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au ガラホではどの格安SIMが一番お得に使える?

更新日:2021.02.08

auから販売されているガラホはガラケー層からの人気が高いようです。LINEなどのSNSが使え、バッテリーの持ちが良いので、買い替える人もちらほら……。そんなauのガラホは格安SIMでも運用できるのをご存知ですか?どこの格安SIMで使うのが一番オトクか調査してみました。

auから販売されているガラホ、特に「AQUOS K」シリーズはガラケー層からの人気が高いようです。LINEなどのSNSが使え、スマホよりもバッテリーの持ちが良いので、スマホではなくあえてガラホを選ぶ人も。2019年3月末現在、auでは9機種のガラホを取り扱っています。

ところで、ガラホは格安SIMでも運用できるのでしょうか?そこで、auガラホは格安SIMで利用できるのか、どの格安SIMで使うのが一番オトクなのかを調査してみました。

auのガラホとは?

まずはauのガラホがどんな物か説明しましょう。

ガラホとは?

ガラホとは今までのガラケーと呼ばれる2つ折り携帯電話の形を踏襲し、中身はスマートフォンの機能を備えたハイブリッド携帯電話なのです。

出典:au

見た目はこのとおりガラケーです。しかし中にはAndroid OSを搭載し、スマートフォンでおなじみのアプリが使えます。

アプリは何が使える?

使えるアプリはLINEを標準搭載し、FacebookやTwitterも使えるように設計されています。しかし、Google Playからのアプリインストールはできません。アプリはすべてauスマートパスからダウンロードして使うようになってまいす。

本体価格は?

本体価格は機種によって異なりますが、3万円〜4万円台が多いようです。

どんな機種がある?

現在販売されている機種は下記のとおりです。

  • GRATINA 4G KYF34
  • かんたんケータイ KYF32
  • TORQUE X01 KYF33
  • かんたんケータイ KYF36
  • MARVERA KYF35
  • GRATINA KYF37
  • かんたんケータイ KYF38
  • INFOBAR xv(KYF39)
  • AQUOS K SHF34

専用料金プランがある

auにはガラケー向けの料金プランがあります。

ケータイ(4G LTE)の料金プラン

ケータイの料金プランは大きく分けて2つあります。かけ放題が付いたプランと、無料通話分が含まれたプランです。

かけ放題付き
カケホ(ケータイ)
スーパーカケホ(ケータイ)
無料通話分付き
VKプランS
VKプラン
VKプランM

ケータイ(4G LTE)のデータ定額

料金プランと組み合わせて利用するデータ定額は大きく3つあります。上記で紹介した料金プランと組み合わせ可能なデータ定額が決められています。

ダブル定額(ケータイ)
VKプランと組み合わせ可能
データ定額サービス(ケータイ)
スーパーカケホ(ケータイ)かカケホ(ケータイ)と組み合わせ可能
ダブル定額Z(ケータイ)
スーパーカケホ(ケータイ)かカケホ(ケータイ)と組み合わせ可能

ダブル定額(ケータイ)は、540円/月から利用できます。540円に10MBの無料通信分が含まれていて、それを超過すると使用した通信量に応じて0.02円/KBで加算されます。上限額は4,536円で2GBまでは高速通信を利用できます。2GBを超過すると当月末まで最大速度が128kbpsに制限されます。

データ定額サービス(ケータイ)は、ひと月に利用できるデータ通信量が定められており、1GB/2GB/3GB/5GBの4タイプがあります。データ通信量を使い切った場合、0.5GBから1GB単位で追加チャージできます。

ダブル定額Z(ケータイ)は、0円/月から利用でき、500KBの無料通信分が含まれています。500KBを超過すると使用した通信量に応じて0.03円/KBで加算されます。上限は4,536円で2.5GBまで高速通信を利用できます。2.5GBを超過すると当月末まで最大速度が128kbpsに制限されます。

料金シミュレーション

料金プランとデータ定額を組み合わせて、月々の料金がどれくらいになるのかシミュレーションしてみると下記のようになります。

au VKプラン + ダブル定額(ケータイ)

料金プラン無料通話ケータイ(4G LTE)のデータ定額LTE
NET
合計
VK プランM
1,750円
通話料 20円/30秒
2,600円分(最大65分)の無料通話含む
ダブル定額
540円~4,536円
324円2,614~6,610円
VK プランS
1,078円
通話料 20円/30秒
1,100円分(最大27分) の無料通話含む
ダブル定額
540円~4,536円
324円1,942~5,938円
VK プラン
1,078円
通話料 20円/30秒
au携帯電話宛の1時~21時の国内通話料が無料
ダブル定額
540円~4,536円
324円1,942~5,938円

au スーパーカケホ(ケータイ) + データ定額サービス(ケータイ)

スーパーカケホ(ケータイ)は24時間1回5分以内の国内通話がかけ放題になる料金プランです。

料金プランケータイ(4G LTE)のデータ定額LTE
NET
合計
スーパーカケホ(ケータイ)
1,296円
データ定額1(ケータイ)3,132円324円4,752円
スーパーカケホ(ケータイ)
1,296円
データ定額3 (ケータイ)4,536円324円6,156円
スーパーカケホ(ケータイ)
1,296円
データ定額5 (ケータイ)5,400円324円7,020円
スーパーカケホ(ケータイ)
1,296円
データ定額Z (ケータイ)0〜4,536円324円1,620〜6,156円

au カケホ(ケータイ) + データ定額サービス(ケータイ)

カケホ(ケータイ)は24時間国内通話が、回数時間無制限でかけ放題になる料金プランです。

料金プランケータイ(4G LTE)のデータ定額LTE
NET
合計
カケホ(ケータイ)
2,376円
データ定額2(ケータイ)3,780円324円6,480円
カケホ(ケータイ)
2,376円
データ定額3 (ケータイ)4,536円324円7,236円
カケホ(ケータイ)
2,376円
データ定額5 (ケータイ)5,400円324円8,100円
カケホ(ケータイ)
2,376円
データ定額Z (ケータイ)0〜4,536円324円2,700〜7,236円

パターンは3通りあります。今までのガラケーと同じように1,000円程度の基本料金もあり、324円のLTE NET料金(ガラケーのときはezwebと呼ばれていた)とデータ定額のプランを組み合わせて使えます。

auのガラホが運用できる格安SIMは?

au回線を提供している格安SIMは何社もありますが、auのガラホが利用できると「動作確認一覧」に記載のある格安SIM・MVNOは少なく、今回はその中からおすすめの4社を紹介します。

UQモバイル

まずご紹介するのはUQモバイルです。

UQモバイルではGRATINA 4G KYF31、AQUOS K SHF33、AQUOS K SHF32の3端末の動作確認が取れています。

UQモバイルの料金プラン

プラン名容量料金
(税込)
コミコミプラン+33GB
(+10分以内の通話無料)
3,278円
トクトクプラン
(従量制)
1GB2,277円
→990円(※)
15GB3,465円
→2,178円(※)
ミニミニプラン4GB2,365円
→1,078円(※)
※自宅セット割、auPAYカード支払いの条件あり

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mineo

au系の格安SIMにはmineoもあります。

mineoではTORQUE X01 KYF33、AQUOS K SHF34の2端末の動作確認が取れています。

mineoの料金プラン

デュアルタイプ(データ通信のみ)
auプランドコモプランソフトバンクプラン
1GB1,298円(税込)
5GB1,518円(税込)
10GB1,958円(税込)
20GB2,178円(税込)

シングルタイプ(データ通信のみ)
auプランドコモプランソフトバンクプラン
1GB880円(税込)
5GB1,265円(税込)
10GB1,705円(税込)
20GB1,925円(税込)

mineoの通話関連のオプションは下記のとおりです。

10分かけ放題【918円/月】
「mineoでんわ」を利用して電話を発信することで10分以内の国内通話がかけ放題になります。
定額通話30/60【30:907円/月 60:1,814円/月】
30分間、60分間それぞれ定額で国内通話ができるサービスです。
LaLa Call(ララコール)【108円/月】
通常の音声通話よりも通話料が安く、LaLa Call同士なら通話料がいつでも無料で利用できるサービスです。mineoで利用する場合はデータ容量が消費されません。

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楽天モバイル

楽天モバイルもau回線を提供しています。月額料金の支払いで楽天ポイントが貯まるので、楽天市場をよく利用する人にはおすすめです。

楽天モバイルでは、GRATINA 4G KYF34、かんたんケータイ KYF36、MARVERA KYF35、GRATINA KYF37、AQUOS K SHF34の5端末の動作確認が取れています。

楽天モバイルの料金プラン

【Rakuten 最強プラン】
月額料金/データ容量~3GB未満1,078円
3GB~20GB未満2,178円
20GB3,278円

楽天モバイルの通話関連のオプションは下記のとおりです。

楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル【918円/月】
上記のかけ放題オプションに1回の通話時間が10分までという制約がついたものとなります。1回の通話が10分を超えた場合、10分超過分につき10.8円/30秒の通話料が別途かかります。「スーパーホーダイ」プランを申し込んだ人は、こちらのオプションが月額料金に含まれています。

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Fiimo(フィーモ)

Fiimo(フィーモ)は四国電力の子会社であるSTNetが運営する格安SIMです。

FiimoではTORQUE X01 KYF33、AQUOS K SHF34の2端末の動作確認が取れています。

Fiimo 料金プラン

Fiimoデータ通信タイプデータ通信(SMS機能付き)タイプ音声&データ通信タイプ高速通信容量SIM枚数
3GB900円1,050円1,600円3GB/月1枚
6GB1,600円1,750円2,300円6GB/月1枚
10GB2,650円2,800円3,350円10GB/月1枚
20GB4,200円4,350円4,900円20GB/月1枚
30GB6,200円6,350円6,900円30GB/月1枚
Aプラン:受信最大225Mbps/送信最大25Mbps
Dプラン:受信最大225Mbps/送信最大50Mbps(Xi相当)、受信最大14Mbps/送信最大5.7Mbps(FOMA相当)
※キャンペーン中※2019年12月3日まで音声&データ通信タイプは表記価格より毎月500円割引(最大5カ月)

Fiimoの通話関連のオプションは下記のとおりです。

Fiimoおトクでんわ【無料】
電話アプリ「0037ダイヤラー」を使用することで、10.8円/30秒で通話をすることができます。アプリ経由で通話をしない場合は21.6円/30秒なので、アプリを利用して通話をするのがおすすめです。
Fiimoおトクでんわ 通話パック30【540円/月】
「0037ダイヤラー」を利用した通話648円分(最大30分)が利用できます。月の通話時間が30分を超えた場合は通話料が発生します。月の通話時間が30分前後の人におすすめのオプションです。
Fiimoおトクでんわ 通話パック45【777円/月】
「0037ダイヤラー」を利用した通話972円分(最大45分)が利用できます。通話パック30と同様、月の通話時間が45分を超えた場合は通話料が発生します。月の通話時間が45分前後の人におすすめのオプションです。
Fiimoおトクでんわ 10分かけ放題【918円/月】
「0037ダイヤラー」を利用した通話で、1回の通話時間が10分以内であればかけ放題になるオプションです。10分を超えた場合、通話料が発生します。国際通話は当オプションの対象外です。なお、法人契約の場合、月額料金が1,620円/月となります。

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一番オトクに使える格安SIMは?

auのケータイ料金プランと格SIM・MVNO各社の料金プランを見てみると、格安SIMのほうが月額費用を抑えられることがわかります。ただし、動作確認が取れている端末が限定されてくるので、どなたでも格安SIMに乗り換えられるわけではないのが残念な点です。

auのガラホは格安SIMで運用できる

調査の結果、auのガラホがすべて格安SIMで運用できるわけではありませんでした。しかし、auのガラホは格安SIMで利用したほうがコスパがよく、タブレットとの2台持ちなどがしやすくなるのでおすすめです。動作確認が取れている端末をお持ちの人は、格安SIMへの移行を検討してみてはいかがでしょうか。

下記の診断からあなたに最適なプランを探してみて下さい。

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