1. 格安SIM比較サイト SIMチェンジ
  2. 中古SIMフリースマホはネットワーク利用制限△でも使える?

中古SIMフリースマホはネットワーク利用制限△でも使える?

更新日:2024.03.26

中古SIMフリースマホで注意が必要なのが、ネットワーク利用制限です。△と×の違いは?と疑問に思っている人は要チェックです!ネットワーク利用制限中であっても格安SIMを挿して使いたい場合、その方法についても解説します。

中古のスマホ市場がSIMフリー義務化によって盛り上がってきています。しかし、全ての中古スマホが購入後必ず使えるかというと、残念ながら違うこともあります。

SIMフリースマホには「ネットワーク利用制限」というものがあり、制限がかかっていると利用できない場合があるのです。ただし例外として、ネットワーク利用制限下でも利用できるスマホも一部あるようです。

SIMフリースマホのネットワーク利用制限とは

SIMフリースマホにも必ずあるネットワーク利用制限について紹介します。

ネットワーク利用制限とは、通信の利用が遮断されること

ネットワーク利用制限とは、通信の利用を遮断することです。通信を遮断されたスマホはデータ通信の利用ができません。

ネットワーク利用制限がかかる理由としては、購入者が分割支払いを滞っていた場合や、そのスマホが盗品である場合などです。

多くの場合はdocomo、au、SoftBankで分割支払いが滞った状態です。支払いが滞り、支払う意思がないとキャリアが判断した場合、ネットワーク利用制限が履行されます。

ネットワーク利用制限の記号の意味

ネットワーク利用制限の表示には3種類の記号があり、「◯」「△」「×」のいずれかが表示されます。

キャリアではネットワーク利用制限について調べるホームページを公開しており、そこにスマホのIMEIを入力することで制限の状態を調べることができます。

「◯」はネットワーク利用制限が全くない状態で、スマホの代金が正しく支払われて完了していることを表します。

「△」はネットワーク利用制限になる可能性があることを表しています。現在も支払いが途中であり、支払いが全て完了となると「◯」に変わります。

「×」はスマホの分割支払いが滞り、支払う意思が無いと判断されたことを表しています。

SIMフリースマホのネットワーク利用制限を確認しよう

ネットワーク利用制限の確認はdocomo、au、SoftBankのホームページから行えます。ネットワーク利用制限については各キャリアが方針を打ち出していますので、あわせてこちらも確認するとよいでしょう。

docomo:ネットワーク利用制限の対象拡大に関するお知らせ

au:ネットワーク利用制限携帯電話機について

SoftBank:中古携帯電話を利用する際の注意事項を確認する / ネットワーク利用制限

docomo(ドコモ)のネットワーク利用制限確認サイト

docomoのネットワーク利用制限を調べることができます。15桁の製造番号(IMEI)を入力すると判定結果が見られます。

ドコモのネットワーク利用制限確認サイト

注目!
注目!
格安SIMに切り替えると
どのくらいおトクなの?
現在、月々のスマホ代が だとしたら
格安SIMに替えると
月々0,000円もおトク!
3GBプランの安値上位10社の平均値
をもとに算出
さっそくあなたにぴったりな
プランをみつけよう

auのネットワーク利用制限確認サイト

auのネットワーク利用制限を確認することができます。IMEI番号、iPhone 5についてはMEID番号を入力してください。

auのネットワーク利用制限確認サイト

SoftBank(ソフトバンク)のネットワーク利用制限確認サイト

SoftBankのネットワーク利用制限を調べることができます。15桁の製造番号を入力して確認しましょう。

ソフトバンクのネットワーク利用制限確認サイト

ネットワーク利用制限下でのSIMフリースマホの動作

ネットワーク利用制限の対象となっている場合、本来はSIMフリースマホであっても利用できないのですが、それでも例外として利用できている場合もあるそうです。

ネットワーク利用制限があっても他キャリアなら動く?

現在のスマホはdocomo、au、SoftBankで購入しても半年後にはSIMロック解除が可能になります。そうなるとSIMフリースマホに変身し、どのSIMカードでも動作するようになります。

SIMロックを解除してSIMフリーになったあと、ネットワーク利用制限が「×」になった場合、購入したキャリアでは利用ができなくなります。しかし、購入したキャリア以外のSIMカードでは動作し、電話やSMS、インターネットが問題なく利用できる場合があるそうです。

例えば、auでスマホを契約しSIMロック解除をしたあとでauを解約、支払い不履行となった場合、auのネットワーク利用制限では「×」となり、スマホの利用ができなくなります。

しかし、ネットワーク利用制限下においてSIMフリーとなったスマホにドコモのSIMカードをセットすると利用ができる、という状態が確認されています

キャリアは自社のネットワーク利用に対しては制限できるのですが、他社のネットワーク利用に対しては制限をかけることができないため、このような動作となっていると考えられます。

格安SIMならネットワーク利用制限は関係ない?

キャリアスマホの場合は前述の通りですが、格安SIMの場合はどうでしょうか?

ネットワーク利用制限が発生しているSIMフリースマホで、docomo回線の格安SIMをau回線の格安SIMをセットした場合、auのネットワーク利用制限下ではdocomo回線の格安SIMは動作する可能性がありますが、au回線の格安SIMでは動かないと予想されます。

逆にdocomoのネットワーク制限下では、docomo回線の格安SIMでは動作しませんが、au回線の格安SIMでは動作すると予想されます。

docomoもauも自社回線の格安SIMに対しては制限を履行できるのですが、他社回線になると履行できない、と考えられています。

SIMフリースマホをネット購入後、ネットワーク利用制限がかかっている場合

SIMフリースマホをdocomo、au、SoftBank以外のインターネット上から購入した場合、本来であればネットワーク利用制限を調べると「-」となり、製造番号未登録で調べられない状態となります。

しかし、稀に「△」や「×」の表示になってしまう場合があります。購入もしていないキャリアからなぜネットワーク利用制限を受けなければならないのか原因は不明ですが、この場合は購入店やキャリアに相談をすることで、ネットワーク利用制限を解除してもらうことができます。

ただし、docomoとSoftBankは「一度ネットワーク利用制限を実施した携帯電話の利用制限解除はいたしません」と言い切ってますし、自身に非がなくても「不正入手」として処理される可能性があることを考えると、今後どのキャリアでも契約が難しくなるリスクがあり注意が必要です。

中古SIMフリースマホのメリット

  • 端末価格が安い
  • 豊富な種類から選択できる
  • 多くの格安SIMと合わせて使える

中古のSIMフリースマホ最大の魅力は、端末価格が安いことです。通常のSIMフリースマホに比べて安く購入することが可能です。昔のSIMフリースマホならさらに安く購入することができます。

そして、中古ということもあって種類が豊富です。今では、多くのSIMフリースマホが流通しているため、中古の数も増えています。もちろん、現在の多くの格安SIMと合わせて使うことが可能です。

中古のSIMフリースマホは新機種が出た時が狙い目!

中古のSIMフリースマホの買い時は、新機種が出た時が狙い目です。旧機種が安くなるのでこの際に欲しい機種は購入しましょう。それまでに比べて価格が下がります。

ですが、あまり旧機種を購入するのはやめましょう。昔の機種の場合だと価格は安いですが、OSが最新バージョンに対応できないなど多くの注意点があります。購入するにしても昔すぎるものはやめましょう。

SIMフリースマホの中古の購入場所と注意点

  • 各オンラインショップ
  • 店頭で購入
  • オークションで購入

SIMフリースマホの中古を購入する場合は、上記の3種類の方法があります。新品の格安スマホを購入するのと同じくらい手軽に買えますが、中古ということもあって注意点もあるので確認していきましょう!

各オンラインショップ


出典:ムスビー 公式サイト

  • メリット:価格を比較しながら手軽に購入できる
  • デメリット:購入後トラブルになった際に大変

各オンラインショップで購入する場合は、欲しい機種を検索して各オンラインショップを検索してみましょう。いくつかのオンラインショップを見比べていけば、価格の安い良いコンディションのスマホを購入することができます。

注意点として実際の端末を見ることができないので、サイトの説明どおりの状態ではない可能性があります。また、よほどのことがない限り返品が難しいので購入までの手間はかかりませんが、購入後にトラブルがあった場合は、手間がかかってしまうのが難点です。

店頭で購入


出典:イオシス 公式サイト

  • メリット:実際の端末を見ながら選べる
  • デメリット:店頭によって価格に開きがある

店頭で購入する際のメリットは、実際の端末を見ながら購入できるというところです。中古の端末の状態は、実際に見てみないと分からないことが多いです。特に、細かい傷は分かりにくいので、できるだけ綺麗なものを購入したい方は店頭での購入をおすすめします。

デメリットとしては、店頭によって価格に開きがあるというところです。オンラインショップなどで確認しながら購入すれば、こういったデメリットを防ぐことも可能です。上手に使っていきましょう。

オークションで購入


出典:ヤフオク 公式サイト

  • メリット:出品者によってはどこよりも安く購入できる
  • デメリット:やりとりでトラブルが起こることが多い

オークションで購入する場合はのメリットは出品者によって安く購入することができます。オンラインショップや店頭ではないような価格で購入できます。これは、オークション最大のメリットです!

安く購入することができますが、やりとりでトラブルが起こることもあります。実物が届いたら話と違ったということもあります。オンラインショップでの購入もそうですが、オークションでも気をつけなければいけません。

SIMフリースマホの中古の良いものを見極める方法

  • 問い合わせて端末の状態を確認しよう
  • 価格だけでなく状態も確認しよう
  • できれば実際に見に行こう

SIMフリースマホの中古を見極める方法を上記にまとめました。まず、オンラインショップやオークションの場合は必ず確認しましょう。

メールや電話などで確認することをおすすめします。そして、選ぶ際には価格だけでなく端末の状態にも注目しましょう。価格だけで選ぶと端末の状態が悪いことが多いです。極端に価格が低いものには注意しましょう。

できれば店頭に見にいくのが一番良い方法です。これなら価格と端末の両方を確認することができます。できるだけ、この方法で確認しましょう。

中古SIMフリースマホはネットワーク利用制限でも使える?

SIMフリースマホは、ネットワーク利用制限下でも他社キャリア回線であれば利用できるようです。

ただし、本来は支払いが完了している、または支払いがしっかり続いていることが正しい状態です。ネットワーク利用制限が「×」となっているSIMフリースマホは、中古であっても購入せず利用もしないようにしてください。本当の意味で自由に利用できるSIMフリースマホを利用しましょう。

自分にあった格安SIMを診断してみる!

SHARE!!