LINEMOでキャンセルする方法|申し込み前後別に解説
LINEMOの申し込みをキャンセルしたい方向けに、キャンセル手続きの方法を解説。さらにプラン変更のキャンセルや、申し込みがキャンセルされてしまう場合の対処法についても紹介します。LINEMOの申し込みをキャンセルしたい方はぜひご覧ください。
この記事の目次
LINEMOの申し込み後に、事情が変わってキャンセルしたくなるケースもあるでしょう。LINEMOでは、申し込み後のキャンセルも可能です。
この記事では、LINEMOの申し込みをキャンセルする方法、そのための条件について解説します。
また、プラン変更のキャンセルや、申し込みをしたにも関わらずLINEMO側からキャンセルされてしまう場合の対処法も紹介します。
LINEMOの申し込みをキャンセルしたいと考えている方は、ぜひご覧ください。
記事の簡単まとめ
- LINEMOは申し込み後でもキャンセル可能
- 契約完了前のキャンセルはWebで手続きできる
- 契約完了後のキャンセルは条件を満たした場合のみ電話から可能
- キャンセル時には料金が発生する可能性がある
- プラン変更のキャンセルは当月内であれば可能
- 申し込みに不備があるとキャンセルされる場合も
LINEMOの申し込みをキャンセルする方法
LINEMOの申し込みをキャンセルする方法は、タイミングによって異なります。次の2つの項目にわけて、LINEMOの申し込みをキャンセルする方法を解説します。
- 契約完了前はWebページから
- 契約完了後は電話にて
1.契約完了前はWebページから
契約が完了する前であれば、Webページからキャンセルできます。新しい電話番号で契約した場合と電話番号を引き継ぐ場合とでは、Webページから解約できるタイミングが異なります。
eSIMであれば、新しい電話番号で契約した場合、Webページからキャンセルできるのは「ご本人さま認証」の実施前までです。電話番号を引き継ぐ場合は、回線切り替え前までWebページからキャンセルできます。
SIMカードであれば、新しい電話番号で契約した場合には、回線開通前までWebページからのキャンセルが可能です。電話番号を引き継ぐ場合は、回線切り替え前までであればWebページからの手続きができます。
SIMカードと同時に端末も購入した場合には、出荷前までWebページからの回線切り替えが可能です。この場合、新しい電話番号で契約した場合と電話番号を引き継ぐ場合とで差はありません。
2.契約完了後は電話にて
契約が完了した後は、条件に当てはまる場合のみ電話でキャンセルが可能です。条件については、次のLINEMOの「8日間キャンセル」とはの項目で詳しく解説します。
電話番号は、申し込み完了メールに記載されています。必要になった場合には、「LINEMO申し込み事務局」の電話番号を探してみてください。LINEMO申し込み事務局の受付時間は、10:00-19:00です。
LINEMOの「8日間キャンセル」とは
LINEMOには、条件に当てはまる場合8日間であれば契約をキャンセルできる「8日間キャンセル」のルールがあります。LINEMOの8日間キャンセルについて、次の3つの項目に沿って解説します。
- 適用条件
- キャンセル時の料金
- 注意事項
1.適用条件
LINEMOの8日間キャンセルが適用される条件は、次の通りです。
適用条件
- 自宅・勤務先・通学先等の電波状況が不十分な場合
- 契約に関する十分な説明がなされていないことが明らかになった場合
- 法令に基づく契約書面が交付されていない場合
上記の条件に当てはまる場合、サービス提供開始日もしくは契約書面受領日のどちらか遅い方から、当該日を含む8日間は契約をキャンセルできます。
2.キャンセル時の料金
8日間キャンセルを利用する場合、キャンセル時に料金がかかる場合があります。
基本使用料のように月額で料金が決まっているものの場合、解除日当日までの日割り分を支払う必要があります。通話料や追加データの購入など、使用量に応じて金額が決まるサービスの場合には、利用した分全額の支払いが必要です。
3.注意事項
8日間キャンセルを利用する場合、契約の解除が行われます。契約前の状態に戻るわけではありません。MNPを利用して元の携帯電話会社に戻ることは可能ですが、元々の契約状態に復帰できるわけではありません。
そのため、例えば新規での申し込みを受け付けていないプランを利用していた場合、元の携帯会社でそれまで使っていたプランの申し込みができない可能性があります。また、ポイントなどが消失してしまう可能性もあるため注意してください。
LINEMOの申し込みキャンセルの注意点
LINEMOの申し込みキャンセルには、次のような注意点があります。
- 一部料金の支払いが発生する場合がある
- 8日間キャンセルを利用した場合、契約解除扱いとなる
- 8日が過ぎた後は通常の解約手続きが必要
- 理由によってはキャンセルできない場合がある
それぞれ、詳しく解説します。
注意点1.一部料金の支払いが発生する場合がある
契約前のキャンセルであれば問題ありませんが、契約後のキャンセルの場合には一部料金が発生する場合があります。
基本料金のように月額で決まっている料金は、利用した日数分だけ日割りで支払いが必要です。また、音声通話の料金のように従量課金制で料金が決まっているプランは、利用した分全額を支払う必要があります。
注意点2.8日間キャンセルを利用した場合、契約解除扱いとなる
8日間キャンセルを利用した場合には、LINEMOとの契約解除扱いとなります。
MNPを利用して元の携帯会社に戻ることはできますが、元々使っていた契約条件の復帰はできず、通常の乗り換えの場合と同様の扱いです。
そのため、自動的に元の契約状態に戻ることはなく、ひとつひとつ手続きが必要となるため注意してください。
また、新規の受付を終了しているプランなどは、契約できません。元々使っていたプランの新規受付が終了している場合には、新たに料金プランを選び直す必要があります。
注意点3.8日が過ぎた後は通常の解約手続きが必要
8日の期間を過ぎてしまった場合には、キャンセルはできず通常の解約扱いとなります。解約扱いの場合、月額で料金がかかる場合であっても日割り計算はされません。
10日程度しか使っていない場合であっても、月末まで使った場合と同じだけの料金を支払う必要があります。そのため、電波状況などに不安がある場合には早めにチェックしておきましょう。
また、あまりにも短期間で解約すると、ブラックリストに掲載される可能性があります。ブラックリストへの掲載条件や、ブラックリストに掲載された場合の不利益などは正式には公表されていません。
しかし、LINEMOとの契約がしばらくできなくなる可能性があるのはもちろん、同じ系列であるソフトバンクやワイモバイルとの契約ができなくなる可能性も考慮しておいた方が良いでしょう。
不安な場合には8日間キャンセルを利用できるよう早めに確認を行うとともに、短期間での解約を行った場合のデメリットも知っておく必要があります。
注意点4.理由によってはキャンセルできない場合がある
契約完了前であれば、Webからの手続きで簡単にキャンセルができます。しかし、8日間キャンセルの利用は、条件に当てはまった場合しかできません。無条件でキャンセルできるわけではないため注意してください。
条件に当てはまらない場合には、通常通りの解約手続きを行う必要があります。解約手続きとなった場合、月額料金の日割りは行われず、ブラックリストに掲載される原因ともなるため、特に慎重な判断が必要です。
LINEMOのキャンセルがエラーになる原因と対処法
LINEMOをキャンセルしようとしたときに、次のような原因でエラーが発生する場合があります。
- キャンセルできるタイミングが過ぎている
- 解約手続きをしてしまった
- ブラウザが対応していない
- 手続きに時間をかけ過ぎている
それぞれの詳細と、対処法を解説します。
1.キャンセルできるタイミングが過ぎている
Webページから手続きする場合、キャンセルできるのは契約完了前までです。契約が完了してしまうと、Webページからのキャンセル手続きはできなくなるため注意しましょう。
特にわかりづらいのは、LINEMOで端末を購入した場合です。端末を購入した場合、自宅に端末が到着していなくても、発送された時点でWebページからのキャンセルはできなくなります。エラーが出た場合には、現在の状況を再度確認してみてください。
2.解約手続きをしてしまった
キャンセル手続き前に通常の解約の手続きをしてしまった場合、キャンセルはできなくなります。申し込みを取り消したい場合には「解約」ではなく「キャンセル」の手続きを選ぶよう注意してください。
3.ブラウザが対応していない
LINEMOの公式サイトは、Internet Explorerに対応していません。Internet Explorerを使ってアクセスすると、手続きが正常に進められない可能性があります。
Internet Explorerを利用している場合には、Google Chrome、Firefox、Safariのいずれかのブラウザに切り替えてからアクセスしてみてください。
4.手続きに時間をかけ過ぎている
LINEMOの公式サイトでは、なんの操作もしないまま一定の時間を過ぎるとログアウトすることがあります。そのため、手続きを中断して別のことをしていた場合、一定時間が経過したことでエラーとなってしまうケースがあるのです。
中断した後エラーとなってしまった場合には、もう一度最初から手続きをやり直してください。
LINEMOのプラン変更をキャンセルする方法
LINEMOのプラン変更は、申し込みの翌月から適用されます。
申し込みを取り消す手続きはありませんが、LINEMOでは何度でもプラン変更が可能です。そのため、プラン変更の申し込み後であっても、元のプランに変更する手続きをすれば、キャンセルと同様に引き続き今までと同じプランを利用できます。
LINEMOのプラン変更をキャンセルする手順は、次の通りです。
- My Menuにログインする
- 次月契約したいプランを選ぶ
- 画面の指示に従って手続きを進める
それぞれ、詳しく解説します。
手順1.My Menuにログインする
まずは、LINEMOからMy Menuにログインしましょう。LINEMOからモバイル回線を使ってアクセスすれば、IDやパスワードの入力なしでログインが可能です。
IDやパスワードを忘れてしまった場合や入力が面倒な場合には、WiFiを切ってからアクセスするとスムーズに手続きを進められます。
手順2.次月契約したいプランを選ぶ
My Menuにアクセスしたら「お手続き」から「料金プラン変更」の順に進みます。
プランが表示されるため、次月利用したいプランを選んでタップしてください。キャンセルの手続きではありますが、新たに変更を申し込み直すようなイメージのため、プランを間違えずに選択しましょう。
注意書きなどが表示されるため、記載をよく確認して「変更内容を確認する」のボタンをタップしてください。
手順3.画面の指示に従って手続きを進める
ミニプランに変更した場合には「大切なお知らせ」が表示されます。内容をよく確認してください。
その後、変更内容が表示されるため、問題ないかを確認しましょう。問題がなければ「申し込み」のボタンを押せば手続きは完了です。
LINEMOの申し込みキャンセルされた原因と対処法
次のような理由で、LINEMOの申し込みがキャンセルされるケースがあります。
- 本人確認書類に不備があった
- 入力内容に誤りがあった
- 本人確認書類の読み取りができなかった
- クレジットカードが本人名義のものではなかった
- MNP予約番号の有効期限が残り少なかった
- すでに5回線契約している
- カードローンや携帯料金支払いを遅延したことがある
それぞれ、対処法も含めて詳しく解説します。
1.本人確認書類に不備があった
本人確認書類に不備があった場合、審査に通らず申し込みがキャンセルされる場合があります。例えば、未成年の場合には追加書類が不足していると審査に落ちるケースがあるでしょう。
また、免許証のように有効期限がある証明書の場合、期限が切れていると書類不備とみなされます。書類を提出する際には、期限が切れてしまっていないかも確認する必要があります。
2.入力内容に誤りがあった
入力内容に誤りがあった場合にも、書類不備の場合と同様に審査に落ちる可能性があります。また、誤りでなくても入力内容と身分証明書の表記方法が異なる場合、不備とみなされて審査に落ちる可能性があります。
万全を期すのであれば、身分証明書を見ながら同じ表記方法で情報を入力すると安心です。
3.本人確認書類の読み取りができなかった
本人確認書類は、撮影して提出します。撮影する際に反射してしまったり、文字に指などがかかってしまって読み取れなかったりすると申し込みがキャンセルされてしまいます。
本人確認書類を撮影した際には、必要な情報がすべて読み取れる状況になっているか確認しておきましょう。
4.クレジットカードが本人名義のものではなかった
LINEMOに申し込みをする際には、本人名義のクレジットカードを使わなければなりません。本人名義のクレジットカードでないものを利用すると、キャンセルされてしまいます。
特に、クレジットカードの名義変更が必要な場合には注意してください。クレジットカードの名義を変更していない場合には、申し込み前に手続きを済ませておきましょう。
5.MNP予約番号の有効期限が残り少なかった
LINEMOへの申し込みでは、有効期限が10日以上残ったMNP予約番号が必要です。MNP予約番号の有効期限が残り少ない場合、申し込みがキャンセルされてしまいます。
MNP予約番号は、取得した時点で有効期限が15日です。できるだけ、手続きの直前に取得するのがおすすめです。
6.すでに5回線契約している
LINEMOで契約できるのは、同一名義で5回線までです。すでに5回線契約している場合、6回線目の申し込みはキャンセルされます。
使っているLINEMOの回線数が多い人は、6回線目を申し込んでいないかチェックしてみましょう。
7.カードローンや携帯料金支払いを遅延したことがある
カードローンやクレジットカードの支払い、携帯料金の支払いなどが遅延してしまった履歴があると、申し込みがキャンセルされてしまう可能性があります。
特にカードローンやクレジットカードの支払い遅延が原因でキャンセルされた場合、他の携帯ブランドでも審査落ちしてしまう可能性があるため注意しなければなりません。多くのブランドで審査に落ちてしまう場合には、審査不要のブランドを利用することも検討しましょう。
携帯料金の支払い遅延だけであれば、ソフトバンク系列以外のブランドであれば審査に通る可能性があります。ただし、本体代金を分割して携帯料金と一緒に払っている場合、料金の支払いが遅延してしまうとローンの支払い遅延と同じ扱いとなるため注意してください。
支払いの遅延によりキャンセルされてしまう場合、しばらくの間は遅延などせずにきちんと支払いを続け、信用を取り戻すしかありません。ある程度の期間は、きちんと期限を確認して支払いを行いましょう。
LINEMOのキャンセルに関するQ&A
LINEMOのキャンセルに関して、よくある質問を集めました。気になる項目があればチェックしておきましょう。
Q.LINEMOの申し込み時に誤った内容で登録してしまった場合、どうしたらいい?
LINEMOの申し込み時に誤った内容を登録してしまった場合、審査で落ちてしまう可能性が高いです。契約完了前に気付いたのであれば、一度自分でキャンセルの手続きをし、再度申し込み手続きをやりなおしましょう。
Q.LINEMOの申し込みキャンセルした後、SIMカードは破棄しても問題ない?
LINEMOの申し込みキャンセル後、SIMカードの返却は不要です。破棄して問題ありません。
Q.LINEMOのMNP予約番号をキャンセルするにはどうしたらいい?
MNP予約番号が不要になった場合、特に手続きは必要ありません。有効期限が切れると自動的にキャンセルされます。
Q.LINEMOの解約をキャンセルすることはできる?
LINEMOの解約はキャンセルできません。解約手続き前には、慎重に検討しましょう。
Q.LINEMOのeSIM再発行後にキャンセルすることはできる?
eSIM再発行後は、プロファイルのダウンロード前であればキャンセル手続きができます。問い合わせ用のチャットから「初期設定」→「eSIMについて」→「eSIM/SIMカード再発行・交換・キャンセル」の順に選択すると、キャンセル用のページが表示されるので、必要があれば確認してください。
Q.LINEMOでキャンセル後に再申し込み・契約することはできる?
LINEMOでは、キャンセル後の再申し込みに特に規定はありません。そのため、キャンセル後であっても問題なく再申し込みが可能です。
ただし、8日間キャンセルを利用してのキャンセルを繰り返すとブラックリスト入りする可能性もあるため注意しましょう。
LINEMOのキャンセルまとめ
この記事のまとめ
- LINEMOは申し込み後でもキャンセル可能
- 8日間キャンセルの利用には条件がある
- プラン変更のキャンセルは当月内であれば可能
LINEMOは、申し込み後でもキャンセルが可能です。契約完了前であればWebから、契約完了後は電話で手続きをしてください。
契約完了後のキャンセルには「8日間キャンセル」というルールが適用されます。8日間キャンセルは条件に当てはまった場合にしか利用できないため注意が必要です。
また、プラン変更のキャンセルは、申し込みをしたその月の間であればいつでも可能です。My Menuから手続きをしてください。
この記事が、LINEMOの申し込みをキャンセルしたい方の参考になれば幸いです。