【おサイフケータイ対応スマホ】安い機種7選!Apple Payとの違いも解説
おサイフケータイの機能が付いた、5万円以下で購入できる人気の安い機種を紹介します。加えて、似ているようで異なるおサイフケータイとQR決済、またApple Payとの違いや、新品よりさらに安く購入可能な中古スマホの情報も分かりやすく解説します。
この記事の目次
「おサイフケータイ」とは、携帯電話を利用したモバイル決済サービスです。
お金をチャージすることで、指定の店舗にある専用リーダーや、電車の改札にスマホをかざすだけで支払いが完了します。
ただ、おサイフケータイの利用を考えてはいても「どの機種でもおサイフケータイを利用できるのか」「よく耳にするQR決済やApple Payとの違いがわからない」など、疑問を持っている人もいるかもしれません。
ここでは、おサイフケータイ機能がついた5万円以下で購入できる人気の機種を紹介します。
また、間違えやすいおサイフケータイとQR決済、さらにApple Payとの違いや、新品より安く購入可能な中古スマホに関する情報もまとめました。
おサイフケータイとQR決済の違い
おサイフケータイとQR決済の大きな違いは、「非接触型決済」か「バーコード決済」かという点です。
おサイフケータイの場合、会計時は専用リーダーにスマホをかざすだけで決済が完了します。一方、QR決済は、QRコードを読み取り金額を入力するなどの手続きが必要です。
また、おサイフケータイは、アプリから登録・初期設定すると、会計時にアプリの起動は必要ありません。QR決済の場合は、決済時にアプリの起動が必要です。
【おサイフケータイとQR決済の主な違い】
おサイフケータイ | QR決済 |
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非接触型決済 | バーコード決済 どの端末でも利用できる 会計時にアプリを起動させる必要あり 会計時はQRコードを読み取り金額を入力 対応する電子マネーは比較的少ない セキュリティーが脆弱な面もある |
おサイフケータイは、おサイフケータイに対応したスマホでなければ利用できません。
しかし、会計時にアプリを起動させずに店舗にある専用リーダーにスマホをかざすだけで手軽に支払いが完了します。
また、対応する電子マネーの多さも、おサイフケータイの大きな特徴の1つです。
電子マネーや交通系ICカードを使っている人はおサイフケータイがおすすめ
おサイフケータイは、比較的多くの電子マネーに対応しています。普段から電子マネーを使用している人や、交通系ICカードを頻繁に使用している人におすすめのサービスです。
おサイフケータイに対応している電子マネーの種類は、Suica・楽天Edy・nanacoのほか、WAON・iD・QUICPayなどがあります。
電子マネーカードやお店の会員証も、おサイフケータイ1つにまとめることができます。
特に交通系ICカードSuicaを利用している場合は、スマホをかざすだけで改札が通れます。また、オートチャージ機能があるため、その都度チャージする必要もなくなります。
おサイフケータイ機能付の安い機種おすすめ7選
おサイフケータイ機能が付いた5万円以下のおすすめ機種7つを紹介します。
※こちらで紹介した商品やサービスの価格は記事執筆時点のものです。変更されている可能性もございますのでご注意ください。
Google Pixel 4a
2020年8月発売の「Google Pixel 4a」。軽量(143g)でコンパクトなボディ、画面の縁ギリギリまで広がる5.81インチの高画質な有機ELディスプレイが特徴的な端末です。
カメラも高性能で、夜空が美しく撮れる夜景撮影モードや、背景にぼかしの入ったポートレート撮影、また、明暗差の大きい写真撮影が可能なHDRを搭載するなど、一味違う写真撮影が楽しめます。
価格 | 42,900円~ |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 69.4×144.0×8.2(mm) |
画面サイズ | 5.81インチ 有機ELディスプレイ |
重さ | 143g |
CPU | Qualcomm Snapdragon 730G4 2.2 GHz + 1.8 GHz、64 ビット オクタコア |
RAM/ROM | 6GB/128GB |
アウトカメラ | 1,220万画素 デュアルピクセル 77° F1.7 |
インカメラ | 800万画素 84° F2 固定フォーカス |
防水/防塵機能 | なし |
AQUOS sense3
おサイフケータイや防水/防塵に他社よりいち早く対応したことで知られる、AQUOS senseシリーズの2019年冬モデルです。容量を気にせず使用できるスムーズな使い心地が評価されています。
4,000mAhの大容量バッテリーと、AQUOS独自の消費電力を抑えるIGZOディスプレイを組み合わせることで、音楽ストリーミング再生は連続61時間、動画再生は連続20時間という驚きの電池持ちが魅力です。
価格 | 23,000円~ |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約70×147×8.9(mm) |
画面サイズ | 約5.5インチIGZOディスプレイ |
重さ | 約167g |
CPU | Qualcomm Snapdragon 630(SDM630)2.2GHz(クアッド)+1.8GHz(クアッド) |
RAM/ROM | 4GB/64GB |
アウトカメラ | 有効画素数 約1,200万画素 CMOS 裏面照射型 |
インカメラ | 有効画素数約800万画素 CMOS 裏面照射型 |
防水/防塵機能 | IPX5・IPX8/IP6X |
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iPhone SE(第2世代)
2020年4月に登場した「iPhone SE(第2世代)」は、前世代のiPhone SEにはなかったFeliCa(非接触ICカード技術)を搭載し、おサイフケータイとしての機能が備わっています。
加えて、Suicaなどを使う際、電源が切れても約5時間は利用できる「予備電力機能付きエクスプレスカード」機能搭載のほか、防水仕様やワイヤレス充電に対応しています。
価格 | 46,600円~ |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約67.3×138.4×7.3(mm) |
画面サイズ | 4.7インチ |
重さ | 148g |
CPU | Apple A13 GPU(アップル独自設計 4コア) |
RAM/ROM | 3GB/64・128・256GB |
アウトカメラ | 1,200万画素 シングルカメラ(広角) f1.8 最大5倍のデジタルズーム |
インカメラ | 700万画素 f2.2 Retina Flash |
防水/防塵機能 | IP67等級/なし |
iPhone SE(第2世代)について詳しく知りたい方はこちらをご一読ください。
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OPPO Reno3 A
2020年6月モデル「OPPO Reno3 A」は、おサイフケータイはもちろん、雨の日でも安心の防水/防塵機能を搭載しています。日常使いに最適なスマホでありながら、119度超広角レンズも備えた4眼カメラ搭載機種です。
さらに、指紋センサーがディスプレイに埋め込まれている「ディスプレイ指紋認証」に対応しており、指を画面に置くだけで高精度にロックを解除する高い安全性を備えています。
価格 | 36,182円~ |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約74.1×160.9×8.2 (mm) |
画面サイズ | 約6.44インチ |
重さ | 約175g |
CPU | Qualcomm Snapdragon 665 / オクタコア 2GHz + 1.8GHz |
RAM/ROM | 6GB /128GB |
アウトカメラ | 約4,800万画素 |
インカメラ | 約1,600万画素 |
防水/防塵機能 | IPX8/IP6X |
Xperia 8 lite
出典:SONY
2020年8月発売の最新機種「Xperia 8 lite」は、縦に長い「21:9」ワイドディスプレイが最大の特徴です。動画アプリを見ながらSNSを利用するなど、2つのアプリを同時に操作できる閲覧性に優れています。
低価格帯のスマホでありながら高性能カメラも搭載しており、遠くの被写体も鮮明に撮影できる光学2倍ズームや、被写体を際立たせる背景ボケなど、誰でも、人の目をひく美しい写真を撮ることが可能です。
価格 | 26,800円~ |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約69×158×8.1(mm) |
画面サイズ | 6インチ |
重さ | 約170g |
CPU | Qualcomm Snapdragon 630 |
RAM/ROM | 4GB/64GB |
アウトカメラ | 1,200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
防水/防塵機能 | IPX8/IP6X |
HUAWEI P30 Pro
2019年3月発売「HUAWEI P30 Pro」のカメラは、超高解像度のメインカメラと広角カメラ、光学5倍の望遠カメラ、赤外光を使い被写体との距離を計測するToFカメラ、以上4種類のカメラで構成されています。
薄暗い場所でも光を取り込む超高感度センサーが搭載されています。被写体をシャープで色鮮やかに切り取ることができ、50倍デジタルズームを利用すれば夜空の月も鮮明に写すことが可能です。
価格 | 48,312円~ |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約73×158×8.6(mm) |
画面サイズ | 6.5インチ |
重さ | 約192g |
CPU | HUAWEI Kirin 980 オクタコア 2.6 GHz デュアルコア + 1.92 GHz デュアルコア + 1.8 GHz クアッドコア |
RAM/ROM | 6GB/128GB |
アウトカメラ | Leicaクアッドレンズカメラ 約4,000万画素(広角) F値1.6 約2,000万画素(超広角) F値2.2 約800万画素(望遠) F値3.4 ToFカメラ |
インカメラ | 約3,200万画素 F値2.0 |
防水/防塵機能 | IPX8/IP6X |
LG style3
2020年6月に発売された「LG style3」は、5万円以下の価格でありながら、ハイスペックスマホ向けのCPU(処理装置)を搭載しているため処理能力が高く、複数のアプリを立ち上げても動作が安定しています。
ゲームや動画も思う存分楽しめる上、おサイフケータイや指紋認証、水回りでの使用も安心な防水など、普段使いに便利な機能も兼ね備えています。
価格 | 41,976円~ |
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サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約72×152×8.7(mm) |
画面サイズ | 約6.1インチ |
重さ | 約160g |
CPU | 2.8GHz+1.7GHz オクタコア |
RAM/ROM | 4GB/64GB |
アウトカメラ | 約4,820万画素(f1.8) |
インカメラ | 約500万画素(f2.2) |
防水/防塵機能 | IPX8/なし |
おサイフケータイとApple Payの違い
おサイフケータイとApple Payは同じ非接触型決済に分類されます。ただし、おサイフケータイがAndroidのみのサービスなのに対し、Apple PayはiPhoneに代表されるApple製デバイスのみ利用できる決済サービスです。
あらかじめアプリをiPhone登録しておけば、おサイフケータイのようにスマホをかざすだけで決済を完了できます。Apple Payは、おサイフケータイ機能のiPhone版といえるでしょう。
なお、Apple Payが使用できるのはiPhone 7/7 Plus以降の端末です。iPhone 7/7 Plus以降の機種であれば対応店舗や交通機関でも使用できます。
登録できるマネーサービスはおサイフケータイの方が豊富
おサイフケータイとApple Payで登録可能な電子マネーサービスを紹介します。
登録できるサービス
おサイフケータイ | Apple Pay |
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楽天Edy・WAON・nanaco・Suica・スターバックスカード・iD・QUICPay・モバイルPASMO | Suica・iD・QUICPay |
おサイフケータイ・Apple Payに共通して登録できるサービスは、Suica・iD・QUICPayの3つです。
この3つのサービス以外にも、おサイフケータイは、楽天Edy・WAON・nanaco・スターバックスカード・モバイルPASMOなど、実に多くの電子マネーサービスに対応しているのがわかります。
中古ショップでもおサイフケータイの取り扱いあり
「もっと安いおサイフケータイを探している」という人は、中古スマホを選択肢に入れるのも1つの方法です。
中古スマホのメリットや注意点、また、中古スマホの取扱店についてもまとめました。
最新機種が予算内で買える可能性あり
中古スマホであれば、最新機種でも新品より1~2割程度安く購入可能です。箱や付属品が付いていない中古スマホなら、さらに安く販売されているケースもあります。
中古ではあっても機能やスペックは新品と変わりません。出費をできる限り減らしたいという場合は、中古スマホを検討するのもよいかもしれません。
中古スマホはおサイフケータイの初期化を確認
中古スマホにおサイフケータイのデータが残っていると、自身が利用している電子マネーの登録ができないため、おサイフケータイの初期化を確認しましょう。
中古スマホ販売店では、一般的におサイフケータイの初期化が査定調査の対象になっています。
しかし、オークションやフリマなどの場合、初期化されていないスマホが出回っているケースもあるので、中古スマホを購入する際は注意が必要です。
中古ショップはにこスマ・イオシスがおすすめ
中古スマホ販売店の場合、基本的に初期化や動作確認されている商品を販売しているため、トラブルのリスクが低いといえます。
伊藤忠商事グループ「にこスマ」、創業20年の買取販売店「イオシス」は、ともに技術専門のスタッフの手により中古端末の徹底したクリーニングと動作確認が行われたのち出荷されます。
また、中古スマホでも「にこスマ」では1年間・「イオシス」では3ヶ月間の保証が付いているため、保証期間内であれば不良品や動作不良に対して、交換や返品で応じてくれます。
中古スマホ市場の相場としては、2019年冬モデル「AQUOS sense3」が13,800円から、2020年6月発売の最新機種「OPPO Reno3 A」が25,800円から購入可能です。
にこスマ | イオシス | |
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保証期間 | 1年間 | 3ヶ月間保証(A~Cランク商品すべて対象) |
在庫台数 | 約6,000台 | 約20,000台 |
支払い方法 | クレジットカード・Amazon Pay・代金引換・Apple Pay・d払い・あと払い(ペイディ) | クレジットカード・Amazon Pay・代金引換・銀行振込・郵便振替 |
公式サイトで予約・購入 | 公式サイトで予約・購入 |
おサイフケータイなら毎日の支払いが簡単でスピーディーに
おサイフケータイの魅力は、スマホ1つでショッピングや交通機関の支払いがスピーディーに完了する点にあります。財布を持ち歩く必要がなく、会計時に現金やカードを探して慌てることもありません。
また、QR決済やApple Payと比べると登録できる電子マネーサービスの数が多いことも、おサイフケータイのメリットといえるでしょう。
ただ、おサイフケータイは、おサイフケータイに対応した機種でなければ利用できないため、スマホ購入を検討する際はサービスに対応した機種を選ぶのがポイントです。