自宅でWiFiを使う方法を徹底解説 | 選び方・設置方法・速度が遅い場合の対処法もご紹介!
Wi-Fiを自宅に設置したいと思っていても、どのようなメリットがあるのか気になりますよね。快適なインターネット生活にしたいという人は、たくさんのメリットや導入方法を学んでいきましょう。同時にWi-Fiの通信速度が遅い場合の対処法も解説します。
この記事の目次
現在WiFiは大半の家庭に設置されています。2013年では家庭でのWiFi普及率が約54%でしたが、2019年には約92%と急激に伸びています。
ここでは、初めて一人暮らしをする人や、まだ自宅にWiFiを設置していないけれど設置を考えている人に、WiFiの導入方法を説明していきます。
また、WiFiの選び方や設置方法、WiFiが遅いときの対処法なども同時に見ていきます。スマホで動画を見る人はデータ容量を節約できるため、自宅のWiFiはとても便利なものとなるでしょう。ぜひ参考にしてくださいね。
自宅でWiFiを使うには
自宅にWiFiを導入していきたいと考えていても、どの手順から行えば良いのか分からない人のために、2つの方法を紹介していきます。
それぞれメリットとデメリットを考えながら自分に合ったWiFiを契約しましょう。
固定回線を契約する
固定回線を契約し、電波を飛ばしてルーターを設置することで家でWiFiを使用できるようになります。
スマホで動画をよく見る人は、データ容量を大幅に節約できるのでおすすめです。家族が多い場合も、固定回線が良いと言えます。
固定回線のメリット
今は光回線が主流となっていて、とにかく通信速度が速いのが良いところです。
また、複数の機器を接続できるため、家族がたくさんいる家だとみんなが同時に使えます。
無線LANルーターの準備が必要となりますが、それ以上にスマホの通信制限を気にしなくても良いためストレスが減ります。
そのため、ゲームや動画を速度を気にせずしたいという人にぴったりです。また、WiFi対応プリンタを使用している人はスマホから気軽に印刷できる機種もあります。
固定回線のデメリット
回線工事をする必要があり、導入まで時間がかかってしまいます。すぐにでも使いたいという人にとってはデメリットでもあるでしょう。さらに、引越しの予定がある人はおすすめしません。
また、インターネット回線の月額費用がかかってきます。一人暮らしの場合は固定回線にしてしまうと、自宅にいる時間が短い人だと損をしてしまうこともあるのです。
主にパソコンを利用している人は有線接続より不安定となり、通信が遅くなる可能性もあるということも頭に入れておきましょう。
モバイル回線を契約する
基地局から飛ばされる電波を小型のルーターがキャッチし、家の中で使っている機器をインターネットに接続するのがモバイル回線です。
モバイル回線のメリット
自宅以外の場所にも持ち運びできて、工事が不要というところがメリットと言えます。さらに申し込み方法も簡単で、インターネットからでも可能です。早ければ即日や翌日でも利用が可能となります。
たとえ引越しをしてもエリア内であれば利用が可能で、外出の際にも便利です。基本的には使い放題で普通に使用していれば問題はありません。
一人暮らしやあまりインターネットを使用しない家族であれば、モバイル回線が便利と言えます。また、2年以内に引越しをする予定のある人は、持ち運びができるWiFiが良いでしょう。
モバイル回線のデメリット
それぞれの通信会社でエリア拡大をしていますが、未対応エリアがまだ少しあるということを頭に入れておきましょう。また、通信制限があり、通信会社によりますが3日で3GBまでという制限が多くあります。そのため、スマホとの併用でうまく活用していかなくてはなりません。
また、仕事上で大容量のデータ通信を利用したいという人はあまりおすすめできません。モバイル回線の選び方を間違えてしまうと電波が悪すぎたり、使いたい場所で使えなかったりすることもあります。
さらに、広い家ではWiFiを置く場所を決めておかないと、一階と二階とではつながりやすさに差が出ることもあるため注意が必要です。
自宅への導入するWiFi回線の選び方
WiFi回線選びは意外と難しく、自分に合ったものでないと相性が悪くて使い勝手が良くなかったということになりかねません。そうならないためにもWiFi回線の選び方をしっかりと学んでいきましょう。
選ぶときのポイントは次の通りです。
スマホのキャリアに合わせて回線を選ぶ
スマホと光回線の会社を合わせることで、スマホの料金が安くなるセット割が適用できるサービスを行っている会社もあります。ドコモ・au・ソフトバンクのいずれかを使っている人であれば、以下のような回線がおすすめです。
スマホ | 回線 | セット割り(条件あり) |
---|---|---|
ドコモ | ドコモ光 | 毎月最大1,400円引き |
au |
| 毎月最大1,410円引き |
ソフトバンク |
| 毎月最大1,000円引き |
大手キャリアの場合は代理店や申し込み窓口になるプロバイダが存在していて、高額キャッシュバックやWiFiルーター無料プレゼントなどのキャンペーンを行っている場合が多いです。
使用しているスマホのキャリアで回線を選ぶことで、かなりお得になることが分かります。とにかくスマホ代を安く済ませたいという人にぴったりのプランです。
ドコモ光
出典:ドコモ光
ドコモ光は、NTT東西の「フレッツ光」の提供をドコモが請け負った光コラボレーションのインターネット回線です。
安定した高速インターネット品質はそのままで、月額料金だけがリーズナブルになりました。
ドコモ光では、乗り換えにかかる高額な解約金がキャッシュバックされるお得なキャンペーンも実施しています。
さらに、現在お使いのドコモ回線を使ったスマホと一緒のご利用で、ネットと携帯の両方をお得に利用できる割引も適用されるのでぜひチェックしてください。
ビッグローブ光
出典:ビッグローブ光
ビッグローブ光は、NTT東日本・NTT西日本の光回線とBIGLOBEのプロバイダサービスをひとつにまとめたサービスです。
通信速度は最大1Gbpsで、高速で快適なインターネットを楽しむことができます。
ビッグローブ光では、初期契約時のキャンペーン適用条件を満たすことができれば、キャッシュバックやIPv6オプション対応の高速無線ルーターなど、多くの特典が用意されています。
auひかり
auひかりは、KDDI株式会社が提供するインターネットサービスです。
auひかりはKDDIとNTTの2回線を使い分けることで、光回線の中でも特に速いと有名です。
速度が速いことはもちろん、auスマホとのセット割引である「auスマートバリュー」で月額料金も安くなります。
auスマートバリューはau回線のスマホを利用する方が「auひかり + 電話」に加入することで、月々のご利用料金から最大2年間550円(税込)~1,100円(税込)割り引くというサービスです。
現在au回線のスマホを利用しているという人にはかなりおすすめです。
さらに現在、最大70,000円キャッシュバックを実施中!対象プランを契約すると、利用開始から10ヶ月後に振り込みで現金キャッシュバックされます。
キャッシュバックでも最大7万円も出るのはかなり珍しいので、お得にインターネットを契約したい方におすすめです。
So-net光プラス
So-net光プラスは、高額キャッシュバックが人気の光回線です。
最大60,000円キャッシュバックを開催しており、利用開始から3ヶ月後に3万円、12ヶ月後に残りの3万円が振り込まれます。
キャッシュバックは申し込みから半年以上先になることも珍しくないので、3ヶ月後に受け取れるのは嬉しいですね。
さらに、So-net光は通信速度が速いことでも人気です。
利用者が少なく速度が速いv6プラスを利用しており、遅くなりやすい動画再生やダウンロード・アップロードもスムーズです。
速さ・お得さどちらも妥協したくない方は、So-net光プラスを検討してみてはいかがでしょうか。
NURO光
出典:NURO光
NURO光は、世界最速級の通信速度でネットを利用できる圧倒的な人気のあるインターネット回線です。
通信速度の速さだけでなく月額料金もかなり安いです。特にマンションの方は、1,900円~利用できるNURO for マンションというプランもあります。
ソフトバンク光
出典:Softbank光
ソフトバンク光は、NTT東日本・NTT西日本の光回線を使って、ソフトバンクが提供しているサービスです。
ソフトバンク回線を使用しているので、インターネットも快適な、下り最大1Gbpsの圧倒的なスピードです。
当サイトからのお申込みで、最大10万円のキャッシュバックがもらえるキャンペーンも実施しているので、ぜひチェックしてくださいね。
目的に合わせて回線を選ぶ
オンラインゲームをするなら光回線、外出先でも使いたいならモバイル回線を選ぶようにしてみてください。
上記でも示したように回線の種類によってメリット・デメリットが存在します。
光回線
自宅がWiFiスポットとなり、安定した高速通信が可能となります。速度を気にせずにストレスなくインターネットを使用したい人におすすめです。
特にオンラインゲームを楽しく使いたいという人は、ラグや延長などが発生しにくくなるため快適にゲームを楽しめます。
モバイル回線
ポケットWiFiは持ち運びが便利なので、外で仕事をしたりカフェで勉強をしたりとどこに行ってもインターネットが使えます。光回線と比べると月額利用料も安く済み、大容量データを利用しなければ快適に使えます。
旅行や出張が多い人でも気軽に持ち運べるため、一人暮らしの人にぴったりです。
容量無制限で使える回線を選ぶ
データ通信料が無制限で使えるWiMAXなど、通信制限のかかる心配が少ない回線を選ぶようにしてみてください。多くの場合、モバイルWiFiは1カ月につきデータ通信料が5~7GBという上限があります。
7GBの場合どのくらい利用できるかというと、YouTubeを高画質で視聴したら約6時間くらいで達してしまいます。意外と7GBはすぐになくなってしまうため、動画をスマホで頻繁に見る人であれば、データ容量無制限で使用できる回線を選んだほうが安心です。
メールやインターネットだけの閲覧程度であれば無制限にする必要はないので、そもそもスマホだけで十分と言えるでしょう。
容量無制限なら「カシモWiMAX」がおすすめ!
※カシモWiMAXは当サイトを運営している株式会社マーケットエンタープライズの子会社であるMEモバイルが運営しています。
カシモWiMAXは、容量無制限で使える「ギガ放題」と通信制限が7GBまでのライトプランがあります。
ギガ放題でも契約2か月間は1,380円~、2か月目以降も3,580円~と業界最安級の月額料金で使うことができるWiMAXプロバイダです。
カシモWiMAXはシンプルな月額料金システムとなっており、キャッシュバックや細かいオプションによる値引きでなく、初心者でも安心して使うことができるのでとても人気です。
WiMAXはどこのプロバイダで契約しても回線の品質にほとんど差はないので、選ぶ際には月額料金が重要なポイントとなります。
料金を抑えたいなら格安SIMがおすすめ
格安SIMをモバイルルーターに挿せば、大手の携帯会社と比べて月々の通信料を安く抑えることができます。
SIMカードは、契約者の情報を書き込んで電波を使えるようにするものです。
利用者に合わせて自分に合ったプランをたくさん用意していて、安くWiFiが利用できるようになります。格安SIM比較診断というサービスを利用すれば、自分に合うものを見つけることができます。
操作は簡単で、自分の好きな条件を選択していけば1分もかからずに自分に合った条件が何件か出てきます。また、格安SIMのメリットは以下のようなものがあります。
これらのことから、格安SIMに切り替えるというのも視野に入れてみてもいいでしょう。
自宅のWiFiが遅いときの対処法
せっかく自宅にWiFiを設置したのに、通信速度が遅く感じるときがあります。
その場合は以下のような方法で試してみると、正常にインターネットが利用できることもあります。
親機をリセットする
親機本体の電源ボタンを使って再起動を行うと、不具合が解消される場合があります。WiFiルーターもコンピューターの一種で、パソコンと同じように内蔵されたプログラムで動いています。
そのため、何時間もインターネットを利用していると不具合が生じて作動が鈍くなってしまうことがあるのです。通信が遅いときは親機を再起動してみてください。
基本的には親機本体の電源ボタンで再起動を行いますが、機種によっては違う場合もあるため説明書を見てから行うようにしましょう。再起動しても接続パスワードなどは初期化されないので安心してください。親機を一旦リフレッシュすることで、通信速度が回復する場合もあります。
ファームウェアの更新を行う
親機のファームウェアが最新でないと、不具合を起こしてWiFiが遅くなることがあります。パソコンのアップデートと同じように親機のファームウェアも不具合の修正や、新たな機能の追加などのために随時更新されています。
そのため、ファームウェアが原因だとすると、アップデートをすれば通信速度が回復するケースもあります。
ファームウェアの更新には「手動」「オンライン」の2通りありますが、オンラインのほうが簡単で分かりやすいのでおすすめです。
設定画面の更新ボタンを押せば、自動的に親機が処理してくれてアップデートが開始されます。
また、最新の親機であればファームウェアを自動で更新してくれるものもあります。これから親機を購入予定の人は、自動でアップデートしてくれる製品を購入しても良いでしょう。
ルーターのチャンネルを変更する
2.4Ghz周波帯は使用している機器が多く電波干渉が起こりやすいため、ルーターのチャンネルを変更する対策をとってみてください。
コードレス電話や電子レンジなど部屋の中にはありとあらゆる電波があり、ルーターの不調の原因となってしまうこともあります。2.4GHz帯は周波数帯域が狭いのが特徴で、電波が狭い地域に集まってしまうと電波の接続が不安定となります。
そのほかにも大きなマンションや密集した住宅地に住んでいるときも、他の住人が使用する電子レンジや電子機器、WiFiなどによって影響が出てしまうのです。
そのため、WiFi環境を整えてもWiFiの速度があまり変わらないという場合は、周りの住人による電波の干渉が原因も考えられるでしょう。
ルーターの設置場所を見直す
WiFiを飛ばすルーターの位置が悪いと電波が受信しにくいため、障害物のない高い位置に設置してみてください。ルーターとパソコンやスマホの間に障害物があるとスムーズに電波を受信できません。
とにかくルーターのそばでインターネットがスムーズに使えるかを確認してみましょう。前日までは通常に使用できていたのに、模様替えをしたりルーターの位置を変更したりして、スムーズに通信ができなくなったというときはこれらが原因と考えられます。
そのほかにも部屋のドアが閉まって電波を遮られたということもあります。ルーターと親機と子機の場所が離れていたり、一階と二階で使用していたりする場合もつながりにくくなる原因です。
接続している端末台数を減らす
単純に家族が多くて、自宅で一気にインターネットを行う場合は通信速度が遅くなります。
ルーターには接続できる台数が決められているため、その数を超えてしまうとルーターの上限が超えてしまい遅くなってしまうのです。
目安で据え置きタイプのものは10台くらいまで、持ち運びタイプは5~10台までとなります。さらにゲーム機器や、パソコンなどの端末を同時に接続をしてしまうと回線が混雑してしまうのです。
自宅で目的に合わせたWiFiを選ぼう
WiFiは今や自宅にないと不便なものとなり、当たり前のように普及しています。
そのため、数多くある通信会社の中から自分に合ったWiFiを探し出すのは大変です。
まずは、どのようなことに使っていきたいのかという使用目的を決めてみてください。金額も含めてWiFiの選び方を知っていけば、快適なインターネット生活ができます。