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プリペイドタイプのSIMカードの料金や特徴を比較解説

更新日:2020.11.05

どこでも気軽にデータ通信ができるSIMは、近年とても人気があります。一定期間しかSIMカードを利用しない場合、プリペイド式のSIMカードがオススメです。今回はプリペイド式SIMの特徴や、オススメのSIMカードについて解説していきます。

データ通信ができるSIMカードには、通常タイプの毎月料金が発生するSIMカードとプリペイドタイプのSIMカードがあります。今後SIMカードを使いたいという場合は、どちらのタイプを選ぶべきでしょうか。

今回は、プリペイド型の格安SIMについて解説していきます。プリペイド型SIMにはどのような特徴があり、メリット・デメリットはなにか、そして人気があるプリペイド格安SIM10選についても詳しく紹介していきます。

通常の契約タイプの格安SIMカードとプリペイド型SIMを比較し、自分の使い方に合ったSIMカードかどうかを見極める力が大事です。プリペイド型のSIMについてよく知らない人や、今後購入を検討している人などはぜひ参考にしてください。

格安SIMのプリペイド型SIMカードってどんなもの?

SIMカードは聞いたことがあるけれどプリペイド型のSIMについて詳しく知らない、という人も多いと思います。プリペイド型SIMとは簡単にいうと、前払いで購入するSIMカードのことです。

プリペイド型SIMカードは、手軽にすぐ使えて短い期間にだけ使いたい人などに人気です。「通信できるデータ容量」(容量型)、「通信ができる期間」(期間型)の2つのタイプ別に分かれていて、さまざまな場所で販売しています。

自分が普段ネットをするときには、まず「どこで・データ通信量はどの位・期間はどのくらい」の時間が必要かどうかを、まず算出してみましょう。ここでは、プリペイド型SIMの特徴と、種類、そしてどこで購入できるかなどについて紹介していきます。

プリペイド型SIMカードは前払い制

プリペイド型のSIMカードとはプリペイドの「前払い」という意味の通り、最初に料金を支払って使うタイプのSIMカードです。プリペイド型SIMカードは事前に所定のデータ通信量がチャージされていて、前払いで購入できる格安SIMです。

プリペイドSIMカードの特徴は料金が前払いであることだけでなく、定められたデータ通信量あるいは決まった期間だけ利用できる使いきりタイプということです。前払い制なので、クレジットカードの登録も必要ありません

通常タイプの契約型の格安SIMは、契約したプランに応じて毎月の料金が後日請求される仕組みです。しかし、プリペイドは先に料金を支払う形ですので後から支払いに困るということもありません。

プリペイド型SIMカードは、主に次のような人にオススメです。

有効期間がある

プリペイド型の格安SIMカードには、チャージされているデータ通信容量と使用できる期間が設定されています。有効期限の多くは、1週間・2週間・30日・60日・90日などで、購入するときにどのSIMカードを選ぶで期間が変わります。

契約期間がまだ残っていて使用できるデータ通信量を超えた場合でも、期間内であればインターネット通信できるタイプもあります。しかし、このような場合は月額プランと同じように通信速度に制限がかかります。

プリペイド型SIMカードを選ぶ際には、自分がどのくらいのデータ通信量が必要なのかを知った上で、使用できるデータ通信量や期間を目安に購入することをオススメします。期間内にデータ通信量を超えた場合の契約内容をよく確認しておきましょう。

プリペイド型SIMの種類は3つ

プリペイド型のSIMカードは1種類だけでなく複数のタイプに分かれています。基本は使い捨てのプリペイド型SIMですが、大きく以下の3つに分類できます。

上記の中でチャージできるタイプのSIMは、契約したデータ通信量を使い切ってもチャージすれば繰り返し使うことができるSIMです。また、月額プランに切り替えられるタイプのSIMは、プランを移行するための手数料が無料になったり、引き続き同じSIMを使えるなどのSIMもあります。

事業者によっても違いますので、契約内容を確認してみましょう。

プリペイドカードの購入できる場所

プリペイドタイプのSIMカードはどこで買えるのか知りたいという人も多いでしょう。

プリペイドSIMが購入できる場所

  • プリペイドSIMを提供している事業者のWEBサイト
  • ファミリーマート・ローソンなどの大手コンビニ
  • ヨドバシカメラ・ヤマダ電機・ビックカメラ・イオンなどの家電量販店
  • 空港内の店舗販売窓口や自販機など

コンビニで購入可能なプリペイド型SIMを一覧にしました。

 ファミリーマートローソンミニストップ
(一部店舗)
ニューデイズ
(一部店舗)
BIGLOBEモバイルのNINJA SIM×××
JAPAN Travel SIM powered by IIJmio××
JAPAN Travel SIM for unlocked phone××
IIJmio/BIC SIM えらべるSIMカード××

プリペイド型格安SIMのメリット

格安SIMの中でもプリペイド型のSIMの場合は、通常のSIMカードとは違う点がいくつかあります。プリペイド型SIMならではのメリットについてご紹介します。

通常タイプのSIMカードと比較すると、手続きが簡潔なことや必要な分だけを購入でき即日利用できる、などの良さがあります。

余計な事務手続きが不要

プリペイド型のSIMは空港や家電量販店などで販売しているので、気軽に入手できるという点が魅力です。また、面倒な事務手続きがなく手数料もかかりません

通常の月額タイプのSIMカードを契約する場合、本人確認書類の提出した上で書類審査が入ります。しかし、プリペイド型のSIMの場合はこういった手続きが不要です。

定めた期間が過ぎると自然解約となり、当然ながら解約手続きも不要となります。このように、気軽にSIMカードを利用開始して使える点がメリットといえるでしょう。

ニーズに合わせて購入できる

端末を使ってインターネットをするときに考慮したいのが、自分がどのような使い方をしているかを把握することです。人によってネットサービスや使い方、毎月のデータ通信量に違いがあるからです。

たとえば、動画アプリやSNSをよく利用するユーザーは大容量のデータ通信を必要とします。また、毎月の使い方が違うという場合は通常プランを契約すると、使わない月・使う月の差が出てしまい、月額費用が高額に感じ、もったいない気分になることでしょう。

しかし、プリペイド型のSIMカードなら自分のニーズに合わせてSIMカードを購入できます。毎月の使用量とケースに応じてデータ容量を選ぶことができますので、月々の料金を気にすることなく使えるメリットがあります。

使用できるデータ通信量と期限の範囲内でしかネットができないので、使いすぎ防止にもなるのではないでしょうか。また、お試しでSIMカードを使ってみたい、という場合にもプリペイド型SIMはオススメです。

使用可能エリアは変わらない

プリペイド型の格安SIMカードの場合、通常のSIMと比べると電波が届く範囲が違うのではないか?と疑問に思うかもしれません。しかし、プリペイドタイプでも使用できるエリアは通常SIMと全く変わりがありません。

使用できる回線はSIMカードを販売する事業者によっても異なりますので、どのキャリア回線を使えるのかをあらかじめ確認してから購入しましょう。

ドコモ回線を使うタイプ、au回線を使うタイプ、ソフトバンク回線を使うタイプの3つに分かれています。ドコモ回線のプリペイドSIMならFOMA回線やXiのLTE回線を使っていますので、国内ほぼ全域で通信ができます。

au回線を使ったプリペイドSIMは、auのLTE通信エリアで使えますが、注意したいのが3Gインターネット通信は不可ということです。auは格安SIMに対して3Gを開放していないので、3Gエリアのみのエリアでは電波が入らなくなります。

au回線の格安SIMを販売している「mineo」や「UQモバイル」を利用するときには、このことを理解した上で購入しましょう。ソフトバンク回線タイプのプリペイドSIMは、3G回線・LTE回線の両方で通信ができます。

即日利用できる

プリペイド型の格安SIMカードは、大手キャリアのSIMカードのような面倒な手続きや契約がありません。店頭などで購入し、スマホに挿すことですぐに使えます

使用開始日はコンビニで購入した場合を除き、SIMを購入した日にすぐに使用開始できる点が大きなメリットといえるでしょう。

。さらに、煩わしいと感じる2年縛りの契約期間や違約金ももちろん不要です。

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プリペイド型格安SIMのデメリット

格安のプリペイド型SIMカードには、メリットだけでなくデメリットもあります。通常タイプのSIMカードと比べると料金はやや高くなり通話ができずにデータ通信機能だけ、ということが挙げられます。

購入する前に、以下のデメリットの内容をチェックしてみましょう。

料金は高め

格安SIMを取り扱っているMVNOでは、プリペイド型SIMだけでなく月額のプランの商品もあることが多いです。この2つを比較してみると、月額プランを契約するよりもプリペイド型SIMを単体で購入するほうが料金が高めです。

また、MVNO各社は新規で格安SIMを契約すると割引サービスやキャッシュバックなどの特典を設けていることも多いようです。しかし、プリペイド型SIMを単体で購入するとこのようなサービスがほとんどありません。

端末が限定される

プリペイド型のSIMの特徴のひとつが、利用できる条件があるということです。格安SIMが使える端末と使えない端末があり、最初にSIMカードを挿して使えるかどうかを確認しておく必要があります

プリペイドタイプのSIMを購入してから、実は自分の端末には購入したSIMが使えなくて無駄になったというようなことがないようにしたいものです。

プリペイド型のSIMが利用できる端末の条件

  • 利用する格安SIMで動作確認済みの機種である
  • SIMフリーの端末・SIMロックが解除済の端末である

中古で端末を購入する場合、SIMロックが解除できないものもありますので注意しましょう。

通話ができない

プリペイド型のSIMは、主にデータ通信専用のSIMカードです。電話番号は付与されないので電話をメインに使いたい人は避けたほうがよいでしょう。

もし、プリペイド型SIMでも電話をかけたいという場合にはLINEなどの通話アプリを使う方法もあります。この場合、通話する相手がスマホなどを所有していて同じアプリをインストールしていることが条件です。

大手キャリアの携帯電話やスマホのよう通話もしたい、という人は通話機能がついた通常契約の格安SIMを利用することをオススメします。

何を基準に選んだらいいの?

プリペイドタイプのSIMカードは、多数のMVNOから販売されています。それぞれの公式ページを全てチェックすることは、効率的な比較方法とはいえません。

人気のプリペイド型SIMを以下のように一覧表をみることで、素早く各プランを比較することができます。

プリペイドSIM一覧表

SIMカード通信容量月額料金有効期限開通方法追加チャージ
IIJmio2GB4,094円3カ月電話
mineo1GB3,996円2カ月電話×
OCNモバイルONE50MB/1日3,080円20日利用登録必要
1GB3,520円4カ月利用登録必要
b-mobile 7GBプリペイドSIM(ドコモ回線)7GB/月3,850円1カ月携帯電話番号
7GB/月19,046円6カ月携帯電話番号
7GB/月30,352円12カ月携帯電話番号
b-mobile 7GBプリペイドSIM(ソフトバンク回線)7GB/月5,073円1カ月携帯電話番号
7GB/月25,259円6カ月携帯電話番号
7GB/月34,426円12カ月携帯電話番号
b-mobile VISITOR SIM5GB1,980円10日APN設定のみ
7GB2,970円21日APN設定のみ
楽天モバイル1GB3,278円30日APN設定のみ
2GB4,378円90日APN設定のみ
U-mobile220MB/日2,376円7日APN設定のみ×
220MB/日3,456円15日APN設定のみ×
nuroモバイル Short Stay無制限オープン価格10日利用登録必要×
2.1GBオープン価格10日利用登録必要
nuroモバイル Long Stay1.2GBオープン価格30日利用登録必要
2.4GBオープン価格30日利用登録必要
3.2GBオープン価格60日利用登録必要
BIGLOBEモバイル3GB5,390円30日利用登録必要
7GB8,470円30日利用登録必要

料金を比較

各MVNOの料金を比較してみましょう。一覧表をみてみると、一番安いプリペイド型SIMはb-mobile VISITOR SIMです。しかし、このプランは有効期間が10日間と短いので、もっと長い期間で使う人には向いていません。

また、b-mobile VISITOR SIMは説明文が英文なので、外国からの旅行者に人気があります。しかし、英文を読めないという人にとってはハードルが高いといえるでしょう。

各社の比較とプランの比較をするには条件がばらばらで難しいので、最初に自分がどのくらいのデータ通信量を使いたいのか、という観点から比較してみるとよいでしょう。

たとえば、1カ月の期間で1GBのプランを比較してみると2019年10月現在では楽天モバイルが最安です。また、1カ月の期間で最大容量7GBのプランの比較では、b-moileの7GBプリペイドSIM(ドコモ回線)が最安となっています。

使える日数を比較

プリペイド型SIMを使用できる日数で選ぶ場合は、一番長く使えるSIMは「b-mobile 7GB プリペイドSIM」です。12カ月間有効でかなりの長い期間のプランです。

最初にいつまで使うかどうかが決まっていない場合はデータ通信量が追加チャージできるSIMや有効期間が延長できるものもありますので、こういったプランを選択してもよいでしょう。

通信容量を後から追加できるプリペイドSIMは、自由に利用期間を調整できるので便利でオススメです。しかし、支払方法がクレジットカードのみというプランもありますので、クレジットカードがない人は他のプリペイド型プランを検討しましょう。

開通方法の簡単さ

プリペイド型のSIMカードは使い始めるには、電話で開通連絡をするタイプ・ANP設定が必要なタイプ・利用登録が必要なタイプ、などがあります。この中で一番簡単に使えるSIMは、「APNを設定するだけ」で使うことができるものでしょう。

このタイプのプリペイド式SIMというと、「U-mobile」「楽天モバイル」などが挙げられます。SIMカードをスマホ本体に挿し込んでAPNを設定するだけなのでとても簡単です。

他の格安SIMプランでは携帯電話の電話番号が必要となったり、WEB上で最初に利用登録をする必要があるなど少々手間がかかります。また、開通手続きをして利用登録が完了するまでの間は使用できないなどの不便さも考慮しなければなりません。

これらのことを考えると、買ってからAPNを設定するだけですぐに使えるプリペイドSIMカードがオススメです。

プリペイド型の格安SIMカード紹介

格安のプリペイド型SIMカード10選をピックアップして、それぞれ解説解説していきます。使い捨てタイプのSIMや通常契約に切り替えができるお試しタイプのSIMなどから、自分の使い方に合うSIMカードを探してみましょう。

IIJmio

IIJmioでは、プリペイド型SIM「IIJmioプリペイドパック」を販売しています。有効期間は3カ月でデータ容量が2GB、料金が4,094円です。

3カ月間の有効期間内に使い切るタイプのSIMカードで、比較的長い時間でゆっくりと使えます。ただしデータ容量は2GBですので、動画視聴など通信量がたくさん必要とする使い方をするとすぐに通信容量はなくなってしまいます。

有効期間内に通信容量がなくなった場合は、コンビニか家電量販店で「IIJmioクーポンカード」を購入するとデータ量の追加チャージも可能です。追加チャージの料金は500MB:1,500円/2GB:3,000円(ともに非課税)となっています。

プリペイド型ですが、使用した後で月額制の契約に切り替えることができます。この場合、SIMカードはそのまま使うことができ、手続きの手間もかかりません。

プリペイドSIMカードを開通するための手続きには、発信者番号が通知できる電話が必要です。また、使用前にAPN設定が必要となります。

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mineo

mineoが販売しているプリペイド型のSIMは、ドコモ回線とau回線があります。通常タイプのSIMにはドコモ回線とau回線に加えソフトバンク回線もありますが、プリペイド式にはソフトバンク回線はありません。

mineoのプリペイド型SIMを開通するときには、発信者番号を通知できる電話とAPN設定が必要です。公衆電話やフリーダイヤルへ発信ができないIP電話しかないという場合は、開通の手続きができませんので注意が必要です。

mineoはプリペイドSIMを使ってみてから月額制のSIMに切り替えることができます。変更するときには、本人名義のクレジットカードとメールアドレスが必要です。

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OCNモバイルONE

OCNモバイルONEで販売しているプリペイド型SIMカードは2種類あります。「1日50MB・有効期限20日間のタイプ」と「1GB・有効期限4カ月タイプ(申し込み後3カ月後の月末まで)」の2つです。

20日間有効で1日50MBタイプのプリペイドSIMは3,080円、4カ月間有効の1GBタイプのプリペイドSIMは3,520円です。プリペイドSIMを購入し、使う前には利用登録をする必要があります。

このSIMは通信容量を追加でチャージできます。追加チャージをする場合はメールアドレスが必要になりますので、準備をしておきましょう。

また、通信容量の追加チャージをする際には、クレジットカードの登録が必要です。もしクレジットカードない場合は、セブンイレブンのレジでチャージをして支払うことも可能です。支払方法が選べるのでとても便利です。

追加チャージの詳しい方法はSIMのパッケージに書いてありますので、開封後もパッケージを大事にとっておきましょう。OCNモバイルONEのリペイド式を使ってみて継続してSIMを使いたいと思うならば、月額制に切り替えて契約も可能です。

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b-mobile

b-mobileには2019年10月現在で2種類のプリペイド型のSIMカードがあります。ドコモ回線に対応している「VISITOR SIM」と、ドコモ回線とソフトバンク回線に対応している「7GBプリペイドSIM」です。

「VISITOR SIM」は海外から日本に来た旅行者や一時滞在者向けのプリペイド型SIMカードです。VISITOR SIMは2種類で、「10日間有効・容量5GB 1,980円」と「21日間有効・容量7GB 2,970円」の2つあります。

VISITOR SIMは、SIMカードの有効期限が終わっても2日以内であれば1日延長できるという特徴があります。500円で1GB・1日の延長とデータチャージが可能です。

ドコモ回線、ソフトバンク回線に対応している「7GBプリペイドSIM」は、1カ月ごとに7GBチャージされ、それを何カ月間使うかによって契約内容が変わってきます。使用期間は1カ月、6カ月、12カ月の3通りが用意されています。

ドコモ回線・ソフトバンク回線の「7GBプリペイドSIM」については、下記の一覧表を参考にして下さい。

b-mobile 7GBプリペイドSIM

回線利用可能期間7GBプリペイドSIMチャージする場合
ドコモ回線1カ月3,850円3,158円
6カ月19,046円16,195円
12カ月30,352円27,500円
ソフトバンク回線1カ月5,073円4,054円
6カ月25,259円21,470円
12カ月34,426円30,352円

「7GBプリペイドSIM」は、データ容量を追加チャージできます。チャージ方法は公式ページ内のMy b-mobileから行う方法と、利用中にSIM経由の端末から行う方法の2つです。

また、7GBプリペイドSIMは、開通時に電話番号(IP電話以外)が必要です。さらに使い始めるときにはAPNの設定をする必要があります。

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楽天モバイル

楽天モバイルには2種類のプリペイド型のSIMがあります。「有効期限30日・通信容量1GB 3,278円」「有効期限90日・通信容量2GB 4,378円」の2タイプで、有効期限は購入した日ではなく通信を始めた日から換算します。

楽天モバイルのSIMを使い始めるときはAPN設定のみで開通します。登録の際に電話番号は必要ありませんが、リチャージやデータ量を確認するときにSIMカード情報と契約者情報の登録が必要です。

有効期間内に通信容量がなくなった場合は、追加でチャージできます。チャージのプランは以下の3通りがあります。

  • チャージ用500MB (30日間):1,650円
  • チャージ用1GB(60日間):2,200円
  • チャージ用2GB(90日間):3,300円

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U-mobile

U-mobileのプリペイド型SIMは2タイプがあります。有効期限が7日間のプランと15日間のプランがあり、通信容量はどちらも1日で220MBです。

これは、1日あたり220MBまでの高速通信容量が使えるSIMカードですが、1日に220MBを超えて使ってしまうと当日中の速度が200kbpsとなりますので注意してください。

また、U-mobileのプリペイド型SIMは、通信量の追加チャージが不可という点も頭に入れて使うとよいでしょう。SIMカードのサイズはmicro SIMとnano SIMの2つのサイズがありますので、自分が使用する端末に合うサイズを選ぶことも必要です。

U-mobileのSIMカードは使い捨てタイプとなります。APNを設定するだけで開通し、すぐに使用できます。端末の動作確認を調べたい場合は公式ホームページで確認できますので、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

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nuroモバイル

nuroモバイルには、Short Stayタイプが2種類、Long Stayタイプが3種類の合計で5種類の「Prepaid LTE SIM」があります

Short Stayは10日間の有効期限で通信容量無制限のタイプと、10日間有効で2.1GBまで使用できるタイプがあります。価格はどちらもオープン価格です。

Long Stayは、有効期間30日・通信容量1.2GBのタイプ、有効期間30日・通信容量2.4GBのタイプ、有効期間60日・通信容量3.2GBのタイプの3つです。価格はどれもオープン価格で、家電量販店や空港などで購入できます。

期間内に通信容量がなくなった場合は3,121円で1GB分の追加が可能で、追加分の通信可能期間は60日です。SIMカードの開通するときには、APN設定をしてWEBで利用者登録をする必要があります。

この際にメールアドレスも必要で、追加チャージにはクレジットカードも登録する必要がありますので手元に準備しておきましょう。nuroモバイルのSIMカードは販売店によって販売価格が異なりますので、価購入するときに価格を確認しましょう。

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BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルは2種類のプリペイド型SIMカードがあります。「有効期限30日・通信容量3GB 5,390円のプラン」と「有効期限30日・通信容量7GB 8,470円のタイプ」です。

BIGLOBEモバイルのプリペイドSIMを最初に使うときには、開通のために電話をかける必要はありません。開通時には、APN設定とWEBでSIM番号・製造番号の入力が必要となります。

また、有効期間内に通信容量を追加したい場合は、1GB・2,200円で追加チャージが可能です。追加チャージにはクレジットカード登録が必要です。

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格安SIMとプリペイドSIMの料金比較

格安タイプのSIMとプリペイド型のSIMのどちらを購入(契約)するかどうか迷っているのであれば、以下の2つの料金比較を参考にしてみてはいかがでしょうか。とにかく無駄なくデータ通信をしたい、という人は価格もしっかりと調べておくことが大事です。

IIJmioの場合

IIJmioのSIMの通常SIM・プリペイド型SIMを比較するときには、データ通信のみのSIMで比較してみるとよいでしょう。下記の一覧をもとに、自分が使うデータ量と最大有効期限で比較してください。

プリペイドSIM2GB:3,791円(3カ月)
通常SIM
  • 3GB:900円(1カ月)
  • 9GB:2,700円(3カ月)

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mineoの場合

mineoのSIMを比較するときには、データ通信のみのプランで比較することをオススメします。プリペイド型・通常SIM(お試しコース)ともに、比較的短期間で使うときに向いているSIMといえます。

単純に料金だけで比較するとプリペイドSIMがややお得であるといえるでしょう。

プリペイドSIM200MB:200円(2カ月)
通常SIM(お試し200MBコース)200MB:300円(1カ月)

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楽天モバイルの場合

楽天モバイルのSIMカードも、データ通信のみのSIM同士で比較してみましょう。下記の一覧表でみると、プリペイド型と通常のSIMではデータ容量が異なりますが期間は同じ1カ月間であることが分かります。

通信量が多めになるときは通常タイプのSIM、事務手数料がかからず事務手続きをよりシンプルにしたい場合はプリペイド型SIMがオススメです。また、楽天会員の場合は通常タイプのSIMではオプションの電話料金が一定期間割引される、などの優待料金があります。

もし、SIMカードで電話もかけたいと考えているならば、通常タイプSIMを選ぶと通話料金が節約できます。

プリペイドSIM1GB:2,980円(1カ月)
通常SIM5GB:1,450円(1カ月)

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比較結果のおすすめを紹介

各社が販売しているプリペイド型のSIMカードと通常契約タイプの格安SIMと比べるときには、最初に以下の特徴を理解しておきましょう。

通常タイプの格安SIMは、通信容量が3GBだと月額が約900円程度のものが多いです。クレジットカードの登録や銀行引き落とし用の口座登録が必要になり、プリペイドSIMほど手続きが簡単ではありませんが、通話タイプSIMを選ぶことも可能です。

一般的に割安なイメージがあるプリペイドSIMですが、通常契約タイプのSIMに比べてかなり割高です。簡単に購入できてすぐに使えるというメリットはありますが、どうしてもプリペイドSIMでなければいう人以外は、通常の格安SIMカードを選ぶことをオススメします

プリペイド型のSIMカードはSIMのテストやお試しで使うことができるメリットもあります。お試しで使ってみて、通信速度やサービスがもし気に入ったならば通常タイプの契約に変更する方法もよいでしょう。

通常タイプのメリットは有効期限の制限がなく、月額料金が安いことです。プリヘイドSIMを長く使い続けると月額料金は割高になります。有効期限内のタイミングのよいところで、通常契約の格安SIMに変更するとよいでしょう

プリペイドSIMは格安SIMのお試しに便利

格安SIMのひとつである「プリペイド型SIMカード」ですが、通常の契約のSIMとは違う点がいくつかあります。最大の特徴は、前払い制で気軽に購入できてすぐに使える点です。

また、契約型のSIMカードとは違い、あらかじめデータ通信量と有効期間が決められています。期間は1週間程度から数カ月有効なものまで、幅広い期間のタイプが販売されています。

自分がどのくらいの期間インターネットを使いたいかを基準として選んでみましょう。プリペイド型SIMは、クレジットカード登録をしなくても使える・データ通信量の使いすぎを予防できるというメリットがあります。

一方でデメリットは、通常契約の格安SIMと比べて料金が割高になる・音声通話やSMSができないものがほとんどである、という声が多いです。

これらを総合的に考えると、不定期で短期間だけSIMを使いたい人や格安SIMを試しに使ってみたいという人にとって便利でオススメといえます。用途に合ったプリペイド型SIMカードを購入しましょう。

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