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ワイモバイルとDMMモバイルを徹底比較|料金・通信速度・オプション

更新日:2024.06.10

人気の格安SIMであるY!mobile(ワイモバイル)とDMM mobile(DMMモバイル)を比較しました!月額料金や通信速度、プラン内容などの違いを紹介して、どちらの格安SIMがおすすめなのか紹介します。比較してそれぞれの特長を知り、より自分に合うほうを選びましょう。

ワイモバイルとDMMモバイルをプラン・料金・通信速度・サポート・オプション面から徹底比較しました。人気の格安SIMとして名前が挙がる2つのサービスにはそれぞれ異なる特長があります。どちらもおすすめの格安SIMですが、比較して自分により合っているほうを選んでみてください。

ワイモバイルとDMMモバイルのプラン比較

ワイモバイルとDMMモバイルのプランはどのような違いがあるのでしょうか。まずはそれぞれのプランの特徴を比較してみましょう。

ワイモバイルのプラン

ワイモバイルのプランはとてもシンプルです。3つのスマホ向けプランと2つのデータ通信向けプランがあります。

ワイモバイルのスマホ向けプラン

スマホの基本的なプランは3つで、データ容量が異なる「スマホプランS/M/L」があります。

「スマホプランS/M/L」は2年契約のプランで、契約期間は自動更新となっています。契約期間の縛りがない「スマホベーシックプランS/M/L」もありますが月額料金が割高になるので、お試しで契約してみたい場合を除き、基本的には「スマホプラン」を選ぶのがおすすめです。

スマホプラン、スマホベーシックプランともにS/M/Lでそれぞれ利用できる高速データ容量が異なっています。スマホプランS/M/Lの契約時にデータ増量オプションに加入すると、データ増量無料キャンペーンで2年間無料でデータ容量が増量されます。

スマホ向けプランのデータ容量

  • S:2GB(データ増量オプション適用で3GB)
  • M:6GB(データ増量オプション適用で9GB)
  • L:14GB(データ増量オプション適用で21GB)

データ増量無料キャンペーン適用の場合、2年間はS/3GB、M/9GB、L/21GBになります。ただし25カ月目からはデータ量がそれぞれS:2GB、M:6GB、L:14GBに減ります。

ワイモバイルのプランの大きな特長は、すべてのプランで1回10分以内の国内通話が何度でもかけ放題になること。ほかの格安SIMの多くではかけ放題はオプション扱いとなっているので、大きなメリットの1つです。

また、ほかにはデータ通信専用プランの「データプランS/L」もあります。こちらは3年縛りのプランで、契約期間の縛りがない「データベーシックプランS/L」もあります。高速データ容量はS:1GB、L:7GBです。

なお、「スマホプランS/M/L」または「データプランS/L」を加入すると、最大3枚のUSIMカードが使える「子回線専用プラン(シェアプラン)」を契約できます。親回線が「スマホプランL」か「データプランL」の場合、キャンペーン適用で子回線は基本使用料が無料になります!

キャンペーンの内容、および期間は予告なく変更される場合があります。最新のキャンペーンはワイモバイル公式サイトで確認するようにしてください。

ワイモバイルの料金プランは以下記事で詳しく解説しています。おすすめの料金プランを知りたい方はぜひご一読ください。

DMMモバイルのプラン

DMM mobileには2つのコースがあり、1人で利用する「シングルコース」と、複数枚のSIMカードをシェアできる「シェアコース」があります。

「シングルコース」はデータ通信専用プラン・通話対応プランの2つがあり、いずれもライトプラン(最大通信速度は200Kbps)から20GBの大容量プランまで幅広くデータ容量を選ぶことができます。

「シェアコース」は、以下の4つのプランがあります。

  • データ通信SIM最大3枚のプラン
  • 通話対応SIM1枚+データ通信SIM最大2枚のプラン
  • 通話対応SIM2枚+データ通信SIM最大1枚のプラン
  • 通話対応SIM3枚のプラン

それぞれ8GB、10GB、15GB、20GBからデータ容量を選択できます。プラン変更をすることで1~7GBシェアコースも利用できますが、SIMカード1枚につき追加料が月額300円かかります。

DMM mobileの基本プランにはかけ放題のサービスは付いていないので、必要な方はかけ放題のオプションを付ける必要があります。

なお、DMM mobileには最低利用期間が定められていますが、データSIMの場合は利用開始日を含む月末、通話SIMの場合は利用開始日を含む月の翌月から12カ月後の月末なので、キャリアやワイモバイルよりは短くなっています。

以上のとおり、ワイモバイルは基本プランにかけ放題が付いているので、通話をよく使うという方におすすめです。格安SIMでかけ放題がセットになっているプランがあるところは少ないので、10分以内の短い通話が多い方はぜひ検討してみてください。

一方、DMMモバイルはプランが豊富なので、自分に合ったプランが見つけられます。ライトプランをはじめ、1GB~20GBとかなり細かく展開しているので、シェアコースを活用すれば家族みんなでお得に使えますね。

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ワイモバイルとDMMモバイルの料金比較

続いて、ワイモバイルとDMM mobileそれぞれの料金を比較してみましょう。

ワイモバイルの料金プランとは?

まずはワイモバイルの料金プランを見ていきましょう。ワイモバイルで展開しているすべてのプランは以下のとおりです。

Y!mobile基本月額料金新規割適用
(6カ月間)
おうち割 光セット(A)」または「家族割引サービス」適用高速通信容量SIM枚数
スマホベーシックプランS2,948円(税込)-770円(税込)-550円(税込)4GB/月(2年経過後:3GB/月)最大3枚
スマホベーシックプランM4,048円(税込)12GB/月(2年経過後:9GB/月)最大3枚
スマホベーシックプランR5,148円(税込)17GB/月(2年経過後:14GB/月)最大3枚
「データ増量無料キャンペーン」データ増量オプション(550円(税込)/月)が2年間無料となります。2年経過後は、「データ増量オプション」の料金として、550円(税込)/月がかかります。

スマホプランは2年契約であることはすでに上でも説明しましたが、契約期間中に解約すると契約解除料として9,500円がかかります。契約期間の縛りがないスマホベーシックプランは見てのとおり割高になってしまうので、スマホプランで契約して2年間使い続けることをおすすめします。

10分以内の国内通話が無料になるかけ放題がついていますが、10分超過分は20円/30秒かかります。

なお、すでに上でも簡単に紹介した「子回線専用プラン(シェアプラン)」ですが、具体的な基本使用料は以下のとおりです。

親回線:スマホプランS・データプランS
980円
親回線:スマホプランM・スマホプランR
490円(※)
親回線:スマホプランL・データプランL
0円(※)

※「シェアプランセット割」適用時

ワイモバイルでは、新規規約や機種変更の際に契約事務手数料として3,000円が発生しますが、「シェアプラン」を契約する場合は親回線の「スマホプランS/M/L」などの契約と同時契約することで、「シェアプラン」契約分の契約事務手数料は無料になります。

DMMモバイルの料金プランとは?

続いて、DMM mobileの料金プランを見ていきましょう。DMM mobileで展開しているすべてのプランは以下のとおりです。

シングルコースの格安SIM料金プラン

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シェアコース(データSIMのみ)の格安SIM料金プラン比較

シェアコース(データSIMのみ)基本料金(税込)SIM追加1枚の料金(税込)最大SIM枚数
1GBプラン464円330円/月3枚
2GBプラン847円330円/月3枚
3GBプラン925円330円/月3枚
5GBプラン1,321円330円/月3枚
7GBプラン2,046円330円/月3枚
8GBプラン2,178円0円3枚
10GBプラン2,409円0円3枚
15GBプラン3,608円0円3枚
20GBプラン4,378円0円3枚

シェアコース(1枚以上音声通話SIM)の格安SIM料金プラン比較

シェアコース(1枚以上音声SIM)基本料金(税込)音声対応SIM1枚追加の料金(税込)データSIM1枚追加の料金SMS機能追加1枚の料金(税込)SIM追加1枚の料金(税込)最大SIM枚数
1GBプラン1,386円770円0円165円330円3枚
2GBプラン1,518円770円0円165円330円3枚
3GBプラン1,650円770円0円165円330円3枚
5GBプラン2,101円770円0円165円330円3枚
7GBプラン2,816円770円0円165円330円3枚
8GBプラン2,948円770円0円165円0円3枚
10GBプラン3,179円770円0円165円0円3枚
15GBプラン4,378円770円0円165円0円3枚
20GBプラン5,148円770円0円165円0円3枚

DMM mobileの特長はなんといってもその安さ。試しにワイモバイルとDMM mobileを比較してみましょう。通話SIMの3GBのプランで比べてみると以下のとおりです。

  • ワイモバイル(スマホプランS):1,980円(利用開始翌月から12カ月以降:2,980円)
  • DMM mobile(シングルコース):1,500円

ワイモバイルの「ワンキュッパ割」適用期間でも、DMM mobileのほうが500円近く安いことがわかります。

DMM mobileも新規契約時には契約手数料3,000円、そしてSIM準備料394円/枚がかかります。DMM mobileは日割りが適用されるので、初月の基本使用料は契約日に応じて日割りのプラン料金になります。

また、上述したように最低利用期間も通話SIMで12カ月と短いですが、この期間に解約してしまうと解約手数料‭9,000‬円がかかります

以上のとおり、とにかく安いほうが良いという方にはDMM mobileがおすすめです。月額料金ではワイモバイルはDMM mobileより少し高めですが、キャリアと比べると断然安くなっているので、ワイモバイルが高いというわけではありません。ワイモバイルには、通信速度の速さやサポート体制など魅力もたくさんあります。次章で詳しく見ていきましょう。

ワイモバイルとDMMモバイルの通信速度比較

格安SIMに乗り換える際に不安なのが、通信速度。果たしてワイモバイルとDMM mobileは安定した速度で使えるのでしょうか。

ワイモバイルは安定した速度


出典:格安SIMスピードチェッカー

SIMチェンジの格安SIMスピードチェッカーでは15分ごとに格安SIMの通信速度を自動計測しています。

通信速度の安定性には定評のあるワイモバイルですが、やはりどの時間帯をみても全体の平均より高く非常に安定してます。それもそのはず、ワイモバイルは自社で回線網を所有しているMNO。他の多くの格安SIMはMNOから回線を借りているMVNOです。SoftBankが運営するワイモバイルでは自社回線を使って安定した通信サービスを提供しています。

通常の格安SIMでは、最も混雑するお昼の時間帯は1Mbps以下の場合が多いのですが、ワイモバイルは5Mbps以上を記録。動画などもストレスなく見ることができるでしょう。ただし、通信制限がかかると通常200Kbpsになる格安SIMが多い中、ワイモバイルは128Kbpsと通信制限時の速度がかなり遅くなります。通信制限にかからないように余裕あるプランを選びたいですね。

DMMモバイルは混雑する時間帯は厳しい速度


出典:格安SIMスピードチェッカー

ワイモバイルに比べると少し速度は落ち、やや不安定な印象。しかし、お昼の時間帯は1Mbps以下になってはいるものの、ほかの時間帯は平均を大幅に超えて約5Mbps以上が出ているので、通信速度はほかの格安SIMと比べても遅いというわけではなさそうです。お昼休みなどにスマホをあまり使わなければそこまで不便に感じることはないでしょう。

以上のとおり、MNOで通信速度に定評があるワイモバイルは格安SIMのなかでもトップクラスの安定性と速さをであることがわかりました。DMM mobileも平均よりは速いですが、ワイモバイルには一歩及ばず…。速度を重視するならワイモバイルを選ぶとよさそうです。

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ワイモバイルの通信速度の評判や口コミを知りたい方は以下記事で解説しています。

ワイモバイルとDMMモバイルのサポート比較

スマホを利用するうえで気になるのがサポート体制ですよね。それぞれサポート面ではどうなっているのでしょうか。

ワイモバイルは充実したサポート体制

ワイモバイルは全国にショップが展開されているので、すぐに近くの店舗からサポートを受けられます。いままでの大手キャリアのようなサポートが受けられるため、格安SIM初心者の方には嬉しいですね。

近くの店舗は公式サイトで確認できますが、ショッピングモール内やSoftBankショップに併設で店舗を多く構えています。

DMMモバイルは店舗がない!

店舗がない・店舗をもたない格安SIMは多いですが、実はDMM mobileにも一切実店舗がありません

キャリアから乗り換えたばかりだったり格安SIMが初めてだったりする方は、店舗がないと不便に感じるかもしれません。しかし、公式サイト上で初心者でも分かりやすい使い方サポートを載せていたり、オペレーターとのチャットや電話で問い合わせできたりするので、ある程度自分で設定できる方ならば困ることはないでしょう。

サポート面に関しての大きな違いは店舗があるかないかです。格安SIMが初めてで自分で設定をしたことがなくて不安という方には、店舗数が多いワイモバイルがおすすめです。逆にある程度格安SIMに慣れている方は、ネットですべての手続きが行えるDMM mobileでも問題ないでしょう。

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ワイモバイルとDMMモバイルのオプション比較

格安SIMを上手に使いこなすにはオプションも気になるところ。各社どのようなオプションが用意されているのでしょうか。

かけ放題がお得なワイモバイル

ワイモバイルは、ヤフー連携サービスなど、独自のオプションがあることが特長の格安SIMです。

おすすめのオプション

Enjoyパック:月額500円
ショッピングクーポン毎月500円+お買い物でポイント5倍+パケット500円分がパックになっているオプション
ワイドサポート:月額500円
専用窓口の電話番号にかけることで、専門のアドバイザーがスマホやパソコンなどの操作をサポートしてくれるオプション
スーパーだれとでも定額:月額1,000円
他社を含むすべてのスマホ、ケータイ、固定電話への国内通話が無料になるオプション

Enjoyパックは3つの特典がセットになっているお得なオプションで、「Yahoo!ショッピングで使えるクーポン500円分」+「Yahoo!ショッピングとLOHACOでの買い物でPayPayボーナスライト+5%」+「500円分のパケット料金」の特典が毎月付与されます。

ワイドサポートはスマホ初心者にも安心のオプションで、スマホだけでなくパソコン、周辺機器、アプリ、マルチメディア機器などのあらゆる機器の操作・設定などをサポートしてくれます。遠隔サポートもしてもらえるので、操作がよく分からなくてもこのオプションがあれば安心。

また、長時間通話をするという方には「スーパーだれとでも定額」がお得です。誰とでも何分でも通話が無料となる完全かけ放題なので、1回の通話が10分以上になることが多い方や、たくさんかけないけれど同じ相手と長電話しがちな方などには特におすすめです。

通常、格安SIMのかけ放題は時間制限があるものやIP電話でのかけ放題が多いので、ワイモバイルの「スーパーだれとでも定額」のようなかけ放題はとてもめずらしいと言えるでしょう。

豊富なオプションがあるDMMモバイル

DMM mobileにはさまざまなオプションが用意されていて、自分の用途に合わせて追加することができます。

おすすめのオプション

SNSフリーオプション:月額250円
対象SNS(LINE、Twitter、Facebook、Facebook Messenger、Instagram)は高速データ通信量を消費せずに使えるオプション
10分かけ放題:月額850円
10分以内の国内通話が無料になるオプション
スマート留守電:月額290円
留守番電話の内容を文字にして読めるようにしてくれたり、知らない番号でも相手を教えてくれたりするオプション

SNSフリーオプションは、対象SNSをよく使っているという方にはかなりおすすめできるオプションです。SNSが原因でデータ容量をたくさん消費している方の場合、このオプションをつければ基本プランをより容量の少ないプランに変更することもできるでしょう。

また、通話料が不安という方にはかけ放題オプションがおすすめ。DMMトークアプリからかけるので、10分超過分も10円/30秒とお得になっています。

スマート留守電は普通の留守番電話サービスとは違い、留守番電話のメッセージを文字にして読めるようにしてくれるのが特長です。さらに、590万件以上のデータベースと連携しているため、知らない電話番号だとしても誰からかかってきたかが分かります。仕事上、留守番電話が多い方や、電話に出られないことが多い方には特におすすめです。

自分の使い方に合わせてワイモバイルとDMMモバイルを選ぼう!

ワイモバイルとDMMモバイルを比較しました!それぞれどんな人におすすめかをまとめてみましょう。

ワイモバイルがおすすめな方
通信速度が安定して速いほうがいい
ネットだけじゃなく通話もしたい
店舗があると安心
DMMモバイルがおすすめな方
コスパを重視、安いほうがいい
SNSをよく利用する
ネットでの手続きやショッピングに慣れている

いかがですか?格安SIMに求めるサービス・機能にたいして優先順位をつけ、それに合わせて選ぶといいでしょう。

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