楽天モバイルにおけるネットワーク暗証番号は何に使えるのか?
楽天モバイルにおけるネットワーク暗証番号の利用シーンや問い合わせ方法などについて紹介します。あわせて楽天モバイルのメンバーズステーションでできることに関してもお伝えします。さまざまな情報確認やオプション申し込みがこれで確認設定できるでしょう。
電話かけ放題のプランがあることで人気を博している楽天モバイル。
この記事では、楽天モバイルにおけるネットワーク暗証番号について紹介します。着信拒否などの迷惑電話ストップサービスの設定には必須ですよ。
ネットワーク暗証番号とは?
楽天モバイルにおけるネットワーク暗証番号について紹介する前に、まずは、そもそもネットワーク暗証番号がどのようなものかについて説明します。
「ネットワーク暗証番号」はdocomo(ドコモ)の呼称
ネットワーク暗証番号という呼び方は、docomoが使っている呼び方です。楽天モバイルはdocomoの電話回線を用いているMVNOのため、同じくネットワーク暗証番号という呼び方を用いていると考えられます。
ネットワーク暗証番号は4桁の暗証番号
ネットワーク暗証番号は4桁の番号です。docomoで端末を契約した際は自分でネットワーク暗証番号を決めて、契約書に記入します。
docomo(ドコモ)におけるネットワーク暗証番号の用途とは
docomoにおけるネットワーク暗証番号の用途は、主に3つです。
1つ目は本人確認です。オンラインで手続きを行う際に、ネットワーク暗証番号を入力して本人確認を行います。
2つ目はdアカウントの発行時に入力するという用途です。ちなみに、dアカウントはdocomoと契約していなくても、ネットショッピングなどのさまざまなサービスが使える無料の共通IDです。楽天モバイルを利用していてもdアカウントを取得できます。
3つ目は、留守番電話サービスや転送電話サービス、発信者番号通知サービスなど、各種サービスへの申し込みです。
- いろんな使い道があるから忘れたら大変ね。
docomo(ドコモ)におけるネットワーク暗証番号の調べ方とは
docomo契約中にネットワーク暗証番号を忘れてしまった場合は、運転免許証などの本人確認書類を持ってdocomoショップに足を運びましょう。そうすれば、ショップスタッフから教えてもらえます。
また、ネットワーク暗証番号は契約時に契約書に記載するので、手元に契約書があればそちらを見ても確認できます。
楽天モバイルにおけるネットワーク暗証番号とは
、本題の楽天モバイルにおけるネットワーク暗証番号について紹介します。
楽天モバイルの公式サイトにおいてはほとんど記載がない
ネットワーク暗証番号について、docomoの回線を用いたほかのMVNOでは詳しくホームページに記載しているところも多いですが、楽天モバイルに関してはほとんど記載がありません。インターネットで情報を得るのは、かなり難しいでしょう。
楽天モバイルにおけるネットワーク暗証番号の用途とは
唯一、楽天モバイルのホームページに記載されているネットワーク暗証番号の用途としては、迷惑電話ストップサービスの設定があります。
楽天モバイルの音声通話SIMにおいて、あらかじめ設定した電話番号からの着信を拒否できる迷惑電話ストップサービスが用意されています。迷惑電話ストップサービスを用いる際、電話番号を登録するときに、ネットワーク暗証番号の記入が必要になります。
また、着信拒否する番号を登録する時だけでなく、登録した番号を確認したり、登録した番号をデータベースから削除したりするときも、同じくネットワーク暗証番号の入力が必須となっています。
楽天モバイルにおけるネットワーク暗証番号の確認方法
迷惑電話ストップサービスの設定に用いるネットワーク暗証番号は「メンバーズステーション」で確認できます。
docomoの公式サイトでは「ネットワーク暗証番号をお忘れの場合」という項目に、「MVNO様のサービスをご利用中のお客様については、MVNO様の窓口へ直接お問い合わせください。」という記述があります。
楽天モバイルのメンバーズステーションの存在
ネットワーク暗証番号についての記述が少ない楽天モバイルの公式サイトですが、その理由としては各種サービスの申し込みを行えるメンバーズステーションの存在が大きそうです。
楽天モバイルのメンバーズステーションと、そこから申し込めるサービスについて紹介します。
メンバーズステーションからさまざまな情報が確認できる
楽天モバイルのメンバーズステーションでは、さまざまな情報が確認・変更ができます。
メンバーズステーションでできること
- 利用料金確認
- 通話/SMS明細確認
- 登録情報の確認(申込み種別など)
- 住所/連絡先アドレス/支払い方法変更
- プラン変更(通話SIMからデータSIMへの変更は不可)
- オプションの・申込・変更・解約
- 機種変更/アクセサリー購入
- ・高速通信容量の確認/容量追加購入
- SIM交換
- データSIMの解約手続き
docomoではオンラインでサービスに申し込む際にネットワーク暗証番号の入力が必要ですが、楽天モバイルではメンバーズステーションにログインすれば、ネットワーク暗証番号の入力なしにオプションサービスへの申し込みができます。
メンバーズステーションから申し込めるオプションサービスについて
楽天モバイルのメンバーズステーションから申し込めるオプションサービスを紹介します。
- 月額918円で10分以内の国内通話がかけ放題「楽天でんわ10分かけ放題」
- Android端末でのみ利用可能なセキュリティ「マカフィー モバイル セキュリティ Android版」
- 端末が故障してもデータ復旧可能な「データ復旧サービス」
など、さまざまなサービスがメンバーズステーションから申し込み可能です。
楽天モバイルのネットワーク暗証番号は迷惑電話ストップサービスで使う
以上、楽天モバイルのネットワーク暗証番号について紹介しました。
楽天モバイルの公式サイトにはネットワーク暗証番号についてあまり記述がありませんが、迷惑電話ストップサービスの設定の際には必要となるようです。
docomoの場合はさまざまなオプションにオンラインから申し込む際にネットワーク暗証番号の記入が必要ですが、楽天モバイルの場合はメンバーズステーションから気軽に申し込めます。