最近はディスプレイサイズの大きいスマホが主流のため、ゲームや動画を大きな画面で楽しめる機種が増えてきています。

しかし、小さいカバンを使う人や、荷物をコンパクトにまとめたい人にとっては、大きいスマホは不便になってしまいます。

そこで今回は持ち運びやすい軽い・小さいスマホについて紹介します。

スマホを選ぶ際のポイントを解説しているほか、おすすめの機種も合わせて紹介しています。あわせて、横幅が小さく縦長の薄型スマホについても掲載しているので、ぜひご一読ください。。

軽い・小さいスマホのメリット・デメリット

軽い・小さいスマホのメリットとデメリットについて紹介します。

小さいカバンを使う人でも、スマホが小さければ持ち運びやすく、片手でも操作しやすくなります。一方で動画やゲーム画面が見にくくなったり、スペックが低くなる場合もあるといったデメリットもあります。

軽い・小型スマホを選ぶポイント

軽くて小さいスマホを選ぶ際のポイントを3つに分けて紹介します。

重量

スマホはおよそ150g以下のものだと軽いと感じると言われています。逆に150gを超えると、ポケットやポシェットに入れた際に重さを感じます。

小型のスマホを探すときには、おおよそ150g以下のものを選ぶとよいでしょう。

本体サイズ

軽量で小型タイプのスマホは、画面サイズ2.5インチくらいから発売されています。インチとは画面の対角線の長さのことで、1インチは2.54cmを表します。

3インチのサイズだと、ちょうど片手に収まるほどの大きさになります。画面が小さいため文字入力は少し不便になりますが、持ち運びにはとても便利なサイズです。

4インチは縦幅が9cm弱、5インチは縦幅が約11cmとなり、動画やゲームを楽しみたい場合は5インチが扱いやすいでしょう。

スペック

軽く小さいスマホは、大きいものと比べてスペックが低くなる傾向があります。購入してから後悔しないために、使い方に合わせたスペックを満たしているスマホを選びましょう。

スペック表に書かれている記載と、選ぶ際の注目ポイントをまとめました。

ROM

スマホの容量のことで32〜128GBが一般的です。写真や動画、音楽データなどを保存する場合はこの数字が大きいものを選ぶとよいでしょう。

RAM

作業用のメモリを指し3〜6GBが一般的です。スマホゲームなど高い処理能力が必要な使い方をする場合は4GB以上必要です。

【CPU】

スマホの頭脳にあたる部分で、Snapdragon(SD)、Kirin、Exynos、Tegra、Apple Aなどがあり、スペック表には「Snapdragon 855」、「A14」などの数字が表記されます。

一般的にこの数字が大きいほど新しく高性能なCPUになり、複数のアプリを同時にスムーズに動かせるなど、処理能力が高くなります。

写真や動画の画質を重視したい人はカメラ性能にも注目

普段からスマホカメラをよく使う人は、カメラ性能にも注目して選ぶとよいでしょう。スマホカメラは基本的に画素数が高いほどきめ細かい写真が撮れます。

また、レンズの絞りを最大に開いたときの明るさを示すF値は、数値が小さいほどたくさんの光を取り入れたり、背景ぼかしなど多彩な写真が撮影できます。

そのため、なるべく画素数が高く、F値の小さいものを選ぶのがおすすめです。お好みでセルフィ―機能や手ぶれ補正機能があるかどうかもチェックしておくとよいでしょう。

人気の軽い・小さいスマホおすすめランキング

持ち運びに適した軽い・小さいスマホを、ランキング形式で紹介します。人気のモデルから最新機種まで取り上げているので、お気に入りの1台を見つけてください。

1位：iPhone 12 mini｜133g

出典:Apple

2020年に発表され注目を集めた「iPhone 12 mini」。A14チップが搭載されたほか、カメラ性能も向上。そのほかにも様々な新機能が搭載された本モデルですが、その重量は驚きの133g。

軽量かつ小ぶりなサイズ感ながらも、ディスプレイは5.4インチとなっており、小ささを感じません。ディスプレイのサイズ感はベゼル（ディスプレイ周りの縁枠）とノッチ（ディスプレイ上部のインカメラなどが配置されている出っ張り）を小さくしたことによって実現しました。

スペックだけを見れば、いま最もおすすめできる小さい・軽いスマホといえるでしょう。ネックなのはその値段。Apple製品かつ格安SIM・格安スマホでの端末セットの取り扱いがないため、最も安いモデルでも9万円ほどかかってしまいます。

「小さくて・軽くて・スペックも高いスマホがいい」という方はこちらのiPhone 12 miniを、「少し価格を抑えたい……」という方は続いて紹介するiPhone SE(第2世代)がおすすめです！

2位：iPhone SE(第2世代)｜148g

出典:Apple

iPhone SEの後継機で、iPhone 8と同じデザインモデルのスマホです。

最新モデルと同じCPUを搭載しているため、コンパクトながら処理速度が高いことが特徴です。カメラにはポートレートモードが搭載されており、被写体を綺麗に撮影できます。

高いスペックを持ちながら最新のiPhoneより価格が抑えられるため、コストパフォーマンスが高い機種となっています。カラーはブラック、レッド、ホワイトの3色展開です。

3位：Google Pixel 5｜151g

出典:ソフトバンク

Apple製品2機種に続いて第3位にランクインしたのは、Googleから2021年登場した「Google Pixel 5」です。Google Pixelシリーズは軽量モデルが多くボディがスリムなので、軽いスマホを求めている方に適しています。

Google Pixel 5の特徴は、暗い場所での星空撮影から日差しが強い日のポートレート撮影まで対応しているデュアルカメラです。

その実力はトリプルカメラやクアッドカメラを搭載しているスマホに匹敵するほどなので、スマホカメラを重視したい方もぜひチェックしてみてください。

また、5Gに対応しており、Googleならではの便利な音声アシスタント機能も搭載しています。4,080mAhの大容量バッテリーは効率よく動作するので、長時間スマホを使いたい場合にもぴったりです。

4位：Xperia Ace II｜159g

出典:SONY

第4位にランクインしたのは、2万円台で購入できるお手頃価格の「Xperia Ace II」です。Xperia Ace IIは人気のXperiaシリーズから登場したエントリーモデルで、日常使いのスマホを探している方に適しています。

また、文字やアイコンを見やすく表示する「かんたんホーム」機能も搭載しているので、スマホの操作に慣れていないシニアの方にもぴったりです。

本体は高い防水性能で高強度のディスプレイを採用しているため、キッチン周りやアウトドアシーンでも安心して使えます。

【ドコモ公式】Xperia Ace IIの詳細はこちら

5位：Galaxy A21｜159g

出典:Galaxy

第5位にランクインしたのは、スマホデビューの方におすすめの「Galaxy A21」です。防水・防塵・おサイフケータイなど基本機能が充実しています。

画面が大きく見やすい上にシンプルな操作性なので、スマホに詳しくない方や初めてスマホに機種変更した方にぴったりです。

ハイスペックモデルに比べると購入しやすい価格になっているため、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

6位：arrows Be4 Plus｜160g

出典:arrows

第6位にランクインしたのは、「洗えるスマホ」として登場した「arrows Be4 Plus」です。

泡タイプのハンドソープや食器用洗剤で丸洗いできる上に、抗菌ボディとアルコール除菌・次亜塩素酸水にも対応しているため、肌身離さず持ち歩くスマホを清潔に保てます。

エントリーモデルなのでハイスペックなモデルと比較すると性能はやや劣りますが、基本的な機能が充実しているので普段使いのスマホとしておすすめです。

使い方ガイドや操作が簡単な「シンプルモード」の搭載により、スマホ初心者の方でもすぐに使いこなせる1台となっています。

【ドコモ公式】Xperia Ace IIの詳細はこちら

7位：Xperia 10 III｜169g

出典:SONY

第7位にランクインした「Xperia 10 III」は、2021年6月発売の最新モデルです。同時期に発売されたハイエンドモデル「Xperia 1 III」の廉価版ような位置付けで、ソニーならではの技術が多数搭載されています。

中でも注目したいのは、21:9の6.0インチ有機ELディスプレイです。「ブラビア」で培った映像技術のノウハウを取り入れているので、まるでテレビのような美しく鮮明な映像を映し出します。

さらに、HDRに対応しているため、肉眼で見ているような自然で奥行きがある印象。動画配信サービスの映画やドラマをスマホで楽しみたい方におすすめの1台です。

8位：AQUOS sense4 lite｜176g

出典:シャープ

第8位にランクインしたのは、長時間の充電持ちを実現した「AQUOS sense4 lite」です。シャープ独自の省エネIGZOディスプレイと4,570mAhの大容量バッテリーの搭載により、外出先でもバッテリーを気にせず使えます。

実際の充電持ちは利用状況によって変動しますが、1日あたり約1時間を利用した場合1週間使用できると言われるほどです。

その他、指紋センサーの長押しにより決済アプリを素早く起動できる「Payトリガー」や、WebサイトやSNSなどを自動でスクロールする「スクロールオート」などAQUOS独自の基本機能が充実しています。

AQUOS sense4 liteは楽天モバイルで販売中です。誰でも快適に使えるスマホなので、ぜひ手に取ってみてください。

【楽天モバイル公式】AQUOS sense4 liteの詳細はこちら

【用途別】軽い・小さいおすすめスマホ

次に、用途別の軽い・小さいスマホを紹介します。軽いスマホでアプリゲームを楽しみたい方や、画面が大きい軽量スマホを知りたい方は、こちらを参考にしてください。

アプリゲームも快適なハイエンド軽量スマホ

出典:Galaxy

軽くてハイスペックなスマホが欲しいという方におすすめしたいのが、2021年4月に発売された「Galaxy S21 5G」です。

約171gとハイエンドモデルの中では軽量なスマホですがクアルコム製の最新チップセットを搭載しているため、高負荷なゲームも快適にプレイできます。

また、約6.2インチの大画面ディスプレイの採用により、スマホで映画やドラマを楽しみたい方にもおすすめです。

10万円前後と高価格帯ですが、その実力は確かなもの。カメラも高性能なので、美しい写真を記録したい方もぜひチェックしてみてください。

大容量バッテリー搭載の軽いスマホ

出典:シャープ

外出先でも充電を気にせず快適に使いたい方は、バッテリー容量にも注目してみましょう。

軽いスマホはバッテリー容量が少ないモデルも多いですが、ここで紹介する「AQUOS sense5G」は4,570mAhの大容量バッテリーを搭載しています。

また、省エネ性能に優れたIGZOディスプレイを採用することにより効率よく動作するため、長時間のバッテリー持ちにつながります。

AQUOS sense5Gは5G対応モデルの中でも価格と性能のバランスがとれたスマホなので、5G対応スマホを安く手に入れたい方にもおすすめです。

画面が大きくて軽いスマホ

出典:OPPO

軽いスマホは、必然的にディスプレイが小さくなってしまいます。そのため、スマホで動画やゲームを楽しむというよりかは普段使いのスマホとして活用することが多いでしょう。

しかし、「OPPO A73」は約162gと軽量モデルでありながら6.44インチの有機ELディスプレイを搭載しています。本体いっぱいに広がる大きな画面はでは、鮮明で精細な動画を手軽に楽しめます。

画面が大きいことにより操作やブラウジングも快適なので、あらゆるシーンで役立つ1台です。また、背面はレザー調で高級感のあるデザインとなっているため、ビジネスシーンにもマッチします。

100g以下のコンパクトスマホ

【正規販売代理店】Palm Phone 手のひらサイズに高性能を凝縮した超小型スマートフォン

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楽天市場

Amazon

Yahooショッピング

Palm Phoneは、クレジットカードとほぼ同じサイズのスマホです。重さはなんと62.5g。画面は小さいですが、画素密度が445ppiと高精細なのも特徴です。

防水・防塵機能を備えているので、濡れてしまっても安心して使えます。CPUのSnapdragon435はやや機能性に劣り、ゲームをするには処理速度が遅いというデメリットがあります。

バッテリー容量も少なめなので、メインに使うよりはサブのスマホとして用いたり、子ども用に使うのがおすすめの機種です。

SIMフリーの軽いスマホ

SIMフリーの軽いスマホを求めている方は、「iPhone 12 mini」や「iPhone SE(第2世代)」の購入を検討してみましょう。iPhoneは各キャリアや一部格安SIMで購入できますが、AppleではSIMフリー版を購入できます。

Appleではこれまで使っていたiPhoneを下取りに出すと、下取り額に応じて新機種から割引してくれるサービスを実施中です。最新モデルもお得に購入できるチャンスなので、ぜひチェックしてみてください。

軽いスマホの購入はオンラインショップがおすすめ

スマホを購入する際は、オンラインショップを利用すると様々なメリットがあります。

キャリアのショップでスマホを購入する際には、混雑状況によっては長時間待たなければいけない可能性があります。また、地方に住んでいる人は最寄りのショップまでの移動に時間がかかることもあります。

しかし、オンラインショップなら、24時間いつどこにいてもスマホをすぐに購入できます。

また、事務手数料が無料になる割引サービスやオンラインショップ限定キャンペーンなどを実施している場合もあるので、ぜひチェックしてみてください。

生活スタイルに合ったスマホを見つけよう

小さいスマホは持ち運びに優れ、片手で操作しやすいのが大きな特徴です。

一方でストレージ容量が小さかったり、バッテリーの持ちが悪いことがあり、メインのスマホとして使うには不十分な場合もあります。

小さいスマホを買う際には、自分の使うスタイルに合ったスペックが備わっているかを事前によく確認しておくといいでしょう。

サブのスマホとして購入する場合は、SIMフリーのものだと利用料金が抑えられるのでおすすめです。