HUAWEI P9 lite VS FREETEL SAMURAI REIのスペックを比較!
3万円弱で購入できるSIMフリースマホ「HUAWEI P9 lite」と「FREETEL SAMURAI REI(麗)」のスペックを比較!2016年注目の格安スマートフォン2機種ですが、スペックやベンチマークテストの違いを徹底的にまとめました!
この記事の目次
3万円弱で購入できるSIMフリースマホ「HUAWEI P9 lite」と「FREETEL SAMURAI REI(麗)」のスペックを比較!2016年注目の格安スマートフォン2機種ですが、スペックやベンチマークテストの違いを徹底的にまとめました!
2016年6月の記事です。
HUAWEI P9 liteとSAMURAI REIのスペック
約3万円弱で購入できるSIMフリースマホとして比較サイトのランキングにも上位に位置する2機種。ディスプレイサイズやオクタコアなど共通する部分は多いですが、違いもあるので詳しくスペックを確認してみましょう。
端末名 | FREETEL SAMURAI REI(麗) | HUAWEI P9 lite |
---|---|---|
メーカー | FREETEL | HUAWEI |
画面サイズ | 5.2インチ FHD, IPS | 5.2インチ FHD |
CPU | MediaTek MT6753 (1.3GHz x 8) | HUAWEI Kirin 650 (4×2.0GHz + 4×1.7GHz) |
OS | Android 6.0(With FREETEL UI) | Android™ 7.0 / Emotion UI 5.0 |
RAM | 2GB | 2GB |
ROM | 32GB | 16GB |
カメラ画質 | 背面:1300万画素 前面:800万画素 | 背面:1300万画素 前面:800万画素 |
micro SD スロット | ○ | ○ |
SIMカード | デュアルSIM(micro / nano) 国内1スロットのみ | デュアルSIM (nanoSIM x 2) 国内1スロットのみ |
通信(LTE) | LTE:Band1/3/7/8/19/20 3G(WCDMA):Band1/6/8/19 2G(GSM):850/900/1800/1900MHz | LTE:1/3/5/7/8/19/28/40 W-CDMA:1/5/6/8/19 4バンドGSM |
Wi-Fi | 802.11a/b/g/n | 802.11b/g/n |
Bluetooth | 4.0 LE対応 | v4.1 |
バッテリー | 2,800mAh | 3,000mAh |
入出力端子 | micro USB | micro USB |
サイズ | 145.8mm×71.5mm×7.2mm | 146.8mm×72.6mm×7.5mm |
重量 | 136g | 147g |
本体カラー | メタルブラック/メタルシルバー/ シャンパンゴールド/ピンクゴールド/ スカイブルー/メタルレッド | ブラック/ホワイト/ゴールド |
HUAWEI P9 liteの優れている点
- CPUのクロック数が2.0GHz
- Antutuベンチマークスコアが5万越え
- 3000mAhの大容量バッテリー
P9 liteの優位点は、単純に「基本性能が高い」ことにあります。SAMURAI REIはMediaTek製のMT6753(1.3GHz)を採用していますが、P9 liteはKirin 650で最大2.0GHzのオクタコアCPUを採用しています。
また発表会ではAntutuベンチマークテストのスコアも比較されており、P9 liteに関しては5万点を超えています。実際に実機でも確認したところ、5万2,000~3,000程度の点数を確認できました。…対するFREETEL REIは約3万7,000点台と、ベンチマークスコアにおける処理能力はHUAWEI P9 liteが上回っていると言えます。
バッテリー性能は公称値で見るとP9 liteが圧勝です。バッテリー容量も3000mAhと多いですし、連続待受時間・連続通話時間共に大幅に上回っています。性能面でみると、全体的にはP9 liteが勝っているといって良いでしょう。
FREETEL SAMURAI REIの優位点
- 軽量・小型
- 内部ストレージ(ROM)が32GB
- WiFiが5GHz帯のIEEE 802.11aに対応
- 選べる豊富なカラー
SAMURAI REI (麗)は本体が138gと軽量設計です。ディスプレイサイズは同等ながら全体的にP9 liteより小さめになっており、サイズ感で言えばREIのほうが小さく持ちやすいと感じるユーザーもいるでしょう。
スペック面ではROMが32GBとP9 liteの2倍になっています。両方microSDカードを利用できるのでそこまで容量に困ることはなさそうですが、より本体にデータを保存するのであればSAMURAI 麗のほうがおすすめ。
WiFi規格では802.11aの5GHz帯にも対応。干渉されにくい無線接続が可能なので、無線LANスポットの利用できる格安SIMや、自宅での固定回線を使ったWiFi接続とも相性は◎。
P9 liteがゴールド、シルバー、ブラックとシンプルな色にまとめているのと比較して、FREETEL麗はピンクゴールドやスカイブルー、7月にはメタルレッドを追加するなど多色展開になっています。
表面上のスペックには見えない特徴とおすすめポイント
ここまではすでに公表されている基本性能の比較をしましたが、ここからはもっと踏み込んでUIやソフトウェアの機能も比べてみます。
Emotion UI(EMUI)とFREETEL UI
両機種Android 6.0 Marshmallowを搭載していますが、カスタムUIを採用しているので、操作感はずいぶんと異なります。
まずはHUAWEIのEmotion UI(EMUI)ですが、通知センターやショートカットはデザインは違えどAndroidのものに近い操作性になっており、上部からスワイプすることで表示できます。
出典:HUAWEI
対するFREETEL UI Ver.1ですが、iPhoneのようにショートカットは下からスワイプすることで使えます。Androidスマホという先入観で実際に操作してみると、かなり驚きます。
出典:FREETEL
このあたりはユーザーの「慣れ」によって馴染んてくる部分かとは思うので好みは分かれそうですが、例えばGoogle Nowランチャーなどがそれに当たります。他社のアプリということで垂直統合性のなさによる動作速度などには改善の余地がありますが、気に入らなければUIを変更をすることができるのはメリット。
HUAWEI P9 liteでもランチャー変更はできますが「設定」→「アプリ」→下の「詳細設定」→「デフォルトアプリの設定」→「ランチャー」の手順を踏む必要があり、設定が少し分かりにくくになっています。カスタマイズの「簡単さ」でいえばFREETEL UIのほうが上といえるかもしれません。
カメラ機能
今回紹介している2機種で、両メーカーとも力を入れているのが「カメラ機能」のソフトウェアです。
HUAWEI P9 liteのプリインカメラは多彩なモードに対応しており、またUIもスワイプするだけの簡単操作なので非常に使いやすいのが特徴です。特に美顔モードの「ビューティー」や、設定を細かく調整することでよりこだわった撮影が可能な「プロモード」など、状況に合わせて写真を撮れる環境が整っています。イメージセンサーにはSONY製を搭載しており、使い方次第でフラグシップ機にも負けない写真撮影が可能です。
(HUAWEIのプリインカメラはUIが非常に使いやすく、撮影モードも多く搭載している)
対するSAMURAI 麗もFREETELカメラというアプリをプリセットしており、マニュアル撮影やビューティーモード、HDRなどに対応。
出典:FREETEL
(フリーテルの新カメラアプリも色々な部分で設定がいじれるようになっている)
両者カメラはおすすめポイントと言えます。
指紋認証センサーはP9 liteがおすすめ
3万円弱の本体価格ながら指紋認証センサーを搭載している両機ですが、総合的にレビューをしてみたところHUAWEI P9 liteのほうがおすすめです。
まずは認証時間、ボタンを押して指を登録するのですが、P9 liteは爆速で完了するのに対し、SAMURAI REIではもたつく場面が見受けられました。
また指紋登録時の画面をみるとAndroid 6.0で標準搭載された指紋認証機能で紹介されていた画面と同じものになっています。Marshmallowアップデートによって指紋認証にはOSレベルで対応しているのでそのまま搭載したような感じになっており、よりカスタマイズされたHUAWEI P9 liteの認証速度や読取性能と比較すると大きく違いがでました。(ちなみに指紋IDの最大登録数は5つで同じです)
(FREETEL麗の認証画面は、Google純正の指紋認証画面?といったところ。指紋認証のユーザビリティは全体的にP9 liteのほうが上と感じた。)
また「FREETELボタン」では指紋認証のほかにもいろんな動作を設定できることを売りにしていますが、実はP9 liteでも認証センサーを長押しやスライドすることで各種機能を起動できます。
あとはボタンの位置がP9 liteは背面、FREETEL 麗はフロントとなっているので、押しやすいほうで選ぶと良いでしょう。
運用におすすめのMVNO・格安SIMは?
両モデルの特徴を比較したところで、運用にお勧めの格安SIM・MVNOについても解説していきます。
DMMモバイル
月額料金の安さが魅力の「DMMモバイル」。選べるデータ容量コースが豊富なので、自分のモバイルデータ利用量に合わせてプランを選ぶことができます。
[table “456” not found /]通話割引や速度切り替えにも対応しているので、価格面だけでなくバランスの取れたSIMカード。今回紹介したHUAWEI P9 liteもセット購入できます。
楽天モバイル
かけ放題も使える格安SIM「楽天モバイル」は、キャンペーンが多く楽天スーパーポイントによる還元などがおすすめのMVNO。
[table “371” not found /]特に端末購入時のキャンペーンが多いので、より安くスマホを購入したいならこちら。
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