お風呂でも使えるおすすめ防水タブレット10選【2022年最新】|人気のモデルは?選び方も解説
おすすめの防水タブレットを10商品、厳選して紹介します。併せて防水タブレットを選ぶ上で見ておくべきポイントや、「IPX8」などの防水等級表示の見方についても説明しています。防水タブレットの購入を考えている人はぜひ参考にしてください。
タブレットはスマホに比べて画面サイズが大きいです。そのため、地図アプリやナビゲーションアプリではより詳細な情報を把握しやすかったり、ゲームアプリや動画視聴アプリでは迫力のある映像を楽しめたりします。
特に防水機能を備えた「防水タブレット」は、料理中や入浴中、海などのレジャー時でも水濡れを気にせず使用できるため、とても便利です。
そこで今回は、防水タブレットにスポットをあて、おすすめの防水タブレットを10商品紹介します。
防水タブレットを選ぶ際に見ておくべきポイントについても紹介します。「防水等級って何?」というような人はぜひ参考にしてください。
防水機能付きタブレットは様々なシーンで使える
防水機能付きタブレットは、普通のタブレットにより強力な防水機能を持たせたものです。防水機能付きタブレットに明確な定義はありません。
防水機能付きを謳っているタブレットは、隙間に密閉性の高いゴムパッキンが使われていたり、イヤホンジャックや充電口に防水用の隔壁をつけたりと、タブレット内部に水が侵入しないような工夫が随所に施されています。
日常生活でタブレットが水に濡れやすいシーン
- キッチンでの料理中
- お風呂での入浴中
- 海・プール・河原でのレジャー中
- 降雨中
このようなシーンでタブレットを使いたい・使うことが多い場合は、タブレットが防水機能を備えていることが非常に大事です。
防水機能を備えていないタブレットだと、水濡れや水没による故障の可能性が高くなってしまいます。
そのため、タブレット選びの際は、ご自身のタブレットの使い方やライフスタイルに合う程度の防水性能を備えたものを選ぶとよいでしょう。
防水タブレットの選び方
具体的な防水タブレットの選び方を説明します。
防水タブレットを選ぶ際に見るべきポイント
- 防水等級
- OS
- WiFIかSIMモデルか
- ストレージ容量
- 画面サイズ・重さ
- バッテリー持ち
お風呂などの用途に合わせて防水等級で選ぶ
防水等級とは、スマホやタブレットのスペック表などに「IP68」や「IP✕8」のように書かれている文字列を指します。
この「IP〇△」は「IPコード」と呼ばれ、IEC(国際電気標準会議)で定められた精密機器の水や固形物に対する保護性能の指標です。
IPコードは、防水性能と防塵性能を両方表記する場合と、それぞれ片方のみを表記する場合と2通りの表記方法があります。
「IP68」表記の場合
- 6:防塵性能
- 8:防水性能
これを片方のみずつ表記する場合は、防塵性能が「IP6✕」、防水性能が「IP✕8」となります。
防水等級一覧
防水等級は1~6までが本体にあたる水に対する防水性能を、7~8が本体が水に浸かった際の防水性能を指します。
IECが定める防水等級と、それぞれの保護の程度
等級 | 保護の程度 |
---|---|
IP✕0 | 水の浸入に対して特に保護されていない |
IP✕1 | 垂直に落ちてくる水滴によって有害な影響を受けない |
IP✕2 | 垂直より左右15°以内からの降雨によって有害な影響を受けない |
IP✕3 | 垂直より左右60°以内からの降雨によって有害な影響を受けない |
IP✕4 | いかなる方向からの水の飛沫によっても有害な影響を受けない |
IP✕5 | いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない |
IP✕6 | いかなる方向からの水の強い直接噴流によっても有害な影響を受けない |
IP✕7 | 規程の圧力、時間で水中に沒しても水が浸入しない |
IP✕8 | 水面下での使用が可能 |
このうち、本当の意味の「防水」と呼べ、万が一水の中に落としてもある程度安心というレベルにあるのは7以上です。
1~3までは防滴、4~6までは生活防水程度と考えるのが妥当でしょう。
防水タブレットを選ぶ際の防水等級の基準は、どのようなシーンでタブレットを使いたいのかにもよります。高ければ高いほどよいですが、最低でも4以上を選ぶのがおすすめです。
また、「IP5/8」のようにスラッシュを挟んで2つの数字が表記されている場合は、5と8を満たしているということです。
OSで選ぶ
タブレットに採用されるOSとそれぞれを採用するタブレット
OS | 採用タブレット |
---|---|
Android | 下記以外のほとんどのタブレット |
iPadOS | iPad |
Fire OS | Amazonの商品名に「Fire」名のつくのタブレット |
EMUI OS | 一部のファーウェイ製タブレット |
基本的にはiPadに搭載されるiPadOSか、それ以外のほとんどのタブレットに搭載されるAndroidか、と考えておけば良いでしょう。
Amazonが自社開発のFireタブレットに搭載するFire OSはAndroidをベースに作られています。そのため、インターフェースはAndroidに近いです。
WiFiモデルかSIMモデルか選ぶ
WiFiのみでインターネット接続をする「WiFiモデル」と、WiFiに加えてキャリアや格安SIMと契約して発行されたSIMカードを用いた、モバイルネットワーク通信もできる「SIMモデル」の2つに大別されます。
- WiFiモデル:WiFiのみでインターネット接続
- SIMモデル:WiFi以外にモバイルネットワーク通信もできる
自宅の中だけで、あるいはWiFi環境が整った場所で使うのであればWiFiモデルで十分でしょう。外へ持ち出して自由にインターネット接続をして使いたいのであればSIMモデルを選ぶようにしましょう。
価格的にはWiFiモデルの方がSIMモデルに比べると安いです。
手持ちのスマホのテザリング機能を使えば、WiFiモデルであってもSIMモデル同様にどこでもインターネット接続ができます。しかし、スマホのバッテリーを消費してしまうことと、スマホに挿しているSIMカードのデータ通信量が嵩むことを頭に入れておかなくてはいけません。
ストレージ容量で選ぶ
ストレージとは「記憶領域(装置)」を指しますが、スマホやタブレットのスペック表では「ROM」と表現されます。単位は「GB」です。
このROMの数字が大きければ大きいほど記憶領域が大きい=よりたくさんのデータをタブレット本体に保存できる、ということになります。
一般的には32GBもあれば十分ですが、大きいに越したことはないでしょう。
- 一般的には32GBもあれば十分
- 16GBや8GBだと容量不足になる可能性がある
タブレットの中に動画や音楽、写真などの画像をたくさん入れて使いたい人は、このストレージ容量にこだわってタブレットを選ぶと良いでしょう。
ただし、多くのタブレットはストレージ容量が少なくてもmicroSDカードで補うこともできます。iPadはmicroSDカードが使えないので要注意。
画面サイズ・重さで選ぶ
画面サイズは「〇〇インチ」という単位で表されます。タブレットは概ね10インチ前後のものが多いです。
10インチ以下はミニタブレット、11インチ以上は大型タブレットと言って差し支えないでしょう。
例)iPadのサイズ
- 第8世代:10.2インチ
- Air(第4世代):10.9インチ
- Pro(第2世代):11インチ
- Pro(第4世代):12.9インチ
画面サイズの決め方は、それぞれがタブレットを使いたいシーンやライフスタイルによって変わります。
タブレットの画面サイズは、タブレットの重さにも影響します。一般的には画面サイズが大きくなればなるほど、タブレットは重くなります。
おすすめ画面サイズ
- 自宅での使用が多い、据え置きで動画視聴をする機会が多い:大
- 外で持ち歩きをしながら使う:小
移動パターン別重さ
- 徒歩での移動が多い:軽さ重視
- 車での移動が多い:多少重くても大丈夫
画面が大きくても軽いタブレットもありますが、これは最新のハイエンドモデルになるので価格が高めです。
バッテリー持ちで選ぶ
スマホ同様、タブレット選びの際には「バッテリーの持ち」はとても重要な要素の1つです。バッテリー容量は「mAh」という単位で表されます。
容量の大きなバッテリーはバッテリー本体も大きくなるので、バッテリー持ちの良いタブレットはタブレット本体が重くなってしまうということです。
大容量バッテリーを積んでいても軽いタブレットもありますが、高額な最新のハイエンドモデルになってしまいます。
自宅やオフィスなど、常に電源を供給できる環境下でタブレットを使う場合は、あまりバッテリー容量を気にする必要はないでしょう。自家用車での移動がメインの場合も、シガーソケットから電源を供給できるので同様です。
おすすめ人気防水タブレット10選
おすすめの防水タブレットを10個紹介します。
防水性能の高さはそれぞれのモデルで大きく異なるので、ご自身の要求水準に見合ったものを選ぶようにしましょう。
ドコモ|dtab d-41A
出典:ドコモ
ドコモ|dtab d-41A | |
---|---|
防水等級 | IP✕5/8 |
ディスプレイ | 約10.1インチ |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
OS | Android 10 |
バッテリー | 6,500mAh |
本体サイズ | 高さ:約170mm |
幅:約246mm | |
厚さ:約8.2mm | |
重さ | 約491g |
アウトカメラ | 約800万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
SoC | Snapdragon 665 オクタコア |
dtab d-41Aの特徴
- 最新かつ最高レベルの防水性能(2020年10月)
- 安心の国内メーカー(シャープ)製
- dtab史上最高の下り400Mbpsの通信速度(2020年10月)
2020年8月に発売されたドコモのd-tab d-41Aは、原則としてドコモのSIMカードを契約しなければ買うことができません。
d-tab d-41Aの防水性能はIP5/8です。IP5/8ということは、「いかなる方向からの水の直接噴流によっても有害な影響を受けない」かつ「水面下での使用が可能」ということになります。
防水等級は8が最高です。そのため、d-tab d-41Aはまさに最高レベルの防水性能を備えるタブレットと言って差し支えないでしょう。
現在はドコモのみ販売ですが、今後中古タブレット市場に未使用品や中古品が数多く流通することが考えられます。
なお、シャープから法人向けタブレット「SH-T01」が発売されています。これはこのd-tab d-41Aとほぼ同一の商品です。
Lenovo|Yoga Smart Tab ZA3V0031JP
Lenovo|Yoga Smart Tab ZA3V0031JP | |
---|---|
防水等級 | IP✕2 |
ディスプレイ | 約10.1インチ |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
OS | Android 9.0 |
バッテリー | 7,000mAh |
本体サイズ | 高さ:約166mm |
幅:約242mm | |
厚さ:約5.5-24mm | |
重さ | 約580g |
アウトカメラ | 約800万画素 |
インカメラ | 約500万画素 |
SoC | Snapdragon 439 オクタコア |
Yoga Smart Tab ZA3V0031JPの特徴
- 様々な置き方・持ち方・使い方ができる「4モードスタイル」
- アイアングレイのアルミニウム素材を用いたプレミアム感のあるデザイン
- ブルーライト軽減機能によって長時間使用も快適
LenovoのYoga Smart Tab ZA3V0031JPは、2019年10月に発売されたタブレットです。
防水等級は2で、残念ながら防水性能はあまり期待できません。
本体はアイアングレイのアルミニウム素材で作られているため、筐体は非常にプレミアム感があります。「所有する喜び」を感じられる点では、ある意味iPad以上かもしれません。
最大の特徴は「スタンド」「ホールド」「チルト」「ハング」の「4モードスタイル」で使えるという点です。
その時々の使い方にあった置き方・持ち方・使い方ができるのはYoga Smart Tabならではです。
スタンド
Yoga Smart Tabは、本体長辺の片側に筒状のバッテリーが搭載されているため、この部分が分厚く作られています。この部分を下にして置いて内蔵のキックスタンドを出すと、まるでスマホスタンドを使っているようにタブレットを立てられます。
ホールド
電子書籍を読む時や縦長のサイトを閲覧する時は、タブレットを縦にします。この時は筒状バッテリーの箇所を手で保持するととても持ちやすくなります。
チルト
筒状のバッテリー部分を上にして逆の長辺側を下にして置くと、QWERTYモードで文字入力をする際にキーボードが打ちやすくなります。
ハング
筒状バッテリーの部分についているキックスタンドには卵型の縦長の穴が開いています。これをフック等に引っ掛けるとタブレットを壁にぶら下げることができます。
HUAWEI|MediaPad M3 lite 10 wp
HUAWEI|MediaPad M3 lite 10 wp | |
---|---|
防水等級 | IP67 |
ディスプレイ | 約10.1インチ |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
OS | EMUI5.1(Android 7.0ベース) |
バッテリー | 6,600mAh |
本体サイズ | 高さ:約173mm |
幅:約248mm | |
厚さ:約7.8mm | |
重さ | 約465g |
アウトカメラ | 約800万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
SoC | Kirin659 オクタコア |
MediaPad M3 lite 10 wpの特徴
- フルセグ対応
- Harman Kardonによってチューニングされた高音質な音
- 防水性能のみならず、防塵性能も高い
ファーウェイのMediaPad M3 lite 10 wpは、2017年12月に発売されたタブレットです。
防水等級は7なので、お風呂場の湯舟の中に落としてしまっても安心です。湯舟で半身浴をしながらテレビや映画を楽しみたい人にはまさに打ってつけの防水タブレットでしょう。
画面サイズは最初に紹介したdtab d-41Aと同じ10.1インチです。本体サイズや重さもほぼ変わりません。
ただし、RAM/ROMはdtab d-41Aの4GB/64GBに対して、MediaPad M3 lite 10 wpは3GB/32GBと劣ります。特に記憶領域であるROMは約半分しかないので、この差は小さくありません。
MediaPad M3 lite 10 wpの特徴は「エンタメ性能の高さ」です。フルセグに対応している上、高級オーディオブランドであるHarman Kardonが音をチューニングしているため、ステレオスピーカーとも相まって高音質かつ立体的なサウンドを楽しむことができます。
富士通|arrows Tab F-02K
富士通|arrows Tab F-02K | |
---|---|
防水等級 | IP✕5/8 |
ディスプレイ | 約10.1インチ |
RAM | 4GB |
ROM | 32GB |
OS | Android 7.1 |
バッテリー | 6,000mAh |
本体サイズ | 高さ:約173mm |
幅:約256mm | |
厚さ:約6.9mm | |
重さ | 約441g |
アウトカメラ | 約810万画素 |
インカメラ | 約500万画素 |
SoC | Snapdragon 660 クアッドコア |
arrows Tab F-02Kの特徴
- 最高レベルの防水性能
- ワコム製のスタイラスペン付属
- 4,096段階の筆圧感知で思いのままに描きたいものを描ける
富士通のarrows Tab F-02Kは、2018年2月に発売されたタブレットです。
F-02Kの防水等級はIP✕5/8となっており、非常に高い防水性能を誇ります。
防水性能の高いSIMフリーのタブレットを新品で、しかも格安に購入したい場合は、dtab d-41Aよりも前に発売されたF-02Kの方がおすすめです。
F-02Kの特徴は、スタイラスペンを用いたイラスト制作のような作業に非常に向いている点にあります。4,096段階の非常に細かい筆圧感知機構により、線の太さや色の濃淡など、微妙なニュアンスを忠実に表現できます。
ワコム製のスタイラスペンが同梱されているため、購入してすぐにスタイラスペンを使った作業を始めることができます。
タブレットでスタイラスペンを使った作業と言えば、iPadとApple Pencilの組み合わせを思い浮かべる方もいるでしょう。しかし、iPadは防水機能がないため、水濡れや水没の危険がある場所で使えません。
そのような場所でもタブレットとスタイラスペンを使った作業をしたいという人には、F-02Kがおすすめです。
ソニー|Xperia Z4 Tablet
ソニー|Xperia Z4 Tablet | |
---|---|
防水等級 | IP✕5/8 |
ディスプレイ | 約10.1インチ |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
OS | Android 6.0.1 |
バッテリー | 6,000mAh |
本体サイズ | 高さ:約167mm |
幅:約254mm | |
厚さ:約6.1mm | |
重さ | 約389g |
アウトカメラ | 約810万画素 |
インカメラ | 約510万画素 |
SoC | Snapdragon 810 オクタコア |
Xperia Z4 Tabletの特徴
- 最高レベルの防水性能
- 10.1インチにも関わらず約389gと超軽量
- Microsoft Office for Android Tabletをプリインストール
ソニーのXperia Z4 Tabletは、2015年6月に発売されたタブレットです。ここまで紹介した中では最も古くに発売されており、発売から既に5年以上が経過しています。
しかしながら、発売当時はハイエンドタブレットだったこともあり、防水性能はIP✕5/8です。2020年の今でもここ数年で発売されたタブレットと比べても遜色のない性能を有しています。
現時点で新品で購入するのはかなり難しいですが、人気のタブレットだったため中古市場では今でも数多く流通しています。価格もこなれており、1万円台から購入することができます。
性能重視で割り切って購入するのであれば、今でも十分選択肢に上がってくるタブレットと言えるでしょう。
Xperia Z4 Tabletは10.1インチですが、重さは約389gとなっています。そのため、とにかく軽い防水タブレットが欲しい人にはXperia Z4 Tabletがピッタリです。
ソニー|Xperia Z3 Tablet Compact
ソニー|Xperia Z3 Tablet Compact | |
---|---|
防水等級 | IPX5/8 |
ディスプレイ | 約8.0インチ |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB/16GB |
OS | Android 6.0.1 |
バッテリー | 4,500mAh |
本体サイズ | 高さ:約123.6mm |
幅:約213.4mm | |
厚さ:約6.4mm | |
重さ | 約270g |
アウトカメラ | 約810万画素 |
インカメラ | 約220万画素 |
SoC | Snapdragon 801 クアッドコア |
Xperia Z3 Tablet Compactの特徴
- 最高レベルの防水性能
- 10.1インチよりもコンパクトな8.0インチタブレット
- 8.0インチにも関わらず約270gと超軽量
ソニーのXperia Z3 Tablet Compactは、2014年11月に発売されたタブレットです。
Xperia Z4 Tabletと同じく、防水性能はIPX5/8なので、水回りでの使用も安心です。
1つ前に紹介した同じソニーのXperia Z4 Tabletよりも約半年前に発売されており、世代的には1世代前のタブレットで性能的にはやや落ちます。
そのため、あまり多くの作業は要求できませんが、サイト閲覧や動画視聴を楽しむ程度であればまだまだ使えます。
8.0インチの割に約270gと軽量なので、子どもや女性の持ち歩きに向いています。
au|Qua tab QZ10
LGエレクトロニクス|Qua Tab QZ10 | |
---|---|
防水等級 | IPX5/8 |
ディスプレイ | 約10.1インチ |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
OS | Android 7.1 |
バッテリー | 7,000mAh |
本体サイズ | 高さ:約168mm |
幅:約259mm | |
厚さ:約8.6mm | |
重さ | 約503g |
アウトカメラ | 約1,300万画素 |
インカメラ | 約500万画素 |
SoC | MSN8953 オクタコア |
Qua Tab QZ10の特徴
- 最高レベルの防水性能
- 画面や手が濡れていてもタッチ操作が可能な「ウェットタッチ」対応
- 使えるアプリを1つに指定できる「子どもロック」搭載
auのQua Tab QZ10は、2018年3月に発売されたLGエレクトロニクス製のタブレットです。
防水性能はIPX5/8と最高レベルとなっています。そのうえ、画面や手が濡れていてもタッチ操作ができる「ウェットタッチ」に対応しています。
常に手が濡れた状態の入浴中や、プールや海などでの水遊び中に使うにはぴったりでしょう。
また、「子どもロック」機能を使えば子どもが使えるアプリを1つに指定できます。「YouTubeのみを使わせる」など用途を限定して子どもにタブレットを使わせることができます。
以上のような特徴から、Qua Tab QZ10は「2台目のタブレット」として使うのがよいかもしれません。
auで販売されているキャリア版です。そのため、原則としてauの回線契約がないと購入することはできません。
ただ、2020年10月時点で発売から既に2年半以上が経過しているため、中古市場ではかなりの数が出回っており、手頃な価格で購入できるでしょう。
NEC|LaVie Tab TE710/KAW
NEC|LaVie Tab TE710/KAW | |
---|---|
防水等級 | IPX3 |
ディスプレイ | 約10.1インチ |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
OS | Android 9.0 |
バッテリー | 7,000mAh |
本体サイズ | 高さ:約167mm |
幅:約242.1mm | |
厚さ:約8.1mm | |
重さ | 約520g |
アウトカメラ | 約800万画素 |
インカメラ | 約800万画素 |
SoC | Snapdragon 450 オクタコア |
LaVie Tab TE710/KAWの特徴
- フルセグ対応
- Microsoft Office for Android Tabletをプリインストール
NECのLaVie Tab TE710/KAWは、2020年1月に発売されたタブレットです。
防水性能はIP✕3なので、防水タブレットと呼ぶには心許ないかもしれません。
しかし、フルセグに対応しているので、タブレットをテレビ代わりに使いたい人にはよいでしょう。防水性能が低いので、使い方には注意してください。
Microsoft Office for Android Tabletがプリインストールされているので、Office系アプリを多用する人にも向いています。リモートワーク全盛の昨今、使い方次第では生産性向上に貢献してくれるかもしれません。
シャープ|AQUOSファミレド
シャープ|AQUOSファミレド | |
---|---|
防水等級 | IPX5/7 |
ディスプレイ | 16インチ |
RAM | 1GB |
ROM | 8GB |
OS | Android 4.4.4 |
バッテリー | 2,635mAh |
本体サイズ | 高さ:約254mm |
幅:約395mm | |
厚さ:約24mm | |
重さ | 約1,900g |
アウトカメラ | なし |
インカメラ | 約200万画素 |
SoC | RK3188 クアッドコア |
AQUOSファミレドの特徴
- 16インチの大型ディスプレイ
- 外付けHDDに接続してテレビ番組の録画が可能
- BDレコーダー「AQUOSブルーレイ」とのホームネットワーク接続による録画番組の視聴が可能
シャープのAQUOSファミレドは、2015年11月に発売されたテレビ機能付ホームタブレットです。
防水性能はIP✕5/7と高いので、お風呂場に据え置くテレビとして活用するのもよいでしょう。
画面サイズは16インチ、重さは約1.9kgです。タブレットというよりは「キーボードを外したノートパソコン」に近いと言えます。
Amazon|Kindle Oasis
Amazon|Kindle Oasis | |
---|---|
防水等級 | IPX8 |
ディスプレイ | 約7インチ |
RAM | 公式発表なし |
ROM | 8GB/32GB |
OS | 公式発表なし |
バッテリー | 不明(約6週間) |
本体サイズ | 高さ:約159mm |
幅:約141mm | |
厚さ:約3.4mm | |
重さ | 約188g |
アウトカメラ | なし |
インカメラ | なし |
SoC | RK3188 クアッドコア |
Kindle Oasisの特徴
- 読書に特化したAmazonのKindle端末
- Kindle端末唯一の防水機能搭載(IP✕8)
AmazonのKindle Oasisは、2019年6月に発売された第10世代のKindle端末です。
電子書籍リーダーであるKindleは、中位モデルのKindle Paperwhite、そして最上位モデルのKindle OasisはIP✕8の防水機能を搭載しています。
Kindle Paperwhiteは画面が6インチ、Kindle Oasisは7インチです。そのため、タブレット的に大きな画面でコンテンツを楽しめるのはKindle Oasisの方になります。
Kindle Oasisはアルミニウムを使用しており、高級感があります。画面を照らすLEDライトも5個と25個とPaperwhiteと5倍も違うので、より暗い場所に強いのはKindle Oasisです。
あくまでも電子書籍リーダーのため、普通のタブレットのように多目的に利用することはできません。しかし、読書という一点に絞れば、湯舟でも海でもプールでもどこでも安心して使えます。
いつでもどこでも、どんな状況でも読書を楽しみたい!という人には、Kindle Oasisがピッタリです。
防水タブレットを使うときの注意点
防水タブレットを使う時の注意点を2つ紹介します。
海水やプールにはつけないようにする
IP✕6までの防水性能であれば、海水やプール、湯舟にはタブレットをつけないのが無難です。
IP✕6までの「保護の程度」は、あくまでも本体にあたる水をどれだけ防げるかです。水の中につけてしまったり、水の中で使う場合の防水性能についてはIP✕7、IP✕8レベルを満たす必要があります。
IP✕6までのタブレットは雨やシャワーの水などには耐えられても、海水やプールにつけてしまった場合、水の侵入を防ぎぎれない可能性が高いです。
IP✕7、IP✕8のタブレットであっても、わざと海水やプールに沈めるようなことはできれば避けるべきです。海水に含まれる塩分や、プールの水を消毒するための塩素がタブレットに侵入し、悪影響を与えることも考えられるからです。
充電の差込口やイヤホンジャックの劣化に気を付ける
防水タブレットは、充電の差込口やイヤホンジャックに水が侵入しないような特殊な加工がされています。
しかし、充電ケーブルやイヤホン・ヘッドフォンを抜き差ししているうちに、これらの加工が劣化して、防水性能が落ちてしまうことがあります。
そのため、充電の差込口やイヤホンジャックは、劣化していないかどうかを常に注意深く確認しておく必要があります。
防水タブレットを使えば水濡れや水没に遭っても心配ない!
防水タブレットの選び方、おすすめの防水タブレット、防水タブレット使用時の注意点などを紹介しました。
現在、iPadは防水機能に対応していません。そのため、防水タブレットを選ぶ際は事実上Android一択となります。
しかし、Androidタブレットはスマホほど市場が盛り上がっているとは言えず、魅力のあるニューモデルがあまり出ていないのが現状です。
そんな中で、最も最近発売されたドコモのdtab d-41Aは期待のニューモデルで、これをきっかけに再びAndroidタブレット市場が盛り上がることを期待しましょう。
防水機能が搭載されているタブレットは、搭載されていないタブレットに比べると使えるシーンが大きく広がります。
入浴時やアウトドアレジャー時にもタブレットのコンテンツを楽しみたい人は、この機会に防水タブレットの購入を検討してみてはいかがでしょうか。