au・povo・UQモバイルのau回線を利用する通信事業者の中で、おすすめの格安プランを検討している人は多いでしょう。

本記事では、au・povo・UQモバイルのどの料金プランがおすすめであるか解説しています。

また、ご自身にあうau・povo・UQモバイルの料金プランの選び方や、au回線の通信事業者以外のおすすめの格安プランなどについてもまとめています。

ぜひ、本記事を参考にしてauの料金プランの一覧からご自身に最適な格安プランを見つけてください。

auの中ではどの料金プランがおすすめ？

auの中ではどの料金プランがおすすめであるかについて解説していきます。

それぞれのau回線の料金プランを詳しくみていきましょう。

1．0GB：povo

0GBで運用できるau回線の料金プランはpovoのみです。

povoは180日の期間ごとに有料トッピングの購入をすると、基本料金0円でモバイルデータ通信の利用ができます。

有料トッピングは通話トッピング、データトッピング、コンテンツトッピングの3つに大きく分けられており、すべてが180日の期間ごとに購入しなければいけないトッピングとして選択可能です。

180日の期間ごとに購入しなければいけないトッピングにデータトッピング以外を選択する場合、高速データ通信容量は0GBとなりますが、送受信最大128Kbpsの通信速度でモバイルデータ通信が利用できます。

そして、通話トッピング以外を選択する場合、30秒ごとに22円（税込）で国内通話が可能です。

2．1～15GB：UQモバイルのトクトクプラン（ミニミニプラン）

1～15GBで運用できる料金プランは、すべてのau回線（au・povo・UQモバイル）で提供されています。

auのスマホミニプラン1GB〜4GB/3,465円〜6,215円（割引適用時2,178円〜4,928円）は、割引適用時の料金でも高額になるので、1～15GBで運用できる最適な格安プランとはいえません。

povoの1〜15GBの容量のデータトッピングには、データ追加1GB（7日間）とデータ追加3GB（30日間）があります。

データ追加1GB（7日間）/390円とデータ追加3GB（30日間）/990円で、1か月あたり3GB超のデータ容量を購入しようとすると高額になるため、povoは3GB以下での運用に最適です。

そして、UQモバイルの1〜15GBの容量の料金プランには、ミニミニプラン4GB/2,365円（割引適用時1,078円）とトクトクプラン1GB〜15GB/3,465円（割引適用時990円〜2,178円）があります。

データ容量が3GB超必要な場合は、UQモバイルのミニミニプランまたはトクトクプランを選択するのが最適です。

また、UQモバイルが割引適用（自宅セット割・au PAYカードお支払い割・〜1GBデータ利用時割引）される場合は、さらにお得に運用できます。

3．16～50GB：povo

16～50GBで運用できるau回線の料金プランはpovoとUQモバイルです。

povoの16～50GBの容量のデータトッピングには、データ追加20GB（30日間）/2,700円（税込）があります。

povoで20GB超のデータ容量が必要な場合は、データ使い放題（24時間）容量無制限/330円（税込）やデータ追加1GB（7日間）、データ追加3GB（30日間）を上手に活用するとよいでしょう。

そして、UQモバイルの16～50GBの容量の料金プランにはコミコミプランがあります。

コミコミプランは、データ容量20GBに加えて10分以内の国内通話無料が基本料金3,278円（税込）に含まれている料金プランです。

povoのデータ追加20GB（30日間）/2,700円（税込）に5分以内通話かけ放題550円（税込）のトッピングを加えると。合計3,250円（税込）になります。

そのため、10分以内の国内通話の利用量が多い人は、UQモバイルのコミコミプランを選択するとよいでしょう。

また、国内通話を利用しない人は、povoのデータ追加20GBを選択する方が、スマホ代を最適化できます。

4．51GB～：auの使い放題MAX 5G／4G

51GB～で運用できるau回線の料金プランはauとpovoです。

povoの51GB～の容量のデータトッピングには、データ使い放題（24時間）容量無制限/330円、データ追加60GB（90日間）/6,490円、データ追加150GB（180日間）/12,980円があります。

データ使い放題（24時間）容量無制限/330円は、データ量の消費が多い日に追加トッピングをする運用に最適です。

そして、1か月のデータ容量が60GB〜80GB程度必要な人は、データ追加60GB（90日間）/6,490円とデータ追加150GB（180日間）/12,980円の活用をおすすめします。

1か月のデータ容量が80超程度〜無制限必要な人は、auの使い放題MAX5G/4G容量無制限/7,238円（割引適用時4,928円）が最適です。

また、auが割引適用（auスマートバリュー・家族割プラス・au PAYカードお支払い割）される場合は、さらにお得に運用できます。

auの料金プラン一覧

auの料金プラン一覧について解説していきます。

それぞれの料金プランを詳しくみていきましょう。

1．auの料金プラン

出典:au

auにはデータ使い放題の料金プランがあります。

データ量の消費が多い人は、auのデータ使い放題の料金プランを検討しましょう。

そして、データ容量無制限の「使い放題MAX 5G/4G」「auマネ活プラン 5G/4G」にはエンタメパックもラインナップされているので、動画配信サービスなどのサブスクリプションの契約がある人におすすめです。

とくに、「使い放題MAX 5G ALL STARパック2」は、データ無制限に加えてエンタメサービス（Netflix・Apple Music・YouTubeプレミアム・TELASA・DAZN・GeForce NOW・ピッコマ・Amazonプライム）の月額料金が基本料金にすべて含まれています。

これらのエンタメサービスを利用している人、またはこれから利用したい人は、ぜひ「使い放題MAX 5G ALL STARパック2」を検討しましょう。

また、少量のデータ容量の料金プラン「スマホミニプラン」、スマホデビューや22歳以下の人を応援する「スマホスタートプラン」もあるので、ご自身にあうプランを選択できます。

2．UQモバイルの料金プラン

出典:UQモバイル

UQモバイルは3つの料金プランから選べる格安SIMです。

1GBから20GBまでのデータ容量を利用状況にあわせて選択することで、スマホ代をお得に抑えられます。

また、使い残したデータ容量を翌月に繰り越しできるのもUQモバイルの特徴です。

auユーザーは基本料金がお得になるので、ぜひ条件に当てはまる人はご検討ください。

3．povoの料金プラン

出典:povo

povoは最大180日間基本料金0円で運用できる料金プランです。

有料トッピング（おもに通話トッピング、データトッピング、コンテンツトッピング）をご自身の必要に応じて購入し、オリジナルの料金プランを選択できます。

データトッピングがない状態でも、送受信最大128Kbpsのデータ通信が可能です。

メイン、サブどちらのスマホにも最適な料金プランを作れるので、ご自身にとっての格安プランをpovoで作成してみてください。

au・UQモバイル・povoはどんな人におすすめ？

au・UQモバイル・povoはどのような人におすすめであるかについて解説していきます。

それぞれのおすすめな人を詳しくみていきましょう。

1．auがおすすめな人

auがおすすめな人は、データ容量無制限のサービスが必要な人です。

povoとUQモバイルには、データ容量無制限のサービスがありません。

そのため、au回線のモバイル通信事業者でデータ無制限のサービスを利用するにはauの料金プランを選択する必要があります。

また、auのデータ容量無制限プラン「使い放題MAX 5G/4G」「auマネ活プラン 5G/4G」にはエンタメパックがあるので、動画配信サービスなどのサブスクリプションの月額料金が抑えられる人にとってもおすすめです。

auのエンタメパックを契約することで、モバイルデータ通信とサブスクリプションの月額料金の合計金額が抑えられるか確認しましょう。

そして、auの割引適用（auスマートバリュー・家族割プラス・au PAYカードお支払い割）がある人は、使い放題MAX 5G/4Gが4,928円（税込）になるのでおすすめです。

これらの条件にご自身が当てはまるかどうかを確認し、auのデータ容量無制限プランをお得に活用しましょう。

2．UQモバイルがおすすめな人

UQモバイルがおすすめな人は、データ容量20GBまでのプランで料金を最適化したい人です。

UQモバイルには1GB〜15GB、また20GBまでの料金プランが提供されています。

データ量の消費が月ごとに差がある人は、データ容量1GB〜15GBのミニミニプランまたはトクトクプランを選択しましょう。

データ量の1GB以下に抑えられた月は料金が抑えられるだけでなく、余ったデータ容量を翌月に繰り越せるため次月以降もお得に利用できます。

そして、データ量の消費が多く20GB以下で十分な人は、コミコミプランを選択しましょう。

コミコミプランは20GBのデータ容量だけでなく、10分以内の国内通話無料のサービスが含まれています。

そのため、データ通信と通話の両方を利用する人におすすめです。

また、コミコミプランのデータ容量もミニミニプラン・トクトクプランと同様に翌月に繰り越しできるので、利用可能なデータ容量に合わせてプラン変更をすることで月額料金を最適化できます。

さらに、UQモバイルの割引適用（自宅セット割・au PAYカードお支払い割・〜1GBデータ利用時割引）がある人は、よりお得に運用できます。（コミコミプランは対象外）

これらの条件にご自身が当てはまるかどうかを確認し、UQモバイルのサービスをお得に活用しましょう。

3．povoがおすすめな人

povoがおすすめな人は、基本料金0円でモバイル回線を運用したい人です。

povoは180日の期間内に有料トッピングを購入し、通話やSMSをまったく使用しなければ、基本料金0円でau回線のモバイルサービスを運用し続けられます。

そのため、サブ回線への利用やモバイル端末を複数台所有している人におすすめです。

また、povoのトッピングには通話トッピング、データトッピング、コンテンツトッピングがあるので、メイン回線として利用するのにも十分なサービスが提供されています。

povoは基本料金を0円で運用したい人、サブ回線で利用したい人、メイン回線として利用したい人など、利用者の用途に合わせて料金プランを選択できるので、ぜひご自身にあうプランを検討してみてください。

自分に合ったau料金プランの選び方

自分に合ったau料金プランの選び方について解説していきます。

それぞれの選び方を詳しくみていきましょう。

1．データ容量

データ容量に応じて自分に合ったau料金プランを選びましょう。

そのためには、ご自身が毎月どのくらいのデータ量を利用しているかを把握して、必要なデータ容量があるauの料金プランを選択します。

au回線の料金プランごとのデータ容量の目安について、以下にまとめています。

また、データ容量の繰り越しサービスの有無やデータ量の追加オプションの料金なども比較するとよいでしょう。

au回線の料金プランごとの繰り越しサービスの有無やデータ量の追加オプションの料金について、以下にまとめています。

2．家族構成

家族構成に応じて自分に合ったau料金プランを選びましょう。

家族の人数やそれぞれがどのサービスを利用しているかを把握して、同一の料金プランを選択します。

とくに、auとUQモバイルでは基本料金の割引サービスがあるため、家族全体でどのくらいお得になるかを確認しましょう。

au回線のauとUQモバイルの基本料金割引サービスについて、以下にまとめています。

※上記の表の料金は税込価格です。

3．ライフスタイル

ライフスタイルに応じて自分に合ったau料金プランを選びましょう。

モバイルデータ通信を利用する機会が多い場所や契約中のサブスクリプションなどを把握し、ライフスタイルにあうauの料金プランを選択します。

たとえば、自宅に光回線やホームルーターの設備がありWiFiを利用できる場合は、必要なデータ容量を検討しなければいけません。

また、auのエンタメパックのようなモバイルデータ通信とサブスクリプションの月額料金の合計金額が抑えられるサービスもあるので、既存の契約にかかる全体の費用がどのくらいになるかを確認しましょう。

以下は、auのエンタメプランがどれくらいお得にエンタメサービスを利用できるかをまとめています。

4．通話頻度

通話頻度に応じて自分に合ったau料金プランを選びましょう。

通話時間や頻度がどのくらいかを把握して、最適なauの料金プランを選択します。

au回線の料金プランの通話料とオプションサービスについて、以下にまとめています。

5．通信速度・速度制限

通信速度・速度制限に応じて自分に合ったau料金プランを選びましょう。

通信速度が必要なサービスをモバイル機器でおこなうかを把握して、最適なauの料金プランを選択します。

とくに、au回線の料金プランごとに通信速度が異なるので注意しましょう。

au回線の料金プランごとの通信速度について、以下にまとめています。

出典:みんなのネット回線速度

auの格安プラン以外のおすすめプラン

auの格安プラン以外のおすすめプランについて解説していきます。

それぞれのプランを詳しくみていきましょう。

1．楽天モバイル

出典:楽天モバイル

楽天モバイルは利用データ通信量により基本料金が段階的に変わります。

そのため、データ量の消費が少ない月はスマホ代を抑えられるので、月毎にデータ利用量に差がある人におすすめです。

20GB以上は無制限でデータ通信が利用できるので、通信制限に悩まされることもありません。

また、「Rakuten Linkアプリ」を使えば通話料も無料です。

大手キャリアでスマホ代を安く抑えたい人は、楽天モバイルをご検討ください。

2．ahamo

出典:ahamo

ahamoは1つの料金プランしかないシンプルなサービスです。

基本料金には、20GBのデータ容量と国内通話5分無料のサービスが含まれています。

ほとんどの人は、ahamoの基本サービスで満足できるはずですが、利用量が多い人は「大盛りオプション」「かけ放題オプション」を活用するとよいでしょう。

データ容量を気にせずにスマホを利用してい人は、ahamoを検討してみてください。

3．LINEMO

出典:LINEMO

LINEMOは3GBと20GBのデータ容量が選択できる格安SIMです。

月々の料金を抑えたい、または少量のデータ容量でよい人はミニプランを、そしてデータ量を気にせずにスマホを利用したい人はスマホプランをおすすめします。

通話オプションには、5分間の通話が無料になるサービスとかけ放題の2種類があるので、ご自身の利用状況にあわせて選択しましょう。

また、LINEMOユーザーはLINEのデータ利用量がカウントされないので、LINE通話を活用することでも通話料を抑えられます。

LINEMOはLINEアプリを多く使う人におすすめです。

4．ワイモバイル

出典:ワイモバイル

ワイモバイルは3つの料金プランから選べる格安SIMです。

4GBから30GBまでのデータ容量を利用状況にあわせて選択することで、スマホ代をお得に抑えられます。

また、使い残したデータ容量を翌月に繰り越しできるのもUQモバイルの特徴です。

ソフトバンクユーザーは基本料金がお得になるので、ぜひ条件に当てはまる人はご検討ください。

5．mineo

出典:mineo

※月~金の12時台は最大32kbps。混雑回避のための速度制限（3日間で10GB以上利用時）および通信最適化が適用される。

mineoは基本データ容量または通信速度で料金プランを選択できます。

基本データ容量1GB〜20GBまでを選択して利用できる「マイピタ」は、毎月のスマホ代を最適化したい人におすすめです。

また、au、ドコモ、ソフトバンクから使用したい回線網を自由に選択できます。

一方で、通信速度32Kbps〜3Mbpsまでを選択して利用できる「マイそく」は、用途ごとにモバイルデータ通信を利用したい人におすすめです。

低速の料金プランを選択した場合でも、24時間データ使い放題を追加できるので万が一の場合でも安心して利用できます。

毎月のスマホ代を抑えたい人、用途ごとにモバイルデータ通信を活用したい人は、ぜひmineoをご検討ください。

auの格安プランに関するQ&A

auの格安プランに関するQ&Aについて解説していきます。

それぞれのQ&Aを詳しくみていきましょう。

auの格安プランまとめ

今回は、au・povo・UQモバイルのどの料金プランがおすすめであるか解説をしました。

本記事の重要ポイントは以下の通りです。

au回線の料金プランの中でご自身にあう格安プランの選び方や、au回線の通信事業者以外のおすすめの格安プランなどを参考にして、スマホ料金を最適化しましょう。