【MADOSMA Q501】SIMフリーWindows Phoneを徹底解剖!
ついに国内4年ぶりのWindows Phone「MADOSMA Q501」がマウスコンピューターより、販売開始しました!今回は気になるスペックや価格、Officeアプリの優位性などについて検証してみます。格安SIMとも相性が良さそうなので、LTEバンド対応も含め確認していきましょう!
この記事の目次
ついに国内4年ぶりのWindows Phone「MADOSMA Q501」が販売開始しました!今回は気になるスペックや価格、Officeアプリの優位性などについて検証してみます。格安SIMとも相性が良さそうなので、確認していきましょう!
MADOSMAがマウスコンピューターより発売開始
いよいよ、期待のWindows Phone 8.1搭載「MADOSMA Q501」が販売開始されました!にも関わらず、直販サイトでは既に初回販売分完売の情報が。なぜそこまで人気があるのでしょうか?
直販サイトは予約が殺到
直販サイトでは、マドスマの初回販売分が即日売り切れとなりました!どれほど在庫を用意していたのかはわかりませんが、即買えない状態となることからも人気の高さが伺えます。
出典:マウスコンピューター
同機種は6月24日現在も直販再開が未定となっています。
販売再開が決まり次第、WEBもしくはメルマガにて告知があるので、随時確認しておきましょう。(上画像の出典リンクからホームページに飛べます。)
auのIS12T以来の期待のWindows Phone
出典:富士通
国内のウィンドウズスマホ発売は、auの「IS12T」以来のビッグニュースです。IS12Tが発売したのが2011年なので、約4年ぶりになります。
2011年といえば「iPhone4s」が発売された時期でもあり、やっとスマホが爆発的に売れはじめた時期でした。
当時はiOSとAndroidの2強状態の中、アプリ数の圧倒的に少ないWindows Phone OSが国内シェアを稼ぐことは非常に難しかったのが現状と言えます。
しかしながら、windows自体は社内のパソコンほとんどのシェアを占めていることもあり、人気は根強くあったのは確かです。
海外市場に関してはMicrosoft製のスマホが一定のシェアを伸ばしてますし、「surface3」や「windows10」など、モバイルとPCの融合が進んでいるので、「MADOSMA」発売は絶好のタイミングと言えるかもしれませんね。
気になる在庫予想
即日完売になるほど人気の「マドスマ」ですが、在庫は十分にあるのでしょうか。検証してみました。
そもそも、今回の販売売り切れは「直販webサイト」内のことだけであって、家電量販店などには6月24日現在、在庫があることが確認できています。
発表段階で量販店に優先供給することを発表しているため、在庫は直販サイト以外に流れているようです。つまり、在庫はまだまだあるんじゃないかと予想できます!
ポイント
- 直販サイトでは、即日売り切れるほど人気のスマホ
- 「MADOSMA」で、Windows Phone国内投入は約4年ぶり
- 在庫は、家電量販店などにまだまだある!
Windows Phone「マドスマ」のスペック
では大注目ウィンドウズフォンの性能を確認していきましょう!ヒントは「ビジネスに強い」特性にありそうです。
8.1update搭載のSIMフリー
では簡単にQ501のスペック表を作りましたのでご覧ください。あとで価格も紹介しますが、性能と比較してもコストパフォーマンスは高いと言えそうです。
機種 | MADOSMA (Q501) |
---|---|
メーカー | マウスコンピューター |
カラー | WH(パールホワイト) BK(ブラック) *BKは法人のみ |
OS | Windows Phone 8.1 Update |
CPU (プロセッサー) | MSM8916 クアッドコア / 1.2GHz |
RAM (メインメモリ) | 1GB |
ROM (本体ストレージ) | 8GB |
外部メモリ (MicroSDカード) | 最大64GB/SDXC |
バッテリー | 2,300mAh |
連続待受 | 460時間 |
連続通話 | 9時間 |
充電時間 | 3時間 |
ディスプレイ 解像度 | 約5.0インチ 1280×720ドット |
大きさ | 高さ142.8mm 幅70.4mm 厚さ8.4mm |
重さ | 125g |
SIMサイズ | Micro SIM |
カメラ | メイン800万画素 インカメ200万画素 |
無線LAN (WiFi) | IEEE 802.11 b/g/n |
Bluetooth | V4.0 (EDR / A2DP 対応) |
その他 | MicroSD16GB同梱 液晶保護シート付属 |
スペックの見方や用語はこちらで確認できます。
カラーですが、一般販売向けはWH(パールホワイト)のみになっています。OSはさらにモバイルとPCの融合が進んだWindows Phone 8.1 Update搭載ですね。
CPUは4コア搭載でサクサク動きそうです。本体ストレージは8GBと少し少ないですが、16GBのmicroSDカードが付属するので、合計で24GB使えるのが嬉しい特典です。液晶保護シートも貼り付けた状態で届きます。
バッテリーも2,300mAh搭載で、この価格帯のスマホで見ると、充電は1日しっかりもつでしょう。ディスプレイも5インチ大画面で操作しやすく、ビジネスマンの強い味方になりそうです。
Bluetoothも4.0搭載で、省電力でハンズフリー通話が行えます。ビジネス通話などで重宝しそうですね。
肝心のSIMサイズはMicro SIMカードです。これはMVNOで格安SIMを購入するときに必要になるので覚えておきましょう。
スペックを簡単に見ていきましたが、ミドルスペック機といえそうですね。価格は後の項目で紹介しますが、コストパフォーマンスは他のAndroid格安スマホと比べても高いと言えそうです!
「マドスマ」は法人・ビジネスマン向け端末?
さて、この機種はWindows搭載や法人販売で注目を浴びていますが、それはなぜなんでしょうか?マウスコンピューターのMADOSMAがビジネスに強い理由を紐解いていきましょう。
まず、社内や自宅で使っているウィンドウズパソコンやタブレットとのスムーズな同期が便利です。マイクロソフトアカウントによって、保存した連絡先などをクラウド経由で共有できるので、作業が非常に捗ります。
また、標準搭載されている電話帳「People Hub」はFacebookやTwitterアカウントとも連携されているため、SNSとの同期も非常にスムーズです。
さらにMicrosoft Officeとの互換性が非常に強く、文書編集などが出先でも捗ります。クラウドサービスの「OneDrive」を使えば、パソコンで編集した文書をすぐに取り出して閲覧できるので便利です。
つまりは、文書編集(Microsoft office)など既存のビジネスにメリット=法人向けの構図が成り立ちます。もちろん一般ユーザーにもこういった需要はありますから、MADOSMAはビジネスマンの強い味方となりそうです。
ポイント
- 「マドスマ」はミドルスペック機
- 一般向けカラーは、WHのみ。法人向けにBKを用意
- Microsoft Officeの互換性などにメリット
- Windows Phoneはビジネスマンの強い味方
MADOSMA Q501の価格
次に価格を調べていきます。Androidで人気のある格安スマホと比較してみましょう。
本体価格と比較
まずは本体価格を紹介します。6月24日の比較サイトでは「MADOSMA Q501WH」が29,800円(2015年当時8%税込)で販売されています。SIMフリー端末で三万円以下は「格安スマホ」の部類に入るといってよいでしょう。
ここで価格帯が同じくらい、三万円前後で買える格安スマホを挙げてみます。
機種名 | 価格 |
---|---|
MADOSMA (マウスコンピューター) | 29,800円 |
P8lite (Huawei) | 28,600円 |
Zenfone2 (ASUS) | 32,800円 |
こちらの表は全てSIMフリー機ですが、スペック上の性能ではHuawei製のP8liteやASUSのZenfone2が勝っているように見えます。(リンクで両機種のスペックが確認できます)
ただOfficeアプリ系との互換性や、microSDカードで合計24GBストレージが使える点は、マドスマ側のメリットが高いと言えるでしょう。
なので、「3万円でwindows Phoneが手に入る」と考えると、非常にコストパフォーマンスの良い機種となっています。
また今現在ドコモやauの携帯を利用しているビジネスマンであれば、「格安SIM×マドスマ」に乗り換えることで、月額料金を安く抑える事もできますね。
購入可能なサイト・店舗
ところで製造メーカーのマウスコンピューターは、どんな場所を販売チャネルとしているのでしょうか?調べてみました。下に購入できる場所リストをまとめてあります。
- 大手家電量販店 ヨドバシ/ビックカメラ//PC DEPOT 等
- ネット系 ノジマオンライン/Amazon/パソコン工房/NTT-X Store 等
ご覧のように、販売チャネルは結構多いです。特にヨドバシやbicカメラは店舗販売も行っているようなので、店内で実機を触ってみるのもアリです。
今後U-mobile
<とのセット販売を計画されているとの報道もあったので、期待したいですね。
本体価格のポイント
- 価格は約3万円
- オンライン/家電量販店で購入可能
格安SIM「IIJmio」はマドスマが利用可能
なんとすでにMVNOの「IIJmio
」では、「MADOSMA Q501」を動作確認済みです。発売されたばかりで動作確認をとっているということからも、このスマホへの期待を感じますね。
公式サイト:IIJmio
IIJmioは、Q501の動作確認済み
下記の通りIIJmioでこの機種は、動作確認済端末として登録されています。
IIJはMVNOの満足度調査でも常に上位に位置していますし、低価格のプランもあるのでおすすめです。次に紹介する対応バンドに関してもドコモ系SIMカードなので、今回の機種と相性が非常に良いです。
公式サイト:IIJmio
対応バンド LTEと3G
マウスコンピューター製の「マドスマ」では、どんな電波が掴めて、どの格安SIMと相性が良いのでしょうか?まずは使えるLTEと3Gの対応バンドを確認しましょう。
3G | Band 1 (2100MHz) Band 8 (900MHz) Band 19 (800MHz/Band 6 含む) |
4G(LTE) | Band 1 (2100MHz) Band 3 (1800MHz) Band 19 (800MHz)/ CAT4 |
このうち3Gでは以下3つのバンドに対応しています。
- band1
- band19(band6含む)
スペック上は、ドコモ系3G周波数帯エリアをカバーしています。3Gは通話の電波に関わってきますが、これに関しては全く問題なさそうです。
次に4G LTEのバンドを見ていきましょう。ドコモ系SIMカードでは以下の3つに対応します。
- band1
- band3
- band19
このようにLTEでも、ほとんどのエリアに対応していますね。Band1がメイン電波になるので、ここを掴めるだけでも十分です。東名阪エリアの高速通信が可能なband3にも対応し、IIJmio(ドコモ系格安SIM)との相性は抜群です。
公式サイト:IIJmio
IIJmioのプラン
さて、動作確認が取れていて、なおかつ人気の高いIIJmioで、月額料金がどのくらいになるか検証します。
まずはデータ通信専用プランです。↓
出典:IIJmio
高速通信が使える容量は、下記リストにまとめておきました。
- 3GB ミニマムスタートプラン 月額900円
- 5GB ライトスタートプラン 月額1,520円
- 10GB ファミリーシェアプラン 月額2,560円
値段に対してのデータ容量も十分多いですが、IIJmioでは家族で分け合える「ファミリーシェアプラン」があります。2,000円の手数料でSIMカード1枚を追加出来るので、家族全員でMVNOに乗り換えるにはもってこいの会社です。
続いて、LINEの登録などに必要なSMS機能(ショートメッセージ機能)付きのプランを確認しましょう。↓
出典:IIJmio
月額料金とデータ容量は見ての通りです。「マドスマ」はビジネス用途から個人スマホとの2台持ちも想定されるので、通話機能つきでないプランもしっかり確認しておきましょう。
次に「音声通話機能付きSIM(みおふぉん)」のプランを確認します。↓
出典:IIJmio
最安で月額1,600円から使えますね!ドコモの月額料金は2GBで6,500円ですから、約4,900円も毎月安くなります。2年間で約11万円以上も安くなることを考えると、早めに乗り換えるべきです。
公式サイト:IIJmio
また、IIJなら専用アプリの「みおふぉんダイアル」から通話するだけで通話料が50%OFFに、ファミリーシェアプランであれば、シェア家族内の通話料が20%OFFになるなど電話料金を抑えることができますので、家族で使うにはもってこいです。
ポイント
- IIJは、既に動作確認済
- ドコモ系MVNOなら、電波の相性も抜群
- IIJmioなら、家族でシェアもできる
- みおふぉんなら、通話料金も割引になる
MADOSMA完売ニュースのまとめ
今回のマウスコンピューター新機種「MADOSMA Q501」発売ニュースはいかがだったでしょうか。これを機にwindows Phoneが国内でどんどん出てくると面白いですね!IIJは動作確認が取れているのでおすすめしておきました。
公式サイト:IIJmio
ところで、IIJ以外にもおすすめの格安SIMはたくさんあります。下記の「SIMチェンジプラン診断」では、簡単な質問に答えるだけであなたに最適なプランを、無料で診断出来ます。ぜひ試してみましょう。↓