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最近巷でよく聞く「SIMカード」とは何なのか?

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SIMカード

携帯電話やスマートフォンの買い替えを検討していると、「SIMカード」という単語をよく耳にすると思います。このSIMカードというのは一体どのような役割を果たしているのでしょうか。携帯電話やスマートフォンを使う際に必要不可欠になるSIMカードの詳細を紹介します。

携帯電話やスマートフォンの買い替えを検討していると、「SIMカード」という単語をよく耳にすると思います。このSIMカードとは一体どのような役割を果たしているのでしょうか。この記事では携帯電話やスマートフォンを使う際に必要不可欠になるSIMカードの詳細と、SIMカードを上手に利用することで毎月の通信料金を大幅に削減する方法をご紹介します。

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SIMカードとは?

SIMカードのあらまし

SIMカードというのは「Subscriber Identity Module Card」の略で、加入者ごとに割り当てられた固有の加入者識別番号が記録されているICチップのことです。このSIMカードには加入者識別番号の他、契約している携帯電話の電話番号や、メールアドレス等が記録されています。

SIMカードが登場したのは意外に最近で、例えばドコモでは2001年にFOMAのサービスが開始された時が最初です。この時ドコモではSIMカードという一般的な名称ではなく「FOMAカード」という呼び方をしていました(今のドコモはSIMカードを「ドコモUIMカード」と呼んでいます)。FOMAになる前はmovaという旧規格(「2G」とも呼びます)のサービスが提供されていましたが、movaの頃は携帯電話番号やメールアドレスといった情報は携帯電話本体に書き込みをしてもらう必要がありました。しかしFOMAという新しい規格(「3G」とも呼びます)でSIMカードの導入が始まってからは、SIMカードさえ持ち歩けばどの携帯電話でも使用することが出来るようになりました。

例えば自分が使わなくなった携帯電話を子どもに使わせよう、と思った時、今まではドコモショップに持ち込んで携帯電話本体から自分の電話番号やメールアドレスの情報を消し、子どものそれを新たに書き込んでもらう手間が必要でしたが、今は親のSIMカードを抜いて子どものSIMカードを挿せばすぐに使うことが出来るわけです。

SIMカードとは一体どこに入っているのか

普通の人がSIMカードを目にすることは携帯電話を買い替える時くらいしかないと思います。今の日本で利用されている携帯電話はフィーチャーフォンもスマートフォンもほぼ全てSIMカードが挿入されていますが、最近のスマートフォンはスマホの電源ボタンやボリュームボタンがついている側部にSIMカードの挿入口がついおり、蓋を開けて挿入します。

iPhoneではトレイにSIMカードをのせてトレイごと差挿入する形になります。少し前の端末では裏蓋を外した、充電池の上あたりにあるカードスロットに差し込まれています。

SIMカードとは、携帯電話は必ずセットで売られるもの?

SIMカード無しで携帯電話だけ買うことは出来ないのか

SIMカードには携帯電話の番号やメールアドレスといった情報が書き込まれているので、親や兄弟、友人といった他人の携帯電話からSIMカードを抜いて、自分のSIMカードを挿せば自分の番号で発着信が出来るようになり、メールの送受信も出来るようになります。これは前述した通りですが、ここで1つの素朴な疑問が浮かぶはずです。「だったら携帯電話やスマートフォンの本体だけ買えばいいんじゃないの?」ということです。

しかし今の日本で携帯電話やスマートフォンを買い替えよう、と思ってドコモショップなどの携帯電話会社のショップやヨドバシカメラなどの家電量販店に出向くと、携帯電話やスマートフォンの本体をそれのみで購入することは出来ず、必ず回線契約とセットになっています。

値札を見ると、携帯電話会社と新たな契約を結んで本体を購入する「新規」、他の携帯電話会社からナンバーポータビリティーを利用して契約する「MNP」、今までの携帯電話会社で、電話番号を変えずに本体を新しくする「機種変更」(「買い増し」と表現するところもありますが基本的にはこちらが正解)の3つの値段表記があるはずです。「本体のみ」という表示はどこを見ても載っていませんし、店員に「このドコモから出ている新しいソニーのxperiaが欲しいんですけど、本体のみ売って下さい」と言っても「ダメです」と断られます。「だってSIMカードはありますよ?」と言っても「でしたら機種変更手続きをして下さい」と言われます。最終的な結果は同じことだとしても、回線とセットでないと本体を売ってくれないのが日本の携帯電話会社のやり方です。

どうしても本体だけ買いたい場合はどうしたら良いのか

どうしても本体だけで買いたい、という場合、中古の本体や未使用品と称して売られている本体を買うことになります。これらは「白ロム端末」という呼び方をしたりします。

本来「白ロム端末」とは、冒頭で触れたmovaのように、携帯電話本体に直接電話番号やメールアドレスを書き込む端末について、「情報が書き込まれていない端末」のことを指す言葉ですが、今では事実上「SIMカードが入っていない端末」のことを白ロム端末、もしくは白ロムと呼びます。ただし、白ロム端末の中には割賦販売で購入されたものの残債が残ったままの状態で売られているものもあります。携帯電話会社は残債が残ったまま支払いが止まった本体の製造番号を把握していますので、もし仮にこのような本体に自分のSIMカードを挿して使おうとしても、通信をした途端に本体がロックされて使えなくなってしまいます。この手のトラブルは結構多いので注意が必要です。

また、海外から輸入されて販売されている本体を買う、という方法もあります。この場合、自分が用意しているSIMカードと通信方式が合致しているかを調べる必要があります。そして日本国内で通信機器として利用するには「技適マーク」(技術基準適合証明マーク)がついているもの以外は使ってはいけないことになっていますので、技適マークの有無を確認しなくてはなりません。

SIMカードだけ契約することは出来ないのか

これは出来ます。

前述のように中古や未使用品の白ロム端末を買ってきて、そこに入れて使うSIMカードが欲しい場合や、自分のお古の携帯電話を子どもに持たせる際に新たな電話番号とメールアドレスが欲しい場合などがこれに該当します。新規に契約して使いたい本体を持ってドコモショップ等に行き、その旨を申し出れば新しい電話番号とメールアドレスの情報を書き込んだSIMカードを作って本体に入れてくれます。ただしSIMカードを契約する携帯電話会社は、その本体を販売した携帯電話会社と同じところを選ぶ必要があります。

日本の携帯電話の本体は原則として携帯電話会社を通じて販売されるため、ほとんどが本体のどこかに「NTT docomo」「au by KDDI」「softbank」などと記載されています。その携帯電話会社に持ち込む必要がある、ということです。何故ならほとんどの本体に「SIMロック」というロックが掛けられているからです。

SIMロックとは、例えば「この本体はソフトバンクで販売したものだから、ソフトバンクのSIMカード以外は受け付けません」という意味のロックです。そのため、ソフトバンクがSIMロックを掛けた端末にドコモのSIMカードを挿しても使えない、ということになります。ただし、中には「SIMフリー化対応端末」というものがあり、これに該当するものであれば元々の携帯電話会社のショップ(ソフトバンクショップなど)へ行き、手数料を支払ってSIMロックを解除してもらうことが出来ます。この場合、それぞれの携帯電話会社が独自に行っているサービス等には対応していないこともありますので事前に確認が必要でしょう。

また、ドコモやau、ソフトバンクといった携帯電話会社の他に、最近ではMVNOと呼ばれる仮想移動体通信事業者といったところからいわゆる「格安SIM」がたくさん出ているので、こういった会社のサービスに申し込むことによって簡単にSIMカードを入手することが出来ます。「格安SIM」と呼ばれることからもわかるように、最近では1か月500円を切る爆安料金で利用出来るSIMカードもあります。

ボリュームゾーンは月900円前後の料金帯となりますが、携帯電話会社に比べてこれだけ格安の料金で回線を提供出来るのは、自前の回線を持たずに携帯電話会社から回線を借りて提供したり、店舗を持たずにほぼ全ての手続きをネット経由で完結出来る、といった理由で設備投資の必要が少ないから、です。今は格安SIMが乱立している状態で、まさに「格安SIM戦国時代」という様相を呈しています。

SIMカードとは?まとめ

SIMカードとは何か、皆さんわかりましたでしょうか。最近「SIMカード」という言葉をよく耳にするようになった理由は、間違いなく「格安SIMカードの登場」にあります。そしてこれだけ格安SIMカードが登場している背景には、2015年5月に控えた「SIMフリー義務化」があります。

これは総務省が主導で進めているもので、これ以降携帯電話会社から発売される端末は原則的に全てSIMフリー化することが求められます。今は前述のように多くの本体にSIMロックが掛かっているため、例えばソフトバンクで買った本体にドコモのSIMカードを挿して使う、といった使い方が制限されています。

SIMフリー義務化が実現すると携帯電話会社の間をSIMカードを持った利用者が今以上に自由に行き来出来るようになります。ここで当然「第2の選択肢」として格安SIMカードの利用を検討する人が増えることが予想され、今後益々携帯電話会社をも巻き込んで競争が激化するものと思われます。利用者にとっては喜ばしい状況になりますが、サービス内容や料金が多種多様なため、今まで以上に自分に合った料金プラン(SIMカード)を、比較検討の上で選択することが非常に重要になってくると言えるでしょう。