AQUOS sense4の価格・スペック・特徴を徹底レビュー
AQUOS sense4はリーズナブルな価格に対し性能がよく、コスパは抜群です。後継機にはAQUOS sense 5G/6があり、今から買うべきか迷いますね。今回はAQUOS sense4の魅力と、お得に購入する方法について解説します。
この記事の目次
AQUOS sense4は、2020年11月27日にシャープから発売されたスマートフォンです。リーズナブルな価格設定ですが、バッテリー持ちがよく、前モデルに比べCPU性能が格段に上がっています。
ですが現在では後継機が販売されており、今から購入してよいか迷う人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、AQUOS sense4の特徴やおすすめの人を徹底解説します。安く買う方法も合わせて紹介するので、ぜひ購入の参考にしてくださいね。
この記事でわかること
【結論】AQUOS sense4はどんな人が買うべき？
出典:シャープ
AQUOS sense4は価格・スペックともにバランスが取れており、優秀な端末といえます。ただし現在では後継機である「AQUOS sense5G」「AQUOS sense6」が発売されているため、一番に選ぶべきとは言い切れなくなりました。
AQUOS sense4を買うべき人と買わない方がいい人を、理由も一緒に解説します。
AQUOS sense4を買うべき人
AQUOS sense4を買うべき人は、以下の条件に当てはまる人です。
aquos sense4を買うべき人
- 最新機種にこだわらない人
- バッテリー持ちを重視する人
- 端末を安く購入したい人
最新機種にこだわらない人
AQUOS sense4が発売されたのは2020年11月で、2年以上前です。現在販売しているのは一部の携帯会社と、ECサイトやオークションのみとなりました。
後継機であるAQUOS sense5G・AQUOS sense6ではカメラ性能や処理速度が上がり、AQUOS sense4とほぼ同価格帯で購入できます。
ですが最新機種にこだわらず性能もほどほどでよいという人であれば、AQUOS sense4を選択しても充分に満足できるでしょう。
バッテリー持ちを重視する人
AQUOS sense4の大きな特徴として、バッテリー容量が大きいことが挙げられます。
実際にAQUOS sense4とAQUOS sense5Gのバッテリーを調べたところ、両方とも4,570mAhで容量は変わりません。ですが、連続待受時間には以下のような差があります。
| 端末 | 連続待受時間 |
|---|---|
| AQUOS sense4 | 約1,020時間 |
| AQUOS sense5G | 約930時間 |
後継機であるはずのAQUOS sense5Gよりも、本モデルの方が連続待受時間が長くなっています。原因として、AQUOS sense5Gは本モデルに比べて性能が高くなっており、その分バッテリーを消費していることが考えられます。
わずかな違いではありますが、少ない充電で長くゲームや動画を楽しみたい人は、AQUOS sense4がおすすめです。
端末を安く購入したい人
AQUOS sense4は後継機が出ている端末のため、価格も当初に比べて安くなっています。格安SIMでは3万円台で販売されていることが多いですが、AmazonなどのECサイトでは2万円台の破格で購入できる場合もあります。
価格が落ちたとしても、AQUOS sense4の性能としては問題ありません。安くて性能のよい端末を探している人は、少し前の端末であるAQUOS sense4を検討してみましょう。
AQUOS sense4を買わない方がいい人
AQUOS sense4を買うべき人を解説しましたが、以下の特徴に当てはまるなら買わない方がよいと考えられます。
aquos sense4を買わないほうがいい人
- 新規・乗り換えと同時に購入する人
- 端末を長く使いたい人
新規・乗り換えと同時に購入する人
AQUOS sense4は、新規・乗り換えと同時に端末購入を考えている人にはおすすめできません。その理由としては新規・機種変更の場合、端末値引きで大幅に安く購入できることが多いからです。
ですがAQUOS sense4は多くの携帯会社で取り扱いが終了しており、代わりに後継機のAQUOS sense5G/6が発売されています。
AQUOS sense5G/6はAQUOS sense4と形・重さはあまり変わらず、性能は進化しています。新規・乗り換えの人はその進化した後継機が、携帯会社の大幅値引きで購入できるのです。
安いところであれば、新規・乗り換えの人に限り1万円台で販売している場合もあります。新しく番号を持ちたい人や携帯会社を変えたい人は、後継機であるAQUOS sense5G/6を安く購入できる会社を探したほうがよいでしょう。
端末を長く使いたい人
1つの端末を2～3年以上使う人は、AQUOS sense4を今から買うと、OSアップデートの保証を受けられない可能性があります。
iPhoneの場合OSの更新は5年間保証されていますが、Androidは発売してから2回までしか保証されていません。AQUOS sense4はAndroid10が採用されており、2022年6月現在Android12の提供が始まっています。
今からAQUOS sense4を購入しても、OSのアップデートが保証されるのはAndroid12までです。保証が無くなるとウィルスに感染するリスクも高くなります。
長く端末を使いたい人は、後継機であるAQUOS sense5G/6を検討することをおすすめします。
AQUOS sense4が自分にはあっていないと感じた場合、格安スマホ比較診断で自分にあったスマホを探してみてください。
AQUOS sense4の値段・容量
出典:シャープ
AQUOS sense4の、携帯会社ごとの価格は以下の通りです。
AQUOS sense4では、容量は64GBの1種類のみとなります。少ないように感じますが、最大1TBのmicroSDXCカードに対応しており、好きなだけ容量を増やして使えます。
今現在AQUOS sense4を販売しているのは、イオンモバイルとピカラモバイル（旧・Fiimo）の2社のみです。ただしイオンモバイルではシルバーのみ、ピカラモバイルでもシルバー以外在庫切れで、購入できない状態です。
AQUOS sense4は発売から2年経っているため、携帯会社では取り扱いが少なく入手しにくくなっています。
お探しの方はAmazonなどのECサイトを確認するか、後継機であるAQUOS sense5G/6を検討してもよいでしょう。
AQUOS sense4の特徴・変更点
出典:シャープ
AQUOS sense4は、前モデルであるAQUOS sense3に比べ、以下の点が進化しています。
AQUOS sense4の特徴・変更点
- 大容量バッテリー搭載
- 5.8インチ、フルHD＋で迫力の大画面
- CPU性能が進化
大容量バッテリー搭載
AQUOS sense3ではバッテリー容量が4000mAhであったのに対し、AQUOS sense4では4570mAhの大容量バッテリーが搭載されています。連続待受時間も、約850時間から約1,020時間へと170時間ほど長くなりました。
後継機であるAQUOS sense5G/6でもバッテリー容量は4570mAhなので、バッテリーのスペックは最新機種と同じです。長い時間ゲームを楽しみたい人や、外出でなかなか充電できない人も、AQUOS sense4なら安心できますね。
5.8インチ、フルHD＋で迫力の大画面
AQUOS sense4の画面サイズは5.8インチとなっており、前モデルの5.5インチよりも0.3インチ大きくなっています。
通常、画面が大きくなると持ちにくくなりがちですが、端末の幅は1ミリしか広がっていません。余分な部分を見直しスッキリしたデザインにすることで、サイズはほぼそのままで画面だけ大きくすることに成功しました。
画面が大きくても、前モデルと変わらない感覚で気軽に使えます。
CPU性能が進化
AQUOS sense4ではCPU性能も格段に進化しています。AQUOS sense3ではSnapdragon630が使われていたのに対し、本モデルではワンランク上のSnapdragon720Gが採用されています。
処理速度も速くなり、ゲームや動画もサクサクと気持ちよく楽しめますね。
ただしミドルレンジ端末であるため、高い性能が必要なゲームは読み込みが遅くなる可能性があります。推奨スペックが高いゲームをしたい人は、高性能モデルを検討してもよいでしょう。
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AQUOS sense4のデザイン
出典:シャープ
AQUOS sense4のデザインは、以下のような特徴があります。
| デザイン | 手に馴染む持ちやすいサイズ 質感があり剥がれにくいアルマイト染色 背面と側面を一体化した構造で、曲げやひねりに強い |
|---|---|
| カラー | ライトカッパー ブラック シルバー |
| サイズ | 約148mm×約71mm×約8.9mm |
| 重さ | 約177g |
デザイン
AQUOS sense4はどんな人にでも違和感なく使える、シャープ社らしいすっきりとしたデザインになっています。ボディにはツヤがありますが、光沢が抑えられているため、指紋が気になることもありません。
前モデルより丸みが抑えられたものの角ばってはおらず、側面はなめらかで持ちやすい工夫がされています。
カラー
出典:シャープ
AQUOS sense4のカラーは「ライトカッパー」「ブラック」「シルバー」の3色です。ただし携帯会社では、現在シルバー以外販売されていないので注意してください。
過去にはドコモオンラインショップで限定色が販売されていましたが、現在では終了しています。
サイズ
AQUOS sense4のサイズは「高さ：約148mm×幅：約71mm×高さ：約8.9mm」です。サイズは前モデルとほぼ変わりませんが、画面サイズは5.8インチの大きめになっています。
重さ
AQUOS sense4の重さは約177gです。前モデルのAQUOS sense3に比べると、機能が増えたためか10gほど重さが増しています。
女性や高齢者など、人によってはやや重たく感じる場合もあるので、店舗などで実際に手にとって確かめるとよいでしょう。
AQUOS sense4のスペック
AQUOS sense4のスペックは、以下の通りです。
| ディスプレイ | フルHD＋ （1,080 × 2,280）IGZOディスプレイ |
|---|---|
| 5G対応 | ✕ |
| カメラ | 広角：1,200万画素 CMOS/F値 2.4 標準：1,200万画素 CMOS/F値 2.0 望遠：約800万画素 CMOS/F値 2.4 |
| CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 720G Mobile Platform 2.3GHz＋1.8GHz オクタコア |
| バッテリー容量 | 4,570mAh |
| 生体認証 | 顔認証／指紋センサー |
| 防水・防塵性能 | IPX5/IPX8／IP6X |
| 対応アクセサリ | 急速充電アダプター |
| SIMカード | nanoSIM×2 DSDV対応 |
| コネクタ | USB Type-C |
ディスプレイ
出典:シャープ
AQUOS sense4ではシャープ独自技術であるIGZOディスプレイを採用しており、なめらかで美しい映像を保ったまま消費電力を抑えられます。高精細で明るいディスプレイで、写真やゲーム・動画を存分に楽しめるでしょう。
解像度も1,080 × 2,280ピクセルで細長くなりすぎず、ちょうどよいバランスとなっています。
AQUOS sense3はノッチのないデザインでしたが、本モデルでは画面サイズが大きくなったため、中央上部に丸いノッチがあります。気になる方はノッチを目立たなくする設定も可能です。
5G対応
AQUOS sense4では、5G通信には対応していません。
後継機のAQUOS sense5G/6なら5G通信に対応しています。5G通信を使いたい人は後継機の購入をおすすめします。
カメラ
出典:シャープ
AQUOS sense4ではアウトカメラが標準・広角・望遠の3眼に進化。光学2倍ズームで、遠くの景色もぼやけることなく綺麗に撮影できます。
早れた場所にいるお子さんの写真を撮るのにも最適でしょう。
被写体に応じて撮影モードを自動で選択する「AIオート機能」に加え、夜でも明るく撮影できる「ナイトモード」で、シーンごとの思い出を綺麗に残せます。
CPU
AQUOS sense4では前モデルより格段に進化したSnapdragon720Gを搭載し、リーズナブルな価格帯ながら高いパフォーマンスを実現しました。
3万円台で購入できるスマートフォンとしては充分な性能だといえます。ゲームも画質にこだわらなければ、サクサクと快適に楽しめるでしょう。
バッテリー容量
AQUOS sense4のバッテリーは4,570mAhの大容量で、さらにIGZOディスプレイで消費電力が抑えられるため、電池持ちはかなりよくなっています。
後継機であるAQUOS sense5G/6よりも連続待受時間は長く、少ない充電回数で長時間使えます。バッテリー重視の方は、AQUOS sense4がおすすめです。
生体認証
AQUOS sense4では顔認証と指紋認証の両方に対応しています。指紋センサーは画面下の横長の部分に配置されており、全部で5つまで指紋を登録できます。
顔認証はiPhoneのように赤外線で読み取るものではなく、インカメラで顔を撮影して認証するタイプです。そのため、暗い場所や顔の角度によっては反応しない場合があるので注意してください。
防水・防塵性能
出典:シャープ
シャープ社製のスマートフォンは防水・防塵機能に特化しており、本モデルでもしっかりと生かされています。
AQUOS sense4の防水レベルはIPX5/IPX8となっており、噴流水や継続的な浸水でも耐えられる仕様です。もし水たまりに落としてしまっても、すぐに拭き取れば故障の心配は少ないでしょう。
また最大レベルの防塵で、チリや埃が内部に侵入しにくくなっています。砂埃が舞いやすい現場でお仕事をされる方も、AQUOS sense4なら安心して使えます。
なお防水・防塵機能は、水没を保証するものではないので、汚れたら拭き取るといったお手入れは今まで通り行いましょう。
対応アクセサリ
AQUOS sense4では急速充電器が同梱されています。最近では充電用のケーブルやアダプターが別売りのものが増えていますが、端末を買うとついてくるのはありがたいですね。
ワイヤレス充電器には非対応なので気をつけてください。
SIMカード
AQUOS sense4ではnanoSIM2枚のデュアルSIMに対応しています。
ただしSIMスロットの内1つは、microSDXCカードと共有です。端末のデータ容量が64GBと少ないため、microSDXCカードは必須と考えられ、実質的にSIMは1枚のみと思ってよいでしょう。
またAQUOS sense4 liteはeSIMに対応していますが、本モデルは非対応となります。
コネクタ
AQUOS sense4のコネクタは、USB Type-Cが採用されています。多くのAndroid端末で幅広く普及しているタイプなので、予備のケーブルも家電量販店などですぐに準備できます。
AQUOS sense4に関するよくある質問
AQUOS sense4についてのよくある質問をまとめました。購入する前に不安点・疑問点を解決しておきましょう。
Q.入荷待ちはどれくらい？
AQUOS sense4は、ほとんどの携帯会社で取り扱いを終了しているか、「在庫なし」の状態です。後継機が2台も発売されているため、今後の入荷はほぼないと思われます。
ですがAmazonなどのECサイトでは、まだ取り扱いがあります。ECサイトではなく携帯会社で購入したい人は、後継機のAQUOS sense5G/6を検討したほうがよいでしょう。
Q.次世代機種を待つべき？
AQUOS sense4は、後継機であるAQUOS sense5G/6が発売中です。またAQUOS senseシリーズは種類が豊富で、携帯会社によって取り扱う端末やカラーが違います。
AQUOS sense4よりスペックの高い端末が、キャンペーン価格で安く購入できる場合もあります。この機会に後継機も一緒に検討するのもおすすめです。
Q.購入タイミングはいつがいい？
今現在、携帯会社でメインとなっているのは、AQUOS sense4より後に販売された端末です。これからどんどん販売を終了していくと考えられるので、買うならできるだけ早い方がよいでしょう。
完売してから後悔しないよう、欲しいと思った時が買い時です。
AQUOS sense4を購入しよう
AQUOS sense4の特徴や、安く買う方法について解説しました。
リーズナブルな価格で性能もよく、特にバッテリーに関しては後継機よりも優秀です。最高レベルの防水・防塵機能で、うっかり水没してしまっても安心して使えます。
AQUOS sense4の特徴
- 少ない充電で長く利用できる
- 価格に対して性能がよく、コスパは抜群
- 携帯会社での購入は困難
- 買うなら早い方がよい
AQUOS sense4は、ほとんどの携帯会社で取り扱いを終了しており、今現在販売しているのはイオンモバイルとピカラモバイルのみとなっています。後継機のAQUOS sense5G/6などがほぼ同価格帯で購入できるので、必要なら他のAQUOSシリーズも検討しましょう。
ECサイトではまだAQUOS sense4を販売しているので、端末のみ購入する方法もあります。今後取り扱いはどんどん終了すると考えられるため、早めの購入がおすすめです。
自分に合った格安SIMを探しているなら、ぜひ本サイトの比較診断でシミュレーションしてみてくださいね。
