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楽天モバイルiPhoneはいつから円安値上げ?キャンペーンで値下げはある?

更新日:2024.01.25

楽天モバイルでは、料金プランとiPhoneの販売価格を相次いで値上げしました。どのくらい値上げしたのか、他社との料金の違いも徹底比較します。値上げ後も楽天モバイルをおすすめできる人と、できない人についても確認しておきましょう。

楽天モバイルは1GBまで0円運用ができましたが、2022年7月から「Rakuten UN-LIMIT VII」が開始(さらに2023年6月から新プラン「最強プラン」が開始)し、事実上の値上げとなりました。

また円安の影響により、楽天モバイルで販売されているiPhoneの端末価格も7月8日より値上がりしています。

度重なる値上げで、楽天モバイルを今後利用するべきなのか、悩む人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、どのくらい値上がりしたのか他社と比較し、値上げしても楽天モバイルはおすすめなのか詳しく解説します。

楽天モバイルのiPhone値上げ

楽天モバイルでは2022年7月8日9時より、販売中のiPhone端末が全て値上げされました。

しかし、7月22日から「iPhone対象機種特価キャンペーン」が始まり、値上げ後の価格から割引されているため、4キャリアの中で最安値を誇っています。

「iPhone対象機種特価キャンペーン」の終了日は未定で、新規・機種変更問わず1人1回まで適用されます。他3キャリアでの購入を考えている人は、楽天モバイルでiPhoneを購入しましょう。

(税込)値上げ後

キャンペーン価格
値上げ前
iPhone 13 Pro Max
128GB
167,800円

159,800円
134,800円
iPhone 13 Pro Max
256GB
183,800円

174,810円
146,800円
iPhone 13 Pro Max
512GB
215,800円

204,800円
170,800円
iPhone 13 Pro Max
1TB
246,800円

234,800円
194,800円
iPhone 13 Pro
128GB
153,800円

144,800円
122,800円
iPhone 13 Pro
256GB
167,800円

159,800円
134,800円
iPhone 13 Pro
512GB
199,800円

189,800円
158,800円
iPhone 13 Pro
1TB
230,800円

219,800円
182,800円
iPhone 13
128GB
123,800円

108,900円
96,470円
iPhone 13
256GB
139,800円

123,900円
108,180円
iPhone 13
512GB
171,800円

153,910円
131,620円
iPhone 13 mini
128GB
104,800円

93,900円
78,400円
iPhone 13 mini
256GB
120,800円

108,900円
96,400円
iPhone 13 mini
512GB
153,800円

138,900円
119,900円
iPhone SE(第3世代)
64GB
66,800円

62,800円
57,800円
iPhone SE(第3世代)
128GB
73,800円

69,800円
63,800円
iPhone SE(第3世代)
256GB
89,800円

84,800円
76,800円
iPhone 12
64GB
107,800円

93,900円
77,440円
iPhone 12
128GB
115,800円

100,900円
82,380円
iPhone 12 256GB131,800円

115,900円
94,800円

次に、楽天モバイルのiPhoneは他社と比べて高いのか比較してみましょう。

「iPhone13シリーズ」「iPhone12シリーズ」「iPhone SE(第3世代)シリーズ」の3つに分けて、以下の9社と比べます。

  • Apple公式
  • ドコモ
  • au
  • ソフトバンク
  • UQモバイル
  • ワイモバイル
  • マイネオ
  • OCNモバイルONE
  • IIJmio

1.iPhone13シリーズ

楽天モバイルで販売されている「iPhone 13」「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」「iPhone 13 mini」の価格を、他社と比べました。

iPhone 13128GB256GB512GB
楽天モバイル108,900円123,900円153,910円
Apple公式107,800円122,800円152,800円
ドコモ138,380円158,180円199,430円
au127,495円144,870円179,700円
ソフトバンク138,240円155,520円190,800円
UQモバイル
ワイモバイル
mineo102,168円114,312円138,600円
OCNモバイルONE112,310円
IIJmio116,980円(中古品)

iPhone 13 Pro128GB256GB512GB1TB
楽天モバイル144,800円159,800円189,800円219,800円
Apple公式
ドコモ172,810円195,030円232,650円267,410円
au168,720円186,070円221,130円256,065円
ソフトバンク169,920円187,200円222,480円257,760円
UQモバイル
ワイモバイル
mineo
OCNモバイルONE
IIJmio

iPhone 13 Pro Max128GB256GB512GB1TB
楽天モバイル159,800円174,810円204,800円234,800円
Apple公式
ドコモ
au160,040円175,055円205,070円235,085円
ソフトバンク187,200円205,200円240,480円275,760円
UQモバイル
ワイモバイル
mineo
OCNモバイルONE
IIJmio

iPhone 13 mini128GB256GB512GB
楽天モバイル 93,900円108,900円138,900円
Apple公式92,800円107,800円137,800円
ドコモ116,710円140,800円176,660円
au109,755円127,110円162,165円
ソフトバンク116,640円136,640円169,920円
UQモバイル
ワイモバイル
mineo
OCNモバイルONE94,710円
IIJmio

iPhone13シリーズは楽天モバイルとドコモ・au・ソフトバンクすべての会社で販売しています(ドコモのiPhone 13 Pro Maxは除く)。

格安SIMではmineo・OCNモバイルONEが取り扱っています。IIJmioは中古のiPhoneです。

「iPhone 13 Pro」「iPhone 13 Pro Max」は格安SIMでは取り扱いがなく、楽天モバイルが最安となっています。

iPhone13シリーズは携帯会社や機種・容量によって価格が異なるので、自分がほしい端末はどこが一番安いか、しっかりチェックしましょう。

2.iPhone12シリーズ

「iPhone 12」の価格を、楽天モバイルと他社で比べてみました。

iPhone 1264GB128GB258GB
楽天モバイル102,800円109,800円124,800円
Apple公式92,800円99,800円114,800円
ドコモ
au111,855円118,420円134,830円
ソフトバンク111,600円119,520円
UQモバイル94,255円100,820円
ワイモバイル116,000円119,520円135,360円
mineo92,136円97,152円
OCNモバイルONE90,090円95,810円107,910円
IIJmio84,800円(中古品)92,000円(中古品)

iPhone12シリーズはドコモのみ取り扱いを終了し、その他ではほとんどの会社で販売しています。

iPhone12を探している人は、OCNモバイルONEやIIJmioを検討してはいかがでしょうか。

3.iPhone SE(第3世代)シリーズ

iPhone SE(第3世代)シリーズの価格を、楽天モバイルと他社で比べてみました。

iPhone SE(第3世代)64GB128GB258GB
楽天モバイル62,800円69,800円84,800円
Apple公式62,800円69,800円84,800円
ドコモ
au70,935円82,190円103,415円
ソフトバンク73,440円81,360円99,360円
UQモバイル53,335円64,590円85,815円
ワイモバイル73,440円81,360円99,360円
mineo
OCNモバイルONE63,250円72,930円89,870円
IIJmio49,980円(中古品)

IIJmioが「iPhone SE(第3世代)64GB」の中古未使用品を49,980円(税込)で販売していますが、新品を購入するならApple公式と楽天モバイルが最安という結果でした。

新品が欲しい人は楽天モバイル、中古品が安く欲しい人はIIJmioを検討してみましょう。

値上げしたiPhoneを楽天モバイルで安く使う方法

iPhoneを楽天モバイルで安く使う方法は3つあります。

iPhoneを楽天モバイルで安く使う方法

  • SIMフリー端末を購入する
  • キャンペーンを利用する
  • 中古のiPhoneを購入する

方法1.SIMフリー端末を購入する

楽天モバイルで販売しているiPhoneは、いずれもSIMフリー端末です。

他社でもSIMフリーのiPhoneを販売していますが、楽天モバイルなら今現在「iPhone対象機種特価キャンペーン」により、安く購入できる場合が多いでしょう。

機種によっては格安SIMのほうが安い場合もあります。ほしい端末がいくらで販売されているか、購入前に何社か比較するといいでしょう。

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方法2.キャンペーンを利用する

楽天モバイルのキャンペーンでは現在iPhoneを購入して新規で加入すると、最大24,000円相当のポイントが還元されます。

「iPhone13 128GB」であれば通常117,800円(税込)ですが、ポイント還元により実質93,800円(税込)で購入できます。

対象となるのは、2020年4月以降楽天モバイルに初めて申し込む人で、ポイント還元を受けられるのは1人1台までです。楽天モバイルが初めての人や、2020年4月以降申込みがない人は、この機会を利用してお得に購入がおすすめです。

方法3.中古のiPhoneを購入する

中古のiPhoneを安く購入し、楽天モバイルの回線を契約して使う方法もあります。中古販売店やオークションで出品されているので、気になる機種を探してみましょう。

楽天市場やAmazonなどでも、「整備済み品」として中古のiPhoneが販売されています。楽天市場ならiPhoneの購入でポイントが貯まり、そのポイントを楽天モバイルの料金にも充てられ一石二鳥です。

ただしオークションや中古販売店で購入する場合は、端末によりSIMロックやネットワーク利用制限がかけられている可能性があります。安心できる店舗を選び、制限がかかっていないか購入前にしっかり確認しましょう。

楽天モバイル料金プランの値上げ

楽天モバイルの料金プランは、2023年6月1日より従来の「Rakuten UN-LIMIT VII」から「最強プラン」に移行しました。

容量価格(税込)
0~3GB1,078円
3~20GB2,178円
20GB~無制限3,278円

以前の楽天モバイルは0円で利用できていた時もありましたが、現行の最強プランでは0GB~3GB利用で1,078円(税込)となっています。

新規加入の人を始め、既存のユーザーも対象なので、今後0円で楽天モバイルを持ち続けることは残念ながらできません。

今までも1GB以上使っていた方は何も変更ありません。

1.他キャリアプランと比較

楽天モバイルの基本料金分は事実上の値上げとなりましたが、他社のプランと比べても高いのでしょうか。

ドコモ・au・ソフトバンクの3大キャリアと、楽天モバイルの料金を比較してみました。

(税込)0GB~1GB以内1GB~3GB以内3GB~20GB以内20GB以上
楽天モバイル1,078円1,078円2,178円3,278円
ドコモ3,465円
(ギガライト)
4,565円
(ギガライト)
7,315円
(5Gギガホプレミア)
7,315円
(5Gギガホプレミア)
au3,465円
(ピタットプラン)
5,115円
(ピタットプラン)
7,238円
(使い放題MAX)
7,238円
(使い放題MAX)
ソフトバンク3,278円
(ミニフィットプラン+)
4,378円
(ミニフィットプラン+ 2GB)
5,478円
(ミニフィットプラン+ 3GB)
7,238円
(メリハリ無制限)
7,238円
(メリハリ無制限)

大手キャリアと楽天モバイルを比較した結果、どのデータ量でも楽天モバイルが最安でした。

大手キャリアでは自社回線や家族割などの値引きサービスがありますが、それらを考慮しても割引なしも楽天モバイルのほうが安くなります。

楽天モバイルは値上げした後でも、スマホ代を安くするための乗り換え先として有力な候補となるでしょう。

2.他キャリアの格安プランと比較

ahamo・povo・LINEMOと楽天モバイルの料金を比較してみました。

(税込)0GB~1GB以内1GB~3GB以内3GB~20GB以内20GB以上
楽天モバイル1,078円1,078円2,178円3,278円
ahamo2,970円2,970円2,970円4,950円
(大盛りオプション)
povo390円990円2,700円6,490円
(60GB)
LINEMO990円990円2,728円

楽天モバイルと格安プランを比較すると、データ容量によっては格安プランのほうが安くなります。3GB以上使う場合は楽天モバイルが安いです。

中でもpovoは0GB~1GB以内で390円(税込)、1GB~3GB以内で990円(税込)で、比較した中では最安です。使いたい分だけデータ量のトッピングを購入する仕組みになっており、高速通信や通話を使わなければ、0円で維持することもできます。

そのため、0円で持ち続けられる回線を探している人は、povoがおすすめです。ただし180日に1回トッピングの購入、または660円(税込)以上の通話をしないと利用停止になるので、半年に1回は料金を発生させる必要があります。

3.格安SIMプランと比較

比較したのはmineo・IIJmio・ワイモバイル・UQモバイル・OCNモバイルONEです。

携帯会社0GB~1GB以内1GB~3GB以内3GB~20GB以内20GB以上
楽天モバイル1,078円1,078円2,178円3,278円
mineo1,298円1,518円1,518円(5GB)
1,958円(10GB)
2,178円(20GB)
990円(最大1.5Mbps)
2,200円(最大3Mbps)
IIJmio850円(2GB)990円(4GB)1,500円(8GB)
1,800円(15GB)
2,000円(20GB)
ワイモバイル2,178円2,178円3,278円(15GB)4,158円(25GB)
UQモバイル1,628円1,628円2,728円(15GB)3,828円(25GB)
OCNモバイルONE550円(500MB)
770円(1GB)
990円1,320円(6GB)
1,760円(10GB)

格安SIMでは会社によってプランの容量が違いますが、0~20GB以内ではIIJmioが最安という結果になりました。IIJmioは990円(税込)で4GBも使えるので、「そこそこの通信量を安く使いたい」という人に向いています。

毎月無制限でデータをたくさん使いたい人は、mineoのマイそくプレミアムが2,200円(税込)で最安です。ただし平日の12時台は最大32kbpsとかなり遅く、3日間で10GB以上使うと制限がかかります。

その点楽天モバイルは、どれだけ使っても通信制限はかかりません。快適な速度のまま、お手頃価格でデータが使い放題になるのは、楽天モバイルの大きな強みと言えるでしょう。

値上げしても楽天モバイルはおすすめ?

楽天モバイルは値上げしても十分安く、おすすめできるキャリアです。ただし使い方によっては、おすすめできない場合もあります。

おすすめできる人とできない人を、それぞれ詳しく解説します。

1.おすすめできる人

  • 毎月1GB以上データ容量を使う
  • 毎月残りの容量を気にせず使いたい
  • テザリングを使いたい

楽天モバイルは0GB~1GBが無料ではなくなりましたが、それ以外の料金は値上がりしておらず今まで通りです。そのため、楽天モバイルで1GB以上使う人には、引き続きおすすめできます。

また、楽天モバイルの料金はテザリングの料金も含まれます。ドコモ・au・ソフトバンクでテザリング込みで使い放題のプランは7,000円以上かかりますが、楽天モバイルなら半額以下の3,278円(税込)です。

楽天回線エリア内ならいくら使っても通信制限はかからないので、使い過ぎを心配する必要もありません。テレワークでテザリングを使う人や、毎月たくさん動画やゲームを楽しみたい人も、楽天モバイルがおすすめです。

2.おすすめしない人

  • 0円運用したい
  • サブ回線として0円で維持したい

楽天モバイルで毎月1GB以内に抑えて0円運用したい人は、2022年10月以降できなくなりました。

今後は1GB以内でも1,078円(税込)の支払いが発生するため、困る人は乗り換えを検討したほうがよいでしょう。

また楽天モバイルをサブ回線として無料で維持したい人にも、残念ながら楽天モバイルはおすすめできません。

以前は楽天モバイルを0円で維持できて、さらに楽天市場でポイントが+1倍になるメリットがありました。ですが現在では維持費が1,078円(税込)かかります。

楽天市場では+2倍付与に改善されたものの、1,078円(税込)の元を取るためには毎月53,900円以上楽天市場で使う必要があります。

そのためサブ回線として持ちたい人は、0円で維持できるpovoがおすすめです。ただし利用停止の危険があるため、180日に1回はトッピングの購入、または660円(税込)以上の通話をしましょう。

楽天モバイルの値上げに関するQ&A

楽天モバイルの値上げに伴い、様々な疑問や不安があるのではないでしょうか。楽天モバイルの値上げに関するQ&Aを紹介します。

Q.値上げはいつから?

楽天モバイルでは2022年7月1日から料金プランの移行により、1GB以内の利用が0円から1,078円(税込)に値上げされました。

iPhoneも円安の影響により7月8日9時よりすべて値上がりしましたが、7月22日に始まったキャンペーンにより、4キャリアの中では最安です。

Q.今すぐ解約するべき?

楽天モバイルが値上がりしたのは0GB~1GBの料金のみです。そのため、今まで楽天モバイルで1GB以上使っていた人は、解約する必要はありません。

Q.今から契約しても大丈夫?

1GB以上使う人なら今までと基本料金は変わらないので、おすすめできます。

ただし1GB以内しか使わない人は要注意です。全く使わなくても1,078円(税込)かかるので、他社の格安SIMを選んだほうが安くなる場合もあります。

Q.iPhoneはどのくらい高くなった?

端末により異なりますが、9,000円~52,000円値上がりしました。ただ現在はキャンペーン価格で、他の携帯会社と比べて安くなっています。

キャンペーンの終了日は未定でいつ終了するかわからないので、ほしい人は早めの購入がおすすめです。



楽天モバイルの値上げまとめ

lady

楽天モバイルは、基本料金とiPhoneの両方が一気に値上がりしたため、改悪したと感じるかもしれません。

しかしiPhoneはキャンペーンによって、4キャリア内で最安です。また、1GB以上使っていた人は料金に変更はありません。

この記事で分かったこと

  • 楽天モバイルの値上げはデータ使用量が1GB未満の人だけに影響
  • 楽天モバイルのiPhone値上げは円安影響
  • 毎月1GB以上使う人は楽天モバイルがおすすめ

値上げした後も楽天モバイルがおすすめかどうかは、使い方によって違います。0円で使い続けたい人は残念ながら乗り換えを推奨しますが、それ以外の人は慌てて解約する必要はないでしょう。

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