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iPhoneでクイックスタートができない原因|移行の際の注意点や気になる疑問を解説

更新日:2021.07.15

スマートフォンの機種変更を行う際には、旧機種から新機種へのデータ移行が必要です。そんな時に便利なのが、「クイックスタート」です。しかし、うまくいかない方も中にはいるはず。今回は、クイックスタートがうまくできないときの原因や対処法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。<

スマートフォンの機種変更を行う際には、旧機種から新機種へのデータ移行が必要です。

そんな時に便利なのが、「クイックスタート」です。

しかし、うまくいかない方も中にはいるはず。今回は、クイックスタートがうまくできないときの原因や対処法を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

iPhoneのクイックスタートができない原因と対処法

クイックスタートをしようとしても、なぜかうまくできないことがあります。

クイックスタートがうまくできない時の原因と対処法について解説します。

原因1.クイックスタートの条件を満たしていない

クイックスタートの条件

  • iOS11以降であること
  • データ移行を行うならiOS12.4以降であること
  • 両機種が半径1m以内にあること

クイックスタートを利用するには、利用条件を満たしている必要があります。

クイックスタートを利用する際には、新旧の機種がどちらもiOS11以降(データ移行も行うならiOS12.4以降)でなければいけません。

そのため、たとえばOSのアップデートができていない、旧機種のOSだけ古いものだったといった場合は、利用できないので注意してください。

また、クイックスタートは2つの機種を近づけて行うので、遠くにおいている状態では利用できません。距離は両機種が半径1m以内にあることが目安とされています。

このように、条件外のために利用できないケースは意外とあります。必ず事前に条件を確認し、満たしておくようにしましょう。

原因2.Apple IDを設定していない

クイックスタートを利用するには、Apple IDを設定しておく必要があります。

これは、利用している過程でApple IDの入力を求められることがあるためです。

そのため、旧機種でApple IDの設定が行われていないと、移行手続きをしている際にApple IDが入力できないため、利用できない状態に陥ってしまいます。

クイックスタートが利用できない時は、Apple IDについても確認しておきましょう。

ちなみに、確認は以下の方法で行えます。

iTunes Store、App Store、iCloudにサインしている場合

  • ホーム画面「設定」→「iTunes Store と App Store」→ Apple ID
  • ホーム画面「設定」→「iCloud」→ Apple ID

また、Apple IDの情報はこちらから検索することもできます。

原因3.Bluetoothが有効になっていない

クイックスタートは、Bluetoothをオンにしておかないと利用できません。

そのため、うまく利用できない時はBluetoothの設定を確認してみてください。

Bluetoothの確認

  • ホーム画面[設定]→[Bluetooth]→[オン]

また、iPhoneの画面下部からスワイプするとコントロールセンターが表示されるので、そこからBluetoothの設定を行うこともできます。

原因4.携帯電話購入時に初期設定を行なっている

クイックスタートに必要な条件を満たしているのにうまく行えないという人は、購入の際に携帯電話ショップや家電量販店のスタッフが初期設定を行なっている可能性があります。

店舗での初期設定は、iPhoneの動作を確認するために行われているため、断ることはできません。

お店によっては、初期設定をした後に初期化してくれるケースもあります。

そのような場合はクイックスタートを利用できますが、初期設定されたままだと利用できないため注意してください。

必要であれば初期化したほうがよいでしょう。

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原因5.カメラが使えない

クイックスタートを利用する際は、画像認証をするためにカメラを使います。

しかし、何かしらの理由によりカメラが壊れている場合は画像認証ができないため、クイックスタートができません。

ただし、そのような時は手動による認証ができるようになっています。

「手動で認証」という画面が出てくるので選択し、案内に沿って手動認証を行うようにしてください。

手動による認証は面倒に感じるかもしれませんが、クイックスタートを使用しない通常の移行手続きよりも圧倒的に楽だといえます。

カメラが使えてもうまく画像が認証されない時があります。

そのような場合は画面の明るさを上げると画像が認証されるケースがあるので試してみてください。

原因6.WiFiがつながっていない

データの移行は、WiFi環境下あるいは有線で行います。

もしWiFiを利用するのであれば、WiFiに接続できる状態を用意し、接続がしっかりできているか確認しましょう。

また、WiFiの回線が不安定なときは、有線を利用するのがオススメです。

有線の場合は、Lightning-USBケーブルとLightning-USB 3カメラアダプタが必要になります。

正しい手順でiPhoneのクイックスタートをやりなおす

クイックスタートがうまくできない原因がわかったら、もう一度試してみましょう。

クイックスタートの手順

  1. 電源を入れた状態で新機種を旧機種の近くに置く
  2. 旧機種のクイックスタート画面が表示される
  3. Apple IDが表示されるので間違いないことを確認して「続ける」を選択
  4. 新機種にアニメーションが表示される
  5. 旧機種のカメラで新機種の画面に表示されているアニメーションをファインダーの中央に収まるようにする
  6. 新機種に「新しい [デバイス] の設定を完了」というメッセージが表示される
  7. 入力画面が表示されるので、旧機種のパスコードを新機種に入力する
  8. 案内に従い、新機種でFace IDもしくはTouch IDを設置する
  9. 入力画面が表示されるので、新機種に Apple ID のパスワードを入力する
  10. 新機種でのアプリやデータ、設定情報の復元方法を選べるので希望する方法を選択

どうしてもクイックスタートができない場合は、他の方法でデータ移行を試してみましょう。

こちらの記事でiPhoneのデータ移行の仕方を紹介していますので、参考にしてください。

iPhoneのクイックスタートの注意点

iPhoneでクイックスタートを行う場合、いくつかの注意点があります。注意点を気をつけながら、クイックスタートを行いましょう。

アラームなどアプリの通知をオフにする

クイックスタートを行う際に、旧機種のiPhoneのアラームが鳴ってしまうことで、データの転送が中断されてしまうことがあります。

クイックスタートを行う前に、アラームの設定をオフにしておきましょう。

また、クイックスタートをやりなおす際は、最初から行う必要があります。

充電をしておく

クイックスタートを行っている最中に、電源が切れてしまうと、データ移行はできません。

データ移行が完了するまでに、数十分から数時間かかる場合があります。

しっかりと充電してから、クイックスタートを行いましょう。

また、充電しながら行うことも可能です。

SIMカードを差し替えておく

SIMカードを入れ替える必要があります。

クイックスタートを行う前に、SIMカードを旧機種から新機種へ入れ替えておきましょう。

クイックスタートのFAQ

クイックスタートを行う際に気になる疑問についてまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

クイックスタートにかかる時間はどれくらい?

クイックスタートにかかる時間は、移行するデータ量や、通信環境によって変わります。

数十分で終わる場合もありますし、数時間かかる場合もあります。

残り時間の表示がされますので、画面を確認しましょう。

iPadもクイックスタートできる?

iPadでもクイックスタートができます。

手順はiPhoneと同じなので、通信環境や充電を確認してから行いましょう。

容量の空きがありませんと表示された時の対処法は?

旧機種よりも新機種の方が容量が少ない場合、そのままデータ移行できないことがあります。

必要のない写真や、アプリを削除して、新機種に入るデータ容量にしてから、クイックスタートを行いましょう。

まとめ

今回は、iPhoneのクイックスタートがうまく行えない時の原因と対処法について解説しました。

クイックスタートを利用することで従来の機種変更時の手続きを大幅に簡略化できます。

iPhoneユーザーで新しいiPhoneに機種変更する際は、クイックスタートの注意点を確認しながら正しく行いましょう。


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