LINEモバイルからのMNP転出方法と費用|乗り換えにおすすめの格安SIMは?
この記事では、LINEモバイルの解約方法やMNP転出方法についての手順や注意点、そしておすすめの格安SIMについて解説しています。「LINEモバイルを解約したい方」「LINEモバイルからMNP転出を検討している方」、また「LINEモバイルの加入を考えている方」は必見です。
この記事の目次
LINEモバイルの解約方法やMNP転出方法についての手順はもちろん、注意しなければならない点や口コミ評価の高いおすすめの格安SIMについて解説します。
「LINEモバイルを解約したい方」「LINEモバイルからMNP転出を検討している方」、また「LINEモバイルの加入を考えている方」はぜひ参考にしてください。
LINEモバイルの解約について
LINEモバイルを契約したものの、さまざまな理由から解約をすることになったとき、どのような方法で手続きをすればよいのか、また注意点などはあるのかについて詳しくみていきましょう。
解約はマイページから
パソコンまたはLINEモバイル公式アカウントより、IDとパスワードを入力してマイページにログインします。
そして、マイページのメニュー内にある「解約⋅MNP転出」のページに進み、一番上の「解約する」をクリックします。
すると4つのアンケート(解約理由・使用用途・通信速度・通信容量)が出てくるので、それぞれに回答し送信すると解約が完了します。
解約が完了すれば登録メールアドレスにLINEモバイルから解約確認のメールが届くので、きちんと手続きができているかすぐにわかるのは安心です。
もしメールが届かないときは、公式アカウントに問い合わせてみてください。
解約時の注意点
解約時にはいくつか注意点があるので、以下の点に気を付けましょう。
解約は月末日
解約手続き受付から、その月の末日に手続きが完了します。
仮に5日に解約手続きをしても日割り計算をされるわけではありません。月末日に手続きが受理されるまでは今まで通り使うことができるようです。
ただし、月末日に解約手続きをした場合には、その月ではなく翌月の解約扱いになります。解約を考えているのであれば、余裕をもって手続きをしておいたほうがいいでしょう。
SIMカードは必ず返却する
LINEモバイルの解約手続き後、SIMカードは必ず返却する必要があります。返却しなかった場合には損害金として3,000円が請求されます。
ただし、SIMカードの返却だけでは解約とはなりません。必ず解約手続きを行った後で送付するように気を付けましょう。
返却時の送料は自己負担です。SIMに破損などがみられた場合には損害金が発生することもあるので、梱包材を使ったり、こわれもの扱いで送付したほうが安心です。
▼SIMカード返送先
- 〒272-0001
- 千葉県市川市二俣678-55
- ESR市川ディストリビューションセンター3F 南棟 LINEモバイル株式会社 返却窓口
※住所は変わる可能性もあるので、返却する際には公式アカウントなどで必ずご確認ください。
解約のキャンセルはできない。
解約手続きをしたSIMは二度と使えなくなり、また解約キャンセルもできなくなります。
LINEモバイルを再契約する際には新しいSIMカードを発行する必要があるので、解約は慎重におこないましょう。念のため自分が加入しているプランも再確認しておくとよいかもしれません。
解約手数料がかかる
解約時点でベーシックプランを利用していた場合、SIMタイプや利用期間にかかわらず手数料1,000円がかかります。
LINEフリー、コミュニケーションフリー、MUSIC+を利用している場合、2019年9月30日までに課金開始日のある場合は、課金開始日から12ヶ月間の間に解約すると9,800円の違約金がかかってしまいます。
たとえば、2019年5月1日が課金開始日だった場合、2020年4月30日までに解約すると解約手数料がかかりますが、2020年5月1日以降に解約した場合には解約手数料はかかりません。
また、2019年10月1日以降に課金開始日のある場合は、課金開始日から12ヶ月間の間に解約すると1,000円の違約金がかかります。
たとえば、2019年11月1日が課金開始日だった場合、2020年10月31日までに解約すると解約手数料がかかりますが、2020年11月1日以降に解約した場合には解約手数料はかかりません。
データSIMを利用している場合にはSMS付きやSMSなしにかかわらず、最低利用期間などはないため解約手数料は発生しません。
契約日を忘れてしまったときは、LINEモバイルカスタマーセンターへ電話して確認するかマイページへログインして契約者情報から確認することが可能です。
端末残金や月額料金の支払いが発生
解約手続きをした月の基本使用料やオプション料金は日割りにならず、ひと月分の料金がかかります。
また、LINEモバイルで端末の分割払いをしている場合には、解約してもそのまま分割で払い続けるか残金を一括で払うかの選択が必要です。
そのまま分割払いをする場合には、解約後もLINEモバイルのマイページから支払い状況を確認することができるのでうっかり防止になりそうです。
オプション解約を忘れずに
オプションの契約をしている場合は、マイページの「プラン・オプション」からの解約をくれぐれも忘れないように気を付けましょう。
基本的にはLINEモバイルの解約手続きが完了した時点でオプション契約の解約手続きも完了します。
ただし、「LINE MUSIC」や「いつでも電話(10分かけ放題)」はアプリをアンインストールするだけでは解約手続き完了とはなりません。それぞれ解約手続きが必要です。
気づけば、オプション料金だけ支払っていたということにならないためにも、解約手続きをする場合には先にオプション契約をすべて解約してから、基本プランの解約手続きに進んだほうが安心できそうです。
キャンペーン利用が適用されない場合もある
LINEモバイルを契約してから短期で解約をした場合、キャンペーンの内容によっては適用されない場合があるので、事前に規約をよく確認しておく必要があります。
規約はキャンペーンごとによってそれぞれ違いがあるので、自分の利用したいキャンペーンの規約を確認するようにしましょう。
LINEモバイルからのMNP転出方法
MNP転出する場合にはどうでしょうか。こちらの場合も確認していきましょう。
MNPとは
そもそもMNPとは、いま使っている電話番号はそのままで他社に乗り換えることができるサービスのことです。
従来であれば、携帯電話会社を変える際には今の会社を解約してから他社で新規契約をする必要があったため、必然的に電話番号が変わってしまうというデメリットがありました。
しかし、スマホが主流になったり、格安SIMなど多くの携帯電話会社が台頭するようになり、今ではMNPの手続きをするだけで、電話番号はそのままに他社のサービスが利用できるようになったのです。
LINEモバイルのMNP転出手数料
LINEモバイルでももちろんMNPで他社に転出することは可能ですが、3,000円の手数料が必要となります。
しかし、他社でもMNP転出の際には手数料が必要となるので、LINEモバイルだけが特別というわけではなさそうです。
解約手数料と同様に、最低利用期間内(課金開始日から12ヶ月以内)でのMNP転出の場合は解約手数料が必要となるので注意が必要です。
LINEモバイルからのMNP転出の流れ
具体的にMNP転出する場合には、どのようにして手続きをすればよいのでしょうか。
難しそうに思えますが、実はたったの2ステップでとっても簡単にできます。
マイページで手続き
マイページにログインをして「解約・MNP転出」のページから手続きは可能です。
MNP転出できるのは音声通話SIMのみで、データSIMはMNP転出できないので解約扱いとなります。
また、MNP転出と同時に名義変更する(LINEモバイルの契約者が家族の名義で、転出先で自分の名義に変える)こともできません。名義を変えたい場合には解約をして新規登録が必要です。
MNP予約番号の発行
マイページから「解約・MNP転出」のページに進み、MNP予約番号の「発行する」をクリックします。
契約者氏名や電話番号などを入力しMNP転出の申し込みをすれば、4日以内に別途メールで予約番号が送られてきます。
すぐにその場でわかるわけではないので、転出先のキャンペーンなどを利用する場合には余裕をもって手続きをしたほうがよさそうです。
MNP予約番号を発行した後は早めに転出先で契約手続きをしましょう。MNP予約番号には15日間の有効期限があり、転出先のキャリアによっては有効期限の日数を指定しています。
有効期限日数が不足すると手続きできなくなりますので注意してください。
SIMカードの返却
転出手続きが完了したらSIMカードを返却しましょう。解約時と同じように返却送料は自己負担となりますが、返却先は異なるので注意が必要です。
▼SIMカード返送先
- 〒210-0869
- 神奈川県川崎市川崎区東扇島4-5
- 東日本ロジスティクスセンター LINEモバイル株式会社 返却窓口
乗り換えにおすすめの格安SIM4選
格安SIMはたくさんあるので、実際どこがいいのか決めかねてしまいます。
ここでは、おすすめの格安SIMを5つ紹介します。
速度重視なら人気の「ワイモバイル」
出典:ワイモバイル※詳細はワイモバイルの公式サイト(https://www.ymobile.jp/store/)でご確認ください。
ワイモバイルはほかの格安SIM会社と比べるとやや料金設定は高めとなっていますが、通信速度の速さと安定性はトップクラスです。
自社回線をもっているところが安定性の高さとなっているようです。
学割やおうち割など、ファミリー層にはおすすめのキャンペーンもあるので、家族で乗り換えをご検討の人にはぴったりかもしれません。
au回線ユーザーとファミリーに「UQモバイル」
出典:UQモバイルau回線を使っている人におすすめなのが、SIM購入のみで乗り換えができる「UQモバイル」です。
話題の女優さんたちがCMに出ていることでも有名です。通信速度も携帯キャリア並みに速く、家族割など各種割引が充実していたり、乗り換えのキャッシュバックキャンペーンも魅力の1つなので、通信料金を抑えたいと思っている人はいかがですか。
動画や音楽利用者に「BIGLOBEモバイル」
出典:BIGLOBEモバイル「BIGLOBEモバイル」はドコモ回線とau回線の格安SIMを販売しており、特にau回線も速さには定評があります。
YouTubeや音楽がカウントフリーになる「エンタメフリー」が魅力で、ユーザーにはうれしい最大30GBまでの契約ができます。
家族会員はずっと基本使用料から200円引きで使用できるので、賢く節約ができそうです。
3回線に対応の「mineo」
出典:mineoドコモ回線・au回線・softbank回線の3回線に対応した格安SIMを販売しているのが、「mineo」です。
MNPも即日発効しているので、ネット利用をすぐしたい人にはおすすめで、余ったパケットをだれとでもシェアできるのも特徴です。
光回線の「eo光」と同じ会社が運営しているので、通信に関しては安心できそうです。
LINEモバイルからのMNP転出は難しくない
格安SIMからの解約やMNP転出と聞くと難しそうなイメージがありますが、注意点さえ抑えておけば意外と誰でも簡単にできてしまいます。
自分のスタイルに合った格安SIM会社を見つけたりキャンペーンをうまく活用して、ぜひお得に通信費を節約してください。
今回紹介した4社以外にも格安SIMは数多くあります。
こちらの記事ではおすすめの格安SIMについて料金や特徴を比較していますので、あわせて参考にしてみてください。