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So-netによるSIMの全貌!「So-netモバイルLTE」と「PLAY SIM」

更新日:2020.03.26

So-netのSIMは大変注目されていました。ソネット株式会社(現在のソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)の提供する格安SIMには「PLAY SIM」「So-net モバイル LTE」の2つがありました。どんなプランや特典があったのか振り返ってみましょう。

So-netのSIMは、PLAY SIMのデータ容量の増量や、Xperia J1 Compactのソニーモバイル開始のニュースで、注目度が高まりました。ソネット株式会社のSIMサービスには「PLAY SIM」そして「So-net モバイル LTE」の2つがありましたが、どんなプランや特典だったのでしょうか?So-netのSIMについて調べました。

こちらの記事は2015年4月に作成・公開され、2019年1月現在の状況とは大きく異なっております。

  • 2016年7月1日、ソネット株式会社はソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社へと社名が変わりました。
  • 2016年10月1日、「nuromobile(nuroモバイル)」のサービスがスタートし、「So-net モバイル LTE」のサービスはこちらへ移行する形となりました。(So-net モバイル LTEはSo-net会員向けサービスであり、nuromobileは個人向けサービスです。)
  • 「nuromobile」のスタートにともない、2016年9月末で「PLAY SIM」の新規受付は終了しました。
  • 2018年1月31日、「So-net モバイル LTE」は新規受付を終了しました。
  • 「nuromobile」はdocomo回線とSoftBank回線を提供しています。通常の料金プランのほかに、毎月500MB未満まで無料で使える高速モバイル通信サービスの「0 SIM」も提供しています。

So-net(ソネット)のSIMについて

まずは、So-netとはどんな会社か、So-netのSIMについて見ていきましょう。

So-netはソニーの子会社

So-netは、ソニーの子会社で光ファイバーなどのインターネットプロバイダーとして有名。

MVNOは「So-net モバイル LTE」そして「PLAY SIM」という、2つの格安SIMがあります。PLAY SIMとセットになったのが、ソニーのXperia J1 Compactの端末。ソニーグループとして格安SIMに力を入れている動きが見られますね。

So-netのSIMの疑問点

So-netのことを調べていてまず疑問に感じるのは、「So-net モバイル LTE」と「PLAY SIM」の違い。別のMVNOに見えて、提供する会社はどちらもSo-netなので、So-netのホームページではどちらのSIMも見つけることができます。

しかしサービスは別個のもの。「So-net モバイル LTE」のほうは現在、端末セット売りが主なプランになっていますが、「PLAY SIM」はデータ専用のみ、またXperia端末セット音声付プラン焦点が当てられているという印象です。

So-netのSo-net モバイル LTEについて

まず、So-netの「So-net モバイル LTE」について見ていきましょう。

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So-net モバイル LTEの料金プラン表

「So-net モバイル LTE」のサービスからチェックしてみましょう。料金プランの複雑さに少し混乱するかもしれません。2015年4月の時点でSIMカードだけの申し込みは休止されており、スマホ端末セットはなかなかの低価格。

プラン名料金(税抜)容量最高通信速度セット内容
Talk Lプラン
(スマホセット4980)
4,980円月間総量制限なし150Mbpsスマホ「Ascend Mate 7」
Talk S2プラン
(スマホセット2480)
2,480円1.5GB150Mbpsスマホ「Ascend G620S」
ハイスピードVプラン3,027円5GB150MbpsモバイルWi-fiルーター
「FS020W」
ハイスピードM2プラン2,980円3GB150Mbpsタブレット「Nexus 9」

「スマホセット4980」では、2015年4月30日まで1万円のキャッシュバックキャンペーンが行われていて、こうしたお得なキャンペーンがあることを考えると、検討する価値がある格安SIMと言えそうです。

「スマホセット2480」の場合、スマホ割賦購入割引で端末代金が1万4,160円となり月額590円で端末購入できてしまうというプランになっています。さらにウィルス対策のセキュリティがついてくることや、光接続のサービスと併用するとお得になるなどのメリットもみられます。

一方デメリットは容量の少なさとプランの複雑さ。プランによって制限のかかり方が違い、3日間の通信制限があるものもあれば、1日間の制限になっているプランもあります。

So-netのPLAY SIMについて

次はSo-netの「PLAY SIM」について見ていきましょう。

売っている場所

「So-net モバイル LTE」はホームページにて申し込めるのに対し、PLAY SIMはさまざまな場所で手に入るようになっています。主な場所は次のとおり。

データ専用

  • 家電量販店(ヨドバシカメラ、あきばお~)
  • Amazon
  • GEO

Xperia端末セット音声付プラン

  • So-netのホームページ
  • ソニーストア
  • イオン

コスパが良いと評判

もともと通信容量の多く低価格なMVNOでしたが、2015年4月の容量増量でコスパに良い拍車をかけている「PLAY SIM」。「So-net モバイル LTE」と比べてわかりやすいプラン表になっているところも高いポイントでしょう。

また、ソニースマホのXperia端末セット音声付プランは、注目株の格安スマホであることは間違いないです。プランの詳細については、記事の続く部分でご紹介しますね。

So-netのPLAY SIMのプラン表

ではSo-netによる「PLAY SIM」のデータ専用料金プラン表です。

PLAY SIMのデータ専用プランまとめ表

Amazon限定、GEO限定などのプランがありますが、全部をまとめてみました。

プラン名料金(税抜)容量最高通信速度
プラン140M/day880円140MB/1日150Mbps
プラン200M/day1,278円200MB/1日150Mbps
PLAY SIM
for Amazon.co.jp
プラン4G/month
880円4GB/月150Mbps
Smart G-SIM
ルーター付
プラン4G/month
1,833円4GB/月12Mbps

1日140MBとということは、30日間として1カ月4.2GB。200MBであればちょうど6GBになります。4GB以上を880円で、6GBを1,200円強で利用できるとは驚きの価格。

容量だけを見るとAmazonよりも家電量販店で購入したほうがお得ですが、Amazonで購入する場合は追加チャージが可能であるというメリットがあります。

追加チャージは
100MBで500円
500MBで2,100円
1GBで3,800円
有効期限は3カ月

他社との比較表

競合する他社と比較して、So-netのこのSIMはお得なのでしょうか?

 ソネットOCNIIJmio楽天モバイルDMM
日コース140MB/日
880円
110MB/日
900円
なしなしなし
200MB/1日
1,278円
170MB/日
1,380円
なしなしなし
月コース4GB/月
880円
3GB
1,100円
3GB
900円
3GB
900円
3GB
850円

格安SIMの競合の中でも、とても魅力的な低価格を打ち出していることがわかりますね。しかしここには見えないデメリットがいくつかあります。

ひとつはSMSを付けられないということです。そして容量の繰り越しや高速通信のオンオフなども不可。こうした便利な機能は必要ないというシンプルな使い方がしたい人にとっては、通信費の節約運営に最適なMVNOと言えるでしょう。

So-netのPLAY SIMの音声通話付きプラン表

ソニースマホのXperiaの発売と同時に開始されたSo-net「PLAY SIM」の音声通話付きプラン。プラン表の一覧を見ていきましょう。

PLAY SIMの音声通話付きプラン表まとめ

こちらも売り出されているところによって、サービスの内容に多少違いがあります。

 プラン名料金(税抜)容量最高通信速度
イオンプラン100M/day 1,280円100MB/日14Mbps
プラン150M/day1,580円150MB/日150Mbps
プラン320M/day 2,580円320MB/日150Mbps
ソニーストアPLAY SIM Xperiaセット
for ソニーストア
1,580円4GB/月150Mbps
ソネットのHPLTE SIM+Xperiaセット1,610円
(端末割賦代金込
3,888円)
140MB/日150Mbps

料金面では、イオンであればキャンペーン価格で手に入る点は大きい違いでしょう。So-netのホームページの場合、割賦割引になるというメリットがあります。また、容量追加のチャージ機能があるのはソニーストアで購入した場合のみです。

イオンで購入すると
キャンペーン価格になる
So-netのサイトで購入すると
端末が割賦割引になる
ソニーストアで購入すると
チャージ機能がある

Xperia J1 Compactの端末価格について

一括購入の場合、5万4,800円、24分割の場合は2,283円になります。分割払いと通信費を含めると、月額3,500円から4,000円弱ほど。

端末だけの販売はしていないので、格安SIMのための端末と言えるでしょう。

So-netのSIMは魅力的なサービスだった!

So-netのSIMには、いろんな形のサービスが提供されています。

So-netの
SIMの特徴まとめ
「So-net モバイル LTE」は複雑だが、セット売りは魅力的
「PLAY SIM」はSNSがないが、低価格大容量のプラン
「PLAY SIM」音声通話でXperiaの端末がセットになっているソニーモバイルに注目

So-netのSIMは購入のタイミングや自分のニーズがぴったり合えば、とっておきの低価格な格安SIMになることでしょう。まずは自分が本当にどんなMVNOを必要としているのか診断チェッカーで確かめるのはいかがでしょうか?無料でできるプラン診断なので、ぜひ試してみてくださいね。

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