HUAWEI P40 lite E 実機レビュー|圧倒的コスパを持つ最新スマホの実力は?

「HUAWEI」から2020年6月に発表されたスマートフォンである「P40 lite E」。実際どの程度の実力を持っているのか気になっている方も多いと思います。今回は実機を利用して感じた魅力的な点、微妙な点をピックアップしてまとめてみました。できるだけ安く買う方法も紹介しています。
この記事の目次
「HUAWEI」から2020年6月に発表されたスマートフォンである「P40 lite E」。
日本向けSIMフリー端末として発売された本モデルですが、実際どの程度の実力を持っているのか気になっている方も多いと思います。
今回は実機を利用して感じた魅力的な点、微妙な点をピックアップしてまとめてみました。
安く購入する方法も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
P40 lite Eはオーロラブルーとミッドナイトブラックの二色展開ですが、今回は人気のミッドナイトブラックをレビューします。
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「HUAWEI P40 lite E」ってどんな端末?
参照:HUAWEI
2020年6月2日に発表後、6月19日に国内発売された新モデルのスマートフォンが、HUAWEI P40 lite Eです。
定番モデルの「HUAWEI P lite」シリーズ新たにここでは本機の具体的な特徴について紹介します。
▼SIMチェンジでは同時期に発表された「HUAWEI P40 Pro」と「HUAWEI P40 lite 5G」の実機レビューも行っています。
HUAWEI P30 liteの後継機
2019年8月8日に発売された「HUAWEI P30 lite」の後継機として発売されたものが、HUAWEI P40 lite Eです。
エントリーモデルのスマートフォンですが、CPUに「Kirin 710F」が搭載されており、性能の高さは折り紙付きです。
P30とのスペック差・進化したポイントについては後述しますが、優れたモデルであることは間違いありません。
2万円台で購入できる抜群のコストパフォーマンス
P40 lite Eの最も大きな目玉といっても過言ではないのが、そのコストパフォーマンスでしょう。
HUAWEI公式からはなんと24,800円と価格が設定されています。
最近では各社がこぞって格安スマートフォンを発表していますが、P40 lite Eはその中でも存在感のある価格を実現してます。
格安スマホの相場が30,000円~50,000円とされる中で、24,800円という価格はP40 lite Eの持つ大きなアドバンテージでしょう。
現在P40 lite Eを取り扱う格安SIM会社は「IIJmio」と「イオンモバイル」の2社での取り扱いがあるので参考にしてみてください。
具体的な金額については後述します。
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外観・ハードウェアを様々な角度からチェック
次はP40 lite Eの外観・ハードについてチェックしていきます。
本体を様々な角度から写真に収めたので、ぜひ参考にしてみてください。
HUAWEI P40 lite Eのデザイン・本体サイズ
▲本体の前面部です。ディスプレイと側面の境界が分からないような、シームレスでフラットなデザインです。
▲こちらが背面です。光の屈折度合いによって見え方の変わる「2.D効果」を実現した、カラフルで幻想的なデザインが印象的です。
▲上部もシンプルで、スピーカーがディスプレイの邪魔にならないよう設置されています。
▲下部のコネクタ部はAndroid共通の「micro USB Type-B」を採用しています。
また、イヤホンジャックが採用されており、スピーカー・マイクも違和感なく本体に馴染んでいます。
▲側面はわずかにカーブがかかっており、持ちやすさの高い設計になっています。
電源ボタンも、本体のデザインを損なわないよう自然に溶け込んでいます。
▲SIMスロットも、一見すると見逃してしまいそうになるほどに目立ちません。
▲SIMトレイはトリプルスロット仕様です。
SIMカード2枚(DSDV仕様)と追加ストレージのSDカードが1枚挿入可能です。
同梱物
同梱物
- 充電アダプター(Cタイプ)
- micro USB Type-Bケーブル
- 純正セミハードケース(試供品)
- 純正イヤホン(試供品)
- SIMピン
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HUAWEI P40 lite Eのスペック
次はいよいよ気になるスペックを具体的に見ていきましょう。
前機種であるP30 liteからどう進化したのか、比較しながらご紹介します。
HUAWEI P30 liteとスペック比較
HUAWEI P40 lite E | HUAWEI P30 lite | |
---|---|---|
本体カラー | ミッドナイトブラック オーロラブルー | ミッドナイトブラック ピーコックブルー パールホワイト |
OS | EMUI 10.1 (Based on Android™ 10) | EMUI 9.0 (Android™ 9 ベース) |
メモリ | RAM:6GB/ROM:128GB | RAM:4GB/ROM:64GB |
本体サイズ | 約 159.81(H) ×約76.13(W) ×約8.13(D)mm | 約 152.9(H) ×約72.7(W) ×約7.4(D)mm |
画面サイズ | 約6.39インチ | 約6.15インチ |
重さ | 約176g | 約159 g |
ディスプレイ | 1560 x 720ピクセル | 2312 x 1080ピクセル |
プロセッサー | CPU:HUAWEI Kirin 710F オクタコア | CPU:HUAWEI Kirin 710 オクタコア |
カメラ | (アウトカメラ) 約4800万画素(f/1.8) 約800万画素(f/2.4) 約200万画素(f/2.4) (インカメラ) 約1600万画素(f/2.0) | (アウトカメラ) 約2400万画素(f/1.8) 約800万画素(f/2.4) 約200万画素(f/2.4) (インカメラ): 約2400万画素(f/2.0) |
SIMカードスロット | nanoSIMスロット × 2 MicroSD対応/最大256GB | nanoSIMスロット × 2 MicroSD対応/最大256GB ※nanoSIMカード2枚とMicroSDカードの同時使用不可 |
バッテリー | 約4000mAh | 約3340mAh |
HUAWEI P40 lite Eはどこが進化した?
見た目で大きく分かる変化はノッチ部の変化です。
P30 liteにはノッチがしずく型ノッチが採用されていますが、P40 lite Eはパンチホール型が採用されています。
これによってディスプレイがより大きく、より一層没入感を感じることが可能になりました。
CPU・バッテリーの性能も一回りほど向上されています。
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HUAWEI P40 lite Eのカメラ性能
カメラがP40 lite Eの最も大きな特徴といってもよいでしょう。
エントリーモデルでありながら、4800万画素・800万画素・200万画素のトリプルレンズカメラを搭載しています。
次に各カメラの性能を、実際に撮影した写真を交えて紹介していきます。
約120度の画角を持つ超広角カメラ
P40 lite Eの目玉であるトリプルレンズカメラの一つに、約120度の画角を持つ超広角カメラがあります。
しかし、120度の超広角カメラがどのようなものかイメージしづらいかも知れません。
分かりやすく言うと人間の視野角もおよそ120度です。
つまり、目で見た世界をそのまま写真に捉えることができると考えても遜色ありません
スマートフォンに搭載されたカメラとしては破格の性能を持っているといえるでしょう。
▲実際に超広角カメラで撮影してみました。
夜景もラクラク!ナイトモード搭載カメラ
搭載されている最新AIによって、暗い中でも細部が埋もれない写真を撮ることが可能です。
夜景をよく撮影される方にとっては、喉から手が出るほど欲しい機能なのではないでしょうか。
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実際に使って分かった魅力と微妙な点
今回は実機レビューならではの、実際にP40 lite Eを使ってみて分かった魅力的な点と微妙な点を紹介します。
最大4800万画素のトリプルAIカメラ
「スマートフォンに搭載されているカメラなんてたかが知れている」と思われる方もいると思います。
実際にスマートフォンで撮影された写真と、デジタル一眼で撮影した写真を見比べると、一目瞭然であることもしばしばです。
しかし、P40 lite Eにはデジタル一眼顔負けの4800万画素を誇るカメラが搭載されています。
フルサイズのデジタル一眼でも2000万画素~のモデルが主流な中、高級スマートフォンでもなく、格安スマートフォンでデジタル一眼並みの写真を撮影できる性能は見過ごせません。
P40 lite Eは、写真をよく撮影される方だけでなく、美しく写真を撮影したい方にもぜひおすすめしたいスマートフォンです。
▲実際に4800万画素のレンズで撮影してみました。
とてもスマートフォンのカメラで撮影されたとは思えないほど綺麗です
▲草木だけでなく、建築物も美しく写真に収めることができます。
4000mAhもの大容量バッテリー
4000mAhものバッテリー容量もP40 lite Eの大きなアドバンテージでしょう。
比較として、AppleのiPhone 11 Proのバッテリー容量が3110mAhなので、その容量の大きさがお分かりになると思います。
実際のパフォーマンスとしては、朝から充電100%の状態で家を出て晩に帰ってきても、まだまだ余裕があるでしょう。
HUAWEI公式によると、ゲーム10時間・ビデオ通話22時間・通話47時間の連続駆動が可能です。
外出先で充電の心配をしたくない方にとっては、目からウロコなバッテリー容量でしょう。
大画面!約6.39インチのパンチホールディスプレイ
▲ディスプレイには6.39インチのパンチホールフルビューディスプレイが搭載されており、なんと画面占有率が90.15%に至ります。
通常使用には十分なサイズを持ち合わせており、大画面で動画・ゲームなどを楽しみたい方にとっても納得のサイズです。
iPhone 11のディスプレイが6.1インチなので、比較してみるとその大きさがよりイメージしやすいかも知れません。
GMS非対応|Google Play Storeは使えない
P40 lite Eに限らず、アメリカの禁輸措置後に販売されたHUAWEI製品では「Google Mobile Service(GMS)」をサポートしていません。
つまり、「Google Playストア」が使用できないということです。
Android端末でGMSが利用できないのは残念ですが、ブラウザからアクセスするのであれば問題なく利用できます。
それに伴って、GMSの代わりに「HUAWEI Mobile Service(HMS)」が利用できます。
これにより、HUAWEIの独自サービスである「HUAWEI Appgallery」では、Google Playストアでの人気アプリなどがインストールできます。
また、HUAWEI Appgalleryで対応していないアプリは「Amazonアプリストア」によって補うことができるので、実質GMSの壁は乗り越えたと考えることもできるでしょう。
現在HMSでは「LINE」や「メルカリ」などにも対応しており、今後も対応アプリは増加していくと思われます。
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端末の価格・お得な購入方法
せっかく購入するならお得に賢く購入したいものです。
ここでは数ある格安SIM会社のなかでも、お得に購入できる格安SIM会社を紹介します。
HUAWEI P40 lite Eを安く買える格安SIM
冒頭に書いた通り、国内でP40 lite Eを取り扱う格安SIM会社は「IIJmio」と「イオンモバイル」の2社があります。
公式サイトで購入する場合と、2社で購入する場合の具体的な金額を比較してみます。
HUAWEI 公式 | IIJmio | イオンモバイル | |
---|---|---|---|
金額 (税別) | 24,800円 | 22,800円 | 21,800円 |
月々(税別) ※24分割の場合 | 1,033円~ | 980円~ | 909円~ |
このように同じ機種でも、どこで購入するかによって価格差が生じます。
「容量はいらないから、とにかく月額料金を安く抑える」や「容量は欲しいけどできるだけ安く」など、自分に合ったプランを組んでみてください。
これだけでも安いIIJmioとイオンモバイルですが、さらにお得に使う方法があります。
各会社のキャンペーンについてまとめた記事がありますので、これらの記事も参考にしてみてください。
▼IIJmioのキャンペーン情報はこちらでご紹介しています!
▼イオンモバイルのキャンペーン情報はこちらでご紹介しています!
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HUAWEI P40 lite Eで快適スマホライフを
HUAWEI P40 lite Eは24,800円というエントリークラスの価格帯ながら、多機能トリプルレンズカメラ・約6.39インチの大型ディスプレイ・4000mAhの大容量バッテリーを兼ね揃えた超コストパフォーマンス、まさに「モンスター級」のスマートフォンです。
現在GMSは利用できませんが、HMSによって問題は解消されつつあります。
また、使い方によってはGMS対応のAndroidよりも高いポテンシャルを秘めたスマートフォンだといえるでしょう。
「できるだけ安く、でも性能が良いスマートフォンが欲しい」という方にピッタリのP40 lite E。ぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。