1. 格安SIM比較サイト SIMチェンジ
  2. SoftBank(ソフトバンク)のMVNO参入をLTEバンド事情から紐解いてみる

SoftBank(ソフトバンク)のMVNO参入をLTEバンド事情から紐解いてみる

更新日:2019.04.11

SoftBank(ソフトバンク)がMVNO市場に参入して3年半ほど経ちました。「海外の通信業界事情」と照らし合せながら、SoftBank(ソフトバンク)が格安SIM事業で成功しそうな理由を見ていきたいと思います。SoftBank(ソフトバンク)のプラチナバンドであるLTE「band8」がキーワードになるかも!?

SoftBankがMVNO市場に参入するというニュースが飛び込んできてからはや4年近くが経とうとしています。今回はそのニュースと共に「海外の通信業界事情(LTEバンド事情)」と照らし合せながら、SoftBank(ソフトバンク)が格安SIM事業で成功しそうな理由をいつくか並べていこうと思います。

SoftBank(ソフトバンク)がMVNO事業に参入発表

まずは目先のニュースから確認します。ソフトバンクモバイルは2015年6月30日、MVNO推進子会社「SBパートナーズ株式会社」を設立し、MVNO事業の拡大を図る旨を発表しました。

MVNO事業をSoftBank(ソフトバンク)が推進

いよいよSoftBankがMVNOに進出ということですね。docomoやauに比べると少し出遅れた感はありますが、巻き返せる要素はかなり多いです。

同社はすでに低価格ブランドの「Y!mobile(ワイモバイル)」をグループ企業に持っていますが、Y!mobile自体は回線を保持しているので「MNO(mobile network operator)」にあたります。

MVNO MNO

今回はこれとは別に、保有している通信網を貸りて自社のブランドでサービスを提供する通信業者「MVNO(mobile virtual network operator)」に、回線を貸すサービスを始めるわけですね。

SBパートナーズを設立

子会社の「SBパートナーズ」という会社を設立し、事業を推し進めていくということでした。SoftBankが100%出資の企業です。

SBパートナーズ株式会社

事業開始は2015年7月1日で、代表取締役社長は元Y!mobileのCOO寺尾洋幸氏が務めました。現在の代表取締役社長は横井直樹氏となっています。

寺尾氏はウィルコム時代に「だれとでも定額」を発案した立役者だという噂なので、その実行力に期待したいところですね。

いつ始まる?

SoftBankがMVNO事業に本格参入した時期は2015年後半以降です。しかしながら、SoftBankはMVNOに提供していた「10Mbpsあたりの接続料」を300万円→135万円まで下げました。docomoが約95万円、auが約115万円となっていおり、少し高い価格設定ですが、以前よりはMVNOがSoftBank回線の提供に乗り出しやすくなると考えられます。

回線の貸し値 10Mbps
docomo 約95万円
au 約115万円
SoftBank 約135万円

例えば、au系の「UQモバイル(ユーキューモバイル)」ですが、こちらはデータ専用プランが3GBが1,059円/月なので、SoftBankも月額1,000円以下2GBくらいで推移するんでないかと予想ができるわけです。(あくまで予想です。)

料金はともかく、SoftBank系の格安SIMは料金よりも「SIMフリースマホの使いやすさ」にメリットがあるのでないかと思ってます。これは次の章で確認します。

ポイント

  • 100%出資子会社「SBパートナーズ株式会社」が推進
  • LINEモバイルのMVNO事業推進のため資本・業務提携を発表するされたり、SoftBank回線を提供するMVNOが増えたりと活発な活動が見られる。

MVNOに有利なSoftBank(ソフトバンク)の「プラチナバンド8」?

ここからはLTEプラチナバンドである「band 8」の優位性について語っていきたいと思います。結論から申し上げると「SofBankはSIMフリーと相性が良い」ということです。

海外のLTEバンド事情

先ほど言った「SoftBankはSIMフリーと相性が良い」ですが、これを知るうえで確認しておくべき点があります。それは海外のLTEバンド市場の動向です。

ITU region
出典:Wikipedia

上の図はITU(International Telecommunication Union/国際電気通信連合)の分布ですが、地域ごとに1,2,3と分かれています。次にこちら下の文面をみましょう。

国際ローミング
出典:List of LTE networks

英語で申し訳ないのですが、この英文を訳すとこうなります。

  • “LTEバンド1/3/7/28/38/40は、ITUの1/2/3の地域で将来的な国際ローミングに適しています。”
  • “LTEバンド8は長い目で見ると、ITUの1/2/3の地域で国際ローミングできるかもしれません。”

と、こんな感じですね。ITU1、2、3というのは世界の各地域のことを言っていますから、簡単に言い換えると「国際的に使いやすいLTEバンドはコレだよ」と示唆しているようなものです。海外で国際ローミングができるのも、海外の電波が日本のSIMに適応しているからですよね。


出典:総務省 各携帯電話事業者の通信方式と周波数帯について

総務省から発表されている、各キャリアが使用している周波数帯です。

docomo、SoftBankではLTEバンド1、3の国際バンドに対応しています。auは1のみです。

また、2015年開以降導入されたバンドband28は局地的な利用もしくは実験段階とされています。またband42はキャリアアグリゲーションで用いられる帯域で、高速通信に使用されます。

ただ、現状電波を語るうえで重要なのが「プラチナバンド」です。ようは繋がりやすい電波のことですね。

docomoがband19,auがband18の800MHz帯を利用していますが、このバンドが世界的にレアなバンド(特に18)なので、グローバル版SIMフリー端末ではたまにサポートされなかったりします。

したがって、アジア・中南米・欧州などで幅広く利用されているLTE Band 8はSIMフリー端末でもサポートされやすいので、SoftBankは有利なんじゃないか?と言えるわけです。

band8の900MHz帯は国際派

SoftBankグループが保有するband8のLTE(900MHz)は、現在の情報だけでも、韓国(KT),台湾(中華電信),や中南米・欧州など幅広く世界中で利用されているLTEバンドです。

国際的な利用が多いbandということは「グローバルのSIMフリーモデルで対応しやすい」ということにも繋がります。

格安SIMではSIMフリー端末が人気を集めているので「多くのLTEバンドに対応することで、より多くの人気機種をSoftBankのMVNOで利用できる」ことにつながるわけです。

LTE band8のポイント

  • 「プラチナバンド+国際バンド」はSoftBankの強み
  • グルーバル版端末でサポートされる可能性が高い。

SoftBank(ソフトバンク)回線とSIMフリー市場の関係

次はグローバル版やSIMフリー版端末の電波対応を見ていきます。これを見れば、SoftBankのMVNO進出の優位性が見えるかもしれません。

iPhone・iPadはSIMフリーがApple Storeで手に入るので、日本発売のSIMフリー版を確認しましょう。

iOS端末はもうほとんどの電波を掴めると言って良いです。

機種名FDD-LTE
iPhone XS/XS Maxバンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、66
iPhone XRバンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、66
iPhone Xバンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、66
iPhone 8/8 Plusバンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、66
iPhone 7/7 Plusバンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、27、28、29、30

docomoではBand1、3、19、21、28。auではBand1、11、18、26、28。SoftBankではバンド1、3、8、28に対応しています。ここはプラチナバンドに各社対応しているので、詳しい説明は割愛します。「iPhoneすごい!」ということはわかりました。

Nexusシリーズ

世界の人気を集めるGoogleブランドのnexusですが、調査するのは「Nexus6」のグローバル版です。

nexus6
出典:Google

Nexus6グローバル版は対応LTEがband1/3/5/7/8/9/19/20/28/41です。なので大手キャリア対応はこのような表になります↓

グローバルモデルNexus6のLTE対応
docomo band1/3/19/28
au band1/28/41(UQ)
SoftBank band1/3/8/28/41

肝心のauプラチナバンド18が入ってません。エリアも広い周波数帯なので、これがつかめなくなると少し厳しくなります。au一人負けですね。

一方docomoとSoftBankはプラチナバンド対応です。国内版ではないのでしっかりと掴めるかわかりませんが、仕様上は掴めるといってよいでしょう。

また、SoftBankのすごいところはプラチナバンド8だけでなく、国際バンド1、3も対応してるので、SIMフリー対応端末とは何かと相性が良いと言えるのではないでしょうか。

今回差が確認できたのはNexus6グローバル版だけですが、samsungの「Galaxy s6」グローバルモデルも1、3、8、41に対応しているので、他機種で調べてみても同じような結果になります。

SoftBank(ソフトバンク)のLTEバンドはMVNO参入に好材料

LTEバンドをみていくと、今後SoftBank(ソフトバンク)はSIMフリー端末との相性◎で、ユーザーを伸ばしていく期待感が持てます。また、MNO3グループがすべて事業に乗り出すことで、回線提供価格の値下げ→格安SIM値下げにつながることも期待しましょう。

現在提供可能な格安SIMカードのプランは、下記の「SIMチェンジプラン診断」から探せます。携帯料金に悩んでいる方は、ぜひトライしてみましょう!↓

注目!
注目!

格安SIMに切り替えると
どのくらいおトクなの?

現在、月々のスマホ代が だとしたら
現在、月々のスマホ代が
8,000円だとしたら
格安SIMに替えると
月々0,000円もおトク!
月々6,391円もおトク!
格安SIM比較診断 通話SIM 3GB 最安プラン(特典の割引は除く)
をもとに算出(2018年5月23日現在)
さっそくあなたにぴったりな
プランをみつけよう

SHARE!!

あわせて読みたい