです。
このように格安SIMにはいくつかのデメリットがありますが、対処方法もあるので、使用用途に合わせて選べば上手に料金を節約することができます。