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格安SIMの平均月額料金は?おすすめの格安SIM3選と乗り換え方法を解説

更新日:2021.02.08

格安SIMの月額料金を紹介します。キャリアと格安SIMの月額料金の相場を比較し、料金プランや通信速度も比較しています。また、低価格の格安SIM3選を紹介し、キャリアからの乗り換え方法の手順も一緒に確認しましょう。

スマホをキャリアで契約している人の中で、格安SIMに乗り換えようと思っているけど「実際にどれくらい料金が安くなるのか」疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。

この記事では格安SIMとキャリアの月額料金、通信速度、プラン内容を比較しさらにキャリアからの乗り換え方法の手順を解説します。

※この記事で紹介する速度は、あくまで理論値です。お住まいの地域や接続環境によって変動しますのでご注意ください。

格安SIMの月額料金の相場平均とは

MMD研究所がスマートフォンを所有する13歳~59歳の男女563人を対象に2019年2月26日に「2019年スマートフォンの料金に関する調査」を実施しました。格安SIMと大手キャリアとの月額料金の相場平均は以下の通りです。

携帯電話会社平均月額料金
格安SIM2,753円
キャリア8,451円

※端末代、オプションを含む

格安SIMと大手キャリアでは平均5,698円の差があることがわかりました。

格安SIMとキャリアの月額料金・通信速度・プラン内容を比較

格安SIMとキャリアの月額料金、通信速度、プラン内容を比較していきます。

月額料金を比較

格安SIM13社と大手キャリア3社の音声通信プランの月額料金をまとめました。

なお、ここでは家族割引、光回線とのセット割などは適用していない金額を記載しています。

【格安SIM】

1GB3GB5GB6GB10GB20GB30GB
ワイモバイル2,680円3,680円14GB:4,680円
UQモバイル1,980円2,980円
LINEモバイル500MB:1,100円1,480円2,200円12GB:3,200円
QTモバイル890円(~6ヶ月)
1,450円(7ヶ月以降)
990円(~6ヶ月)
1,550円(7ヶ月以降)
1,690円(~6ヶ月)
2,250円(7ヶ月以降)
2,690円(~6ヶ月)
3,250円(7ヶ月以降)
4,690円(~6ヶ月)
4,900円(7ヶ月以降)
6,690円(~6ヶ月)
6,900円(7ヶ月以降)
BIGLOBEモバイル1,400円1,600円2,150円12GB:3,400円5,200円7,450円
y.u mobile1,690円5,990円
J:COMモバイル980円1,380円(6ヶ月間)
1,980円
2,980円
2,380円
2,980円
3,980円
3,380円
3,980円
4,980円
IIJmio1,600円~2,220円~12GB:3,260円~
LIBMO980円(6ヶ月間)
1,580円(標準価格)
1,580円(6ヶ月間)
2,180円(標準価格)
2,380円(6ヶ月間)
2,980円
(標準価格)

4,080円(6ヶ月間)
4,680円
(標準価格)
3,480円(30ギガ割とTLCプラス500適用)
6,580円
(標準価格)
mineo

500MB:1,400円1,600円2,280円3,220円4,680円6,600円
イオンモバイル1,280円2GB:1,380円4GB:1,580円1,980円8GB:2,680円
12GB:2,980円
14GB:3,580円
3,980円30GB:4,980円
40GB:5,980円
60GB:6,980円
ロケットモバイル1,250円2GB:1,300円
3GB:1,400円
1,800円7GB:2,400円4,670円
DTI SIM1,200円1,490円1,920円10GB:2,800円新規受付終了

※回線プランが複数選べる格安SIMについてはDプラン(ドコモ回線)の料金を記載

【キャリア】

プラン名容量月額料金
ドコモギガホ(定期規約あり)30GB6,980円
ギガライト(定期規約あり)~1GB2,980円
~3GB3,980円
~5GB4,980円
~7GB5,980円
auデータMAX 4G LTE無制限7,480円
データMAX 4G LTE
Netflixパック
無制限8,480円
ピタットプラン4GLTE1GB2,980円
4GB4,480円
7GB5,980円
ソフトバンクメリハリプラン50GB8,480円
ミニフィットプラン1GB3,980円
2GB5,980円
5GB7,480円

全体的にみると、やはり格安SIMの方が月額料金は安いです。しかし、キャリアのように50GBや無制限といったプランはありません。

キャリアはこれに加えて5Gのサービスを提供しており、各社4Gプランに1,000円ほど上乗せすることで5Gプランを契約できます。

通信速度を比較

格安SIMは大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しており、独自回線を持っているわけではありません。そのため、利用が多く、回線が混み合う時間には通信速度が低下する場合があります。

【キャリアの通信速度】

キャリア名下り最大上り最大
ドコモ568Mbps67Mbps
au412Mbps68Mbps
ソフトバンク338Mbps31Mbps

【格安SIMの通信速度】

格安SIM下り最大上り最大
ワイモバイル(ソフトバンク回線)70.8Mbps23.4Mbps
UQモバイル(au回線)113.2Mbps17.0Mbps
LINEモバイル(ドコモ回線)37.5Mbps18.1Mbps
BIGLOBEモバイル(au回線)69.6Mbps8.9Mbps
IIJmio(ドコモ回線)80.4Mbps21.8Mbps
mineo(ソフトバンク回線)28.7Mbps22.2Mbps
イオンモバイル(ドコモ回線)37.1Mbps30.1Mbps

下りの最大速度を比較してみると、格安SIMの中でau回線のUQモバイルが最大113.2Mbpsと一番速く、次にIIJmio、ワイモバイルと続きます。

また、この最大というのは理論値になるので、利用する場所や電波状態、回線の混雑状況などさまざまな要因で速度は変わります。

▼SIMチェンジでは「格安SIMの通信速度チェッカー」をご用意しています。格安SIMを実際に契約して、速度をリアルタイムで計測しています。ぜひ気になるサービスの通信速度を確かめてみてください。

格安SIMの通信速度をチェック

プラン内容を比較

格安SIMの中にはプラン数が多く、小容量のプランから大容量のプランまで細かく選べる会社と、使用量に合わせて「3GB、10GB、14GB」のように、シンプルな料金プランを提供している会社があります。

キャリアは、使ったデータ使用量分に応じて料金が決まる従量制のプランと、データ容量が定額大容量のプランの2種類です。

キャリアでも少量のプランは存在しますが、格安SIMの方がより細かく、月のデータ量に合わせて料金プランを選択できます。

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格安SIMの月額料金を抑える方法

格安SIMの月額料金はキャリアより安いものが多いですが、さらに料金を抑えるためにできることがいくつかあります。

使用用途に合ったプランを選ぶ

使用用途に合ったプランを選ぶことによって、支払う月額料金も抑えられます。

たとえば、サブとして使用するので、通話機能が不要な場合はデータ通信専用のプランを選択、またデータ容量をあまり使わない場合は小容量のプランを選択するなどです。

格安SIMにはどのようなプランがあるのか内容をみていきましょう。

音声通話付きプランとデータ通信専用プラン

格安SIMには、通常「音声通話付きプラン」と「データ通信専用プラン」があります。

「音声通話付きプラン」は080や090などから始まる番号で通話ができ、データ通信も含まれています。「データ通信専用プラン」は、データ通信のみのプランなので通話はできません。

基本的なデータ通信と電話を使用する場合は「音声通話付きプラン」、通話を必要としない場合は「データ通信専用プラン」を選ぶとよいでしょう。

通話ができない分、データ通信専用プランの方が月額料金は安くなります。

データ容量プラン

格安SIMはデータ容量で月額料金が変動します。細かく料金プランを選択できる格安SIMも多いので、毎月のデータ容量に合わせて契約すれば料金を抑えられます。

【基本的な使用に関するデータ容量の目安】

使用用途データ容量目安
データ通信をほとんどしない
最低限のメールやSNSのみ
1〜2GB
通勤通学や休憩時間などに使用する
多少ゲーム・動画視聴をする
2〜5GB
ネットゲームや動画を頻繁に見る5GB以上

各社確認方法は異なりますが、マイページから毎月のデータ使用量が確認できます。

スマホを持ち込みで契約する

月額料金を抑える方法として、現在使用しているスマホをそのまま持ち込んで契約する方法があります。使用しているスマホを利用すれば、月額料金に端末代が加算されません。

ただし、契約する格安SIMによってはスマホのSIMロック解除が必要になります。

たとえば、auで購入した端末にドコモやソフトバンクのSIMカードを挿し込んでも、SIMロックがかかっているので使えません。

SIMロック解除はオンライン上で行えます。キャリアショップに持っていってスタッフにお願いすることもできますが、手数料として3,000円ほどかかります。

通話は専用アプリを使用する

格安SIMでは、通話かけ放題プランはオプションになっており、追加料金を払って契約するケースが多いです。そのため、通話料で月額料金が増加してしまう場合があります。

通話料金を抑えるために、格安SIMでは各社で通話アプリを用意している場合があります。通常通話料金の半額(20円/30秒が10円/30秒)で使用できるなど、通話料金を抑えることが可能です。

また、格安SIMによってはかけ放題プランを用意していることもあります。ただし、1回5分まで、10分までがかけ放題になるなど、時間を超えると通話料金が発生することが多いようです。

月額料金の安い格安SIMおすすめ3選

格安SIMはキャリアと比べて月額料金が安いものも多いです。月額料金に加え、通信速度やオプションを含めたトータルでおすすめの格安SIMを紹介します。

ワイモバイル

ymobile出典:ワイモバイル

ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルは、全国に約4,000の取扱店舗(約1,000のワイモバイルショップ)が存在します。

料金プランはS、M、Rの3種類。家族割引の他に、ソフトバンク光またはソフトバンクエアーのセット割でスマホ料金が割引になります。

また、契約から6ヶ月は新規割が適用され、どのプランも月額料金が700円割引に!

さらにワイモバイルは1回の通話で10分以内であれば国内通話が無料、「スーパーだれとでも定額」なら月額1,000円でワイモバイル以外のスマホ、携帯、固定電話への国内通話が無料になります。

ワイモバイルの料金プラン

プラン シンプル2 S シンプル2 M シンプル2 L
データ容量 4GB 20GB 30GB
月額料金
(税込)
2,365円 4,015円 5,115円
おうち割光セット(A) -1,100円 -1,650円 -1,650円
PayPayカード割 -187円 -187円 -187円
割引適用後料金 1,078円 2,178円 3,278円
総データ利用量が
1GB/月以下の場合
- 1,078円 1,078円

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UQモバイル

au PAY残高還元出典:UQモバイル

UQモバイルは全国に販売店舗が存在するため、オンラインでなく、実店舗での契約が可能です。

料金プランは「スマホプランS」と「スマホプランR」で利用期間に応じて料金の変動がなく、ずっと同じ金額で利用できるのが特徴です。

UQモバイルの料金プラン

プラン名容量料金(税込)
トクトクプラン1GB990円(※)
15GB2,178円(※)
コミコミプラン20GB+10分以内の通話3,278円
ミニミニプラン4GB1,078円(※)
※自宅セット割、auPAYカード支払いの条件あり

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LINEモバイル


出典:LINEモバイル

LINEモバイルでは使用するデータ量に合わせて、「500MB」「3GB」「6GB」「12GB」の4種類から選べます。

通話料は月額880円の「10分電話かけ放題オプション」に加入すると10分以内の国内通話が無料、10分超過した分は10円/30秒で利用できます。

LINEモバイルの月額料金

SIMタイプデータ容量月額料金
データSIM(SMS付き)500MB660円
3GB1,078円
6GB1,870円
12GB2,970円
音声通話SIM500MB1,210円
3GB1,628円
6GB2,420円
12GB3,520円

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キャリアから格安SIMに乗り換える方法

ドコモ、au、ソフトバンクから格安SIMに乗り換える場合の手順を紹介します。

1.MNP予約番号を取得する

MNPは、乗り換える格安SIMで現在の使用中の電話番号をそのまま使用したい場合に取得する13桁の番号で、現在契約しているキャリアでMNP予約番号を取得する必要があります。

MNP予約番号には、取得日を含めて15日間の有効期限があり、有効期限内にMNP手続きを行わなければなりません。有効期限が過ぎたMNP予約番号は無効になってしまい、再発行が必要になります。

2.スマホのSIMロックを解除する

格安SIMによってはスマホのSIMロック解除が必要です。契約する格安SIMの動作確認ページを確認し、使用したい端末が使用できるのか、SIMロック解除が必要なのか確認します。

キャリアショップに持ち込んで解除してもらうことも可能ですが、解除手数料として3,000円ほどかかります。

各キャリアでのSIMロック解除方法の詳細はこちらをご一読ください。

3.格安SIMに申し込む

格安SIMに申し込む際は、事前に必要書類を揃えておきましょう。格安SIMによって異なりますが、通常は本人確認書類や支払いに必要なクレジットカードなどが必要です。

格安SIMは実店舗がないところもあり、オンラインで申し込む場合が多いです。

契約する格安SIMの公式ページから手続きをはじめます。端末を購入する場合は先に端末を選択します。

【端末選択後の手順】

  1. 「回線タイプ」を選択
  2. 「SIMカードの種類」「オプション」「データ容量」を選択
  3. 個人情報の入力と支払い情報の入力
  4. 申し込み完了

申し込み完了後1週間から10日間程度でスマホ本体とSIMカードが届きます。

4.SIMカード・端末を受け取り、設定を行う

届いたSIMカードを挿し込んで設定を行います。

設定方法は格安SIMや利用する端末によって異なります。SIMカードと一緒に説明書も届くので、手順通りに行えば難しくありません。

端末を格安SIMとセット購入していない場合はAPNの設定が必要になります。APN設定を行う場合は、Wi-Fiにつながる環境で行いましょう。

格安SIMはキャリアよりも月額料金が安い

月額料金の相場平均は、キャリアより格安SIMの方が安いことがわかりました。さらに乗り換えのときキャリアで使用していた端末を利用すると端末代が発生しないので、月額料金のみで使用できます。

格安SIMのプランが豊富で料金が安いですが、格安SIMはキャリアの回線を借りているので、回線が込み合う時間帯に速度が遅くなることも。

また、格安SIMによっても速度に違いがあります。そのため、乗り換える前に料金だけでなく通信速度も調べておきましょう。

格安SIMは会社ごとに特徴やサービス内容がちがいます。自分の使い方やライフスタイルに合った格安SIMを選んでお得にスマホを利用しましょう。

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