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ドコモ家族割の詳細を徹底解説|申し込み方法・適用条件・注意点一覧

更新日:2021.04.14

現在ドコモを家族で利用している人や、これから家族で利用したいと考えている人にむけて、ドコモの家族割である「ファミリー割引」について、その内容や特徴、適応条件、申し込み方法から注意点まで、詳しく紹介します。

家族で同じキャリアを使用している人におすすめなのが家族割です。

家族割は各キャリアより様々な内容で提供されていますが、今回はその中でもドコモの家族割である「ファミリー割引」について紹介していきます。

適応条件や特徴をしっかり把握して、よりお得に家族で契約する参考にしてください。

ドコモの家族割「ファミリー割引」の特徴

ドコモの家族割である「ファミリー割引」の特徴を紹介します。ファミリー割引とは家族でドコモに加入することで割引を得られるサービスです。

毎月の携帯料金の割引や家族間通話が無料になるなど、嬉しい特典があります。

代表回線と子回線のグループになっていて、 3親等以内であれば適応することができ、条件にあてはまっていれば同居をしていなくても、離れて暮らす家族でもファミリー割引を利用できます。

しかも、一緒にファミリー割引を利用していても、支払い方法や請求書の送付先を別にすることが可能です。

ファミリー割引は最大20回線まで適用できます。ほとんどの家庭において20人を超えることは稀なので、人数を気にせずに家族で申し込めるのも魅力の1つです。

ただし、同居している友人や恋人などは対象外になります。

ドコモの家族割「ファミリー割引」の特典内容

「ファミリー割引」は家族間の国内通話が無料になったり、月額料金が割引になるなどの特典があります。詳しい内容を紹介していきます。

家族間の国内通話が無料になる

ファミリー割引は家族間の国内通話が24時間無料になります。

LINE通話などが普及して、家族以外と通話する時は音声通話をほとんど使わないという人は多くなっていると思いますので、家族間での通話が多い人にはおすすめのサービスです。

ただし、ドコモの基準で3親等以内でなかったり、契約が別だったりすると家族とは見なされず、通話料金が発生してしまいます。

みんなドコモ割で月額利用料金が割引される

2019年6月1日から始まった新しい割引サービス「みんなドコモ割」の利用が可能です。

ファミリー割に加入していて、ギガホ・ギガライト(5Gギガホ・5Gギガライトも可能)を利用しているユーザーは月額料金、2回線だと550円(税込)の割引、3回線以上だと1,100円(税込)の割引を受けられます。

【5Gギガホをご利用の場合】

回線数1回線2回線3回線以上
割引額-550円(税込)-1,100円(税込)
割引適用後の料金8,228円(税込)7,678円(税込)7,128円(税込)

【ギガホをご利用の場合】

回線数1回線2回線3回線以上
割引額-550円(税込)-1,100円(税込)
割引適用後の料金7,678円(税込)7,128円(税込)6,578円(税込)

【5Gギガライト・ギガライトをご利用の場合】

回線数1回線2回線3回線以上
割引額-550円(税込)-1,100円(税込)
割引適用後の料金(ステップ4)
~7GB
6,578円(税込)6,028円(税込)5,478円(税込)
(ステップ3)
~5GB
5,478円(税込)4,928円(税込)4,378円(税込)
(ステップ2)
~3GB
4,378円(税込)3,828円(税込)3,278円(税込)
(ステップ1)
~1GB
3,278円(税込)2,728円(税込)2,178円(税込)

ドコモ光のセット割でさらに1,100円(税込)割引

ファミリー割引のグループでドコモ光を契約している人がいると、さらに「ドコモ光セット割」が適用されて1,100円(税込)の割引対象となります。

ドコモ光セット割はみんなドコモ割と併用できるので、ファミリー割引を適用するだけで世帯全員の通信費を安くできます。

FOMAユーザー限定の月額利用料金割引がある

FOMAユーザー限定の月額利用料金割引があり、子供や祖父母に持たせる携帯として、FOMAの利用を考えている人にはお得に利用できます。

FOMAユーザー限定の月額利用料金割引は次の通りです。

  • 基本使用料25%割引
  • 家族間通話30%割引
  • 指定の一般電話10%割引
  • iモードメールの送信無料

月額利用料金が25%割引

FOMAの基本使用料(ベーシックプラン、バリュープランのみ)が25%OFFになります。

基本プラン(カケホーダイプラン、データプラン、デバイスプラス)とXi料金プランは基本料金割引対象外になるので注意が必要です。

【ベーシックプラン】

通常の月額料金割引額(25%OFF)割引後の月額料金
タイプSS3,960円(税込)−990円(税込)2,970円(税込)
タイプS5,060円(税込)−1,265円(税込)3,795円(税込)
タイプM7,260円(税込)−1,815円(税込)5,445円(税込)
タイプL10,560円(税込)−2,640円(税込)7,920円(税込)
タイプLL16,060円(税込)−4,015円(税込)12,045円(税込)
タイプシンプル3,391円(税込)−847円(税込)2,544円(税込)
タイプリミット4,620円(税込)−1,155円(税込)3,465円(税込)
ファミリーワイド2,475円(税込)−825円(税込)1,650円(税込)
ファミリーワイドリミット2,640円(税込)−880円(税込)1,760円(税込)

※ファミリーワイド、ファミリーワイドリミットは「(新)いちねん割引」適用後の金額です。

【バリュープラン】

通常の月額料金割引額(25%OFF)割引後の月額料金
タイプSS バリュー2,050円(税込)−517円(税込)1,533円(税込)
タイプS バリュー3,300円(税込)−825円(税込)2,475円(税込)
タイプM バリュー5,500円(税込)−1,375円(税込)4,125円(税込)
タイプL バリュー8,800円(税込)−2,200円(税込)6,600円(税込)
タイプLL バリュー14,300円(税込)−3,575円(税込)10,725円(税込)
タイプシンプル バリュー1,631円(税込)−407円(税込)1,224円(税込)
タイプリミット バリュー2,860円(税込)−715円(税込)2,145円(税込)
ファミリーワイド バリュー1,155円(税込)−385円(税込)770円(税込)
ファミリーワイドリミット バリュー1,320円(税込)−440円(税込)880円(税込)

※ファミリーワイド、ファミリーワイドリミットは「(新)いちねん割引」適用後の金額です。

指定した一般電話が10%割引

FOMAユビキタスプラン、FOMAデータプラン(定額)を除いたFOMAサービスのプランを対象に、指定した一般電話が10%割引になります。

指定できるのは1グループにつき1番号なので、指定する一般電話を選ぶ際は注意が必要です。

ファミリー割引が適用される家族間以外で、よく電話する回線を選択し上手に料金を安くしていきましょう。

※5G、Xiサービスの契約者も割引対象外となります。

家族内のiモードメールは無料

同一のファミリー割引グループ内のiモード同士のメールはパケット通信量が無料となります。

iモードメールとはドコモや他社のケータイ、PCに文字や静止画、動画を送受信できる電子メールサービスのことをさします。

iモード同士のメールが適用条件のため、spモードメール、SMSは対象外になるので注意が必要です。

ドコモのファミリー割引の適用条件

ドコモのファミリー割引の適用条件を紹介します。ファミリー割引が適用される条件は、大きくわけて3つあります。

  • 対象プランへの加入
  • ドコモの設定する3親等以内
  • 同性パートナーがいる場合は自治体発行の書類が必要

対象プランへ加入していること

ほとんどのプランが対象となりますが、例外もあるため自分の加入しているプランが対象内かどうか、あらかじめ確認しておきましょう。

対象となるプランは次の通りです。

  • ギガホ
  • ギガライト
  • ケータイプラン
  • キッズケータイプラン
  • キッズケータイプラス
  • カケホーダイライトプラン
  • シンプルプラン
  • タイプXiにねん
  • 新いちねん割
  • ハーティー割引
  • ファミ割引MAX50

※シンプルプランやタイプXiにねんなどは既に新規加入を停止しているため、新たにドコモへ加入するのならギガホ等の新しいプランを選ぶことになります。

ドコモが設定する3親等以内であること

ドコモが設定している3親等は、法律上のものとは異なり範囲が広いです。法律上のものではなく、ドコモが設定する3親等にあてはまる家族間であれば契約が可能です。

同性パートナシップ証明書類がある人

同性で事実婚状態となっている人でも、地方自治体等が発行する同性とのパートナシップを証明する書類を持っている方は利用が可能です。

同性のパートナーがおり、ファミリー割引を適用したい人は、書類の準備を忘れないようにしましょう。

ドコモファミリー割引の申し込み方法

ドコモファミリー割引の申し込み方法を紹介します。

申し込みは3つの方法で可能です。

  • ドコモショップに来店
  • ドコモインフォメーションに電話
  • 申込書の郵送

ドコモショップに来店する

全国にあるドコモショップの店舗に来店してファミリー割引の申し込みが可能です。土日や混み合う時間帯は待ち時間が長くなるので、来店予約をしておきましょう。

また、店舗によって営業時間が異なるため、事前に確認しておくとよいです。

ドコモインフォメーションに電話する

インフォメーションセンターへ電話で申し込みが可能です。電話回線が混み合うことも予想されるため、コール事前予約もできます。

予約は当日から31日先まで可能で混雑時に優先的に案内してもらえます。

ドコモインフォメーションの電話と予約当日の専用ダイヤルは次の通りです。

ドコモの携帯電話からの場合151(無料)
一般電話などからの場合0120-800-000
予約当日の専用ダイヤル#8515(無料)

※異なった電話番号にかけても、優先的に案内してくれないため、予約当日は必ず専用ダイヤルに電話するようにしましょう。

混雑時がわかるカレンダーもあるのであわせて活用しましょう。

申込書を郵送する

申込書を公式ページからダウンロードするか、ドコモに請求して送付依頼することで取得ができます。それを郵送して申し込みが可能です。

※郵送料は自己負担です。

また、申込書を請求する方法は次の通りです。

  1. 「ドコモオンライン手続き」から申込書請求をおこなう
  2. 申込書と返信用封筒がドコモから届く
  3. 必要事項を記入して返信する

※郵送料はかかりません。

ドコモのファミリー割引の注意点

ドコモのファミリー割引の注意点を紹介します。特に注意すべき点は次の通りです。

  • オンラインショップでの手続きができない
  • ファミリー割引の適用は翌月請求分から
  • ファミ割MAX50は受付はすでに終了している
  • 家族内の解約

オンラインショップでは手続き不可

24時間いつでも手続きが可能で、機種変更などで利用すると大変便利なオンラインショップではありますが、ファミリー割引の申し込みはできません。

ファミリー割引は親回線の契約者との間柄を確認しなければならないため、必ず店舗に来店したり、直接電話で確認する方法がとられています。

新規契約から機種変更や契約変更は、オンラインショップでも可能です。

ファミリー割引の適用は翌月請求分から

ファミリー割引は、申し込んだ月の請求に適用されるわけではなく、翌月の請求から適用されます。申し込んだ月の請求額が割り引かれるわけではないので注意が必要です。

なお、廃止する場合も同じように廃止した月の請求ではなく、翌月の請求から適用されます。

ファミ割MAX50は受付を終了している

2年継続+FOMAの場合に受けられた割引サービスのファミ割MAX50は、2019年9月30日をもって新規受付は終了しているため利用ができません。

現在のファミリー割引はFOMAの基本使用料は25%OFFなので、ファミ割MAX50よりも割引金額は減ったように思えますが、その代わりに、ギガホ・ギガライトといったスマートフォン対象の料金プランが採用されたので、特典を受けられる幅が広がっています。

家族内の解約に関する注意点

子回線の場合は解約や乗り換えの制限はありませんが、それにより契約人数が1人になると、ファミリー割引が適用外となるため注意が必要です。

主回線が解約すれば、子回線が数台契約していても家族割は適用されなくなってしまいます。

そのまま複数の子回線で使い続けたい場合は、主回線を解約する前に、使い続けるどれか1つを主回線に変更しておきましょう。

下準備に手間がかかることがありますが、きっちりと完了したうえで解約することをおすすめします。

ドコモのファミリー割引を利用してお得に使おう

ドコモを家族間で利用している人、または利用を考えている人にとって、回線が増えるごとにファミリー割引はとてもお得なサービスです。

併用可能な割引サービスもあわせて検討することで、現在よりも利用料金が安くなる可能性があります。割引の適用条件と注意点を確認し、携帯電話を少しでもお得に利用をしていきましょう。

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