irumoは、2023年7月1日より提供が開始されたドコモの新料金の1つです。

irumoのデメリットやどのような人におすすめの料金プランなのかを知りたい人は多いでしょう。

本記事では、irumoのデメリットや改悪点について解説しています。

また、irumoのメリットや評判などについてもまとめているので、ドコモの新料金プランを検討している人におすすめです。

ぜひ、本記事を参考にして、irumoがご自身にあう料金プランかどうか確認しましょう。

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irumo(イルモ)とは？

irumoとは、2023年7月1日より提供が開始されたドコモの新料金の1つのことです。

また、eximo（エクシモ）の名称でirumoとは別の新料金プランも提供開始されています。

irumoの概要について詳しくみていきましょう。

irumoの料金プラン

irumoの各プランの月額基本料金は以下の通りです。

そして、irumoはドコモの割引が適用可能なので、以下のようなお得な料金で利用できる可能性があります。

また、通話・データ容量に関するドコモのオプションも必要に応じて利用可能です。

出典:irumo「料金・データ通信量」、ドコモ「1GB追加オプション」、ドコモ「スピードモード」

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irumoとeximo・ahamoの違い

irumoとeximo（エクシモ）、またはahamoの違いは以下の通りです。

出典:irumo「料金・データ通信量」、ドコモ「eximo「ご利用料金」」、ahamo「料金・データ量」

「irumo ahamo eximo 違い」については別の記事で詳しく紹介しています。

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irumo(イルモ)のデメリット・改悪点10

irumoのデメリットや改悪点について解説していきます。

それぞれのデメリットや改悪点を詳しくみていきましょう。

デメリット1.基本料金が高い

irumoは基本料金が高いので、デメリットを感じる人が多いでしょう。

irumoの基本料金は以下の通りです。

上記の「割引後料金」とは、ドコモの「ドコモ光セット割またはhome5Gセット割（税込1,100円割引）」と「dカードお支払割（税込187円割引）」を適用した場合の月額基本料金のことです。

他社の同等の料金プランと比較すると、irumoはドコモの割引が適用されなければ基本料金が割高になります。

デメリット2.通話料金が高い

irumoは通話料金が高いので、デメリットを感じる人が多いでしょう。

irumoの通話料金は、30秒あたり22円（税込）です。

しかし、他社には専用アプリを使うことで通話料が30秒あたり11円（税込）になったり、OS標準アプリで同額以下である料金プランもあります。

そのため、基本料金に加えて、通話料金まで高額になるとデメリットを感じる人は多くなるでしょう。

デメリット3.オプション料金が高い

irumoはオプション料金が高いので、デメリットを感じる人が多いでしょう。

irumoの通話とデータ容量のオプションは以下の通りです。

ahamoでは国内通話5分無料が基本料金に含まれており、また他社においては550円（税込）で同等のオプションを追加できる場合が多いです。

かけ放題オプションに関しては、他社が1,100円から1,650円（税込）ほどに料金設定しているのに対して、irumoは1,980円（税込）となります。

また、データ容量追加オプションも、他社では1GBあたり550円（税込）が多い中、irumoは1,100円（税込）と高額設定です。

デメリット4.みんなドコモ割が対象外

irumoはみんなドコモ割が対象外なので、デメリットを感じる人が多いでしょう。

みんなドコモ割とは、ドコモの家族割サービスのことです。

みんなドコモ割の対象になると、同一ファミリー割引グループ内の基本料金の割引と通話料無料のサービスが受けられます。（irumoはみんなドコモ割のカウント対象ではある）

しかし、irumoはみんなドコモ割の対象外であるため、とくに家族内の通話に料金がかかることにデメリットを感じる人は多くいるでしょう。

デメリット5.5G未対応プランがある

irumoは5G未対応プランがあるので、デメリットを感じる人が多いでしょう。

irumoの「0.5GB」の料金プランは、5G未対応です。

WIFi環境下での利用が多い、または通話のみの利用が多い人におすすめの低容量の低額料金プランですが、OCNモバイルONEの同等プランは5G対応で、さらに最大10分相当の無料通話が含まれています。

5Gの通信速度は4Gの20倍、遅延は4Gの10分の1、さらに4Gの10倍のデバイスを同時に接続可能です。

データ通信量が多いアプリや機能が増えている近年において、通信速度が不可欠である人は多いでしょう。

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デメリット6.キャリアメールが有料

irumoはキャリアメールが有料なので、デメリットを感じる人が多いでしょう。

irumoはドコモのキャリアメールが利用できます。

ただし、ドコモのキャリアメールを利用するためには、月額330円（税込）がかかるので注意が必要です。

多くのモバイルキャリアで、キャリアメールの持ち運びサービスに月額330円（税込）程度かかります。

そのため、持ち運びサービスと同等の料金がかかるので、ドコモのキャリアメールが利用できることがメリットにはなりません。

デメリット7.制限中の最大通信速度が遅い

irumoは制限中の最大通信速度が遅いので、デメリットを感じる人が多いでしょう。

irumoとeximo（エクシモ）、またはahamoの制限中の最大通信速度の違いは以下の通りです。

128Kbpsでは、LINEアプリなどのテキストデータの通信や音声通話は問題なくできます。

しかし、ビデオ通話や動画配信サービスなどのストリーミングの利用は難しいでしょう。

一方で、300Kbpsであれば、LINEアプリなどのビデオ通話、動画配信サービスなどのストリーミングの利用（最低画質240p程度）も可能です。

irumoの速度制限中（とくに0.5GBプラン）は、日常で利用する機能が利用しづらくなる可能性があるので注意しましょう。

デメリット8.ドコモショップ店頭の手数料がかかる

irumoはドコモショップ店頭の手数料がかかるので、デメリットを感じる人が多いでしょう。

irumoの契約は、ドコモショップで手続きをすると事務手数料が3,850円（税込）かかります。

これは、オンライン手続き専用料金プランであるahamoの有料サポートをドコモショップで受ける際の3,300円（税込）の料金よりも高額です。

irumoの契約はオンラインでおこなうと無料になるので、ご自身で手続きをすることをおすすめします。

デメリット9.データ容量の繰り越しができない

irumoはデータ容量の繰り越しができないので、デメリットを感じる人が多いでしょう。

他社では、データ容量の繰り越しができる料金プランが多くあります。

そして、ドコモ回線が利用できるOCNモバイルONEの同等料金プランでは、データ繰り越しサービスが利用可能です。

また、以下のように、irumoにドコモの割引をすべて適用したとしても、OCNモバイルONEの同等料金プランの方がお得になります。

上記の「割引後料金」とは、ドコモの「ドコモ光セット割またはhome5Gセット割（税込1,100円割引）」と「dカードお支払割（税込187円割引）」を適用した場合の月額基本料金のことです。

デメリット10.同一個人名義で3回線以上の契約ができない

irumoは同一個人名義で3回線以上の契約ができないので、デメリットを感じる人が多いでしょう。

近年では、デュアルSIMや様々なデバイスの利用が増えてきているので、同一名義で複数の回線を必要とする人も多くいます。

irumoの場合、同一個人名義で2回線までの契約しかできないので注意が必要です。

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irumo(イルモ)のメリット3つ

irumoのデメリットについて解説していきます。

それぞれのメリットや改悪点を詳しくみていきましょう。

メリット1.ドコモが提供する安定した通信回線

irumoはドコモが提供する安定した通信回線を利用できるメリットがあります。

格安SIMなどのMVNOサービスは、利用者数やトラフィックにあわせて適切な帯域を増強しなければ通信速度が著しく低下してしまいます。

一方で、irumoはドコモの自社回線網（MNO）を使用するため、安定した通信品質が期待されます。

ご自身に必要なデータ容量と料金を選択できて、さらに通信速度や品質がよいモバイル回線を求めている人は、ぜひirumoをご検討ください。

メリット2.低容量「0.5GB」プランが格安

irumoの低容量「0.5GB」プランは格安でお得なためメリットがあります。

irumoの料金プランの多くは、ドコモの割引サービスが適用されてお得になる人が多いです。

ただし、irumoの低容量「0.5GB」プランは、ドコモの割引サービスが適用されなくても月額550円（税込）で利用できます。

デュアルSIMでサブ回線としての利用、タブレットなどデータ通信のみの利用の場合におすすめです。

メリット3.「みんなドコモ割」のカウント対象

irumoのドコモの家族割サービス「みんなドコモ割」のカウント対象になるメリットがあります。

「みんなドコモ割」は、同一ファミリー割引グループ内の基本料金の割引と通話料無料のサービスが受けられるお得なサービスです。

irumo契約者本人はみんなドコモ割の対象外ですが、カウント対象であるため同一ファミリー割引グループ内の人の基本料金が550円から1,100円（税込）割引されます。

家族全体のモバイル回線料金がお得になる可能性があるので、親族にドコモユーザーが多い場合は、irumoをご検討ください。

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irumo(イルモ)の評判・口コミ

irumoの評判や口コミについて解説していきます。

それぞれの評判・口コミを詳しくみていきましょう。

良い評判

irumoの良い評判は、「デュアルSIM」「2台目回線」として最適、という口コミが多く見られました。

やはり、「0.5GB」プランの月額550円（税込）は、多くの人にとって利用しやすい料金プランなのでしょう。

災害時のために、通信品質の良いドコモ回線を備えているという口コミもあり、ドコモのモバイル回線の通信品質の評判の良さが感じられます。

そして、ドコモ光セット割により年間で数万円の節約ができる見込みがある、という口コミもあるので、ドコモユーザーはモバイル回線以外の費用を含めて料金を最適化できる可能性があるのでおすすめです。

災害時とか障害時に備えて、au（主）＋docomo（副）のデュアルSIM化を実施。

docomo回線はirumoのeSIMによって実現。

用途がお守り用だから、そんなに容量なくても良いのである。

月額550円。0.5GBまで。 pic.twitter.com/TALHvulZOn

— shidaken0901 (@shidaken0901) August 6, 2023

もう一台のAndroidも
irumoに変えます～
docomoショップに行くか🙄

iPhoneはこの前WEBでプラン変更した
想定では2台で年間約36000円の節約に
なるはず
docomo光の恩恵有りで。。

— ɐɓɐʎ (@yaga0723) August 10, 2023

携帯端末2回線分契約しているのですが、メインはahamoにして無駄をカットできたので次はサブ。

ということでほとんど外に持ち歩かないのでirumo契約を先月しました。いろいろ言われていますが、今まで私が無頓着だったのでサブが550円に抑えられたは大きい😊

以前と比較して7000ほど節約できました👍

— 駆け出しBラン@楽天ROOM (@BROOM87059632) August 9, 2023

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悪い評判

irumoの悪い評判は、「通信制限」「事務手続き」「事務手数料」などが挙げられています。

「通信混雑時・大量通信時などに他の料金プランよりも先に通信速度の制限を実施する場合があります。」という注意事項があるので、実際の速度制限ではどのくらいの通信速度になるのか不安を持つ人も多くいます。

また、ドコモならではの契約時のdアカウント・dポイント・dカードなどの事務手続きに苦戦している口コミもありましたが、irumoはドコモショップでも対応可能なので、トラブルが発生した場合は頼りになるでしょう。（サポート税込1,100円）

そして、デメリットでも紹介した通り、ドコモショップでの契約事務手数料3,850円（税込）が高すぎるという口コミが散見されています。

オンラインで事務手数料が無料になるので、3,850円（税込）を抑えたい人はご自身で手続きしましょう。

irumoにこんな注意書きを発見。

『通信混雑時・大量通信時などに他の料金プランよりも先に通信速度の制限を実施する場合があります。』

ahamoも以前に比べて遅いという口コミも見かけるようになりました。

irumoの速度が昼の混雑時にどれくらい安定してるのか気になりますね。 pic.twitter.com/AKmF70G2vq

— スバル｜格安SIMの選び方 (@sim_subaru) June 20, 2023

irumoに変更しようと格闘中。
dアカウント、dポイント、dカードの登録、設定に苦戦オジサン。
項目いっぱいあるネ

— ヒロピン (@hiropin_desu) August 6, 2023

ギガライトからirumoに変更した。
携帯古いしいらないオプション外したら月2500円位安くなりそう！！
事務手の3850円は高いな〜

— 平成生まれの主婦 (@hitorigoto_ovo) August 11, 2023

irumo(イルモ)がおすすめな人・おすすめでない人

irumoがおすすめな人、おすすめでない人について解説していきます。

それぞれを詳しくみていきましょう。

おすすめな人

irumoがおすすめな人は、ドコモの割引サービスが適用される人です。

irumoの基本料金で適用がある、ドコモの割引サービスは「ドコモ光セット割またはhome5Gセット割」「dカードお支払割」になります。

「ドコモ光セット割またはhome5Gセット割」は、ドコモ光かhome5Gどちらかを利用している人が、irumoの月額料金から1,100円（税込）割引される特典です。

そして「dカードお支払割」は、irumoの支払い方法をdカードにすることで月額料金が187円（税込）割引されます。

これらの2つのドコモの割引サービスの適用がある場合は、irumoの月額料金がお得になるため利用するメリットがあるでしょう。

また、ドコモの割引サービスが適用されない場合でも、家族にドコモユーザーが多い人はirumoの利用をおすすめします。

家族にドコモユーザーが多い人は、ドコモの家族割サービス「みんなドコモ割」により、同一ファミリー割引グループ内のすべての人の基本料金が最大1,100円（税込）割引される可能性があるのでおすすめです。

irumo契約者本人はみんなドコモ割の対象ではありませんが、家族全体でのモバイル回線料金を最適化できる可能性があります。

最後に、ドコモの安定したモバイル回線を利用したい人にはirumoがおすすめです。

irumoは、ドコモの自社回線網で提供されるので、格安SIMのようなMVNOサービスより安定した通信品質が期待できます。

ドコモの5GやXi（4G/LTE）の料金よりも安くドコモ回線を利用したい人は、irumoがおすすめなので、ぜひご検討ください。

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おすすめでない人

ドコモの割引サービスが適用外の人は、irumoをおすすめしません。

irumoの月額料金は、ドコモの割引サービスが適用されなければ、他社と比較して非常に高額です。

そのため、ドコモの割引サービスが適用される、またドコモの安定した回線を利用したい人以外は、ご自身にあうモバイル回線プランを検討しましょう。

また、ドコモの割引サービスがすべて適用されたとしても、月額料金をirumoよりも最適化できる料金プランがある人が多いです。

月額料金を安くする、データ容量に対する料金を見直すなど、ご自身に必要な最適化を図りましょう。

そして、月間データ利用料が9GB以上の人は、irumoはおすすめできません。

irumoには最大9GBまでの料金プランまでしかないため、月間利用データ利用料が多い人は、ドコモの別の料金プランまたは他社のサービスを比較検討しましょう。

irumo(イルモ)のデメリットに関するQ＆A

irumoのデメリットに関するQ＆Aについて解説していきます。

それぞれのQ＆Aを詳しくみていきましょう。

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irumo(イルモ)のデメリットまとめ

今回は、irumoのデメリットや改悪点について解説をしました。

本記事の重要ポイントは以下の通りです。

irumoはデメリットに感じるケースが多いですが、本記事で紹介した通り、家族全体で見たときに料金を最適化できる可能性もあります。

もし、ご家族にドコモユーザーが多い場合で、irumoの利用を検討している人は本記事を参考にして、ご検討ください。

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