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iPhoneのキャリア別容量を比較|選び方や空きストレージを増やす方法を紹介

更新日:2020.03.03

iPhoneを使いこなすためには、購入時に自分に合った容量を選ぶことが大切です。そして、容量がいっぱいになったときの対処法も知ることで、大切なデータを守ることができ、本体の容量を十分に確保しながら快適に利用できるようになります。

iPhoneは画質が綺麗という特徴があり、写真や動画を多く撮る人に向いています。

長く愛用していると、容量が増えていくことは当然のことです。大切なデータはできる限り消したくないですが、容量が増えていくと「消さないと新しいものを保存できない」と考える方も多いです。

そこで、iPhoneのデータは別の場所に移せることをご存知でしょうか。

大切なデータを別な場所に保管できれば、これから新しい写真を撮りたいという気持ちも高まり、容量を気にせず素敵な思い出を写真に残すことができます。

ここでは、iPhoneの容量を確保する方法や保管できる場所について解説し、大切な写真やデータを残したい人に向けて情報を発信していきます。

知っていると役立つポイントが多いのでチェックしておくとよいです。

iPhoneの容量は4種類[2019年12月現在]

iPhoneの容量は、64GB、128GB、256GB、512GBの4種類あります。

iPhoneは、AndroidのようにSDカードを挿入して外部ストレージを追加することができません。

そして、ストレージがいっぱいになると他のところへデータを移す必要があります。もしくは、使用しているアプリやデータを削除してストレージを確保する作業が必要になります。

この方法は手間がかかるだけではなく、削除したデータを回復できないので、購入する前にどの容量にするのかを確認し、慎重に選ぶことが大切です。

iPhoneの容量の選び方

自分に合った容量を把握することで、容量に執着することなく気軽に愛用することができます。写真や動画を頻繁に撮り、思い出として大切に保管しておきたい方はチェックしておきましょう。

データの保存を外部で行う人は64GB程度必要

たくさん写真や動画を撮るが、保存先をiPhone以外にする人は64GBモデルのものを選ぶとよいです。その方が安価で利用できるため経済的に使いこなすことができます。

ただし、外部への保存はまとめて行うのではなく、小まめに移しておくとiPhone本体の容量に余裕ができ、移す作業も重たくならずスムーズにできます。

アプリをたくさん使う人は大容量512GBがよい

色々なアプリをインストールして使用したり、写真や動画をたくさん撮る人は512GBの大容量モデルを選ぶと安心です。

仕事でもプライベートでも利用できる容量なので、いつでも自分の手元にデータを保管しておきたいという方にも向いています。

普段プライベートではあまり使わないが、仕事で使うアプリが多いという方も、大容量モデルにしておくと安心できます。

電話やメールSNS程度しか使わない人は少なめの32GBでもOK

iPhoneを連絡ツールとしか使わない人は、32GBモデルのものを選ぶとよいです。必要最小限でよいという人も多く、写真データをすぐにパソコンや他のアプリなどに保管できるという方に向いています。

ただし、データを移す際は、ネットが利用でき、かつ、WiFiやBluetoothが利用できる環境である必要があります。

写真や動画を撮らない場合、ギガ数の一番低いタイプを選ぶと経済的です。普段、連絡のみの利用や、データを移す作業が困らないという人に最適です。

ある程度、端末にデータを残す人は256GB程度必要

データ自体をクラウドサービスへの保存も行うが、ある程度はデータを端末に入れておきたい人は256GBのモデルを選ぶとよいです。

すぐに見たい写真や動画を本体に残しておけると、見たいときにいつでも見られるため、モチベーションも上がります。

昔の写真、面白動画、最近の画像など、結構残しておきたいなら256GBが丁度よいでしょう。

クラウドサービスに一度保存しているので、ストレージが少なくなってきたらすぐにデータを削除できます。

iPhoneの容量が大きくなるほど、端末価格も高額になるので、格安SIMでコストを抑えるのも賢い方法です。

iPhoneにデータはどのくらい保存できるのか

自分に適したiPhoneの容量やギガ数を知るためには、ギガ数別でおおよその保存容量を把握しておく必要があります。写真、動画、映画の3つに分けて解説します。

写真を保存できる枚数

HEIF形式で保存の場合1枚で1.25MB、64GBなら51,200枚、28GBなら10万2,400枚、256GBなら20万4,800枚、512GBなら40万9,600枚保存可能です。

写真だけだと、このように大量の写真を保管することができます。HEIFは新形式で、高画質で軽量なのが特徴です。

画質が綺麗なので、一眼レフなどのカメラではなく、iPhoneをカメラ専用として使用している方も多いです。

写真を撮る機会が多く、大量の写真を保管しておきたい場合の目安として、ギガ数に応じた枚数を確認しておくとよいです。

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動画を保存できる容量

フルHDの場合、1分で60MB程度の容量になり、64GBなら1,066本、128GBなら4,266本、256GBなら8,532本、512GBなら17,064本保存可能になります。

4K動画の場合、iPhoneXで綺麗な動画を撮りたいなら、4K/60fpsとなり、1分間撮影するために400MB必要になります。

その場合1GBは1024MBなので、64GBだとすぐ容量がいっぱいになり、他のデータを保管することが難しくなります。そのため、フルHD動画での撮影がおすすめです。

映画をダウンロードして保存できる容量

2時間程度の映画を保存する場合、5GB程度の容量になります。64GBの場合は約12本、128GBの場合は約24本、256GBの場合は約48本、512GBの場合は約96本保存できます。

映画をダウンロードしておけば、電波を使わずに観ることができます。

64GBでは約12本という目安ですが、写真や他の動画もたくさん撮りたい場合、容量がすぐにいっぱいになるので映画も楽しみたい場合はギガ数の大きいものを選ぶと安心です。

機種別の容量[iPhone 11-iPhone 8]

iPhone 11からiPhone 8までの容量を一覧表でまとめています。

  • iPhone 11 Pro
  • iPhone 11 Pro Max
  • 64GB
  • 256GB
  • 512GB
iPhone 11
  • 64GB
  • 128GB
  • 256GB
iPhone XR
  • 64GB
  • 128GB
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • 64GB
  • 128GB

iPhoneの現在の容量をチェックする方法

現在どのくらい使用しているのかを確認しておくことが大切です。

設定から一般を選び、デバイスストレージをタップすると確認できます。

この時点で空き容量が少ない場合や、削除できるものがほとんどない場合はストレージを確保するために課金してアップグレードする方法があります。

または、現在空き容量が十分にあるので、自由に撮影や動画を撮れます。動画を撮ったら、容量がどれだけ残っているか、どれだけ使用したのかを確認することで容量の目安を知ることができます。

iPhoneの容量を確保する方法10選

データを残すためには空き容量が必要になります。空き容量が少ない場合、次の方法を試すことで容量を確保できる場合があります。

空き容量を確保できると、快適な通信ができるようになるため、使いやすさもアップします。どのような方法があるか確認しておきましょう。

使わないアプリの削除

インストールしたが使っていないアプリを削除することで、空き容量を少し確保することができます。

「非使用のAppを取り除く」を使うことでユーザーデータは残るので、アプリを削除しても使いたいときに再インストールすれば、再び元のデータで利用することができます。

データが消えないことが分かれば、現在使っていないデータを気軽に削除できるので、もし使っていないアプリがあれば綺麗に整理して、必要最小限のアプリのみにして容量を確保しましょう。

キャッシュを削除する

ブラウザのキャッシュやLINEなどのアプリの、サイズの大きいキャッシュを削除すると容量を確保できます。safariやchromeなど、似ているアプリを1つに絞ることも容量確保につなげられます。

その他にも、Twitterの蓄積されたキャッシュの削除やGoogleマップの地図アプリもデータをため込みやすいものの一つです。

アプリ内の設定から削除できるので、不要なデータを削除して綺麗にすると容量を確保できます。

写真や動画のリサイズ

撮った写真や動画のサイズを小さくすることも、容量を確保できる方法の一つです。

「設定」で、これから撮る写真や動画の画質を下げて撮る設定にすると、通常よりも多くのデータを保存できるので画質などを気にしない方におすすめの方法です。

ビデオ撮影でも、4Kで撮影する必要がない場合、4Kを外すとよいです。

音楽などのデータの削除

ダウンロードしてある聴かない音楽データの削除を行うことも、容量確保につなげられます。iTunesから聞かない曲を削除することで、その分着実に空き容量は増えていきます。

しかし、残しておきたい曲がある場合、iTunes(PC)に曲を残してiPhoneに入れない方法がおすすめです。

また、ボイスメモのデータがある場合、削除できるものがあるかチェックしてみましょう。録音したデータが溜まっていることもあるので、不要ならどんどん削除していくことです。

ストレージの最適化

設定のストレージからおすすめ機能を使い、おすすめの節約方法でコンテンツを削除することができます。ストレージの使用状況は「設定」画面や、iTunesやFinderで確認できます。

「設定」のストレージセクションで、ストレージを最大限に有効活用するための「おすすめ」が提示されます。

そこで、「すべてを表示」を選択すると、使用しているデバイスにおすすめされている節約法を確認することができます。そこで、削除できるコンテンツを確認し、削除すれば容量を確保できます。

クラウドサービスに移行する

データの保管場所としてクラウドサービスを利用する方も多いです。iPhone本体やPC以外に保管したいと思っている方はチェックしておくとよいです。

iCloudを利用する

端末に保存したものをiCloudへ移行させるだけの、簡単作業でデータを保管することができます。

iPhoneやPCの空き容量を確保でき、いつでもデータをiPhoneやPCに戻すことができるので、今見たいデータは少し本体に残しておき、削除したくないデータはiCloudに移すという方法もおすすめです。

iCloudフォトライブラリは、フルサイズで写真や動画を保存ので、サイズを小さくしておくとさらに多くのデータを保存できるようになります。

5GBまで無料で利用できますが、容量が増えると有料でストレージを増やすことができるため、検討してみましょう。

iCloud以外のクラウドサービスに移行させる

GoogleフォトやDropboxなどのサービスを利用する方法もあります。無料で利用できるものは容量制限があることが多いため、利用する前に確認しておくことが大切です。

iCloudフォトライブラリを使うと、iPhoneで撮った写真はダイレクトにiCloudに保存されます。端末上に写真や動画を保存することがなくなるため、データを移すという作業もカットできます。

iPhoneをリセットする

すべてバックアップを取ってから一旦初期化を行うことで、要らないデータやキャッシュも一気に減り、容量不足の解消につなげられます。

リセットすれば容量が軽くなるので、すぐに試す方がいますが、必ずバックアップやデータを別の場所に保管してから行いましょう。

リセット方法は、ホーム画面の設定を選択し、一般、リセット、すべてのコンテンツと設定を消去を選択します。iPhoneを消去を選択し確認画面が表示され、再度iPhoneを消去を選択すると初期化できます。

不要なメールデータの削除

ゴミ箱に入れた不要なメールの削除も、容量確保につながります。

メールに添付されていたデータがあれば、その削除もしましょう。

ゴミ箱に入れたので、全部削除されたと思いがちですが、ゴミ箱の中を見てみると不要なデータが蓄積されていることが多いです。

不要なデータを削除するだけでも、大幅に空き容量を増やせる場合があるので、まだゴミ箱を確認したことがない方は確認してみましょう。

また、こまめにゴミ箱の中を綺麗にしておくことで、新しいデータを保管しやすくなります。

一時ファイルの削除

使用しているうちに作成される一時ファイルを削除する方法も、容量確保できる一つの手段です。これはアプリの安全を維持するため、データをダウンロードするたび一時(テンポラリ)ファイルが増えていきます。

TwitterやFacebookのアプリは、データのダウンロードを頻繁に行うため、テンポラリファイルは蓄積されていきます。このアプリを一度削除し、再インストールすれば、簡単に一時ファイルの削除ができます。

閲覧するデータそのものはクラウド上にあるため、大切なアドレスが消えるということはありません。

削除した写真を完全に削除する

削除した写真はiPhoneからは完全に消えていません。「最近削除した項目」に残っているのですべて削除になっているか確認をしましょう。

消したつもりでも、この項目の場所に何百枚も蓄積されている場合があるので、削除した中も確認することが大切です。

「最近削除した項目」に残っている写真を完全に削除する作業だけでも容量確保につなげられ、写真アプリ内を整理できます。

【番外編】パソコンや外付けHDを利用する

パソコンや外付けHDを利用することで、iPhoneの容量を確保することができます。

データをパソコンに移す

データを削除したくない場合は、iPhoneのデータをパソコンへ移すことでiPhoneの空き容量を増やすことができます。その際、PCに入る容量も確認しておきましょう。

1回で移すのではなく、分割にして送ると時短できます。PCでも、大きいサイズや動画は容量が埋まってしまうので、ここでも不必要な動画や写真などはできるだけ削除できるとよいです。

外付けHDに移行する

データ自体を外付けHDに移行させる方法もおすすめの方法です。アプリを活用してデータを保管する方法もありますが、万が一サーバーの不具合が生じた場合見れなくなる可能性がゼロではありません。

手軽さであればクラウドサービスなどのアプリがおすすめですが、確実にデータを保管したいなら外付けHDが適しています。

確実にデータを残すことができるメリットがありますが、その分手軽さが欠けてしまいます。その辺を踏まえて保管しましょう。

iPhoneの容量が少なくなると起こること

iPhoneの容量が少なくなった場合、次のことが起こるとされています。

最悪な状況を想定することで、容量がなくなる前の対策がきちんと取れるようになります。次の内容を確認しておきましょう。

キャッシュが自動で消される

データ容量が少なくなると、アプリのキャッシュが自動的に削除される現象が起こります。

ストレージが一杯のときに新しいデータを取り込もうとすると、「キャッシュを自動で削除する機能」によってゲームまたはアプリのダウンロードデータが勝手に削除される場合があります。

写真や動画は使わないという人でも、アプリをたくさん利用する人もいます。

そうなると、大きい容量が必要になるため、ストレージに余裕を持って選ぶことが大切です。

iOSのアップデートができない

容量が少ないのを感知してアップデートができなくなる現象が起こります。アップデートは自動的に開始されますが、ストレージが少ないとアップロードができないため、最適な使用ができなくなります。

また、正常にアップデートできない場合、まれに不具合が生じてiPhoneが使用できなくなる場合もあります。

アップデートが始まる前に通知がくるので、ストレージに余裕をもった状態であるかを確認し、通信環境がよいかも確認してからアップデートしましょう。

iPhoneの容量はこまめにチェックしよう

iPhoneの容量を確保できる方法がわかれば、無駄なデータを削除でき必要なデータを効率よく保管できるようになります。

いろいろな保菅方法を知っておくことで、大切なデータを守ることができ、iPhoneの空き容量を十分に確保しながら快適な通信や、作業ができるようになります。

ストレージを増やす方法もありますが、ぎりぎりのものを選ぶのではなく、最初から余裕をもって選んでおくことも大切です。

自分に適した容量を選んで大切なデータや思い出を残して、iPhoneを使いこなしていきましょう。

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