安いiPhoneを入手する方法|最新機種・新品・中古別に安く買う方法を解説
iPhoneは人気のスマホですが高価であることがネックです。しかし購入するモデルやキャンペーンの活用、中古など選択肢を広げると、安いiPhoneを手に入れることが可能です。ここではiPhoneを安く購入する方法を徹底的に紹介しています。
この記事の目次
iPhoneは日本でシェア率が半数を超える人気のスマホです。便利で機能も豊富ですが、機種によっては10万円以上するものもあるため価格がネックです。
しかし、購入するモデルやキャンペーンの活用、中古など選択肢を広げると、実は安いiPhoneを手に入れることが可能です。
そこで今回は、最新機種も含め安いiPhoneを入手する方法を紹介します。少しでも安いiPhoneを入手するための参考にしてみてください。
安いiPhoneを購入するなら2020年最新モデルiPhone SE(第2世代)
2020年5月に発売が開始されたiPhone SE(第2世代)は、それ以前に発売されたiPhone 11シリーズやiPhone Maxと比べて性能のわりに安いといった特徴があります。
性能の違いは以下のとおりです。
iPhone SE(第2世代) | iPhone 11 Pro | iPhone 11 Pro Max | iPhone 11 | |
---|---|---|---|---|
価格 | 44,800円~ | 106,800円~ | 119,800円~ | 74,800円~ |
画面サイズ | 4.7インチ | 5.8インチ | 6.5インチ | 6.1インチ |
ボディの素材 | ガラスとアルミニウム | テクスチャードマットガラスとステンレススチール | テクスチャードマットガラスとステンレススチール | ガラスとアルミニウム |
カメラ | シングル12MP カメラ | トリプル12MP カメラ | トリプル12MP カメラ | デュアル12MP カメラ |
容量 | 64GB~256GB | 64GB~512GB | 64GB~512GB | 64GB~256GB |
搭載チップ | A13 Bionicチップ | A13 Bionicチップ | A13 Bionicチップ | A13 Bionicチップ |
バッテリー駆動時間 | ビデオ再生で最大13時間 | ビデオ再生で最大18時間 | ビデオ再生で最大20時間 | ビデオ再生で最大17時間 |
iPhone SE(第2世代)はiPhone 11の廉価版で、44,800円からとiPhone 11より30,000円安いです。
しかし、搭載されているチップは同じなので処理能力は変わらず、4.7インチなので性別を問わず手に収まります。
また、iPhone 8以来のホームボタン復活で、ロックの解除やアプリのサインインなどがやりやすくなりました。
最新機種の安いiPhoneを買いたい人は、iPhone SE(第2世代)がおすすめです。
公式Webサイト | 公式Webサイト | 公式Webサイト |
公式サイト |
安くiPhoneを購入する方法3選!メリット・デメリットを比較
安いiPhoneを購入する方法は、大きく分けて3つあります。
- Apple Storeで購入する
- キャリアで購入する
- 中古iPhoneを購入する
それぞれのメリットデメリットや、その購入方法が向いている人をまとめました。
購入先 | Apple Store | キャリア | 中古iPhone |
---|---|---|---|
メリット | 端末だけなら安い | キャリア独自の割引でiPhoneが安くなる | 価格はほかの方法に比べて安い |
デメリット | 割引なし | 料金プランによって契約年数の縛り | 傷やバッテリーの劣化 |
こんな人におすすめ | 最初からSIMフリーの端末だけがほしい | 型落ちの安い新品iPhoneを使いたい | 自分で状態をチェックできとにかく安いiPhoneがほしい |
購入方法は単純に本体価格の安さだけでなく、キャンペーンでの割引や壊れたときの保証など、トータルで必要になる価格でチェックすると後悔をしません。
公式Webサイト | 公式Webサイト | 公式Webサイト |
公式サイト |
キャリアでキャンペーンを活用してiPhoneを安く購入する
キャリアで開催されている最新のキャンペーンを活用すると、iPhoneはどれだけ安く購入できるのでしょうか。
ドコモ、ソフトバンク、auの大手3キャリアで、iPhone SE(第2世代)を例にいくらになるのを見ていきます。
ドコモのキャンペーンを利用した場合
ドコモでは2020年5月段階で、iPhone SE(第2世代)の価格が安くなるキャンペーンは3つあります。
キャンペーン名 | iPhone SE(第2世代)の割引価格 | 適用条件 |
---|---|---|
初めてスマホ購入サポート | 20,000円 | 他社の3G回線から指定のXi回線に乗り換え |
スマホおかえしプログラム | 17,280円~22,800円 | 対象スマホを36回払い |
端末購入割引 | 20,000円 | 新規・他社からドコモに乗り換え・機種変更のいずれか |
キャンペーンを使ってiPhone SE(第2世代)で実際に負担する金額は、容量別に以下とおりです。
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
販売価格 | 51,840円 | 56,880円 | 68,400円 |
スマホおかえしプログラムを適用した場合 | 34,560円 | 37,920円 | 45,600円 |
初めてスマホ購入サポート・端末購入割引を適用した場合 | 31,840円 | 36,880円 | 48,400円 |
キャンペーンの併用はできないため、一番安くiPhoneを購入できるのは64GBで、初めてスマホ購入サポートか端末購入割引を使う方法です。
128GBと256GBの場合は、2年でスマホを返却する必要がありますが、スマホおかえしプログラムを適用すれば、実質の負担額が安くなります。
ソフトバンクのキャンペーンを利用した場合
ソフトバンクでiPhone SE(第2世代)を安くできるキャンペーンは2つあります。
キャンペーン名 | iPhone SE(第2世代)の割引価格 | 適用条件 |
---|---|---|
トクするサポート+ | 26,181円~35,664円 | 対象スマホを48回払い |
Webトクキャンペーン | 19,636円 | オンラインショップを使い他社からの乗り換え |
ソフトバンクの場合は上記のキャンペーンを併用できるので、実際に支払う額は以下のとおりです。
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
販売価格 | 52,363円 | 58,254円 | 71,345円 |
トクするサポート+のみ適用した場合 | 26,181円 | 29,127円 | 35,672円 |
Webトクキャンペーンも併用した場合 | 6,545円 | 9,491円 | 16,036円 |
ドコモと違い分割が48回払いなのとキャンペーンの併用が可能なため、実質10,000円以下で128GBのiPhone SE(第2世代)を購入できます。
auのキャンペーンを利用した場合
auで最新のiPhone SE(第2世代)が安くなるキャンペーンは2つあります。
キャンペーン名 | iPhone SE(第2世代)の割引価格 | 適用条件 |
---|---|---|
au Online Shop お得割 | 新規 10,000円 乗り換え 20,000円 | 他社からの乗り換えを含む新規か機種変更 |
かえトクプログラム | 24,109円~32,727円 | 対象機種を購入してから13~25ヶ月目までに買い替え |
auのキャンペーンもソフトバンクと同様に併用が可能です。それぞれのキャンペーンを適用後のiPhone SE(第2世代)の価格は以下のとおりです。
容量 | 64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|---|
販売価格 | 50,245円 | 55,681円 | 68,377円 |
かえトクプログラムを適用した場合 | 26,136円 | 29,063円 | 35,650円 |
au Online Shop お得割も併用した場合 | 新規 16,136円 乗り換え 6,136円 | 新規 19,063円 乗り換え 9,063円 | 新規 25,650円 乗り換え 15,650円 |
乗り換えをしてキャンペーンを併用するなら、大手キャリアではauで購入するのが最安です。
公式Webサイト | 公式Webサイト | 公式Webサイト |
公式サイト |
中古なら安いiPhoneが手に入る
とにかく安いiPhoneがほしい人は、中古から価格や性能で満足できるものを探してみることがおすすめです。
中古になると選べる種類が一気に増え、個別にiPhoneの状態チェックも必要です。中古のiPhoneにするメリットやデメリット、どこで買えばよいのかを詳しく紹介します。
中古で安いiPhoneを購入するメリット
中古のiPhoneを購入する一番のメリットは、安い本体が手に入ることです。正規のお店で新品を購入するより数万円安くで販売していることが多いです。
商品の中には、新品とほとんど変わらない未使用品が出ていることもあり、新品にこだわりがない人にはとてもおすすめです。
また中古のiPhoneの場合はキャリアを通さなくても購入が可能です。解約料を気にせず、分割払いプログラムを組む必要もありません。
中古で安いiPhoneを購入する際の注意点
中古のiPhoneは安いかわりに注意点もあります。適当に選んでしまってはすぐに使えなくなる場合もあるので、以下の点はチェックしましょう。
- iPhone本体の傷やへこみ
- メーカーの保証は残っているか
- 料金の未払などで利用制限の有無
実店舗なら現物をじっくりとチェックし、Webでの注文なら注意書きから判断ができます。
しかしバッテリーだけは、どれだけ劣化しているかは販売している側も判断しかねるので、交換が必要な場合があります。
Apple Storeでは保証対象外のiPhoneでも、5,400円か7,400円で交換ができます。引渡して5~7営業日で新品のバッテリーになって戻ってきます。
中古のおすすめモデルはiPhone 7
何世代もある中古のiPhoneの中で、2020年5月段階でおすすめのモデルはiPhone 7です。
iPhone 7だと、2019年に発売されたiPadと同様のチップを搭載しているため、まだまだ現役で活躍してくれます。
またFeliCaが搭載されているので、キャッシュレス決済でモバイルSuicaやQUIC Payが使えます。
iPhone 7には防水防塵機能がついているのも、おすすめする理由です。
llJmioでは品質のよい中古iPhoneを購入できる
出典:IIJmio中古のiPhoneを探すなら、格安SIMのIIJmioでは高品質の中古iPhoneがそろっています。独自基準で目立った傷はなく、ほぼ使用形跡がないものだけを扱っています。
2020年5月での取り扱いがあるiPhoneのモデルと、一括払いのときの価格は以下のとおりです。
iPhoneのモデル | 一括払いでの価格 |
---|---|
iPhone XS | 64,800円~ |
iPhone XR | 62,800円~ |
iPhone 8 | 40,000円~ |
iPhone 7 | 34,800円~ |
iPhone SE(第1世代) | 19,800円~ |
中古iPhoneの在庫状況は常に変動しているので、ほしいモデルのものがあれば、迷わず購入した方がよいです。
IIJmioならiPhoneだけでなく料金プランも安く、1,600円から音声通話が可能です。iPhoneの購入と一緒にSIMカードも申し込んでおくと便利です。
公式Webサイト | 公式Webサイト | 公式Webサイト |
公式サイト |
中古のiPhoneを安く買えるショップ
キャリア以外で中古のiPhoneを探すなら、専門のショップやECショップ・フリマサイトといった選択肢もあります。それぞれどんな特徴があるのかを解説していきます。
イオシス
中古のiPhoneを扱う専門ショップの中で、安く高品質なものを探すならイオシスがおすすめです。仕入れや販売をすべて自社で管理し、未使用品も含めて7,000台以上からiPhoneを選べます。
iPhoneのモデルごとの価格は、iPhone 7以降で次のとおりです。
iPhoneのモデル | 価格 |
---|---|
iPhone SE(第2世代) | 54,363円~ |
iPhone 11 Pro/Max | 84,363円~ |
iPhone 11 | 63,454円~ |
iPhone XR | 49,818円~ |
iPhone XS/Max | 46,818円~ |
iPhone X | 37,090円~ |
iPhone 8/Plus | 18,000円~ |
iPhone 7/Plus | 9,818円~ |
モデルやキャリア、容量で絞り込めば、公式サイトでそのときの在庫をすべてチェックできます。
イオシスでの保証期間は、中古品なら3ヶ月で未使用品なら6ヶ月、利用制限の恐れがある赤ロムなら永久保証です。ほかの会社より保証期間が長めに設定されているので中古品に不安がある人でも安心です。
ECショップやフリマサイト
中古の安いiPhoneは、ECショップやフリマサイトで取り扱いがあります。購入先によってどんな違いがあるかを見ていきましょう。
ECショップ | 幅広い種類のiPhoneを探せる |
---|---|
フリマやオークションサイト | 相場より安い出品 |
どちらも信用のおけるショップや人から購入しないと、満足できるiPhoneを入手できません。
ECショップの場合一部では実店舗もありますが、Webより高額であったり在庫が少なかったりします。
安いiPhoneを中古で探すなら、IIJmioのように中古を扱うキャリアにするか、イオシスのように信頼できるショップの利用がおすすめです。
公式Webサイト | 公式Webサイト | 公式Webサイト |
公式サイト |
新品のiPhoneを安く購入する5つの方法
大手キャリアでキャンペーンを利用しなくても、新品のiPhoneを安く購入する方法が5つあります。
ここではその方法について詳しく紹介していきます。
Apple StoreでiPhoneを購入する
Apple Storeで購入できるiPhoneは、大手キャリアの定価より安くなっています。たとえばiPhone SE(第2世代)の価格では5,000円以上の差があります。
購入場所 | 64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|---|
Apple Store | 44,800円 | 49,800円 | 60,800円 |
ドコモ | 51,840円 | 56,880円 | 68,400円 |
ソフトバンク | 52,363円 | 58,254円 | 71,345円 |
au | 50,245円 | 55,681円 | 68,337円 |
価格以外で、Apple StoreでのiPhoneはすべてSIMフリーというメリットがあります。大手キャリアではSIMロックの解除はすぐにできず、格安SIMでは最新iPhoneの取り扱いがありません。
大手キャリアで割引のキャンペーンが使えなかったり、キャリアに寄らず最新の安い新品iPhoneを探していたりする場合は、Apple Storeでの購入を検討してみるとよいでしょう。
今使っている端末をAppleの下取りに出す
Appleでは、Apple Trade InというiPhone限定の下取りを行っています。
Apple Storeで購入するときに一緒に申し込みができ、状態がよければ最大40,000円引きされます。各モデルの最大下取り額は以下のとおりです。
iPhoneのモデル | 最大の割引額 |
---|---|
iPhone XS Max | 40,000円 |
iPhone XS | 37,000円 |
iPhone XR | 28,000円 |
iPhone X | 28,000円 |
iPhone 8 Plus | 23,000円 |
iPhone 8 | 16,000円 |
iPhone 7 Plus | 16,000円 |
iPhone 7 | 9,000円 |
iPhone 6s Plus | 9,000円 |
iPhone 6s | 6,000円 |
iPhone 6 Plus | 4,000円 |
iPhone 6 | 3,000円 |
iPhone SE(第1世代) | 2,000円 |
新しいiPhoneが発送された後に下取りのプロセスが開始し、届く返送キットを使いこれまで使っていたiPhoneをAppleに送ります。
梱包に入れるものはiPhone本体と、返送キットに入っている申し込み内容確認書だけで、ケーブルなどは送る必要はありません。
今まで使っていた端末がiPhone以外の場合は、ドコモやソフトバンク、auなどの下取りプログラムを使いましょう。
大手キャリアで型落ちのiPhoneを選ぶ
大手キャリアでは型落ちのiPhoneを新品で取り扱っています。キャリアごとでiPhone 11以前のラインナップはことなり、価格は30,000円台からです。
iPhoneのモデル | ドコモ | ソフトバンク | au |
---|---|---|---|
iPhone XS Max | 83,520円 | 124,800~164,945円 | 125,018~164,945円 |
iPhone XS | 34,666~102,240円 | 113,018~153,163円 | 72,654~153,163円 |
iPhone XR | 32,266~72,000円 | 85,090~102,109円 | 70,036~102,109円 |
iPhone X | なし | 113,018~130,036円 | なし |
iPhone 8 Plus | なし | 78,981~96,000円 | なし |
iPhone 8 | 53,200円 | 53,018~85,090円 | 53,018~60,7871円 |
iPhone 7 Plus | なし | なし | なし |
iPhone 7 | 39,600円 | 36,000円 | なし |
モデルの中には発日当初の半額以下になっているiPhoneもあります。
しかし、型落ちのiPhoneは在庫がどのキャリアも限定的で、特定の容量しかなかったり店頭のみであることが多いです。
希望の端末を探すのは難しいかもしれませんが、見つかれば中古よりは長い期間使い続けやすいです。
値下げされる安い時期を狙う
iPhoneは発売された直後は高いので、値下げされるまで待ってみるのも1つの手です。型落ちになるタイミング以外で、時期によって端末価格が直接値下げされます。
例えば、ドコモでは2020年4月にiPhone 11とiPhone 11 Proの価格が11,000円引きされました。
また、2019年8月にソフトバンクのオンラインショップでiPhone 8とiPhone XSが20,000円以上値引きされました。
iPhoneの値引きが起きやすいタイミングは、新型が発売される9月前後や翌年の1月、3~4月です。購入を急いでいないときは、安くなるのを待ってみるのもおすすめです。
格安SIMなら月額料金までトータルで安くできる
格安SIMなら型落ちの安いiPhoneを購入でき、料金プランは大手キャリアより安くなる可能性が高いためおすすめです。
格安SIMの中でおすすめのワイモバイルなら、iPhone 7の定価が36,000~45,818円で、新規や機種変更の割引を使うと約24,876円です。
ワイモバイルの料金プランは2680円からで、1回10分以内の国内通話は無料です。iPhone 7を36回払いにすると、毎月3372円の負担で使えます。
公式Webサイト | 公式Webサイト | 公式Webサイト |
公式サイト |
賢く安いiPhoneを購入しよう
iPhoneは購入するモデルや購入場所を吟味すると、想定より安い価格で入手できます。
- 最新モデルならiPhone SE(第2世代)
- 大手キャリアなら複数のキャンペーンを利用
- 中古は高品質なiPhoneがそろっているIIJmio
- 新品で型落ちはトータルで安いワイモバイル
iPhoneはたとえ型落ちでも高性能なものがあるので、今から購入しても数年間は使い続けられるでしょう。選択肢の幅を広げて、少しでも安いiPhoneを入手してください。