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楽天モバイルでテザリングするには|対応端末と設定方法を解説

新しくなった楽天モバイルは、楽天回線エリアでのデータ通信量が無制限であることから、テザリングに使おうと契約する人も多いようです。この記事ではテザリングの概要と楽天モバイルで使う方法、対応している端末と人気端末の対応状況を解説します。

MNOとして新たにサービス提供を開始した楽天モバイルは、楽天回線の場合にデータ通信無制限で利用できる「Rakuten UN-LIMIT」で契約獲得に力を注いでいます。

ユーザーにとってはこのプランは、テザリングを使って様々な用途に応用できるという大きなメリットがあります。

ここでは楽天モバイルでのテザリングについて、その概要と使い方・注意点を解説します。

楽天モバイルはテザリング手数料が無料

テザリングとは、モバイルデータ通信できるスマホなどを経由して、単体では通信のできないパソコンやタブレット、ゲーム機などをインターネットに接続する機能です。

これまで大手キャリアは利用料金を有料としていましたが、ソフトバンクを除くキャリアは2020年春の新プランからはほぼ無料としています。

楽天モバイルの新プラン「Rakuten UN-LIMIT」ではテザリングが無料で利用できます。現在楽天モバイルで端末の動作を保証しテザリングが利用できるとされているものをまとめました。

機種名端末価格申込と同時購入での還元ポイントWi-Fiテザリング可能数
Galaxy A717,000円15,000円相当10台まで
Xperia Ace49,819円15,000円相当10台まで
Galaxy S1090,728円15,000円相当10台まで
Galaxy Note10+115,273円10,000円相当10台まで
AQUOS sense3 plus44,364円11,500円相当10台まで
AQUOS sense3 lite29,819円11,500円相当10台まで
arrows RX29,819円10,000円相当10台まで
Rakuten Mini1円8台まで
HUAWEI nova 5T54,364円10,000円相当8台まで
OPPO A5 202026,182円10,000円相当10台まで
OPPO Reno A 128GB35,273円10,000円相当10台まで

※還元ポイントはキャンペーン終了することあり

楽天モバイルでは上記端末以外にSIMフリー端末も利用できます。しかし、一部の機種は楽天回線での動作が保障されていません。そのためテザリングも利用できない可能性があります。

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テザリングの接続方法は性能も異なる3種類

一口にテザリングといっても、接続方法や性能によって3種類に大別されます。これは楽天モバイルだけでなくほかのキャリアでも同じで、それぞれ状況に合った方法を選ぶ必要があります。

接続方法ごとに通信速度などに違いがある

テザリングは現在、Wi-Fiテザリング、Bluetoothテザリング、USBテザリングがあり、次のような性質があります。

接続方法無線/有線バッテリー消費通信速度セキュリティ同時接続台数
Wi-Fiテザリング無線やや激しい速いやや弱い多い
Bluetoothテザリング無線やや少なめ速い強い1台のみ
USBテザリング有線少ない非常に速い非常に強い1台のみ

これらの違いは接続の方法や仕組みによるもので、一概に「どれが一番いいか」を定めることはできません。

最もポピュラーな「Wi-Fiテザリング」

一般にテザリングというと「Wi-Fiテザリング」が知られています。これは端末をWi-Fiの「ルーター」として利用してほかの機器から無線で接続する方法です。

Wi-Fiテザリングは複数台の端末と同時接続できるので、カフェでパソコンを使いながら携帯ゲームを接続してダウンロードしたり、友だち数人をまとめてネット接続したりすることも可能です。

ただし、ルーターとなる端末は常に接続のための電波を発信し続けるのでバッテリーの消費が激しいこと、通信速度がやや遅くなるといったデメリットもあります。

Wi-Fiテザリングの使い方

Wi-Fiテザリングを使うには、ルーターとなる端末を設定し、次に別端末から接続します。

  1. ルーター端末:設定>ネットワークとインターネット とタップ
  2. ルーター端末:「テザリング」スイッチをON
  3. 別端末:設定>Wi-Fi とタップ
  4. 別端末:Wi-Fi接続先SSIDのうち上記ルーター端末のものをタップ
  5. 別端末:Wi-Fiテザリング用のパスワードを入力

手順5のテザリング用パスワードは、ルーター端末の「Wi-Fiアクセスポイント」を参照します。

パスワードは同じ場所で頻繁に利用する場合、不正接続されないよう一定期間ごとに変更しましょう。

たとえば楽天モバイルオリジナル端末Rakuten miniには、メイン画面に「テザリングアイコン」を表示できます。これをタップすれば自動的にWi-FiテザリングがONとなりすぐに別端末から接続できとても便利です。

Bluetoothテザリング

Bluetoothはパソコンでマウスやキーボード、ポータブルスピーカー、イヤホンなどで採用されている接続方法です。Wi-Fiのような無線接続ですが、1対1で接続するため不正接続されるリスクがありません。

Bluetoothではマウスなどと同じように「ペアリング」でルーター端末と別端末を接続します。言葉のとおり「ペアになる」ため、接続している間はほかの端末とペアリングできないため不正利用もされません。

Wi-Fiと比べると接続できる範囲は限られている分、バッテリーの消耗が少ないというメリットがあります。使い方によっては、接続したまま朝から夕方までしっかりカバーできる場合もあります。

Bluetoothテザリングの使い方

ルーター端末を設定し、次に別端末から接続します。具体的な手順は同じAndroid端末でも異なりますが、およそ次のような流れで設定します。

  1. ルーター端末:BluetoothをON(別端末とペアリングするための準備)
  2. 別端末:設定>Bluetooth>(ルーター端末の名前) とタップ
  3. ルーター端末・別端末:ペアリング設定用のパスコードを「承諾」する

USBテザリング

USBテザリングは、この中で唯一USBケーブルを使った有線での接続方法です。そのため、ルーター端末と別端末がどちらもケーブルの長さの範囲内にある必要があり、使い方が制限されます。

有線のメリットとして、電波を発信する必要がなくバッテリーの消費を抑え、ケーブルでしっかり接続するため通信速度が速く高いセキュリティがあるということがあげられます。

また、ノートパソコンなど大容量バッテリーを搭載した別端末と接続すれば、ルーター端末を充電しながら通信することも可能です。

より長時間、安定した通信が必要な場合におすすめのテザリング方法といえます。

テザリングに対応している楽天モバイル端末

テザリングは、端末が楽天回線に対応していなければ利用できません。

ここでは楽天モバイルで販売している端末以外でテザリングが使えるAndroid端末を中心に解説します。

楽天モバイルでテザリングが使えるAndroid端末

楽天モバイルでは、現在販売している楽天回線対応の端末とSIMフリー端末、旧楽天モバイルで取り扱っていた端末のほとんどは利用できますが、それ以外の端末は機能が制限されるか利用できないとされています。

とくにドコモ・au・ソフトバンクが販売していた端末は、一部にデータ通信やSMSが使用できるものがあるものの、ほとんどが楽天回線とパートナー回線の自動切り替えができず、使いづらくなっています。

これはテザリングを利用する場合には大きなデメリットです。新しく楽天回線対応の端末を利用することをおすすめします。

テザリングのためのAPN設定

テザリングを利用するには、本来APN設定によってインターネット接続する通信事業者を指定する必要があります。楽天モバイルで同時申込で購入した端末なら既に設定されており、自動で適用されすぐに利用できます。

それ以外で手に入れた端末は次のような手順でAPNを設定します。

  1. 端末の設定>そのほか>モバイルネットワーク とタップ
  2. 「アクセスポイント名」をタップ
  3. 画面下の「メニュー」をタップして「新しいAPN」をタップ
  4. 下の表の通りに入力し保存して完了
APN名楽天(rakuten.jp)
APNrakuten.jp
MCC440
MNC11
APNタイプdefault,supl
APNプロトコルIPv4/IPv6
APNローミングプロトコルIPv4/IPv6
PDPタイプIPv4/IPv6

ドコモで購入したAndroid端末はテザリング不可

ドコモで購入したAndroid端末は特殊です。テザリング利用の際のAPNの設定が自動的にドコモ回線でしか使えない「dcmtrg.ne.jp」に切り替わってしまうため、楽天モバイルでのテザリングは利用できません。

楽天モバイルではiPhoneの動作保証はされていない

テザリングに限らず、iPhoneを楽天モバイルで使いたいというユーザーは多いでしょう。しかし、残念ながら楽天モバイルはiPhoneシリーズでの動作を保証していません。

公式Webサイトで公表されている対応状況でも、iPhone XR以降に発売されたシリーズではデータ通信・音声通話・楽天回線でのSMSの利用ができますが、それ以外のシリーズは利用できないとされています。

大きなデメリットは、楽天回線とパートナー回線が自動で切り替わらないこと、パートナー回線でのSMSが利用できないことです。楽天回線エリアが限られている現在はかなり使い方が限定されてしまいます。

iPhoneでテザリングを使う方法

iPhoneでテザリングを使う場合は次の手順で設定します。

  1. 設定>一般>情報>キャリア設定アップデート とタップしアップデートする
  2. 設定>モバイル通信>モバイルデータ通信ネットワーク とタップ
  3. 「APN」をタップ
  4. モバイルデータ通信とインターネット共有のAPNを「rakuten.jp」と入力
  5. 設定>インターネット共有 とタップ
  6. 「ほかの人の接続を許可」スイッチをON

別端末からは、テザリング用のパスワードの入力も必要です。

楽天モバイルでテザリングを使うときの注意点

楽天モバイルでテザリングを使うときの注意点を紹介します。

パートナー回線での利用は通信量に制限がある

楽天が独自で持つ回線のサービスエリアはかなり限定的です。MNOとしてのサービスエリアを確保するため、楽天回線の届かないエリアをau回線でカバーしています。

au回線は「パートナー回線」と呼ばれ、楽天がauから借りている回線であるためデータ通信量が無制限とはならず、月あたり高速通信できるのは5GBまでとされています。

楽天モバイルが通信量に制限のあるパートナー回線を併用している限り、テザリングでも知らないうちにパートナー回線に接続し、通信量を消費してしまい速度が遅くなる可能性があります。

5GBを超えても速度は「最大1Mbps」と比較的高速で、これはほかのキャリアの多くが最大128kbpsまで下がることを考えると良心的で通常のサイト閲覧やメール程度なら充分利用可能です。

しかし、ダウンロードや高画質の動画視聴、画像の読み込みなどは重くなり快適とはいえない速度です。

利用し始めた時点では楽天回線に接続していても、その後の受信状況によってパートナー回線に切り替わることも充分あり得ます。

楽天モバイルで動作が保証されているほとんどの端末が、受信状況によって楽天回線とパートナー回線を自動で切り替えるため、テザリングで今どちらに接続しているかを把握しておくようにしましょう。

接続回線を確認する方法

今接続している回線がどちらかを知るには、Android端末であればアプリ「my楽天モバイル」を使います。

my楽天モバイルアプリを立ち上げると、画面には自分の電話番号の下に接続中の回線名が表示されます。「楽天回線エリア」なら楽天回線に、「パートナー回線エリア」であればパートナー回線に接続しています。

iPhoneにはそもそもiOSにmy楽天モバイルアプリはありません。そのため次のような方法を使います。

  1. 電話アプリから「*3001#12345#*」と入力して発信
  2. メインメニューの「LTE」をタップ
  3. 次画面で「Saceing Cell Info」をタップ
  4. 画面の「freg_band_ind」の値を確認

この値が「3」なら楽天回線に、「18」ならパートナー回線に接続していることを示しています。

スマホのバッテリー消費が激しい

中でも簡単な操作で無線接続できるWi-Fiテザリングは便利ですが、ONにしている間はずっとWi-Fi接続できること知らせる電波を周囲に発信するため、バッテリーを激しく消耗します。

消費の少ないUSBテザリングを利用すればかなり抑えられますが、ケーブルを持ち歩く必要があるなど面倒もあります。

バッテリー切れに備えてモバイルバッテリーを常に携帯するなどの対策を取る必要があります。

テザリングメインならモバイルWi-Fiルーターを検討してみよう

楽天モバイルは月額料金が2,980円(当初の1年間は無料)と安いので、テザリングをメインとして契約するユーザーも多いでしょう。

もしも音声通話を利用せずテザリングだけをデータ通信量無制限で使う場合は、モバイルWi-Fi専門のプロバイダという選択肢も検討する価値があります。

プロバイダはカシモWiMAXがおすすめ

出典:カシモWiMAX

現在モバイルWi-Fiで人気が高いのは、人口カバー率99%以上の「WiMAX(ワイマックス)」のモバイル回線を使ったプロバイダ、カシモWiMAXです。

カシモWiMAX楽天モバイル
月額料金1,380円〜3,580円2,980円
月あたりのデータ通信量制限全WiMAXエリア:無制限楽天回線:無制限 パートナー回線:5GB
端末代金無料(買い切り)1円〜115,273円
Wi-Fiテザリング同時接続数16台まで可能8台または10台まで

カシモWiMAXの場合、接続回線をチェックする必要がなく広いWiMAXエリア内のどこでも通信量無制限です。Wi-Fiテザリングなら最新機種で最大16台まで同時接続できるのでグループでの使用も可能です。

モバイルWi-Fi端末はスマホと違って高精細なディスプレイがないため、バッテリー持ちもよいです。

端末代金が無料であることもメリットが大きく非常にお得です。

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楽天モバイルのテザリングは利用回線に注意して使おう

楽天モバイルのテザリングをおさらいすると、ポイントは次の3つです。

  • テザリングの種類を正しく知って適切なものを選ぶ
  • パートナー回線での高速通信は5GBまでなので接続回線を随時確認する
  • テザリングの回数が多い人はモバイルWi-Fiルーターを検討してみる

テザリングの接続種類を知り、状況によって接続方法を変えることで、通信量やバッテリーの持ちをよくできます。

また、パートナー回線と楽天モバイルの回線は自動で切り替わるため、都度状況を確認しておくことが大切です。

通信データのみのプランでテザリングの回数が多い人は、結果的にモバイルWi-Fiルーターの方がより多くのメリットを得られることがあるため、プラン料金や端末代などを比較して検討してみることもおすすめです。

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