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MVNO選びは通信速度が重要!格安SIMスピードチェッカーで速度を比較しよう

更新日:2020.03.03

毎月のスマホ料金節約のために格安SIMへの乗り換えを検討する人が増えています。しかし数あるMVNOから1つを選ぶのは難しいもの。そこで重要な比較指標となるのが各社の通信速度です。格安SIMへの乗り換えを考えるなら、まず格安SIMスピードチェッカーで通信速度を調べておきましょう。

スマホでのデータ通信を大手キャリアに比べて大幅に安く利用できる格安SIMが注目を集めています。しかし、こうした格安SIMを扱う事業者(MVNO)は日本国内に800以上もあり、その違いやどうやって選べばよいかがわかりにくいですよね。そこで、格安SIMを快適に使うために大切な通信速度のこと、そして、リアルタイムの通信速度がひと目でわかる「格安SIMスピードチェッカー」について解説します。

格安SIMの通信速度について知っておくべき3つのこと

大手キャリアのサブブランドから家電量販店や電力会社などの独自ブランドまで……。最近では格安SIMの選択肢はかなりの広がりを見せています。しかし、それぞれ料金プランも似通っているとあって、選ぶ側としては悩ましい状況なのもたしかです。

そんな中、各社で大きな違いが出るのが通信速度です。そこで、まずは格安SIMの通信速度を語る上で知っておきたい3つのことを紹介します。

1.格安SIMの通信速度はMVNOによって異なる

1カ月に使えるデータ量や料金はほとんど同じでも、実際に出る速度はMVNOによって違います。これは、データ通信の速度はさまざまな要因によって変わるためです。

例えば、事業者によって速度が変わる大きな要因に回線の違いが挙げられます。MVNOは「仮想移動体通信事業者」と訳されますが、「仮想」と付いているのは独自に通信設備を持っておらず、大手キャリアに回線を借りてサービスを提供しているから。

この借りている回線の大きさやユーザーの数が通信速度に影響を与えます。つまり、狭い道路にたくさんの車が通ろうとすれば渋滞するのと同じように、回線が大きければ通信はスムーズになり、小さければ滞りやすくなります。

MVNOごとに、借りている回線とその大きさ、そしてユーザーの数が異なるため、当然通信速度も異なるのです。

2.格安SIMの通信速度は時間帯によって異なる

借りている回線の種類と大きさ、ユーザーの数によって通信速度が変わると紹介しましたが、時間帯によっても速度は変わります。なぜなら、時間帯によって同時に回線を使うユーザー数に違いが出るからです。

例えば、早朝などはデータ通信を利用する人が少ないためスムーズな通信が可能ですが、朝の通勤時間帯やお昼、夕方の帰宅時間などは、たくさんの人が通信するため、ほとんどのMVNOで通信速度が落ちる傾向にあります。

こうした時間帯は速度を比較する上で大きな要素になります。回線が混雑しやすい時間帯でも速度の安定しているMVNOは、いつでも快適にデータ通信できる可能性が高いMVNOだといえるからです。

3.格安SIMの通信速度の状況は1カ月で激変する

通信速度は常に変化しています。ユーザーが増え過ぎれば速度は低下し、帯域(回線)を増強すれば通信がスムーズになります。こうした通信の状況は比較的短いスパンで変わっていくため、一度速度を確認して、そのとき速かったからイコール信頼できる、ということにならないのが難しいところです。

最近では、LINEモバイルがソフトバンク回線の提供を開始して話題になりました。しかしスタートして間もなく、想定以上のユーザーの増加によって大幅な速度低下が発生。当初「1Mbpsを切ったらデータ通信1GBを贈呈」と約束することで速さへの自信をみせていましたが、すぐに1Mbpsを下回ってしまう状況に。

とはいえ、すぐに帯域を増強したことにより、1Mbpsを切った翌々日にはMVNOトップクラスのスピードが出るようになりました。しかし注意したいのは、この状況がいつまで続くかは誰にも分からないということ。だからこそ、継続してMVNOの通信速度を見ていく必要があるのです。

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格安SIM選びは「実際の」通信速度を重視すべき

たくさんのMVNOが格安SIMを提供している現在、各社は差別化を図るため、安い料金プランを提示したり、さまざまな独自サービスを提供したりしています。しかし、通信サービスである以上、もっとも大切なのはやはり、通信を快適に使えるかどうか。日常のデータ通信は重視すべきポイントでしょう。

通信速度の理論値(ベストエフォート)はアテにできない

  • 下り最大225Mbps
  • 上り最大25Mbps

このような文言をMVNOの公式サイトなどで見かけたことのある方は多いでしょう。この数値だけを見て「このMVNOは通信速度が速い!」と思うのは、早とちりかもしれません。よく見かけるこうした数値は「理論値(ベストエフォート)」と呼ばれるもの。

これは文字通り、通信環境が完全に整った状態で理論的に計算上期待できる最大の数値という意味です。

実効速度とは、データ通信において、理論上の最大値を表す最大通信速度ではなく、一般的な利用環境で実測される速度のこと。

出典:実効速度 | 用語集 | KDDI株式会社

理論値は理論上の最大数値ですが、実際の利用シーンでは距離や障害物、利用者数などさまざまな条件が通信に影響を及ぼすため、理論値の速度が実際に出ることはほとんどありません。理論値が小さいMVNOのほうが、大きいMVNOよりも実際の速度が速くなることもあります。このような、実際のデータ通信時に出る通信速度を「実効速度」といいます。Web閲覧や動画閲覧をする際の快適性は、この実効速度によって左右されるので、重要なのは理論値ではなく実効速度ということになります。

MVNOの実効速度をリアルタイムで計測する格安SIMスピードチェッカー


格安SIMスピードチェッカーは各社の各プランを実際に計測し、通信速度の変化をグラフで表すとともに、ネットやアプリを使った際の使い心地をわかりやすく可視化します。

出典:格安SIMスピードチェッカー

格安SIMスピードチェッカーは、実際に格安SIMを利用した際の実効速度を計測するツール。各MVNOを実際に契約して計測していて、ありのままの格安SIMの実効速度がリアルタイムでわかるようになっています。また、快適にアプリを利用できる速度も可視化することで各MVNOの使い心地がすぐにわかるのもポイントです。

計測期間は過去1週間。格安SIMの下り(ダウンロード)の通信速度を測定しています。デフォルトでは、現時点の総合平均速度のTOP3のMVNOが表示されるようになっています。また、

  • 朝 7:45 – 9:15
  • 昼 11:45 – 13:15
  • 夜 18:45 – 20:15

の間の6回の計測時間を平均した分の順位をそれぞれ時間帯に合わせてランキングとして表示することもできます。自分の気になっているMVNOを選んで、それぞれ速度をグラフで比較することも可能です。

格安SIMスピードチェッカー3つの特徴


この、格安SIMスピードチェッカーは、格安SIMの通信速度測るだけでなく、わかりやすく簡単に格安SIMを選べるように以下の3つの特徴があります。

  1. 実効速度・料金からぴったりのプランを探せる
  2. リアルタイムに通信速度を計測
  3. 各サービスの使い心地を可視化

1.実効速度・料金からぴったりのプランを探せる

SIMチェンジでは独自のアプリケーションを構築し、すべて同一機種(Huawei P10 lite)で15分おきに自動計測。格安SIMの速度をグラフで比較できるだけでなく、各プランの価格や機能を比較しながら自分にあったプランを探すことができます。

2.リアルタイムに通信速度を計測

15分毎に速度を計測しているため、「知りたいプランの知りたい時間帯の速度」や「現在の速度」を簡単に知ることができます。

3.各サービスの使い心地を可視化

ネットサーフィン、Instagram、YouTube を快適に使用できる通信速度を定義し、MVNOごとに快適度を4段階で表示します。

ネットサーフィン


ネットサーフィンはテキストや画像の表示がメインとなるので、1.0Mbps以上あればサクサク利用することができます。

InstagramなどのSNS


SNSを利用する方にとって、読み込み時の速度は気になる部分。SNSの中でも、画像の読み込みなどが増えるInstagramでは1.5Mbps以上の速度があればサクサク利用できます。

YouTube


最近動画コンテンツも増え、通勤時など時間のある時に動画を見ている人も多いのではないでしょうか。YouTubeは2.5Mbps以上の速度があればサクサク利用ができます。

SNSや動画視聴をしたい方にとっては2.5Mbpsがポイントとなるいうことを覚えておきましょう。

Mbpsとは?

「Mbps」(メガビーピーエス)は1秒間に送受信可能なデータ量を表す単位。数値が大きいほど 、通信速度が速くなります。
例:「7.2Mbps」…1秒間に7.2Mbit(メガビット)の通信ができる。

ちなみに、「7.2Mbps」は「0.9MB/s」(メガバイト毎秒)に相当しますので、約1MB分のデータを1秒程度で通信可能という意味になります。

出典:[用語集]通信速度で使われる「Mbps」はどんな単位ですか?

格安SIMスピードチェッカーの掲載プラン数・計測方法

ここでは、格安SIMチェッカーについて掲載プラン数や計測方法などより深く解説していきます。

掲載プラン数

13社計22プランのSIMを計測し、掲載しています。
docomo、au、SoftBank、ワイモバイルと4つの回線すべてを網羅しているので、自分の利用したい回線を選んで比較することも容易にできます。

掲載しているdocomo回線のMVNO

掲載しているau回線のMVNO

掲載しているSoftBank回線のMVNO

掲載しているワイモバイル回線のMVNO・プラン

計測場所

東京都千代田区(東京駅近郊)で計測。東京駅にはオフィスビルが建て並び、千代田区の昼間人口は853,068人と東京都では港区に次いで人口の多い地区となっています。(平成27年国勢調査による 東京都の昼間人口(従業地・通学地による人口)より)

計測方法


データ通信速度を計測するアプリケーションを独自で構築し、全て同一端末で15分おきに自動計測しています。スピードテストアプリに対する不正なブーストなどを避け、公平中立な計測を心がけています。

格安SIMの通信速度はこまめなチェックが重要!

2018年7月にリリースされた格安SIMスピードチェッカーについて紹介しました。上でも述べたとおり、格安SIMの通信速度は、計測したその瞬間が速くても一日中速いとは限りません。大切なのは一日を通して快適な通信ができるかどうか。また、さらに長期間にわたって安定した数値を持続できているかどうかです。

格安SIMスピードチェッカーでMVNOの通信速度をこまめにチェックして、自分にぴったりのスマホを選びましょう!

より自分にあった格安SIMを選ぶには?

最後に、さらに自分に合った格安SIMを選ぶための方法を紹介します。

格安SIM比較診断

速度だけでなく料金やオプションでもMVNOを比較したいという方には、30秒でできる格安SIM比較診断がおすすめ。簡単な質問に答えるだけで、通信料金のシミュレーションを行い自分にぴったりな格安SIMを見つけることができます。

格安SIMスピードチェッカーと診断を活用して、自分にぴったりの格安SIMを見つけましょう!

自分にあった格安SIMを診断してみる!

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