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格安SIMのデメリット・メリットとは?後悔しない選び方まで解説

格安SIMにデメリットはあるのか心配に感じている人向けに、格安SIMのデメリット・メリットを紹介。さらに、格安SIMのデメリットに後悔しない選び方も紹介します。格安SIMへの乗り換えに迷っている人はぜひご覧ください。

この記事の目次

格安SIMが気になっているけれど、どんなデメリットがあるのではないかと心配な人もいますよね。料金の安さが魅力の格安SIMですが、もちろんデメリットもあります。

しかし、事前にデメリットを知っておけば、自分にとって影響が大きいものなのか、それほどでもないのか判断できるでしょう。

そこでこの記事では、格安SIMのデメリットを紹介します。さらに、デメリットで後悔しないための格安SIMの選び方や、おすすめの格安SIMブランドも紹介しています。格安SIMに乗り換えるかどうか検討している人は、ぜひご覧ください。

記事の簡単まとめ

  • 格安SIMは通信速度が遅い傾向がある
  • 格安SIMでは実店舗での取り扱いを行っていない場合が多い
  • 多くの格安SIMでは支払いにクレジットカードが必要
  • 乗り換え後の初期設定を自分でしなければならない
  • 乗り換え後も現在使っている端末をそのまま使えるケースが多い
  • 格安SIMブランドを選ぶ時には自分が重視するポイントを考える

格安SIMのデメリット10選

格安SIMには、さまざまなメリットがありますが、次のようにいくつかのデメリットも存在します。

  • 通信速度が遅い傾向にある
  • 最新機種を扱っていないことがある
  • 実店舗が少ない・サポートが充実していない
  • 初期設定(APN設定)を自分でしなければならない
  • 電話が使えない期間が出ることがある
  • キャリアメールが使えない
  • LINEのID検索が使えないことが多い
  • 支払いはクレジットカード決済がメイン
  • 乗り換え時は「SIMロック解除」と「端末の相性」の確認が必要
  • 独自の災害用伝言板サービスがない

1.通信速度が遅い傾向にある

格安SIMは大手キャリアから回線を借りているため、利用者が増えると回線が混雑しやすいです。特に利用者が多い時間帯は速度が遅くなります。

そのため、格安SIMを選ぶときに料金だけではなく速度を重視して選ぶと、比較的安定した速度で利用できます。

また、YouTubeやNetflixなど動画をよく視聴する人は、光回線やモバイルルータなどを組み合わせれば、より快適な利用が可能です。

2.最新機種を扱っていないことがある

大手キャリアと比較すると、購入できる端末の種類が少なく、最新の端末を扱っていない場合が多いです。

例えばiPhoneの場合取り扱いがなかったり、何世代か前のiPhoneだったりします。最新のiPhoneを利用したい場合は、SIMフリーの端末を購入しましょう。

Androidの場合は、AndroidのSIMフリーの端末を家電量販店やネットなどで購入すると使用できます。

3.実店舗が少ない・サポートが充実していない

格安SIMでは、店舗を用意していないブランドもあります。また、店舗はあっても有料でサポートを行っていることもあります。これは、店舗でかかる人件費を減らすことで、利用料金を安く抑えているためです。

とはいえ、まったくサポートが受けられないわけではありません。ほとんどの格安SIMでは、チャットによるサポートを行っています。また、電話やメールで問い合わせを受け付けてサポートを行っているブランドもあります。

何かトラブルがあったときに、店舗を利用してサポートを受けたいという人には、格安SIMは向いていません。一方で、チャットで問い合わせができれば十分という人であれば、格安SIMを問題なく利用できます。

4.初期設定(APN設定)を自分でしなければならない

スマホを利用するためには、初期設定を行わなければなりません。大手キャリアでスマホを契約した場合には、ショップで初期設定をしてもらえるケースもあります。しかし、格安SIMの場合には自分での設定が必要です。

もし、設定を行う自信がないのであれば、サポートの手厚いキャリアでの契約を選ぶと良いでしょう。

とはいえ、初期設定やAPN設定はそれほど難しいものではありません。公式サイトやメールなどで手順が解説されるため、その通りに進めれば大丈夫です。特別に機械が苦手だと感じている人でなければ、問題なく手続きを進められます。

5.電話が使えない期間が出ることがある

格安SIMは店舗での即日契約ができないことも多く、SIMが自宅に郵送されてくるまでの期間はスマホが使えなくなる場合があります

しかし、実店舗がある格安SIMや家電量販店で販売している格安SIM、さらにネットで申し込む場合も格安SIMが自宅に到着後に自分で切り替えるタイミングを設定できたり、即日MNPできたりと対応が進んでいます。現状では、電話が使えない期間が発生する心配はほとんどありません。

それでも不安を感じる場合には、事前に手続きの手順を細かく確認しておくと安心です。

6.キャリアメールが使えない

キャリアから格安SIMに乗り換えると、ドコモやソフトバンク、auで使用していたキャリアのメールアドレスが使えなくなってしまいます。

キャリアメールが使えなくても、Googleが提供しているGmailや、Yahoo!Japanが提供しているヤフーメールなどのフリーメールを利用する方法があります。

フリーメールを利用する場合、乗り換える前にキャリアメールで登録しているサービスなどのメールアドレスの変更を行っておきましょう

7.LINEのID検索が使えないことが多い

LINEのID検索機能を使うためには、年齢確認のために大手キャリアのログインページからログインする必要があるため、格安SIMではLINEのID検索ができません。

格安SIMの中でLINEのID検索ができるのは次の8つです。

  • LINEMO
  • ahamo
  • ワイモバイル
  • UQモバイル
  • mineo
  • IIJmio
  • イオンモバイル
  • 楽天モバイル

そのほかの格安SIMの場合は、QRコードで友だち追加を行えます。

8.支払いはクレジットカード決済がメイン

格安SIMはクレジットカード決済のところがほとんどです。多くの場合、口座振替には対応していないと考えた方が良いでしょう。

ただし、中には口座振替に対応している格安SIMもいくつかあります。

格安SIM条件
BIGLOBEモバイルデータ通信専用SIMのみ可能
楽天モバイル端末セット申し込みの場合は不可
my 楽天モバイルで設定が必要
OCNモバイルONEweb申し込み後に要電話
ワイモバイル手続きが必要
UQモバイルMy UQ モバイルでの手続きが必要


口座振替が可能な格安SIMについては、以下記事をご一読ください。

9.乗り換え時は「SIMロック解除」と「端末の相性」の確認が必要

格安SIMの乗り換えには「SIMロック解除」が必要です。キャリアで購入した端末の場合、SIMロック解除が必要なケースがあるため注意しましょう。

ただし、2021年10月1日からは原則としてSIMロックを行わず販売することが義務づけられています。それより後に購入した端末であれば、基本的にSIMロックについて心配する必要はありません。

また格安SIMは端末との相性の問題でうまく動かないこともあります。格安SIMの公式サイトでは、必ず動作確認端末が紹介されているので、事前にチェックしておきましょう。

手元にある端末が動作確認端末に含まれていない場合、契約してから試してみて、うまく動作しなければ新しく端末を購入する方法もあります。端末を買い換えるか迷っている場合には、こちらの方法もおすすめです。

10.独自の災害用伝言板サービスがない

万が一の災害時などに、自分の電話番号を知っている人に伝言を残せるのが災害用伝言板サービスです。キャリアでは独自の災害用伝言板サービスを用意していますが、格安SIMには独自の災害用伝言板サービスはありません。

ただし格安SIMであっても「Web171」のサービスは利用可能です。

Web171とは、NTTが提供している災害用伝言板サービスです。Webサイトにアクセスし、電話番号や名前などの情報を登録しておくと、他のユーザーから情報が検索可能となります。格安SIMを利用するのであれば、万が一の時にWeb171の存在を思い出せるようにしておきましょう。

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格安SIMのメリット7選

上記で紹介したようなデメリットがあるものの、それでも利用する人が多いのは、格安SIMには多くのメリットもあるためです。ここからは、格安SIMのメリットについてみていきます。

  • 料金が安い
  • プランがシンプルでわかりやすい
  • プラン・通話オプションが豊富
  • 契約期間の縛りがないことが多い
  • オンラインで契約が完結する
  • 端末をそのまま利用できる
  • 端末をお得に購入できる場合もある

1.料金が安い

格安SIMと大手キャリアとではどのくらい月額料金がちがうのか、LINEMOソフトバンクの料金プランで比較してみます。

ソフトバンクLINEMO
料金プラン名ミニフィットプラン+(3GB)ミニプラン(3GB)
月額料金(税込)5,478円990円


ドコモとLINEMOの3GBのプランの差は4,488円です。

大手キャリアの月額料金の相場は約6,000~9,000円かかります。それに対して格安SIMは、大手キャリアと同じ条件のプランでも月額料金が半額程度になります。

2.プランがシンプルでわかりやすい

格安SIMのプランはSIMの種類とデータ容量を選ぶだけのため、大手キャリアよりもシンプルです。

たとえば、3GB〇円、10GB〇円などとデータ容量ごとに料金が決まっているケースがほとんどです。

格安SIMの場合の月額基本料金は、「データ通信料+通話料」になります。そこに、かけ放題や端末補償など必要なオプションを追加します。

3.プラン・通話オプションが豊富

格安SIMの料金プランは種類が豊富です。「データSIMプラン」と「音声通話SIMプラン」の2種類のプランから、さらに容量ごとに細かくプランを設けている格安SIMもあります。

mineoのマイピタを例に、料金プランを説明します。

データ容量データSIM(SMSつき)(税込)音声通話SIM(税込)
1GB880円1,298円
5GB1,265円1,518円
10GB1,705円1,958円
20GB1,925円2,178円


データ容量が1GBから20GBまであるので、自分が使う量に応じてデータ容量のプランを選ぶことができます。

mineoの場合はSMSつきのデータSIMの料金プランになりますが、格安SIMによってはSMSがオプションで選択できるケースもあります。

また、通話オプションを設けている格安SIMがあります。たとえばUQモバイルでは、通話利用料に合わせて、3つのかけ放題オプションを提供しています。

UQモバイル通話オプション名月額料金(税込)
国内通話かけ放題1,980円
国内通話10分かけ放題880円
最大60分/月の国内通話が定額550円

4.契約期間の縛りがないことが多い

大手キャリアでは2年縛りといった契約期間が設定されている場合が多く、契約更新月以外に他社に乗り換えたり解約したりすると違約金が発生します。

しかし、格安SIMではプランによって違約金自体がなかったり、最低利用期間をすぎれば違約金が発生しなかったりするプランもあるので、別のサービスへ乗り換えがしやすいです。

格安SIMの最低利用期間については、以下記事で比較しまとめています。

5.オンラインで契約が完結する

格安SIMでは、オンラインで契約手続きを完結できます。

ショップを用意していない格安SIMも多く、契約のためにショップに足を運ぶ必要がありません。大手キャリアでもオンラインでの契約に対応するブランドは増えていますが、契約者が未成年の場合や法人の場合など、特別な場合には店舗での手続きが必要なケースもあります。

店舗は営業時間が決まっていますし、住んでいる場所によっては遠くまで足を運ばないと店舗がないケースも珍しくありません。そうした場合には特に、オンラインで契約が完結する格安SIMは便利だといえます。

6.端末をそのまま利用できる

格安SIMを契約する際、多くの場合は端末を買い換えずそのまま利用が可能です。つまり、使い慣れた端末でそのまま安い料金のブランドに乗り換えられるということです。

格安SIMブランドが発表している動作確認端末を確認する必要はありますが、慣れた端末を使い続けたくて格安SIMの契約をしていないという人は、ぜひ一度チェックしてみてください。

7.端末をお得に購入できる場合もある

新しく端末を購入して格安SIMを利用したいと考えているのであれば、申し込みと一緒に購入するのがおすすめです。キャンペーンなどを利用すると、対応端末をお得に購入できるケースがあります

自分が持っている端末が対応端末かどうか調べるのが面倒と感じる人は、契約時に端末を購入するのもひとつの方法です。端末をお得に購入したい場合には、契約前にキャンペーンを確認しておきましょう

デメリットで後悔しないための格安SIMの選び方

格安SIMのデメリットで後悔しないためには、自分に合ったブランドやプランの選び方をおさえておく必要があります。ポイントは次の5つです。

  • データ容量と料金プランで選ぶ
  • 通信回線で選ぶ
  • 通信速度で選ぶ
  • 支払い方法で選ぶ
  • 音声通話付きプランの有無で選ぶ

1.データ容量と料金プランで選ぶ

まずは、自分が普段どれだけのデータ容量を使っているのか確認しておきましょう。

データ容量が少ないプランの方が料金は安いのですが、使い切ってしまうと速度制限がかかります。速度制限をストレスに感じる人は、データ通信容量に余裕のあるプランを選んでおかなければなりません。

格安SIMでは、ブランドによって契約できるデータ容量が異なります。自分にぴったりなデータ容量のプランがあるかも確認しましょう。

また、格安SIMの場合、データの繰り越しができないブランドも多くあります。データ通信容量の繰り越しを多く利用していた人の場合には、繰り越しができるかどうかも事前に確認しておいてください。

2.通信回線で選ぶ

格安SIMは、どのブランドも「ドコモ」「au」「ソフトバンク」のうちいずれかの回線を借りて利用しています。自分がよく行く場所で電波が入りやすい回線・入りにくい回線があるか確認しておくと良いでしょう。

電波が入りにくい、通信が遅くなるといった回線があれば、その回線は避けて格安SIMのブランドを選ぶのがおすすめです。

3.通信速度で選ぶ

動画を見る場合など、高速な通信を求めたい人は通信速度で選びましょう

同じブランドでも、通信速度は場所や環境によって異なります。口コミなどを参考にしつつ、周囲で使っている人がいれば、通信速度に不満はないか話を聞いてみるとよいでしょう。

通信速度制限がかかった後の速度にも注目です。

格安SIMブランドの中には、高速データ通信の容量を使い切って速度制限がかかった後でも、最大1Mbpsの速度が出るブランドもあります。1Mbpsの速度があれば、標準画質の動画程度なら問題なく視聴可能です。速度制限にかかることが多い人は特に、速度制限後の通信速度にも注目しておくのがおすすめです。

4.支払い方法で選ぶ

格安SIMの多くは、支払い方法がクレジットカードに限定されています。しかし一部には、口座振替が可能な格安SIMもあります。クレジットカードを作れない人、使いたくない人は、口座振替での支払いが可能な格安SIMを選びましょう。

また、口座振替での支払いはできないものの、デビットカードが使えるブランドもあります。デビットカードはクレジットカードより審査がゆるいため、クレジットカードが作れなくてもデビットカードなら作れるという人も多いでしょう。

気になる格安SIMブランドがあれば、デビットカードで支払いができるか確認しておくのもひとつの方法です。

5.音声通話付きプランの有無で選ぶ

格安SIMブランドの中には、音声通話ができるプランとデータ通信のみのプランを提供しているものがあります。音声通話が不要な場合には、データ通信のみのプランを選ぶと料金が安く済みます。

逆に、音声通話の頻度が高い人は、かけ放題つきのプランを提供しているブランドを選ぶのがおすすめです。かけ放題つきのプランを契約しておけば、通話料金の心配をせずに思う存分電話をかけられます。

おすすめ格安SIM5選

おすすめの格安SIMブランドは次の5つです。各ブランドの特徴や利用料金を紹介します。

  • 楽天モバイル
  • ahamo
  • LINEMO
  • UQモバイル
  • ワイモバイル

1.楽天モバイル

出典:楽天モバイル

楽天モバイルは、月額3,278円(税込)で無制限にデータを利用できるブランドです。

月額1,078円から利用可能なため、データ通信量が多い人でも少ない人でも、使いやすいでしょう。毎月の利用量に波がある人でも、毎月契約を変更することなく利用できて手間がかかりません。

楽天モバイルの利用料金は、次の通りです。

容量価格(税込)
0~3GB1,078円
3~20GB2,178円
20GB~無制限3,278円


楽天モバイルでは、Rakuten Linkアプリを利用すると国内通話を無料でかけられます。音声通話の頻度が高い人や、長電話をしがちな人にもおすすめです。

2.ahamo

2.ahamo出典:ahamo

ahamoは、ドコモが提供している格安料金プランです。

月額2,970円(税込)で20GBの高速データ通信を利用できます。さらに、大盛りオプションを利用すれば、基本のプランと合わせて月額4,950円(税込)で100GBの高速データ通信を利用可能です。

ahamoの料金プランは、次の通りです。

容量料金(税込)
20GB2,970円


ahamoはドコモが提供している料金プランのため、ドコモと同じ品質で回線を利用できます。また、基本プランには国内通話5分無料が標準でついているため、短時間の通話を頻繁に利用する人にもおすすめです。

3.LINEMO

LINEMO出典:LINEMO

LINEMOは、月額990円(税込)から利用できる格安SIMです。LINEMOの料金は、次の通りです。

(税込) LINEMO
データ容量 3GB 20GB
月額料金 990円 2,728円
制限時速度 300kbps 1Mbps


LINEMOでは、LINEをギガフリーで利用可能です。メッセージの送受信だけでなく、音声通話やビデオ通話もギガフリーで利用できるため、身近な人との通話はLINEを利用すれば、無料でデータ通信量も使わずに通話ができます。

また、LINEMOのスマホプランはLINEスタンプ プレミアム for LINEMOの対象でもあります。スタンプを頻繁に使う人であれば、お得に使える可能性があるでしょう。

LINEMOは、LINEをよく使う人におすすめの格安SIMです。

4.UQモバイル

UQモバイルキャンペーン出典:UQモバイル

UQモバイルは、光回線や電気とセットで利用すると、家族全員990円(税込)から利用可能な格安SIMです。UQモバイルの利用料金は、次の通りです。

プラン名容量料金(税込)
トクトクプラン1GB990円
15GB2,178円
コミコミプラン20GB+10分以内の通話3,278円
ミニミニプラン4GB1,078円


UQモバイルでは、余ったデータを翌月に繰り越して利用可能です。月末の速度制限が気になる人は、ある程度余裕を持ったプランを契約しておくと良いでしょう。

また、データ消費ゼロの「節約モード」も用意されています。節約モードにするとデータ消費がゼロとなるため、それほど速度を求めないときにはこまめに節約モードに切り替えておくと、少ない容量のプランでもやりくりできる可能性があります。

データ容量を使い切った後の速度制限時でも最大1Mbpsの速度が出るのもメリットです。速度制限がかかっても数日程度であれば容量を追加せずに過ごすことが多いという人は、制限後のもある程度の速度がでるUQモバイルを選んでおくと安心です。

5.ワイモバイル

ymobile出典:ワイモバイル

ワイモバイルは、シンプルな料金体系が魅力の格安SIMです。月額2,178円から利用可能で、家族で利用すると2回線目以降は毎月1,188円の割引を受けられます

ワイモバイルの利用料金は、次の通りです。

プラン シンプル2 S シンプル2 M シンプル2 L
データ容量 4GB 20GB 30GB
月額料金
(税込)
2,365円 4,015円 5,115円
おうち割光セット(A) -1,100円 -1,650円 -1,650円
PayPayカード割 -187円 -187円 -187円
割引適用後料金 1,078円 2,178円 3,278円
総データ利用量が
1GB/月以下の場合
- 1,078円 1,078円

Yahoo!プレミアムのサービスを無料で利用できるため、Yahoo!関連のサービスをよく使っている人なら、お得に利用できる可能性があります。


おすすめの格安SIM・格安スマホは、次の記事で詳しく紹介していますのでぜひご覧ください。

格安SIMのメリット・デメリットに関するQ&A

格安SIMのメリット・デメリットに関するよくある質問を集めました。気になる項目があれば、ぜひチェックしてください。

  • 格安SIMでiPhoneを利用することのメリット・デメリットはある?
  • 格安SIMは災害時でも使える?
  • 格安SIMに乗り換える際にキャンペーンは使える?
  • 格安SIMにメリットがなくなったって本当?

Q.格安SIMでiPhoneを利用することのメリット・デメリットはある?

iPhoneで、格安SIMを利用するメリット・デメリットはこの記事で紹介した内容と大きく変わることはありません。一番のメリットといえるのは、毎月の利用料金が安くなることです。一方、契約時の手続きを自分で済ませなければならないのは、デメリットといえるでしょう。

Q.格安SIMは災害時でも使える?

みんなが一斉に利用することで通信速度が遅くなる可能性があります。しかし、データ通信は災害時でも基本的には使うことができます

ただし、緊急通報を優先させるために通話に制限がかかる場合があります。

緊急地震速報のアラートは格安SIMでも受信できますが、一部のSIMフリースマホは緊急速報を受信しても画面表示や音が鳴らないこともあります。

災害時に使える可能性を高めるなら、デュアルSIMで格安スマホを運用するのもおすすめです。デュアルSIMにしておけば、2種類の回線を確保できるため、どちらかの回線がつながらなくてももう一方はつながる可能性があります。

デュアルSIMのおすすめの組み合わせは、次の記事で紹介しています。

Q.格安SIMに乗り換える際にキャンペーンは使える?

多くの格安SIMブランドで、乗り換えを対象としたキャンペーンを実施しています。気になるブランドがあれば、乗り換え前にぜひチェックしておきましょう。

各格安SIMブランドが実施しているキャンペーンは、次の記事で紹介しています。

Q.格安SIMにメリットがなくなったって本当?

格安SIMは、大手キャリアと比べると、安い料金でスマホを利用できます。格安SIMにメリットがなくなったということはありません。毎月のスマホ料金を少しでもおさえたい人は、格安SIMの利用を検討しましょう。

格安SIMのメリット・デメリットまとめ

この記事のまとめ

  • 格安SIMは通信速度が遅い傾向がある
  • 格安SIMでは自分で初期設定を済ませなければならない
  • 格安SIMを利用すれば安い料金でスマホを使える

格安SIMは通信速度が遅く、自分自身で初期設定をしなければならないといったデメリットがあります。しかし一方で、格安SIMを利用すればスマホの料金を安く済ませられる点がメリットです。

格安SIMを選ぶ時には、まず自分がスマホを選ぶ時にどのような点を重視するか考えましょう。重視するポイントを軸として、格安SIMのブランド選びを進めると後悔を避けられます。

この記事を参考に、デメリットも考慮しながら自分に合った格安SIMを選んでみてください。

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