楽天リンクは着信拒否できない!?実情とデバイス・回線別にその対策を徹底解説!
迷惑電話に対策するために着信拒否は必要不可欠です。しかし、「楽天モバイルでは着信拒否ができない?」ということもちらほら見られます。実際にどうなのかを紐解くために、楽天モバイルの着信拒否について紹介します。
この記事の目次
「楽天モバイルって着信拒否できるの?」こんな悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
毎日かかってくる電話、営業の電話など意外と電話に時間を取られるということがあります。自分にメリットがあるかどうかわからない電話に、貴重な時間を取られたくないですよね。
そんなときに電話を利用するうえで着信拒否を使う方も多いと思います。当たり前のように着信拒否ができると思いがちですが、最新のサービスなのでまだまだよくわからないことも多いでしょう。
そこで本記事では「楽天モバイルの着信拒否」についてご紹介します。
楽天モバイルの着信拒否について詳しく触れているので、最後までぜひご覧ください。
楽天モバイルの「Rakuten Link」では着信拒否できない
ドコモ・ソフトバンクなどの大手回線には着信拒否の設定があるため、楽天モバイルでは着信拒否があるものだと思ってしまう方も多いのではないでしょうか。結論から言うと、楽天モバイルのRakuten Linkでは着信拒否ができません。
着信拒否ができないなか、楽天モバイルユーザーが着信がこないようにRakuten Linkからログアウトして着信拒否をするという方法がありました。
しかし、Rakueten Linkのログアウトでの着信拒否では少しリスクがあります。これ以降の文章でRakuten Linkをログアウトする際の注意点やデメリットにも触れていきます。楽天モバイルユーザーは特にチェックが必要です。
Rakuten Linkをログアウトする注意点・デメリット
Rakuten Linkをログアウトする際は注意しなければなりません。というのも、実際に通話する際に利用者にとって不利益なことが起きる可能性があるからです。
お得に通話したいのにも関わらず思わぬ出費が重なると、少しもったいなく感じてしまいがちです。ここでは「Rakuten Linkをログアウトする際の注意点・デメリット」を紹介します。
Rakuten Linkをログアウトする際の注意点・デメリット
- Rakuten Linkから発信しないと通話料がかかる
- 通話の質が落ちることがある
- 災害などの通話では通話料が発生する
上記の注意点・デメリットを把握しておくことで、快適に通話できることに加え無駄な出費を抑えることが可能です。楽天モバイルユーザー・利用を検討している方はここで触れる注意点・デメリットに気をつけてください。
Rakuten Linkから発信しないと通話料がかかる
楽天モバイルユーザーはRakuten Linkからの発信でないと、通話料が必要です。Rakuten Link以外の電話アプリから発信してしまうと、30秒ごとに22円(国内)かかるように設定されています。
Rakuten Linkからログアウトすることで着信拒否はできますが、発信する際もRskuten Linkではない普通の電話アプリからの発信になってしまうため、注意です。
また、楽天モバイルには月額1,100円でかけ放題のプランが用意されています。このプランは月額を払うことでRakuten Linkでなく通常の電話アプリから通話しても無料になるというものです。
既存の電話アプリも利用するという方は、かけ放題プランに加入していてもいいかもしれません。
通話の質が落ちることがある
Rakuten Linkで通話している際に、通話の質が落ちることがあるそうです。
通話の質について以下のような口コミがありました。
楽天モバイル解約完了。
eSIM再発行無料とか即時再発行とかシステムは好きだったんだけど、電波が…。
あと、なぜか楽天リンクが繋がらないとか繋がっても即切れるとかがやたら増えて電話として使い物になくなったので。— かかしちゃん (@DPonpy) September 19, 2022
上記のように通話に関して不満を口にするツイートは多々見られました。全てが全て上記のツイートのようではないと思いますが、このような声があるということも頭にいれておきましょう。
また、上記の声以外にも下記のような声も見られました。
楽天モバイルの通話に関する口コミ
- 話しにくくなる
- いきなり声が聞こえなくなる
- 逆に通話の質が上がった
上記のような実際のユーザーの口コミは、これからサービスを利用していくうえで参考になるのではないでしょうか。しかし、最後の「通話の質が上がった」という口コミのように、楽天モバイルの質が上がってきている声もあるので今後に期待です。
災害などの通話では通話料が発生する
Rakuten Linkでは一部の電話番号への通話に、料金がかかる場合があります。これは、Rakuten Linkの発信から自動的に既存の電話アプリに切り替わることが原因です。
Rakuten Link無料通話対象外の電話番号は以下の通りです。
Rakuten Link無料通話対象外の電話番号
- 他社接続サービス
- 災害伝言ダイアル
- 発信者番号通知設定 など
上記がRakuten Link対象外の電話番号になります。これらの電話番号にかけてしまうと、通話料がかかるので注意しましょう。
楽天モバイルで着信拒否する方法
先述の通り、楽天モバイル上では着信拒否をすることができません。
公式サイトでも「Rakuten Link」アプリでは、着信拒否設定はできないとされています。
しかし、楽天モバイルを契約していても、着信拒否の方法は存在します。結論からいうと、楽天モバイル自体からは着信拒否をすることはできませんが、スマホ端末自体から着信拒否を行えば、着信が来ることはありません。
ここでは、「iPhone・Android別で着信拒否の方法」についてご紹介しています。機種別に紹介していくので、iPhone・Androidを問わず着信拒否を考えている方は参考にしてみてください。
iPhoneで着信拒否する方法
ここでは、「iPhoneでの着信拒否の仕方」について紹介しています。Androidユーザーの人は下記にご紹介しているので、そちらをご覧ください。
iPhoneで楽天モバイルの着信拒否をする方法は簡単です。というのも、デフォルトの電話での着信拒否と同じ流れになるからです。
iPhoneを長年利用してきたユーザーにとっては、何ら問題ないでしょう。しかし、あまりiPhoneを利用したことがない、あるいは着信拒否をしたことがないという方にとっては難しいかもしれません。
そこでここからは、初めてiPhoneで着信拒否をする人に向けて、ここではわかりやすく説明していくので、ぜひ参考にしてみてください。
iPhoneで着信拒否をする方法の手順は以下の通りです。
iPhoneで着信拒否する方法
- スマホの電話アプリを開く
- 着信拒否したいメンバーを選ぶ
- 着信拒否をする
順を追って見ていきましょう。
手順1.スマホの電話アプリを開く
スマホの既存アプリである「電話」をタップします。下記のさまざまな項目から、「履歴」または「連絡先」を選択しましょう。
「履歴」からと「連絡先」からでは少しだけ異なりますが、同じ画面につながるのでどちらを選んでも大丈夫なので安心してください。「履歴」、「連絡先」を選ぶと、今まで電話してきたメンバーの履歴が反映されます。
手順2.着信拒否したいメンバーを選ぶ
着信拒否をしたいメンバーを探し、着信番号の右側にある「i」ボタンをタップしましょう。
「i」ボタンをタップすると、対象のメンバーの詳細が表示されます。ここでは、対象メンバーの電話番号から、「いつ電話したのか・してきたのか」などの詳細が表示されます。
「新規連絡先に追加」「緊急連絡先に追加」などのジャンルから、一番下にある「この発信者を着信拒否」をタップしましょう。「本当に着信拒否をします?」のようなポップアップが表示されたら、順序が合っている状態です。
手順3.着信拒否をする
「着信拒否をしますか?」のポップアップが表示されたら、赤字の「着信拒否」をタップしましょう。このとき、本当に着信拒否をしたい相手なのかを確認してください。
実際に間違えて着信拒否をしてしまうと、その相手から電話を受け取ることができなくなってしまいます。そのため、着信拒否を設定する際は「本当に着信拒否をしてもいい相手なのか」を確認してから設定をするようにしましょう。
ちなみに、間違えて着信拒否をしてしまった人のために、「着信拒否の解除の仕方」も後述します。そちらもぜひ参考にしてみてください。
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Androidで着信拒否する方法
続いて、「Androidでの着信拒否」の方法についてご紹介します。AndroidスマホもiPhone同様、非常に簡単になっています。
しかし、iPhoneと異なる点は着信拒否の方法が複数あるということです。
ここでは、「電話番号から着信拒否する方法」「着信履歴から着信拒否する方法」の2つの軸からご紹介します。
どちらが正解というのはありませんので、やりやすい方法で着信拒否してみてください。Androidで着信拒否をする方法の手順はこちらです。
Androidで着信拒否する方法
- スマホの電話アプリを開く
- 着信拒否する相手を選ぶ
- 着信拒否をする
順を追って見ていきましょう。
手順1.スマホの電話アプリを開く
Androidスマホのホーム画面で、「電話」をタップしてください。「電話」のアプリに入ると、「お気に入り・履歴・連絡先」のような画面に移ります。
ここまでは「電話番号から着信拒否」「着信履歴から着信拒否」する方法で同じ手順なので、あまり混同することはないでしょう。
手順2.着信拒否する相手を選ぶ
次のステップでは、それぞれ手順が異なります。
まずは「電話番号から着信拒否」する方法です。先ほどの画面の右上にある「︙」と連続している点をタップしてください。
「︙」をタップすると、「通話履歴・設定・ヘルプ・フィードバック」の3つが出てきます。そのなかにある「設定」をタップしてください。
次に「着信履歴から着信拒否」する方法です。電話アプリに入り、「履歴」のボタンをタップしましょう。
タップすると以前電話を交わしたメンバーがズラリと並んでいるでしょう。仮に履歴のメンバーを消してしまうと、着信拒否ができなくなってしまうので、気をつけてください。
手順3.着信拒否をする
まずは「電話番号から着信拒否」する方法です。設定ボタンをタップすると、ダイアルアシストやクイック返信などさまざまな項目が出てきます。
うえから3番目にある「ブロック中の電話番号」をタップしてください。ボタンをタップすると画面が変わるので、着信拒否したい電話番号を入力しましょう。
電話番号を入力することで、着信拒否が完了です。
続いて「着信履歴から着信拒否」ですが、着信拒否したいメンバーの欄をタップしましょう。この時、「長押し」をしないと表示されないので気をつけてください。
対象のメンバーをタップすると、さまざまな選択項目が表示されます。着信拒否する際は、「ブロックして迷惑電話として報告」をタップしましょう。
この項目をタップすることで注意喚起が表示されるので、「ブロック」をタップすることで着信拒否完了となります。両方のやり方も非常に手順としては簡単ですので、もし着信拒否をしたい場合は上記の手順でおこないましょう。
楽天モバイルで着信拒否されたらどうなる?
楽天モバイルで着信拒否されると、自動アナウンスが流れてきます。着信拒否をすると電話がつながることができなくなり、自動アナウンスが対応してくれるようになるのです。
「おかけになった電話番号への通話は、おつなぎできません。」というメッセージが流れるので、電話すること自体不可能になります。迷惑電話対策などをしている人へ電話した際と似たようなアナウンスが流れます。
また、上記に加えて相手への着信履歴も残りません。
楽天モバイルの着信拒否の解除方法
楽天モバイルで着信拒否をしたが、状況が変わって着信拒否を解除したいという場合もあるのではないでしょうか。そんな着信拒否を解除する方法もあります。
着信拒否の解除の仕方を理解することで、もしもの事態でも柔軟に対処することができるでしょう。
ここでは、「iPhone・Android別に着信拒否の解除の仕方」を詳しく紹介します。解除方法を手順とともに紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
iPhoneで着信拒否を解除する方法
まずはiPhoneでの着信拒否の設定解除を説明します。iPhoneユーザーで着信拒否を解除したい方は、以下の手順で取り組みましょう。
iPhoneとAndroidでは方法が異なるので、注意してください。
iPhoneで着信拒否を解除する方法の手順はこちらです。
iPhoneで着信拒否を解除する方法
- 設定のアプリを開く
- 着信拒否を解除する相手を選ぶ
- 着信拒否を解除する
順を追って見ていきましょう。
手順1.設定のアプリを開く
まず、iPhoneの「設定」アプリに入ってください。設定にあるさまざまなジャンルから、「電話」のジャンルをタップします。
「電話」の項目に入ると、さまざまな項目がある画面に移るでしょう。そのなかにある「着信拒否した連絡先」をタップすることで、解除の手順を踏むことが可能です。
手順2.着信拒否を解除する相手を選ぶ
「着信拒否した連絡先」をタップすると、着信拒否をした電話番号が表示されます。着信拒否をたくさんするとこの画面には一覧のように表示され、探す際は少しめんどくさいかもしれません。
着信拒否を解除したい電話番号を見つけたら、左にスワイプしましょう。
手順3.着信拒否を解除する
左にスワイプすると、「着信拒否設定を解除」という赤いボタンが表示されます。このボタンを押すことで着信拒否の設定は解除されます。
着信拒否の解除が完了したら、「着信拒否をした連絡先」から削除されていることを確認してください。
もし、着信拒否が解除されていないといつまで経っても連絡することができません。一連の作業が完了したら、リストに残っているかを確認してください。
Androidで着信拒否を解除する方法
Androidユーザーでも、着信拒否していたメンバーを解除することは可能です。
先ほど着信拒否の方法をご紹介しましたが、着信拒否を解除する方法も似ています。
ここではAndroidユーザーにおける着信拒否の解除の仕方を、それぞれ手順を追って紹介します。着信拒否の解除を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
Androidで着信拒否を解除する方法
- 「電話」アプリを開く
- 着信拒否を解除する相手を選ぶ
- 着信拒否を解除する
手順1.「電話」アプリを開く
Android版でも着信拒否の解除を始めるステップは同じで、スマホ既存アプリである「電話」をタップしてください。「電話」のアプリに入ると、アプリ内のホーム画面が表示されます。
画面左下の「お気に入り」から、ホーム画面の右上にある「︙」と表示されているボタンをタップしてください。
手順2.着信拒否を解除する相手を選ぶ
「︙」のボタンをタップすると、さまざまな項目が表示されます。全般設定のなかにある、上から2番目の「ブロック中の電話番号」をタップします。
タップすると、着信拒否をしたメンバーの電話番号が表示されるでしょう。着信拒否を解除したいメンバーを見つけたら、電話番号の右側にある「×」マークのボタンをタップしてください。
手順3.着信拒否を解除する
電話番号の右側にある「×」ボタンをタップすると、ブロック解除のポップアップが表示されます。「ブロックを解除」「キャンセル」の2つの表示がされるので、着信拒否を解除したいメンバーであれば「ブロックを解除」のボタンをタップしましょう。
「ブロックを解除」をタップすることで、以前着信拒否していたメンバーのブロックが解除されます。
ちなみに、着信拒否を解除する方法は着信拒否をする方法とあまり変わりません。電話アプリの設定メニューにある「ブロック中の電話番号」は、着信拒否しているかしていないかで表示される画面が異なります。
楽天モバイルのSMS(メッセージ)を拒否する方法
楽天モバイルでは、電話の着信だけではなくSMS(ショートメッセージ)も着信拒否することができます。
また、SMSは着信拒否をするとやり取り自体できないように思えますが、こちらからメッセージを送信することは可能です。
完全に相手からのメッセージを遮断するようなイメージです。このように迷惑なSMSの着信は拒否したいかたは、SMSも着信拒否してみましょう。
そこでここでは「楽天モバイルでのSMSを拒否する方法」を紹介します。電話だけでなくSMSの着信拒否をしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
楽天モバイルのSMS(メッセージ)を拒否方法
- 「SMS」アプリを開く
- メッセージを拒否する相手を選ぶ
- SMS(メッセージ)を拒否する
手順1.「SMS」アプリを開く
スマホの端末から「SMS(ショートメール)」をタップしてアプリを開きましょう。SMSを開くと、過去にやり取りした一覧がズラッと並んでいます。
そのなかであなた自身がメッセージを拒否したいメンバーを探してください。
手順2.SMS(メッセージ)を拒否する相手を選ぶ
メッセージを拒否したいメンバーを見つけたら、そのメンバーの欄をタップしてください。そうすると、トーク画面に入るでしょう。
トーク画面に入ると、画面の中央上部にメンバーのアイコンや各種メニューが表示されます。そのなかの「i」ボタンである「情報」というボタンをタップしてください。
手順3.SMS(メッセージ)拒否をする
「i」ボタンの「情報」をタップしたら、そのメンバーの詳細が表示されます。電話番号や発信など、さまざまなジャンルが表示されるでしょう。
その際に、一番右にある「情報」と表示されている人物がアイコンのボタンをタップしてください。「情報」のボタンをタップすると、さらにメンバーの詳細が表示されます。
さまざまな情報が表示されるなか、一番下にある「この発信者を着信拒否」という赤文字のボタンをタップしましょう。
タップすると、着信拒否をするかどうかのポップアップが表示されます。
着信拒否したいメンバーであれば、「連絡先を着信拒否」という赤文字をタップすることで着信拒否が完了です。
楽天モバイルの着信拒否のまとめ
今回は楽天モバイルの着信拒否に関して紹介しました。
この記事でわかったこと
- 楽天モバイルでは着信拒否ができない
- Rakuten Linkをログアウトすることで着信は拒否できるが、リスクとなるデメリットも存在する
- 楽天モバイルでの着信拒否や解除の仕方はシンプル
楽天モバイルでは原則着信拒否をすることができません。
しかし、スマホの機能を上手く利用することで着信拒否の設定をすることができます。着信拒否を上手く利用することで、迷惑な電話やしつこい営業電話から解放されることが期待できるでしょう。
これから変化していく楽天モバイルの進化を目の前にして利用してみてください。