30GBのおすすめ格安SIM10選|20~50GBまで料金比較!
格安SIMで30GBのプランを使いたい人のために、おすすめの格安SIMブランドを紹介。さらに、30GBプランを選ぶ際のポイントや、容量別のおすすめブランドも紹介します。格安SIMで30GBプランを利用したいと考えている人はぜひご覧ください。
この記事の目次
格安SIMの30GBプランを利用したいけれど、どのブランドを選べば良いのかわからず迷っているという人もいるでしょう。
そこでこの記事では、30GBプランを利用する場合におすすめの格安SIMを紹介。さらに、30GBの格安SIMブランドを選ぶ際に注目すべきポイントも解説します。
格安SIMで30GBプランを利用したいと考えている人は、ぜひご覧ください。
記事の簡単まとめ
- 30GBプランでは中画質の動画を60時間程度閲覧可能
- 30GBプランを選ぶならahamoやUQモバイルがおすすめ
- データ使用量の繰越ができるか契約前に確認
- 高速データ通信を使い切った後の速度も確認しておくと安心
- 音声通話が多い人はかけ放題の料金もチェック
- 自宅でWiFiを使っていない人に30GBプランはおすすめ
格安SIMの30GBは1ヶ月で何にどのくらい使える?
まずは、格安SIMの30GBを選ぶと何にどのくらい使えるのか知っておきましょう。次の2つの項目に分けて解説します。
- 30GBでできること
- 30GBでできないこと
1.30GBでできること
30GBでできることは、次の通りです。
Webページ閲覧 (ニュースサイトの場合) | 約10万ページ |
---|---|
メール | 約6万通 |
動画再生(中画質) | 約60時間 |
音楽ストリーミング | 約600時間 |
SNS | 約30〜120時間 |
Web会議 | 約50時間 |
Webページやメールについては、閲覧するページや送信するメールの内容、添付ファイルなどによって利用可能数に差が出るため、あくまでも目安と考えてください。
また、ゲームは作品によって使用するデータ通信量が大きく異なるため、よく使うゲームがある場合には、どれだけの通信量が必要なのか事前に確認しておくと良いでしょう。
さらに、SNSの場合には使用するサービスによって使用する通信量が異なります。例えば、テキストによる投稿が主体のXよりも、画像や動画による投稿が主体のInstagramの方が、30GBで閲覧できる時間は短くなるのです。
毎月の使用量が上記の範囲におさまっている場合には、30GBプランを申し込めば問題ないといえます。
2.30GBでできないこと
「30GBでできること」で紹介した項目よりも多くの通信量を利用する場合、30GBプランの利用は適していません。
例えば、格安SIMを使って毎日2時間以上動画を閲覧する場合、1ヶ月で60時間を越えてしまうため30GBプランでは不足します。高画質で動画を閲覧している場合には、さらに利用できる時間は短くなります。
また、画像や動画を主体としたSNSを頻繁に使う人や、長時間のWeb会議を行う頻度が高い人も、30GBのプランでは不足する可能性があるでしょう。
普段の使い方をチェックし、30GBプランを契約するかどうか決める必要があります。
30GBのおすすめ格安SIM10選
30GB利用したい場合におすすめの格安SIMは、次の通りです。
ブランド名 | 料金(税込) | その他サービス |
---|---|---|
ahamo | 2,970円 | 5分以内の国内通話無料 |
UQモバイル | 3,278円 | 10分以内の国内通話無料 |
ワイモバイル | 2,728円 | 家族割やおうち割光セットを利用可能 |
LINEMO | 2,970円 | LINEをギガフリーで利用可能 |
IIJmio | 2,340円 | 音声定額オプションが豊富 |
povo2.0 | 2,200円 (30日あたり) | 使い方に合わせてトッピングを選べる |
イオンモバイル | 2,288円 | 全国のイオン店舗でサポートを受けられる |
日本通信SIM | 1,390円 | 1GBあたり220円(税込)で追加データを購入可能 |
LIBMO | 2,728円 | 通話の頻度に応じたオプションを選択可能 |
HISモバイル | 2,720円 | 音声通話6分以内かけ放題 |
各ブランドの特徴や料金について、詳しく解説します。
1.ahamo
出典:ahamoahamoは、ドコモが提供する格安料金プランです。以前は20GBまでのプランを提供していましたが、現在は料金を変えずに月額2,970円(税込)で30GBのプランを提供しています。
ahamoの利用料金は、次の通りです。
料金プラン | 容量 | 料金 (税込) |
---|---|---|
基本プラン | 30GB | 2,970円 |
基本プラン+ 大盛りオプション | 110GB | 4,950円 |
大盛りオプションを追加すれば、月に合計110GBまでのデータ通信量を利用可能。91の国と地域では、追加料金なしでデータ通信を利用できます。
さらに、標準で国内通話5分無料のサービスを利用できるため、短時間の音声通話を利用することが多い人にもおすすめです。
2.UQモバイル
出典:UQモバイルUQモバイルは、KDDIが提供しているauのサブブランドです。
コミコミプラン+を利用すると、月額3,278円(税込)で33GBのデータ通信量と、1回あたり10分以内の国内通話料が無料になるサービスを利用できます。
UQモバイルの利用料金は、次の通りです。
プラン名 | 容量 | 料金 (税込) |
---|---|---|
コミコミプラン+ | 33GB (+10分以内の通話無料) | 3,278円 |
トクトクプラン (従量制) | 1GB | 2,277円 →990円(※) |
15GB | 3,465円 →2,178円(※) | |
ミニミニプラン | 4GB | 2,365円 →1,078円(※) |
余った料金は翌月に繰り越せるため、毎月のデータ使用量に波がある人や、余裕を持ったデータ通信量で契約しておきたい人にも適しています。
オンラインで契約手続きができるほか、全国のUQスポットやauショップでもサポートを受けられます。
3.ワイモバイル
出典:ワイモバイル※詳細はワイモバイルの公式サイト(https://www.ymobile.jp/store/)でご確認ください。
ワイモバイルは、ソフトバンクが提供しているサブブランドです。
データ通信量に応じてS・M・Lの3種類の料金が設定されており、Sが4GB・Mが20GB・Lが30GBの高速データ通信を利用可能です。
さらに、MとLのプランは使用できるデータ通信量を10GB増やせるデータ増量オプションを利用できます。
Lを契約した場合の月額利用料金は、割引適用後の価格で3,278円(税込)、Mを契約し550円(税込)のデータ増量オプションを利用した場合は割引適用後の価格で月額2,728円(税込)です。
そのため、30GBのデータ通信量を使用したい場合にはMプランを契約してデータ増量オプションを利用するのがおすすめです。
ワイモバイルの利用料金は、次の通りです。
プラン | シンプル2 S | シンプル2 M | シンプル2 L |
---|---|---|---|
データ容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額料金 (税込) | 2,365円 | 4,015円 | 5,115円 |
おうち割光セット(A) | -1,100円 | -1,650円 | -1,650円 |
PayPayカード割 | -187円 | -187円 | -187円 |
割引適用後料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
総データ利用量が 1GB/月以下の場合 | - | 1,078円 | 1,078円 |
家族割やおうち割光セットなどの割引も用意されており、条件に当てはまる人は特にお得にスマートフォンを利用できます。
4.LINEMO
出典:LINEMOLINEMOは、ソフトバンクが提供するオンライン専用の格安SIMサービスです。LINEMOベストプランVでは、月額2,970円(税込)で30GBのデータ通信量を利用できます。
LINEMOの利用料金は、次の通りです。
(税込) | LINEMO ベストプラン | LINEMO ベストプランV | |
---|---|---|---|
データ容量 | 3GB | 10GB | 30GB |
月額料金 | 990円 | 2,090円 | 2,970円 |
制限時速度 | 10GB超~15GB→300kbps 15GB超→128kbps | 30GB超~45GB→1Mbps 45GB超→128kbps |
ベストプランVを契約した場合、5分通話定額のサービスも利用可能です。
また、LINEはメッセージの送受信だけでなく音声通話やビデオ通話もギガフリーで利用できるため、LINEをよく使う人に適したサービスだといえるでしょう。
5.IIJmio
出典:IIJmioIIJmioでは、データeSIMの場合30GBのプランを月額2,340円(税込)で利用できます。IIJmioの利用料金は、次の通りです。
プラン(税込) | 音声SIM/eSIM | データeSIM | データSIM | データSIM(SMS付) |
---|---|---|---|---|
2GB | 850円 | 440円 | 740円 | 820円 |
5GB | 990円 | 660円 | 900円 | 970円 |
10GB | 1,500円 | 1,100円 | 1,400円 | 1,470円 |
15GB | 1,800円 | 1,430円 | 1,730円 | 1,780円 |
20GB | 2,000円 | 1,650円 | 1,950円 | 1,980円 |
30GB | 2,700円 | 2,340円 | 2,640円 | 2,680円 |
40GB | 3,300円 | 2,940円 | 3,240円 | 3,280円 |
50GB | 3,900円 | 3,540円 | 3,840円 | 3,880円 |
データの繰越が可能なため、毎月30GBを使い切るわけではないという人にもおすすめです。
また、データシェアが利用可能なため、家族でデータ通信量を分け合いたい人や、複数回線を利用したい人にも適しています。
通話定額オプションは5分、10分、かけ放題から選べるため、音声通話の利用頻度に合わせて自分に適したプランを契約してください。
6.povo2.0
出典:povopovo2.0は、auが提供している格安料金プランです。基本料金は0円で、必要な分だけトッピングを購入して利用するスタイルが特徴です。
月に30GBのデータ通信量を利用したい場合、データ追加360GB(有効期限365日)のプランを選ぶと良いでしょう。1ヶ月あたりの金額に換算すると、2,200円(税込)で利用できます。
povo2.0の利用料金は、次の通りです。
容量 | 利用可能期間 | 価格 (税込) | 約1ヵ月間 あたりの料金 |
---|---|---|---|
基本料金 | - | 0円 | - |
1GB | 7日 | 390円 | - |
180日 | 1,260円 | - | |
3GB | 30日 | 990円 | - |
20GB | 30日 | 2,700円 | - |
60GB | 90日 | 6,490円 | 20GB/約2,164円 ※30日間あたり |
150GB | 180日 | 12,980円 | 25GB/約2,164円 ※30日間あたり |
300GB | 90日 | 9,834円 | 100GB/3,278円 ※30日間あたり |
データ使い放題 | 1日 (24時間) | 330円 | - |
トッピングには有効期限があるため、少なめに購入して不足したらデータ通信量を購入するのも一つの方法です。
使い方に合わせて柔軟に利用するトッピングを選べるのがpovo2.0の魅力といえるでしょう。
7.イオンモバイル
出典:イオンモバイルイオンモバイルは、イオンが提供する格安SIMサービスです。
音声通話を利用できる音声プランの他に、データ通信のみ可能なデータプラン、複数人でデータ通信量をシェアできるシェアプランがあります。
データプランの場合、月30GBを2,288円(税込)で利用可能です。イオンモバイルの利用料金は、次の通りです。
容量 | 音声プラン (税込) | データプラン (税込) | シェアプラン(1人) (税込) |
---|---|---|---|
0.5GB | 803円 | - | - |
1GB | 858円 | 528円 | 1,188円 |
2GB | 968円 | 748円 | 1,298円 |
3GB | 1,078円 | 858円 | 1,408円 |
4GB | 1,188円 | 968円 | 1,518円 |
5GB | 1,298円 | 1,078円 | 1,628円 |
6GB | 1,408円 | 1,188円 | 1,738円 |
7GB | 1,518円 | 1,298円 | 1,848円 |
8GB | 1,628円 | 1,408円 | 1,958円 |
9GB | 1,738円 | 1,518円 | 2,068円 |
10GB | 1,848円 | 1,628円 | 2,178円 |
20GB | 1,958円 | 1,738円 | 2,288円 |
30GB | 2,508円 | 2,288円 | 2,838円 |
40GB | 3,058円 | 2,838円 | 3,388円 |
50GB | 3,608円 | 3,388円 | 3,938円 |
60GB~200GB のプランあり | 要確認 | 要確認 | 要確認 |
余ったデータは翌月に繰越可能。困ったことがあれば、全国のイオン店舗でサポートを受けられる点も魅力です。
8.日本通信SIM
出典:日本通信SIM
日本通信SIMは、柔軟なプラン構成が魅力の格安SIMです。
「合理的みんなのプラン」を使うと月20GBのデータ通信量を月額1,390円(税込)で利用可能。
20GBだと足りないけれど30GBだと少し多いと感じる場合には、1GBあたり220円(税込)で追加購入できるため、必要に応じて追加しながら使うと良いでしょう。
使用するデータ通信量が確実に月24GBを超える場合には、「合理的50GBプラン」がお得です。月額2,178円(税込)で、50GBのデータ通信を利用できます。
日本通信SIMの利用料金は、次の通りです。
データ通信量 | 月額基本料(税込) |
---|---|
1GB | 290円 |
20GB | 1,390円 |
50GB | 2,178円 |
20GBまたは50GBのプランを選んだ場合、通話5分かけ放題もしくは月70分無料通話のどちらかのサービスを選んで利用できます。
音声通話の使い方に合わせて、自分に適したサービスを選んでみましょう。
9.LIBMO
出典:LIBMOLIBMOは、月間の使用データ通信容量に応じて最適なプランを選べる格安SIMです。
音声SIMの他にデータSIMも扱っていて、データSIMで月30GBのプランを選んだ場合、月額2,728円(税込)で利用できます。
LIBMOの利用料金は、次の通りです。
月間データ容量 | データSIM(税込) | 音声SIM(税込) |
---|---|---|
3GB | 858円 | 980円 |
8GB | 1,320円 | 1,518円 |
20GB | 1,991円 | 1,991円 |
30GB | 2,728円 | 2,728円 |
5分かけ放題、10分かけ放題、かけ放題マックスなど、通話の頻度に応じたオプションが選べるのも魅力。余ったデータは翌月に繰越可能です。
10.HISモバイル
出典:HISモバイルHISモバイルは、音声SIM、データSIM、SMS+データSIMと3種類のSIMが用意されている格安SIMブランドです。
データSIMで月30GBのプランを選んだ場合、月額2,720円(税込)で利用できます。
HISモバイルの利用料金は、次の通りです。
プラン料金 (税込) | 自由自在2.0 プラン (通話+データ+SMS) | データ定額2.0 プラン (データのみ) | ビタッ! プラン (データのみ) |
---|---|---|---|
100MB | 550円 (100MB未満 →280円) | 400円 | 198円 |
1GB | 770円 | ||
2GB | 770円 | 580円 | |
3GB | 1,320円 | ||
5GB | 990円 | 880円 | |
7GB | 2,310円 | ||
10GB | 1,340円 | 1,100円 | |
20GB | 2,090円 (6分かけ放題付) | 1,850円 | 15GBまで →3,300円 15GB以上 →5,775円 |
30GB | 2,970円 (6分かけ放題付) | 2,720円 | 5,775円 |
30GBのプランを契約すると、音声通話6分以内かけ放題を追加料金なしで利用できるのも魅力。
オンラインだけでなく、店舗で対面のサポートも受けられます。
30GBの格安SIMを選ぶ際のポイント
30GBの格安SIMを選ぶ際には、次のようなポイントに注目しましょう。
- データ使用量の繰越ができるか
- 追加でデータ使用量を購入する場合の費用はいくらか
- 高速データ通信を使い切った後はどの程度の速度で通信できるか
- かけ放題のオプション料金はいくらか
- 使用できる回線の種類は何か
それぞれ、詳しく解説します。
1.データ使用量の繰越ができるか
30GBのプランを契約しても、月末までに使いきれず毎月少しデータ通信量が余ってしまうという人もいるでしょう。
月末にデータが余りがちな場合には、データ使用量の繰越ができるかどうかを確認しておくと安心です。
データ使用量の繰越ができれば、余った分をムダにせずに済みます。
また、旅行などでデータ通信の使用量が多くなった場合でも、繰越分があれば追加のデータ容量を購入せずに済むケースもあるでしょう。
30GBのプランを契約した場合、月末までにデータ通信量を使いきらないことがある人は、繰越ができるブランドを選んでおくのがおすすめです。
2.追加でデータ使用量を購入する場合の費用はいくらか
30GBプランでは高速データ使用量が足りず、追加で購入することが多いという人もいるでしょう。
データを追加する場合の料金は、ブランドによって異なります。追加でデータを購入することが多い場合には、追加データの購入費用も確認しておくと安心です。
特に、データを購入する頻度が高い場合は、必ず確認しておきましょう。
3.高速データ通信を使い切った後はどの程度の速度で通信できるか
高速データ通信を使い切った後にどれだけのスピードで通信できるかは、ブランドによって異なります。
容量を使い切ってしまった後にデータを追加購入せず、月末まで通信速度が遅い状態で過ごすことが多い人は、低速の時にどれだけのスピードが出るのか確認しておきましょう。
低速に切り替わってもある程度の速度が出るブランドを選んでおくと、メッセージの送受信などが必要になっても比較的快適に利用できます。
4.かけ放題のオプション料金はいくらか
音声通話の頻度が高い人は、かけ放題のオプション料金もチェックしておきましょう。
たとえデータ通信料が安くても、かけ放題オプションの値段が高いと損をしてしまう可能性があります。
また、ブランドによっては30GBのデータ通信プランに追加料金なしでかけ放題を利用できる場合もあります。
音声通話の使い方を確認し、自分に合ったかけ放題プランとその料金を確認しておきましょう。
5.使用できる回線の種類は何か
格安SIMは、大手キャリアの回線を借りて運用しています。
契約前に、どのブランドの回線を使っているのか確認しておきましょう。
例えば、自宅や職場などで「このキャリアの電波が届きにくい」ということがわかっていれば、そのキャリアの回線を使うブランドは避けた方が良いでしょう。
格安SIMの30GBがおすすめな人
格安SIMの30GBを使うべきかどうか迷っている人もいるでしょう。ここでは、次の2つの項目に分けて解説しますので、悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
- おすすめの人
- おすすめしない人
1.おすすめの人
格安SIMの30GBがおすすめの人は、次の通りです。
- 自宅でWiFiを使っていない人
- 外でスマートフォンを使う機会が多い人
- 動画を見る頻度が高い人
- ビデオ会議をする頻度が高い人
自宅でWiFiを使っていない人の場合、通信するためには1日中モバイルデータ通信を使っているというケースも多いでしょう。
その場合どうしても使用する通信量は多くなりがちなため、30GBのようにデータ通信量を多く使えるプランを選んでおくと安心です。
また、自宅でWiFiを使っていても、外出の機会が多く外でスマートフォンを使用する時間が長い人の場合、使い方によっては30GBプランが必要になるでしょう。
動画やビデオ会議は多くのデータ通信を使用するため、モバイルデータ通信でこれらを使用する機会が多いのであれば、30GBプランの活用がおすすめです。
2.おすすめしない人
格安SIMの30GBをおすすめしない人は、次の通りです。
- 月のデータ通信量が常に30GBを超えている人
- WiFiのある場所でスマートフォンを使う機会が多い人
- 動画やビデオ会議の使用頻度が低い人
多くのブランドではデータ通信量の追加購入が可能です。しかし、データを追加購入する場合の料金は割高なケースも少なくありません。
そのため、毎月データ通信量が30GBを超えてしまってデータを追加購入が必要となる場合には、自分の使い方を確認し適切なプランを選びましょう。
また、WiFのある場所でスマートフォンを使う機会が多い場合や動画・ビデオ会議の使用頻度が低い場合には、30GBのモバイルデータ通信を使い切らないケースもあります。
普段自分がどの程度の通信容量を使っているか、確認してから契約を検討してください。
格安SIMの容量別おすすめ
30GB以外の格安SIMを利用したい場合、使用するデータ通信量によっておすすめのブランドは異なります。次の4つのパターンに分けて、おすすめの格安SIMを紹介します。
- 20GBでおすすめの格安SIM
- 40GBでおすすめの格安SIM
- 50〜100GBでおすすめの格安SIM
- 無制限でおすすめの格安SIM
1.20GBでおすすめの格安SIM
20GBでおすすめの格安SIMは、次の3つです。
- 楽天モバイル
- NUROモバイル
- povo2.0
20GBで利用する場合の料金は、次の通りです。
ブランド名 | 料金(税込) |
---|---|
楽天モバイル | 2,178円 |
NUROモバイル | 2,699円 |
povo2.0 | 2,700円(30日) |
楽天モバイルは、20GBまでのデータ通信を安価に利用できるブランドです。Rakuten Linkアプリを使用すれば無料で国内通話を利用できるため、音声通話の使用頻度が高い人に適しています。
NUROモバイルは、データ容量の繰越やギフトが可能なブランドです。
20GB利用できるNEOプランでは3ヶ月に1回15GBのデータ容量を追加で受け取れるサービスもあります。毎月20GBを少しオーバーしてしまうという人であれば、特に使いやすいでしょう。
povo2.0は、必要に応じてトッピングでデータ通信容量を購入するスタイルのブランドです。
基本料金は無料のため、データ使用量が多い月と少ない月があるような場合には、その都度都合に合わせたトッピングを選べます。タイミングによってデータ通信の使用量に大きな波がある人におすすめです。
20GBのおすすめ格安SIMの詳細については、次の記事をご覧ください。
2.40GBでおすすめの格安SIM
40GBでおすすめの格安SIMは、次の3つです。
- イオンモバイル
- IIJmio
- NUROモバイル
40GBで利用する場合の料金は、次の通りです。
ブランド名 | 音声SIM 料金(税込) | データSIM 料金(税込) | データ+SMS 料金(税込) |
---|---|---|---|
イオンモバイル | 3,058円 | 2,288円 | 2,442円 |
IIJmio | 3,300円 | eSIM:2,940円 カード:3,240円 | 3,280円 |
NUROモバイル | 3,980円 | – | – |
音声SIMで40GBのプランを利用する場合、もっとも安く利用できるのはイオンモバイルです。
イオンモバイルでは家族でデータをシェアしながら利用できるプランがあるのも特徴です。自分で使うだけでなく、家族と一緒に使いたい場合でも利用しやすいでしょう。
IIJmioは、データチャージの安さが魅力です。月の使用量が40GBを超えることがあり、データチャージを使う機会が多い人はIIJmioを検討してみると良いでしょう。
NUROモバイルには、3ヶ月に1回15GBのデータ容量を追加で受け取れるサービスがあります。40GBでは足りない、けれど50GBを契約するほどでもないという場合には、NUROモバイルを検討してみてください。
3.50~100GBでおすすめの格安SIM
50〜100GBでおすすめの格安SIMは、次の2つです。
- 楽天モバイル
- ahamo
100GBで利用する場合の料金は、次の通りです。
ブランド名 | 料金(税込) |
---|---|
楽天モバイル | 3,278円 |
ahamo | 4,950円 |
楽天モバイルは、無制限でデータ通信を利用できるブランドです。Rakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料となるため、音声通話の頻度が高い人に適しています。
ahamoでは、大盛りオプションを利用すると月に110GBまで高速データ通信を利用できます。国内通話5分無料が利用できるため、短時間の通話が多い人であれば使いやすいでしょう。
また、家族がドコモを使っている場合、ドコモからahamoに電話をかけた際には家族間通話無料サービスが適用されます。ドコモを使っている家族から電話がかかってくる頻度が高い場合には、ahamoを検討すると良いでしょう。
4.無制限でおすすめの格安SIM
無制限に使えるおすすめの格安SIMは、次の3つです。
- 楽天モバイル
- povo2.0
- mineo
無制限で利用する場合の料金は、次の通りです。
ブランド名 | 料金(税込) |
---|---|
楽天モバイル | 3,278円 |
povo2.0 | 24時間:330円 7日間×12回分:9,834円 |
mineo | 最大32kbps:250円 最大300kbps:660円 最大1.5Mbps:990円 最大3Mbps:2,200円 |
楽天モバイルは、高速データ通信を無制限で利用できるブランドです。使用量を気にせず常に高速データ通信を使いたい場合には、楽天モバイルを選ぶと良いでしょう。
povo2.0は、期間を限定して無制限のデータトッピングを購入できます。旅行など、短期間の間だけデータ使用量を無制限にしたい人に適しています。
mineoでも、データを無制限に使用可能です。mineoの場合最大通信速度によって、月額料金が異なります。多少通信速度が遅くても、安く無制限にモバイルデータ通信を利用したいという人におすすめです。
無制限のおすすめ格安SIMの詳細については、次の記事をご覧ください。
格安SIMの大容量プランと無制限プランの違いは?
格安SIMの大容量プランは、多くの通信ができるものの使える高速データ通信量の上限が決まっています。上限を超えてしまった場合、通信速度が遅くなります。
無制限プランは、名前からもわかる通り使用できるデータ量に制限はありません。データ通信量を気にすることなく高速データ通信を利用できます。
普段の高速データ通信の使用量や各プランの料金を確認し、契約するプランを選びましょう。
30GBのおすすめ格安SIMに関するQ&A
30GBのおすすめ格安SIMに関するよくある質問を集めました。気になる項目があれば、ぜひチェックしておきましょう。
Q.格安SIMの通信容量30GBを超えたらどうなる?
30GBのプランを契約している場合、月の高速データ通信の使用量が30GBを超えると通信速度が遅くなります。
引き続き高速データ通信を利用したい場合には、追加のデータ容量を購入しましょう。
Q.格安SIMの20GBは1ヶ月で何にどのくらい使える?
格安SIMの20GBで1ヶ月に使える目安は、次の通りです。
Webページ閲覧 (ニュースサイトの場合) | 約7万ページ |
---|---|
メール | 約4万通 |
動画再生(中画質) | 約40時間 |
音楽ストリーミング | 約400時間 |
SNS | 約20〜80時間 |
Web会議 | 約30時間 |
自分の使い方と上記を照らし合わせ、20GBプランで足りるかどうか検討してみましょう。
Q.格安SIMの50GBは1ヶ月で何にどのくらい使える?
格安SIMの50GBで1ヶ月に使える目安は、次の通りです。
Webページ閲覧 (ニュースサイトの場合) | 約17万ページ |
---|---|
メール | 約10万通 |
動画再生(中画質) | 約100時間 |
音楽ストリーミング | 約1000時間 |
SNS | 50〜200時間 |
Web会議 | 約80時間 |
普段何にどのくらいデータ通信量を使用しているかを知っておくと、プランの契約時に検討しやすいでしょう。
30GBのおすすめ格安SIMまとめ
記事のかんたんまとめ
- 30GBプランでは中画質の動画を約60時間再生できる
- データ使用量が繰越できるか確認しておくと安心
- 音声通話の機会が多い人はかけ放題プランも確認を
格安SIMで30GBプランを選ぶと、中画質の動画を60時間程度再生できます。普段自分がどのくらいのデータ通信量を使用しているか確認し、30GBプランの利用を検討しましょう。
ブランドによっては、データ使用量の繰越ができる場合もあります。30GBを使い切らない場合も多いという人は、繰越ができるか確認してください。
音声通話を利用する機会が多い人は、かけ放題プランについても確認しておくと安心です。
この記事を参考に、30GBプランの利用を検討してみてください。