「iPadを安く買う安全な方法はある？」「中古iPadはコスパがよい？」と、高品質のiPadをできる限り安く購入する方法を探していませんか？

最新iPadは40万円前後するモデルもあるため、欲しくても高すぎて購入できないと諦め始めている人も多いでしょう。

しかし、最新iPadでもセールやキャンペーン、プログラムを活用すれば、端末購入費用を大幅に減らせます。

そこで今回は、iPadを安く購入する方法や、アップルストア・3大キャリアの販売価格比較一覧表を紹介。

中古iPad購入時の注意点も解説しているので、少しでも安くiPadを手にいれるために、ぜひ本記事を役立ててくださいね。

iPadを安く買う6つの方法

iPadを安く買う方法として、本記事では次の6つを紹介します。自分に適した購入方法がないか、ぜひチェックしてみてください。

1．Amazonで購入する

出典:Amazon

Amazonには、Apple社公式ショップがあります。最新モデルから整備済みの型落ちiPadまで幅広い品揃えなので、希望の機種を購入できるでしょう。

また、Amazonでは日替わりの「タイムセール」や年1回開催される「Amazonプライムデー」などで、iPadが割引価格で入手できる場合があります。

割引されるだけでなく、セールによっては還元されるポイントもアップするので、よりお得です。特に定期的に開催される大規模なAmazonセールは、有効活用しましょう。

2．Apple学生・教職員向けストアで購入する

出典:アップルストア

アップルストアには「学生・教職員向けストア」ページが用意されています。通常価格より安く購入できるので、次に該当する人は活用しましょう。

通常196,800円（税込）するiPad Pro 12.9インチ（第6世代）の128GB・WiFi+Cellularモデルが、180,800円（税込）で購入可能です。

さらにiPad ProまたはiPad Airの最新モデルなら、2年間のAppleCare+ for iPadが20％オフで利用できます。万が一の故障に対する備えがしやすいのも、大きなメリットです。

3．楽天市場やYahoo!ショッピングなどのオンラインショップで購入する

楽天市場やYahoo!ショッピングなどのオンラインショップでも、iPadを安く購入できる場合があります。

日頃から楽天市場やYahoo!ショッピングを使用しているなら、貯まっている楽天ポイントやPayPayポイントを使えば、通常より安く購入可能です。

Apple正規販売店ではないので、信頼できるショップかを見極めて購入する必要がある点にご注意ください。

しかしオンラインショップでは、キャンペーンやセールも多く開催されており、活用すれば値引き価格でiPadを入手可能です。通常よりも多くポイント還元される場合には、付与されたポイント分が実質割引になります。

iPadは高額商品なので、ポイント還元率がアップしたタイミングは、より多くのポイントを得るチャンスです。他の買い物がお得になるので、有効活用しましょう。

4．Appleの学生キャンペーンを利用する

アップルストアでは、対象iPadを学割価格で期間中に購入すると、19,000円分のApple Gift Cardをプレゼントするキャンペーンを開催中です。

19,000円分のApple Gift Cardがあれば、Apple Pencil（第2世代）を購入できます。4〜5万円以上するMagic Keyboardも安く入手できるので、キャンペーンの適用条件に当てはまるなら、利用しましょう。

5．中古品を購入する

出典:イオシス

「子どもの学習用にiPadを買いたい」「iPadの大きな画面で手軽に動画を見たい」など、最新iPadでなくてもよい場合、中古iPadの購入もおすすめです。

大手中古販売店なら、保証付きの中古iPadを買えるので初期不良に対する心配がありません。

なかでも「Apple認定整備済製品」は、保証期間が1年あり、最大15％オフで端末を購入できるのでおすすめです。Apple純正の交換パーツを搭載し、徹底的なクリーニングと点検が行われた整備済のiPadが届きます。

「中古iPadを買いたいけれど、状態が心配」という場合には、Apple認定整備済製品の購入を検討しましょう。

一方でおすすめしないのは、フリマアプリやネットオークションの利用です。出品者に直接値引き交渉ができるのでより安く中古iPadを買えますが、サポートや保証がありません。

万が一のトラブルを避けるためにも、利用は控えたほうがよいでしょう。

6．家電量販店で購入する

家電量販店でも、iPadを安く購入できる可能性があります。よく行く家電量販店のポイントが貯まっているなら、ポイントを利用すれば端末代の削減が可能です。

冷蔵庫やエアコン、洗濯機などを購入した際に付与されたポイントが、使われずに残っているケースも珍しくありません。

また、iPadを購入すればポイントも還元されるので、次に欲しい家電の購入費に充当できるのもメリットです。

家電量販店はApple社と正式な契約を結んでApple製品を販売しているので、安心して購入できるでしょう。

iPadを安く買うならどこがおすすめ？モデル別に解説

出典:アップルストア

なるべく安くiPadを買えるよう、アップルストアとiPadが買えるキャリアの機種ごとの価格を一覧表にまとめました。

一括で購入する場合と購入サポートを利用する場合で安い購入場所が異なるので、ぜひチェックしてください。

なお、iPadには「WiFi」モデルと「WiFi+Cellular」の2種類ありますが、ドコモ・auで購入できるのは基本的に「WiFi+Cellular」です。ソフトバンクでは取り扱いがありますが、購入サポートは利用できないので注意しましょう。

1．iPad Pro 12.9インチ（第6世代）

出典:アップルストア

iPad Pro 12.9インチ（第6世代）は、全額を支払って購入するならアップルストアがおすすめです。しかし、2年を目安に端末を返却しても構わないのであれば、購入サポートを利用できるキャリアで買うとよいでしょう。

購入サポートを利用する場合、どのキャリアでもおよその金額は同じ。差額は数百円〜2,000円程度なので、自分にとって利用しやすいキャリアで入手しましょう。

2．iPad Pro 11インチ（第4世代）

出典:アップルストア

iPad Pro 11インチ（第4世代）も、iPad Pro 12.9インチ（第6世代）と同様に、全額支払いならアップルストアがお得です。しかしキャリアの購入サポートなら、アップルストアで324,800円（税込）する2TBも、実質182,850円（税込）と約4割引で買えます。

2年を目安に新しいiPadに乗り換えたいと考えているなら、キャリアの購入サポートを利用しましょう。

購入サポートを利用する場合、どのキャリアを選んでもほぼ同じ金額です。追加で利用できるキャンペーンや特典があるキャリアを選ぶのも、よい選択肢といえます。

3．iPad（第10世代）

出典:アップルストア

iPad（第10世代）は、iPad Proと同様にアップルストアで買うのがおすすめです。しかし購入サポートを利用するなら、ソフトバンクが最も安く入手できます。

ただし、購入サポートを利用する場合の各キャリアの差額は、10円〜3,000円程度と誤差の範囲と呼べる金額です。

スマホ回線や光回線とセット割できたり、キャンペーンが利用できたりするキャリアを選ぶとよりお得にiPadを利用できるでしょう。

4．iPad（第9世代）

出典:アップルストア

iPad（第9世代）は、全額支払うならアップルストア、購入サポートを利用するならau・ソフトバンクがおすすめです。ドコモでは、iPad（第9世代）の購入時に購入サポートを利用できません。

購入サポート利用時はソフトバンクのほうがauより安く買えますが、差額は100円程度にとどまります。自分にとって契約しやすいキャリアを選びましょう。

5．iPad mini（第6世代）

出典:アップルストア

iPad mini（第6世代）は、数年で返却したくないならアップルストア、2年を目処にキャリアへ返却してもよいならau・ソフトバンクがおすすめです。

ドコモではiPad mini（第6世代）についての購入サポートは受けられないので、注意しましょう。

2年でiPadをキャリアに返却する場合、ソフトバンクよりauのほうが実質負担金が安いですが、差額は10円〜130円と少額です。キャリアのサービス内容も含めて検討すると、キャリア選びでの失敗を防げるでしょう。

6．iPad Air（第5世代）

出典:アップルストア

iPad Air（第5世代）を購入するなら、やはりアップルストアが低価格です。しかし、2年で端末を返却してもよいなら、ドコモをはじめとするキャリアの利用が向いています。

2年でiPadをキャリアに返却する場合、ドコモが最も負担額が少ないのですが、差額は200円前後です。大きな違いはないので、自分にとって使い勝手のよいキャリアを選びましょう。

型落ちiPadの購入方法

型落ちiPadは、アップルストアでの取り扱いがなくなるため、購入は難しいといわざるをえない状況です。しかし、家電量販店やキャリアに在庫があれば購入できる場合があります。

家電量販店では在庫セールや展示品の販売をしていることもあるので、実際に店舗に足を運んでみるのもよいでしょう。各キャリアでも在庫があれば販売しています。

また、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入できる場合もあるので、まずはネットショップを探してみましょう。

新品でなくてもよいなら、中古販売店やApple認定整備済製品の利用もおすすめです。特に2世代以上前の機種が欲しい場合には、ぜひ中古販売店やApple認定整備済製品をチェックしてみてください。

中古のiPadを安く買う方法

中古iPadを安く買う方法として、次の4つが挙げられます。

中古iPadを安く購入できるのはメリットですが一部の方法にはデメリットもあるので、価格だけにとらわれず後悔のない方法で購入しましょう。

1．大手中古販売店

中古iPadを安く、しかもできるだけ安全に購入したいなら大手中古販売店がおすすめです。大手中古販売店では独自の保証制度を導入しており、初期不良・動作不良に対して返金や交換の対応をしてくれます。

保証期間は短いものの、購入した端末が最初から使えないものだった場合の保証があるのは、購入時の大きな安心材料となるでしょう。

また大手中古販売店は、クリーニングやデータの完全消去、動作確認もしっかり行われるので、トラブル自体を避けやすい点もメリットのひとつ。保証と購入後のアフターフォローがあれば、万が一のトラブルも解決しやすいでしょう。

2．楽天市場・Yahoo!ショッピング

楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECサイトでも、中古iPadを購入できます。ショップが豊富にあるので、より安い端末を選びやすいのが大きなメリットです。

また、購入金額に対してポイントが還元されるので、還元ポイントを考慮すれば販売価格よりも実質安く入手できるのもECサイトの魅力でしょう。

しかし、中古品の状態を示すランクは各ショップで基準が異なり、選んだショップによっては想像よりも劣化が激しいものが届くケースもあります。

ショップの評価やレビュー、インターネット上の口コミなどをリサーチし、場合によってはショップへ直接問い合わせてから購入しましょう。

3．リサイクルショップ

リサイクルショップでも、中古iPadを取り扱っている場合があります。

実際に中古iPadの状態を自分の目で確かめられ、ショップスタッフに直接質問できるのが、リサイクルショップの強みです。

近くにリサイクルショップがあるなら、iPadの取り扱いがないか確認してみましょう。

4．フリマアプリ・ネットオークション

フリマアプリ・ネットオークションでも、中古iPadを購入できます。出品者に直接問い合わせて値引き交渉できるので、場合によってはより安く中古iPadを入手できるでしょう。

ただし、個人間の売買のため、保証やアフターフォローはありません。データが完全に消去されておらず、動作確認も不十分であるケースもあります。

トラブル時の解決方法が少ないので、出品者が信用できるか、iPadのクリーニングやデータ消去にも対応してくれるかなど、しっかり確認しましょう。

iPadを安く買う際に知っておきたい注意点

iPadを安く買う際には、次の4点に注意してください。

注意点1．購入サポートで安くなるのは「返却」が条件

キャリアが提供している「購入サポート」のプログラムは、iPadを返却した際に実質の端末負担金が減る仕組みです。

基本的には分割払いでiPadを購入し、2年以上使用したiPadをキャリアに返却すると、返却以降の分割支払い金（残債分）が不要になります。

キャリアにより詳細は異なりますが、購入したiPadを4年以上使用するなら、支払い金額は全額負担となり安くなりません。

2年を目安に買い換える人に向いているプログラムなので、長く使い続ける場合にはアップルストアで購入したほうが安く済むでしょう。

注意点2．赤ロム端末・SIMロック端末に注意

中古iPadを購入する際は「赤ロム端末」を購入しないよう注意する必要があります。

赤ロム端末では、通信会社のSIMカードを端末に挿入しても、インターネット回線は使用できません。WiFi接続しかできないので、特に「WiFi+Cellular」モデルを購入する際には注意しましょう。

また「WiFi+Cellular」モデルの場合には、SIMロックがかかっている端末にも注意が必要です。SIMロックとは「特定のキャリアしか利用できないよう、端末に通信制限がかけられている状態」を指します。

たとえば、au回線のSIMロックがかかっている端末に、ドコモのSIMカードを差してもインターネット回線は使用できません。

どの回線を使用するか決まっていないなら、SIMロック解除済みの端末か、SIMフリー端末を選びましょう。

注意点3．古すぎる機種は避ける

「どれでもよいからiPadが欲しい」と考えていても、古すぎる機種は避けましょう。技術は日々進歩しているので、古い機種では対応しきれず「通信速度が遅い」「動作がカクつく」などの不具合が出る可能性があります。

また、容量不足でiOSのアップデートができないケースや、バッテリーの寿命が残り短いというリスクも高くなるので要注意です。

バッテリー寿命を考慮して、型落ち機種でも3年以内に発売されたものを購入するようにしましょう。

注意点4．アクティベーションロックがかけられていない端末を選ぶ

前の所有者が「iPadを探す」機能を解除しないままiPadを手放した端末には、アクティベーションロックがかかっています。

アクティベーションロックは盗難や紛失を防ぐ便利な機能ですが、前所有者のIDとパスワードがないと解除できず使えません。

しっかりとした整備・動作確認を行う大手中古販売店での購入なら、アクティベーションロックがかかっている可能性は低いでしょう。しかし、フリマアプリやネットオークションで購入した端末には、アクティベーションロックがかかっている場合があります。

出品者に悪意がなく、アクティベーションロックのことを知らなかった場合には、IDとパスワードを教えてもらえれば解除可能です。しかし、出品者の人柄や出品意図によっては対応してもらえないケースも考えられます。

できれば購入前に「アクティベーションロックは解除済みですか？」「iPadを探す機能はオフになっていますか？」と、出品者に確認しましょう。

iPadを安く買うために使えるキャンペーン

2023年3月現在、iPadを安く買うために使えるキャンペーンは、主に4種類あります。

1.アップルストア「新学期を始めようキャンペーン」

出典:アップルストア

アップルストアでは、2023年4月10日までの期間限定で、学生・教員向けのキャンペーンを開催中です。

大学生や専門学校生だけでなく、予備校に通う生徒やその両親、教員も対象なので、対象者に該当するなら今が安く買えるチャンスといえます。

iPadなら19,000円分のApple Gift Cardがもらえるので、利用すればApple Pencil（第2世代）が実質無料です。

対象iPadは最新モデルのiPad ProとiPad Airだけですが、学生・教員向けに低価格で提供しているので、比較的購入しやすいでしょう。

2.Amazonセール

出典:Amazon

Amazonでは、日替わりのセールだけでなく、年に数回の特別な大型セールを開催しています。

大型セールではポイントアップキャンペーンも同時開催されることが多く、忘れずにエントリーして買い物をすればより多くのポイント還元を受けられます。

高額なiPadを少しでもお得に購入したいなら、年に数回ある大型セールを狙うのもよいでしょう。

3.下取りキャンペーン

出典:ドコモ

アップルストアと3大キャリアでは、不要なiPadを下取りに出して新しいiPadを購入すると、下取り金額分が実質値引きされるキャンペーンを実施しています。

下取り金額や値引き方法はショップごとに異なりますが、使わなくなったiPadを有効活用できる仕組みなので、有効活用しましょう。

ただし、すべての機種が下取りに出せるわけではありません。下取り対象機種があるので、自分のiPadが対象端末かを確認する必要があります。また、状態によっては下取り額が0円になるケースもあるので注意しましょう。

4.購入サポートプログラム

出典:au

購入サポートプログラムは、ドコモ・au・ソフトバンクで利用できる、iPadの実質負担額を大幅に減らせる仕組みです。

内容は、端末を分割払いで購入後、指定期間以上使用した後にキャリアに返却すると、残債分の支払いが不要になるもの。

キャリアにより詳細の条件は異なりますが、およそ2年でiPadを最新モデルに買い替えたいと考えているなら、実質の端末費用を大幅に減らせます。

ただし、どのキャリアでも4年以上使用する場合には全額負担となるので、注意が必要です。2年でiPadをキャリアに返却してもよいなら、有効活用できるでしょう。

iPadを安く買う方法に関するQ&A

iPadを安く買う際に、多くの人が疑問や不安に思うポイントを5つピックアップしました。iPadの購入で後悔しないためにも、ぜひここでチェックしてくださいね。

iPadを安く買う方法まとめ

今回は、iPadを安く買う方法を紹介し、iPadの機種ごとに販売価格を一覧表で比較しました。

最新のiPadを全額支払って購入するなら、アップルストアの利用がおすすめです。

2年程度で新機種に乗り換えるなら、ドコモ・au・ソフトバンクの「購入サポートプログラム」を利用すると大幅に実質の端末購入費用を抑えられます。

新品や最新機種にこだわりがないなら、中古iPadの購入も検討しましょう。大手中古販売店やApple認定整備済製品なら、クリーニングや動作確認済みなので品質も比較的安定しています。

数ヶ月〜1年の保証が付いているなら、初期不良や動作不良時にも返金・交換対応が受けられるので安心です。

高額なiPadでもキャンペーンやセール、プログラムを使用すれば安く購入できます。本記事を参考に、希望のiPadを安く入手しましょう。