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格安SIMはなぜ安い?料金の平均やデメリットを解説!本当にお得?

更新日:2020.08.27

格安SIMが大手キャリアに比べて断然安いことを聞いたことのある人は多いはず。でも、実際のところなぜ安くできるかご存知でしょうか。「まともにつながらないのでは」「別途お金がかかるのでは」と心配な方もいらっしゃるでしょう。今回はそんな安すぎる格安SIM・格安スマホの秘密に迫ります。

格安SIMは、docomo(ドコモ)やau、SoftBank(ソフトバンク)といった大手キャリアに比べて通信利用料金が圧倒的に安いのが最大の特徴です。しかし、通信料金がなぜ安いのかご存知でしょうか?格安SIM会社がすさまじい企業努力をしているから……?それもあるかもしれませんが、それだけでは難しいでしょう。実は安くサービスを提供できるのには理由があります。今回はその理由を解説していきます。

▼格安SIMが安すぎる理由はこれだった▼

▼SIMチェンジではおすすめの格安SIMを比較しご紹介しています。ぜひご一読ください。

格安SIMの料金はいくら?

格安SIMの料金の相場を知っていますか?ドコモやau、ソフトバンクが毎月6,000~7,000円程度かかるのに対して、格安SIMは2,000~3,000円程度で利用できます。これは単純に半額以下の金額です。

格安SIMの3GBの通信料金は972円が平均

格安SIMの通信料金はプランごとに異なりますが、だいたい3GBで972円程度です。一方、キャリアの場合は3GBで4,320円。キャリアは同じ通信容量でもなぜか4倍以上の料金が発生します。これは一体……?

 ドコモmineo(Dプラン)楽天モバイル
電話基本料金1,058円756円756円
パケット料金3GB 4,320円3GB 972円3.1GB 972円
SPモード324円--
合計5,702円1,728円1,728円

実は1MBや1GBといったデータ通信量に対して料金の相場というものは定まっていません。通信事業者が自由に価格を決めていいのが日本におけるルールです。従って極端な話、1MBで1万円、逆に1GBで10円なんていう値段をつけても問題はありません。

通信は事業者提供する価値に相応した料金を設定しているというわけです。

格安SIMの電話基本料は756円が相場

では、電話の通話料金のほうはどうでしょうか。格安SIMの電話の基本料金は756円程度が平均的な料金です。

一方のドコモやau、ソフトバンクといった大手キャリアではどうかというと、電話かけ放題ではない電話基本料金は2年縛りの場合一番安い時期で842円でした。電話に対しても格安SIMは若干安いことが分かります。

今は電話かけ放題が当たり前となっているので電話料金は1,836〜2,916円が相場となっています。

電話をたくさん使う方にとっては嬉しいプランなのですが、あまり使わない人にとっては無駄な出費になってしまうかもしれません。

キャリアと格安SIMの違いは?

ドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアと格安SIMの違いは料金プランの選択方法にも表れています。

電話を基本と考えているキャリアでは必ず電話プランを契約した上でデータ通信を契約させる方式。

対して格安SIMの場合はデータ通信を基本として考えており、データ通信を契約しないと電話の契約ができないようになっています。キャリアと格安SIMでは電話とデータ通信に対する考え方に違いがあることが分かります。

キャリアは電話を使ってもらう電話通信事業として始まった会社のため、電話を一番に使いやすくリーズナブルな価格で提供することを主眼に置いています

逆に格安SIMはインターネット事業から始まった会社による運営がほとんどのため、インターネットをより使いやすく、リーズナブルな価格で提供することを主眼に置いています

キャリアは容量あたりの通信料金が不均一で割高

キャリアの通信料金は一定ではありません。

一例としてドコモの料金を見てみますと、1GBが3,132円、3GBが4,320円、5GBが5,400円、20GBが7,560円と、1GBあたりの料金がバラバラです。

データをたくさん使う人にお得に見えますが、一方で2017年3月で新規受付を停止したシニア向けのらくらくパックでは200MBで2,160円もしました。これはかなり割高な数字に見えるのではないでしょうか。

格安SIMは容量あたりの通信料金が均一で割安

格安SIMの場合は、1GBの料金がある程度均一に近い状態になっています。

IIJmioでは3GBで972円、6GBが1,641円、12GBでも2,765円です。1GBの料金を考えた場合230〜324円の間となっています。これは他の格安SIMでも同じ程度の料金です。

格安SIMの料金が安い最大の理由とは?

では格安SIMがなぜ安いのか、その理由を追ってみましょう。

格安SIMは基地局や収容局などの維持費が不要だから安い!

大手キャリアの場合、平均的な利用料は6,000~8,000円程度になりますが、格安SIMではその半額以下で通信サービスを利用できます。このような差が生まれるのには、どんな背景・理由があるのでしょうか?

最大の理由は、ドコモ、au、ソフトバンクが保有する人件費や新規技術開発、基地局、収容局の維持、メンテナンス等にかかる莫大なお金が、格安SIMでは不要だからです。キャリアは、いくつもの基地局を日本全国に作り、日々メンテナンスをして、さらに販売や販促物、CMなども制作しますからお金が必要になります。

これらの費用は利用料金にはねかえってきます。その分、充実したサービスを受けられる反面、価格は高くなります。逆に、格安SIMでは簡易的なサービスになる代わりに、こうしたお金はかからず安くサービスを提供できる、ということになります。

格安SIMは大手キャリアの回線を借りている

格安SIMは、大手キャリアの回線を借りて通信サービスを提供しています。
そのため、キャリアと違って基地局や収容局を独自に持っていません。キャリアから借りて運営しているので、独自に施設を持つ必要がないのです。格安SIMの会社が必要になるのはデータの送受信を適切に仲介する通信設備だけなのでキャリアのように高額な利用料金を設定する必要がありません。

ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアから通信回線を借りるということは基地局や収容局の設備も借りるということになります。格安SIMの人が実際に基地局や収容局で作業をすることはありませんが、利用させてもらう契約になっています。

格安SIMがキャリアから通信設備を借りる場合、通信の量で費用が決まります。1Gbpsや10Gbpsといった単位で借りますが、この通信量は一瞬の間に通信できるデータ量です。

この借りられる通信量に対してどれくらいのデータ通信ができるかを計算して割り出されているのが格安SIMの料金プランということになります。

格安SIMにデメリットはないの?

これだけ料金に差があったら、何か不利益があるだろうと考えるのが普通でしょう。満足にネットにつながらない、とか別途料金が上乗せされるに違いない……と疑っている方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、そういったキャリアに比べて極端に不利益になることは、ほとんどないといえます。「ほとんど」と書いたのは、まったくデメリットがないわけでもないからです。格安SIMに乗り換える場合はそのあたりを理解しておくと後悔することも少なくなるはずです。

通信速度が落ちやすい時間がある

格安SIMはキャリアから回線を借りているという話をしましたが、各事業者はその借りている回線の範囲でサービスを提供しているため、利用者が集中する時間帯は回線が混雑して通信速度が落ちやすくなります。ちょうど、狭い道路に一度に車が押し寄せるようなイメージです。具体的には朝の通勤時間帯(8時台)、お昼(12時台)、帰宅時間帯(18時台)が落ちやすいと言われています。

逆に言えば、こうした時間帯以外はストレスのない通信ができることがほとんど。我慢するか、その時間帯は使わないようにするなど、対処ができる人にとっては非常にお得と言えます。

サポート体制がやや弱い

設備投資などにお金をかけられない分、特に実店舗でのフォローが大手キャリアに比べると弱くなります。単純に取り扱いショップが少なかったり、あっても家電量販店の一角だったりすることもあります。気軽に店舗に行って質問や対応をしてもらえないのは難点の1つです。ただし、Web上では、リアルタイムチャット相談などが一般的になっており、そういった対応でも問題ない人はさほど不便は感じないでしょう。

キャリアメールが使えない

キャリアメールが使えなくなるのもデメリットと言えます。ただし、最近ではメールの代わりにLINEなどのコミュニケーションアプリを使うケースも増えており、ほとんど使わないという方も多いはず。また、Gmailなどのアプリで代替もできるので、こうした手段を使えば使用上さほど問題にはならないでしょう。

MVNOとMNOの話

一般的に格安SIMと呼ばれている通信会社は「MVNO」が正式名称です。キャリアと呼ばれるドコモ、au、ソフトバンクは「MNO」と呼ばれます。

MNOは通信施設を持っている会社、MVNOは通信施設を持っていない会社と考えると簡単です。

スマートフォンがインターネットに接続する場合、スマートフォン→基地局→光ファイバー接続→MNO収容局→MNOインターネット接続設備となります。

MVNOの仕組みMNO

格安SIMを利用している方の場合はスマートフォン→基地局→光ファイバー接続→MNO収容局→POI→MVNOインターネット接続設備
となります。

MVNOの仕組みMVNO

MNOにはないPOI(相互接続点)という設備を一つ挟むのが格安SIMの特徴ですが、このPOIで格安SIMが契約した通信量にデータ量を落とす作業が行われます

このPOIはキャリア(MNO)にはないのでデータ量を落とされることも絞り込まれることもありません。もしも、格安SIM(MVNO)がこのPOIが必要ないくらい回線を借りた場合は通信速度が速くキャリアと同等になるでしょう。

しかしその場合は料金が高額になってしまいます。このPOIの絞り込みがあるため料金が安くなっているのです。

格安SIMは高コスパでスマホ通信を利用できる

格安SIMがなぜ安い料金で契約できるのか紹介しました。格安SIMの仕組みを知ると安さも納得できますね。

格安SIMでも快適な通信サービスを届けるため日夜技術の進歩に励んでいますので安心して契約ができます。料金が安い格安SIMですが、サービスはかなり便利になってきています。家計も大助かりになること間違いなしなので、ぜひ乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

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