RAIJIN(雷神)
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RAIJIN(雷神)のスペック(性能)のおすすめポイントと注意点
RAIJIN(雷神)は5,000mAh超大容量バッテリー搭載の5.5インチオクタコアスマホ。メーカーは格安SIMを提供するMVNOでもあるFREETEL(フリーテル)で、10コアCPU搭載の新端末「SAMURAI KIWAMI(極)2」と同時期に発表されました。RAIJINはバッテリーが強みのスマホでありますが、デュアルSIM・デュアルスタンバイ(DSDS)に対応した高コストパフォーマンスも魅力となっています。
ここではそんなRAIJINのスペック(性能)や価格についての評価・評判、他スマホとの比較をご紹介していきます。
【2017年12月追記】FREETEL製品の販売元 プラスワン・マーケティング株式会社は、2017年12月4日に東京地裁に民事再生法の適用申請を行いました。下記記事で詳細を解説しています。
FREETELの民事再生法の適用申請について
RAIJIN(雷神)のスペック(性能)
RAIJINのスペックは以下の通りです。特徴は何といっても5,000mAhの超大容量バッテリーを搭載し、デュアルSIMデュアルスタンバイに対応したスマホであること。容量で言えば大容量バッテリーをウリにしたスマホ「Zenfone Max」と同一ですが、RAIJINはバッテリー以外のスペックも非常に高いです。大容量の4GBメモリ・オクタコアCPUを搭載しているので、単なるバッテリー容量重視のスマホと侮ってはいけませんね。ミドルレンジ~ハイエンドのユーザーにとっては非常に使いやすいモデルです。コストパフォーマンスとしてもデュアルSIMデュアルスタンバイに対応したスマホでは最安級の価格と言えそうです。
RAIJIN(雷神)スペック表
機種 | RAIJIN (雷神) |
---|---|
OS | Android 7.0 Nougat |
ディスプレイ | 5.5インチ フルHD(1080*1920) |
プロセッサ | MediaTek MT6750T オクタコアCPU Cortex-A53(4×1.5GHz+4×1.0GHz) |
メモリ | 4GB RAM |
ストレージ | 64GB ROM |
外部メディア | microSDカードスロット microSD (最大2GB) / micro SDHC (最大32GB) / microSDXC (最大128GB) |
カメラ | 背面カメラ:1,600万画素 フロントカメラ:800万画素 |
バッテリー | 5,000mAh 取り外し不可 |
USB | Type-C (USB2.0) |
SIM | スロット数:2 micro / nano(nanoSIM利用中はmicroSDカード使用不可) |
ネットワーク | 2G(GSM): 850 / 900 / 1,800 / 1,900MHz 3G(WCDMA): band 1/5/8/19 4G(FDD): Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/28B |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | 4.0 BLE |
テザリング | Wi-Fi / Bluetooh / USB |
センサー | GPS搭載(A-GPS, QZSS)、加速度、近接、光、重力、ジャイロ、e-compass、指紋 |
RAIJIN(雷神)のおすすめポイント
早速ですがRAIJINのおすすめポイントを挙げてみましょう。超大容量のバッテリー容量だけがRAIJINの魅力ではありません。5.5インチの鮮やかなディスプレイや高負荷と低負荷に対応する2種類のコアクラスタを搭載したオクタコアCPU、またZenFone 3同様にデュアルSIMデュアルスタンバイにも対応するなど、非常にマルチに使えるスマホです。
- RAIJIN(雷神)はデュアルSIMデュアルスタンバイに対応!
- デュアルSIMのデュアルスタンバイ対応の端末ではかなりの安値ではないでしょうか。
- 5,000mAhの超大容量バッテリー
- iPhoneシリーズの約2~2.5倍ほどの容量なので、スマホの寿命も長そうです。
- Android 7.0 Nougat搭載
- Android OSの新バージョンであるNougat(ヌガー)を搭載しています。
RAIJIN(雷神)で注意したいこと
同様にRAIJINで注意したい点についても挙げてみましょう。FREETELではバッテリーの交換が可能なスマホも多数提供してきましたが、RAIJINは交換不可。バッテリーの摩耗には注意しましょう。
- バッテリーは取り外し不可
- バッテリーの不調=端末の寿命ともいえるので、長くスマホを使えるように工夫しましょう。
- auの通信規格には非対応
- 格安SIMを検討の際はdocomo系MVNOとの契約をおすすめします。
RAIJIN(雷神)の評価・評判
気になるRAIJINの評判ですが、発表されてから注目度は上々のようです。CPUの性能はオクタコアを維持し、バッテリー容量の高さを確保したことで2年以上使えそうです。デュアルSIMデュアルスタンバイ対応のスマホとしても、ZenFone 3より安いということで手が届きやすいですね。FREETELで最も人気だったSAMURAI REI(麗)を超えるスマホと言えるでしょう。
RAIJIN(雷神)と他の機種との比較
最後にRAIJIN(雷神)と他機種のスペック(性能)比較をしてみます。比較対象としては、同時期に発表された「SAMURAI KIWAMI(極)2」を選びました。
RAIJIN(雷神)とSAMURAI KIWAMI(極)2 スペック比較
FREETELで同時期に発売されたSAMURAI KIWAMI(極)2とスペックの違いを比べてみましょう。両端末ともデュアルSIMデュアルスタンバイに対応、カメラ画質やメモリも同水準のスマホになりますが、CPUでは10コアのSAMURAI KIWAMI2に軍配があがります。バッテリー容量重視ならRAIJINを選ぶのがよいでしょう。
発売当初の価格面でみると、RAIJINはSAMURAI KIWAMI2より15,000円ほど安いですね。5,000mAhのバッテリー内臓でも5.5インチのすっきりしたサイズに収まっていますし、デュアルSIMスタンバイを利用するミドルレンジ~ハイエンド機としてRAIJINは非常におすすめです。スペックによりこだわりたい場合はSAMURAI KIWAMI2をぜひお試しください。
Raijin(雷神) SAMURAI KIWAMI(極)2 スペック比較
端末名 | SAMURAI KIWAMI (極) 2 | RAIJIN(雷神) |
---|---|---|
メーカー | FREETEL | FREETEL |
画面サイズ | 5.7インチ WQHD(1440×2560) Super AMOLED Gorilla Glass 3 | 5.5インチ フルHD(1080*1920) Gorilla Glass 3 |
CPU | MediaTek Helio X20(MT6797) 10コア ※Cortex-A72×2(2.3GHz) ※Cortex-A53×4(2GHz) ※Cortex-A73×4(1.4GHz) | MediaTek MT6750T オクタコアCPU Cortex-A53(4×1.5GHz+4×1.0GHz) |
OS | Android 6.0 Marshmallow (7.0 Nougatへアップデート予定) | Android 7.0 Nougat |
RAM | 4GB | 4GB |
ROM | 64GB | 64GB |
カメラ画質 | 背面:1,600万画素 前面:800万画素 | 背面:1,600万画素 前面:800万画素 |
microSD スロット | × | ○ |
SIMカード | スロット数:2 nano × 2 デュアルSIMデュアルスタンバイ | スロット数:2 micro / nano デュアルSIMデュアルスタンバイ |
通信(LTE) | 2G(GSM):Band 2/3/5/8 3G(WCDMA):Band 1/5/6/8/19 4G(FDD):Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/28B 4G(CA):Band 3/19, band 1/19 | 2G(GSM): band 2/3/5/8 3G(WCDMA): band 1/5/6/8/19 4G(FDD): Band 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/28B 4G(CA):Band 3/19、Band 1/19 |
Wi-Fi | 802.11 a/ac/b/g/n | 802.11 a/b/g/n (2.4GHz &5GHz) |
Bluetooth | 4.1 | 4.0 |
バッテリー | 3,400mAh ※取り外し不可 | 5,000mAh ※取り外し不可 |
入出力端子 | Type-C(USB2.0) | Type-C (USB2.0) |
サイズ | 157.2mm x 77.5mm x 7.2mm | 153mm x 76mm x 8.7mm |
重量 | 168g | 183g |
本体カラー | メタルシルバー | シルバー / マットブラック / マットネイビー(ブルー) |