iPhoneコントロールセンターの機能と操作方法|表示できないときの対処法も解説
この記事ではiPhoneのコントロールセンターの基本操作や各種機能の使い方について詳しく解説しています。さらに便利に使うためのカスタマイズ方法やうまく表示できないときの対処法についても紹介します。iPhoneユーザーの方は必見です。
この記事の目次
iPhoneのコントロールセンターとは、WiFiのオンオフ、画面の明るさや音量の調節などをワンタップで操作できる便利な機能です。自分好みにカスタマイズすることで、さらに便利に使えます。
この記事ではコントロールセンターを最大限使いこなすために、基本操作からカスタマイズ方法まで徹底的に解説していきます。
iPhoneユーザーの方はぜひ参考にしてください。
iPhoneコントロールセンターの基本操作
iPhoneのコントロールセンターの基本的な操作方法を確認しましょう。
コントロールセンターを表示する
コントロールセンターは、ホーム画面やロック画面、アプリ使用中の画面からも表示することができます。
操作はホームボタンがある機種(iPhone SE、iPhone 8以前)と、ない機種(iPhone X以降)で異なるため、それぞれの方法を確認していきましょう。
ホームボタンがある機種の操作方法
ホームボタンがある機種では、画面の下部から画面の上に向かってスワイプすることで、コントロールセンターを表示できます。
ホームボタンがない機種の操作方法
ホームボタンがない機種では、画面の右上から画面の下に向かってスワイプすることで、コントロールセンターを表示できます。
コントロールセンターを閉じる
コントロールセンターを閉じる際も、ホームボタンの有無によって操作方法が異なります。
ホームボタンがある機種の操作方法
ホームボタンがある機種では、画面下方向にスワイプするか余白をタップすることでコントロールセンターを閉じることができます。
ホームボタンがない機種の操作方法
ホームボタンがない機種では、画面上方向にスワイプするか余白をタップすることでコントロールセンターを閉じることができます。
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iPhoneコントロールセンターで利用できる機能と操作方法
iPhoneのコントロールセンターで利用できる機能と各機能の操作方法を解説していきます。
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コントロールセンターの主な機能
基本的な機能として、WiFi・機内モード・Bluetooth・モバイルデータ通信のオンオフの切り替えができます。それ以外の主な機能も紹介します。
ミュージック
「ミュージック」のメニューには、再生中の楽曲のアーティスト名と曲名、再生、停止、順送り、逆送りのボタンが表示されます。
右上にあるAirPlayのアイコンをタップすることで、イヤホンなど出力するデバイスの切り替えを行えます。
画面回転ロック
iPhoneの画面回転をロックし、縦向きの画面に固定できます。
コントロールセンターの鍵と矢印のアイコンをタップすることで、iPhoneの画面が縦向きに固定されます。
おやすみモード
電話やメールの通知による画面点灯や振動をオフにできる「おやすみモード」のオンオフ切り替えができます。
月のマークのアイコンをタップすることで、オンオフを切り替えます。
音量と画面の明るさの調節
それぞれの調節コントロールを上下に動かすことで、音量と画面の明るさを調節できます。
このコントロールで調節できる音量は、音楽や動画のサウンドのボリュームだけで、着信音や通知音のボリュームは調節はできません。
画面ミラーリング
「画面ミラーリング」と書かれたボタンをタップすることで、スマートテレビなど画面ミラーリング対応の機器にミラーリングを実行できます。
カスタマイズで追加できる機能
よく使う機能を追加したり、並び順を変えたり、使いやすいようにコントロールセンターをカスタマイズすることも可能です。
カスタマイズできる機能は次の通りです。
フラッシュライト | iPhoneの背面にあるカメラのフラッシュライトを点灯させることで、懐中電灯のように使用できます。 |
---|---|
タイマー | 時計アプリ内のタイマー機能を呼び出せます。 |
計算機 | 電卓のアイコンをタップすると、iPhoneの計算機アプリを呼び出すことができます。 |
カメラ | カメラのアイコンをタップすることで、iPhoneのカメラアプリを呼び出せます。 |
画面収録 | iPhoneの画面を録画できる便利な機能です。 |
QRコードリーダー | QRコードスキャンの機能をコントロールセンターから呼び出せるようになります。 |
ボイスメモ | カスタマイズして追加することでボイスメモアプリを呼び出せるようになります。 |
Apple TV Remote | Apple TVを遠隔操作し、Apple TV Remoteアプリと同じことができます。 |
Wallet | クレジットカードやSuicaをまとめられるアプリです。 |
アクセシビリティのショートカット | カスタマイズしてコントロールセンターに追加することで、ユーザーの操作を補助するアクセシビリティ機能をショートカットから呼び出すことができます。 |
アクセスガイド | 1つのアプリしか使えないように制限する機能です。子どもにYouTubeなどを見せるときに便利です。 |
アラーム | カスタマイズして追加することで時計アプリのアラームとストップウォッチ機能を呼び出すことができます。 |
ストップウォッチ | 時間を計るときに便利な機能です。 |
ダークモード | オンにすると、周囲が暗くなったときに画面が暗くなり、見やすくなります。 |
テキストサイズ | 画面に表示される文字のサイズを変更できます。 |
ホーム | この機能はホームアプリでホームオートメーションを設定している場合に追加可能です。 |
メモ | カスタマイズして追加することでメモアプリを呼び出せるようになります。 |
運転中の通知を停止 | iPhoneが運転中かどうかを察知し、自動で通知を停止してくれる機能です。 |
拡大鏡 | 拡大鏡機能のオンオフや表示倍率などの設定の変更ができます。 |
聴覚 | Apple純正イヤホン「AirPods」使用時に補聴器機能「Live Listen」を有効にします。 |
低電力モード | コントロールセンターから低電力モードのオンオフの切り替えが可能になります。 |
機能の追加、削除方法
- 設定アプリを開き、「コントロールセンター」を選択
- 「コントロールをカスタマイズ」を選択
- 機能を追加する場合は「+」を、削除する場合は「−」をタップする
機能の並び順を入れ替える方法
- 設定アプリを開き、「コントロールセンター」を選択
- 「コントロールをカスタマイズ」を選択
- 各機能の横にある3本の横線を長押しした状態でドラッグして、順番を入れ替える
3D touchで詳細設定できる機能
コントロールセンターには、3D touchもしくは長押しで追加の機能を表示できる機能があります。
3D touchとは、ディスプレイを押す強さによって様々な操作ができる機能です。ここでは強めに押すことを指します。
各メニューを3D touchすることでウィンドウがポップアップし、さらに細かな機能が表示され、より便利に使えるようになります。
3D touchで詳細設定できる、主な機能を紹介します。
AirDrop | 「WiFi」「機内モード」「Bluetooth」「モバイルデータ通信」の4つの機能のアイコンが並んでいる部分を3D touchすることで表示できます。 |
---|---|
ミュージック | 3D touchもしくは長押しすることで、音量の調節バーと再生中の曲の時間を示すシークバーを表示することができます。 |
おやすみモード | 3D touchすれば、おやすみモードを解除するタイミングを設定できます。 |
カメラ | カメラアプリのアイコンを3D touchすれば「自撮り」「ビデオ撮影」「ポートレートを撮る」の機能が表示されます。 |
タイマー | タイマーのアイコンを3D touchすることで、1分から2時間までタイマーを設定できます。 |
メモ | メモアプリのアイコンを3D touchすることで、「新規メモ」「新規チェックリスト」「新規写真」「新規スケッチ」の選択肢が表示されます。 |
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iPhoneコントロールセンターを表示しないようにする方法
iPhoneのコントロールセンターを表示しないようにする方法を紹介します。
アプリ使用中に表示しないようにする方法
- 設定アプリの「コントロールセンター」の項目を選ぶ
- 「App内でのアクセス」をオフにします。
この設定は、アプリ使用中のみ有効です。
コントロールセンターはアプリ起動中の画面でも表示されますが、アプリ使用中に表示されると邪魔になることもあります。
ゲームアプリなどでは誤操作の原因になるため、表示しないように設定しておくとよいでしょう。
ロック画面で表示しないようにする方法
- 設定アプリから「Touch ID(Face ID)とパスコード」を選択
- 「ロック中にアクセスを許可」の欄にある「コントロールセンター」をオフにする
コントロールセンターをロック画面に表示されないように設定することも可能です。
なお、ホーム画面で表示されないようにすることはできません。
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コントロールセンターが出ないときの原因と対処方法
コントロールセンターを画面上に表示できない場合の原因別の対処法を確認しておきましょう。
iPhoneカバーが邪魔になっている場合
iPhoneにケースやカバーをつけている方はそれが原因となっている可能性があります。
画面ギリギリまで覆うタイプのカバーはスワイプする際に邪魔になり、うまくコントロールセンターを出せないことがあるため注意しましょう。
アクセスできない設定になっている場合
状況によってコントロールセンターにアクセスできない設定になっている可能性があります。
ロック画面やアプリ起動中の画面にコントロールセンターが表示されない場合、アクセスが制限されている可能性がありますので、設定アプリから確認してみましょう。
ロック画面については、設定アプリの「Touch ID(Face ID)とパスコード」内の「ロック中にアクセスを許可」の欄から、アプリ起動中の画面については「コントロールセンター」内の「App内でのアクセス」の項目を確認してください。
コントロールセンターの表示がオフになっている場合、オンに切り替えることで解決します。
iPhoneの動作が重くなっている場合
iPhoneは長く使っていると動作が重くなったり、画面がフリーズしたりと不具合が発生しやすくなります。その場合は、一度電源をオフにしてから再起動することで不具合が改善されることがあります。
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コントロールセンターを使いこなそう
ここまでiPhoneのコントロールセンターの各種機能と操作方法について解説しました。
うまく使いこなすことができれば、ほとんどの操作をコントロールセンターから行えるため、とても便利です。
さらに機能を追加したり削除することで、自分好みにカスタマイズできるので、ぜひ、自分にとって一番使いやすいコントロールセンターの使い方を探してみてください。
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