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iPhoneで急速充電する方法|急速充電におすすめのアクセサリ7選

更新日:2020.07.10

外出先でiPhoneが充電切れになった場合、急速充電できるのでしょうか。この記事では、iPhoneで急速充電する方法やおすすめのアクセサリを紹介しています。もしものときに備えて、急速充電に対応した充電器や専用ケーブルを準備しておきましょう。

iPhoneを使用中に充電切れになって困ったことはありませんか。急速充電ができればすぐに対処できますが、すべての機種が対応しているわけではありません。

また、急速充電するためには専用の充電器やケーブルが必要なため、万が一のときに備えて購入しておくと安心です。

この記事では、iPhoneで急速充電する方法やおすすめのアクセサリを紹介していきます。

アクセサリの種類は多いため、この記事を読んで自分にあうものを見つけましょう。

iPhoneを急速充電する方法はある?

時間に余裕があれば通常の充電方法で十分ですが、たとえば取引先とのやり取りの途中に充電切れになってしまうと不便です。

急速充電ができると通常より短い時間で済むため、急ぎのときに安心です。ここでは、iPhoneにおける急速充電の可否についてを紹介していきます。

急速充電する設定方法やアプリはない

近年は無料通話やスケジュール管理といった、端末の機能をさらに便利にしてくれるアプリが数多く登場しています。

iPhoneの急速充電に対応したアプリが使えるととても便利ですが、残念ながら現時点ではどの企業からもリリースされていません。

また、iPhone自体にも充電方法を急速モードに切り替えられる設定もないため、急速充電したい場合は別の方法を検討する必要があります。

iPhone 8以降は高速充電機能がある

急速充電の切り替え設定は搭載していないものの、iPhone 8以降のモデルには高速充電機能が搭載されています。

iPhone 8からは18Wまで対応しており、30分で最大50%までの再充電ができます。ただし、70~80%以降になると充電スピードが緩やかになります。

それより前のモデルでは5Wと12Wのアダプタにしか対応していないため、端末自体の急速充電は難しいのが現状です。

急速充電機能を利用する場合、次のような専用ケーブルと充電器が必要です。

  • USB-C to Lightningケーブル
  • USB PD対応急速充電器

USB-C to Lightningケーブル

USB-C to Lightningケーブルは、一方がLightning端子、もう一方がUSB-C端子になっていることが特徴です。

USBケーブルのサイズはUSBとmini USB、Micro USBの3種類があり、コネクタの形状はTypeA~Cの3種類です。

どちらかが異なると接続できないため、サイズとコネクタの形状をきちんと確認してから購入することをおすすめします。

USB PD対応急速充電器

現在、iPhoneの充電を最も速くできるのが、USB PD対応の充電器です。USB PDとは「USB Power Dlivery」の頭文字をとったもので、給電規格の1つです。

Apple社では、このタイプの充電器でiPhoneが急速充電できることを正式に認めています。急速充電のパフォーマンスは、充電器のワット数が大きいほど高くなる特徴があります。

USB PD対応の充電器は18Wのため、他のタイプの充電器に比べて充電時間が短縮できます。

なお、iPhone 11シリーズの場合は、急速充電に必要なアクセサリが標準で付属されています。

iPhoneの急速充電に特化したおすすめケーブル

iPhoneの急速充電に特化したおすすめのケーブルを2つ紹介していきます。ここで紹介する商品は、すべてMFI認証を受けたものを選定しています。

MFI認証とはApple社が定める基準を満たしていることの証明で、iPhoneやiPad、iPodといったApple社製品向けに作られていることが特徴です。そのため、どの商品も安心して使えます。

Anker PowerLine Ⅱ USB-C & ライトニングケーブル

USB PD対応の充電器と併用することで、フルスピードの充電が実現できるPower Deloveryに対応したUSB-C to Lightningケーブルです。

30,000回以上の折り曲げテストにクリアした高耐久ケーブルのため、一度購入すれば長持ちしやすいといえるでしょう。

このケーブル1本あればApple社製品同士で同期できるため、iPadやiPodにデータ転送する機会が多い人におすすめです。

ケーブルの長さ約0.9m
カラーブラック
ホワイト
対応機種(iPhone)iPhone XS
iPhone XS Max
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPhone SE
iPhone 5s

Apple USB-C Lightningケーブル(1m)

iPhoneやiPadといった製品を取り扱うApple社から販売されているため、他社のケーブルに比べて信頼性が高いといえます。

ケーブルの長さは1mと2mから選べますが、自宅や職場といったコンセントが近い場所での充電が多い場合は1mあれば十分です。

2020年4月24日に発売されたばかりのiPhone SE(第2世代)にも対応しているため、すでに最新モデルを所持している人におすすめです。

ケーブルの長さ1m
2m
カラーホワイト
対応機種(iPhone)iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
iPhone 11
iPhone SE(第2世代)
iPhone XS
iPhone XS Max
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus
iPhone 7
iPhone 7 Plus
iPhone 6s
iPhone 6s Plus
iPhone 6
iPhone 6 Plus
iPhone SE(第1世代)
iPhone 5s
iPhone 5c
iPhone 5

このように、ほとんどのiPhoneと互換性があるため、家族で異なる機種を使っている場合でも共有しやすいといえます。

iPhoneの急速充電に特化したおすすめの充電器

効率よく急速充電するためには、ケーブルだけでなく充電器選びも大切です。ここでは、iPhoneの急速充電に特化したおすすめの充電器を5つ紹介していきます。

なお、ここで紹介する商品は18W以上の出力のものを選定しています。

Apple 18W USB-C電源アダプタ

iPhoneと同じApple社製品で、比較的新しいモデルに対応した充電器です。1ポートのシンプルなデザインで、バッグの内ポケットやポーチにいれやすいサイズです。

プラグは折り畳みに対応していないため、職場のデスクや自宅といったコンセントがさしやすい場所で充電できる人におすすめです。

カラーホワイト
互換性USB-C対応デバイス
対応機種(iPhone)iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
iPhone 11
iPhone SE(第2世代)
iPhone XS
iPhone XS Max
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus

Anker PowerPort Atom PD 1

シリコンの代わりにGanと呼ばれる窒化ガリウムを素材に使っているため、他社の製品と比べてサイズがコンパクトです。

最大出力が30Wのため、5Wのアダプタと比べると2.5倍の急速充電が実現でき、iPhone Xなら30分で最大50%まで回復します。

また、高耐久のUSB-C Lightningケーブルが付属されているため、ケーブルと充電器をまとめて購入したい人におすすめです。

カラーブラック
ホワイト
互換性USB-C対応デバイス
対応機種(iPhone)iPhone 11
iPhone 11 Pro
iPhone 11Pro Max
iPhone XS
iPhone XS Max
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus

Anker PowerPort Speed 1 PD 30

最大30Wの出力で、フルスピードの充電が実現できるPower Deloveryに対応した充電器です。プラグは折り畳みに対応しており、外出先にも持ち運びしやすいコンパクトサイズです。

また、世界各国の電圧(AC-100-240V)に対応しているため、海外旅行や海外出張の際にも便利です。長期間の使用を想定し、Anker独自のマルチ保護システム搭載しています。

カラーブラック
互換性USB-C対応デバイス
対応機種(iPhone)iPhone 11
iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
iPhone XS
iPhone XS Max
iPhone XR
iPhone X
iPhone 8
iPhone 8 Plus

Anker PowerPort+ 5

iPhoneの充電に対応したUSBTypeCに加えて、TypeAのポートを4つ搭載しているため、5つのデバイスを同時に急速充電できることが魅力です。

たとえば、iPhone 8の場合、30分で50%まで充電できます。人間工学に基づいた使いやすさを重視したデザインのため、様々なデバイスを急速充電する機会が多い人におすすめです。

カラーブラック
ホワイト
互換性USB-C対応デバイス
USB-A対応デバイス
対応機種(iPhone)iPhone 11
iPhone 11 Pro
iPhone 11 Pro Max
iPhone 8 など

Anker PowerCore 10000 PD

世界最小で最軽量が特徴のAnker PowerCore 10000 PDは、スマホとほぼ同じ重さのモバイルバッテリーです。

フルスピードの充電が実現できるPower Deloveryに対応しており、充電方法はスマホと同じ重さのモバイルバッテリー、Power Delivery対応、利用状況に応じて次のような3つの充電方法が選べます。

  • Power Delinery
  • PowerIQ
  • 定電流モード

iPadやiPodといったApple社製品だけでなく、あらゆるUSB-Cデバイスに対応しているため、複数のデバイスを所持している人におすすめです。

カラーブラック
互換性USB-C対応デバイス
対応機種(iPhone)iPhone XS など多数

iPhoneの急速充電に適したケーブルと充電器の選び方

効率的に急速充電するためには、iPhoneに適したケーブルと充電器を選ぶことが大切です。ここでは、iPhoneの急速充電に適した商品を選ぶときのポイントを3つ紹介していきます。

MFi認証を受けている

MFi認証を受けている商品はApple社の審査基準をクリアしたものです。iPhoneに適しているため、安心して使えます。

18W程度の出力

iPhoneの出力は18Wなので、あまりにも大きいものを購入しても18Wで充電されるため無意味です。

逆に18W以下だと、出力が足りなくなります。そのため、iPhoneと同等の18W程度の商品を選びましょう。

充電口が2ポートある

充電器は、1ポート対応の商品がほとんどです。

iPhoneだけでなく、iPadやルーターといったデバイスを2台持ちしている場合、充電口が1ポートのものより、2ポートあるものを選んだ方が便利です。

iPhoneの急速充電に関するQ&A

iPhoneを急速充電するために、これからケーブルと充電器の購入を検討している場合、きちんと急速充電できるのか不安を感じている人も多いのではないでしょうか。

ここでは、iPhoneの急速充電に関するQ&Aを3つ紹介します。

付属の充電器では急速充電できないのか?

iPhone 11 ProとiPhone 11 Pro Maxは付属充電器が18Wのため、付属の充電器で急速充電ができます。それ以外のモデルは、付属の充電器では対応できません。

そのため、急速充電したい場合は、対応したケーブルや充電器を購入する必要があります。

ケーブルと充電器それぞれの購入が面倒な場合は、USB-C LightningケーブルとセットになっているAnker PowerPort Atom PD 1がおすすめです。

iPhone 8以前のモデルで急速充電する方法は?

iPhone 8以降のモデルは高速充電機能が搭載されています。

iPhone 8以前のモデルの場合、12WのUSBアダプタと通常のLightningケーブルを使って充電するしか方法はありません。

18Wに比べると充電速度は劣りますが、iPhone SE(第1世代)やiPhone 7を使っている人におすすめの方法です。

100円ショップのケーブルでもOK?

近年では、100円ショップでもUSB-C to Lightningケーブルが販売されています。しかし、耐久性が高くないため、すぐに壊れてしまったり接触不良を起こす可能性があるのでおすすめできません。

多少のコストはかかりますが、1度の購入で長期間にわたって使いたい場合は100円ショップ以外の方法で購入することをおすすめします。

iPhoneに適したケーブルと充電器を購入しよう

iPhone 8以前のモデルの場合、高速充電機能が搭載されていないため、専用のケーブルと充電器の購入が必要です。

購入する際に最も気をつけたいのは、ケーブルはUSB TypeC、充電器はUSB PD対応の商品を選ぶことです。特に充電器は商品によって性能が異なるため、自分にあうものを選ぶとよいでしょう。

また、充電器のワット数は大きければ速く充電できるわけではないため、iPhoneと同等の18W程度のものを選びましょう。

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