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WeChatの利用禁止でiPhoneの出荷が30%減?

更新日:2020.08.28

アメリカ国内のApple Storeでのみ削除なら3%~6%で済むとも見立ても。

TikTokを利用禁止する大統領令、取引停止に対抗する形でBytedance社の訴訟……中国系アプリに関わる状況が目まぐるしく変わる中、有名アナリストのミンチー・クオ氏は、WeChatの利用禁止がAppleの売り上げに大きく影響する可能性があると予想しています。

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WeChatの禁止は中国のユーザーにとって死活問題

WeChatの利用者数は世界で約12億人とされていますが、その内の約10億人は中国のユーザー。日々のコミュニケーションから食事代の支払いまで、生活に大きく根付いているアプリです。

そのため、WeChatがAppStoreから削除されることは中国系ユーザーにとってかなりの損失となってしまいます。iPhoneはAndroidと比較すると、いわゆる「野良アプリ」……Apple Storeの審査をパスしていない非正規のアプリのインストールが困難。

iPhoneでWeChatが使えないとなると、HUAWEIなど中国系メーカーのスマートフォンにユーザーが流れるのは必然です。

アメリカのApp StoreのみWeChatを削除?

とはいえ、利用禁止によってAppleの売り上げ・株価が落ちればアメリカ国内の経済にもダメージが。投資家からの反発も大きくなると思われます。

クオ氏のレポートでは「全世界のApple StoreからWeChatを削除するのではなく、アメリカのApple Store内のみ削除という形であれば3~6%程度の出荷減に収まるだろう」と予想されています。

しかし、11月に控える大統領選の雲行きによっては、トランプ大統領が強硬な姿勢を崩さない可能性もあるとも指摘。全世界のApple StoreからWeChatを削除するようAppleに要請することも考えられるとしています。

インドでも利用禁止が拡大されるなど、大きな動きを見せている中国企業運営のアプリ問題。Googleをはじめとした、Apple以外の企業についてもスマホの出荷数減などの影響が出てくるかもしれません。

Source:AppleInsider

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