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ケーブルテレビの月額料金を安くする方法!セット割がお得!

更新日:2024.02.09

ケーブルテレビの月額料金と、ケーブルテレビをお得に利用する方法について解説しました。結論から言うと、ケーブルテレビは「auスマートバリュー」に対応したケーブルテレビサービスを利用し、auの月額料金の割引を受けるのが最もお得な利用方法です。申し込み方法や注意点についても併せて解説します。

進学や就職、転勤などで引っ越しをする時に「インターネットの契約はどうしようか」と悩むことがあるでしょう。今まで使っていたプロバイダを引き続き使うのも悪くありませんが、解約して別の業者に乗り換えるにはよい機会です。

そこでおすすめしたいのが「ケーブルテレビとインターネットのセット契約」です。ケーブルテレビ局の多くはインターネット回線や固定電話などのサービスも提供しており、これらを組み合わせてセット契約することによって、月々の固定費を削減できる場合があります。

この記事ではケーブルテレビの月額料金を、主にセット割引きという手法を使って安くする方法について紹介しています。これから引っ越しを控えている人、ケーブルテレビへの乗り換えを考えている人はぜひ参考にしてください。

ケーブルテレビの平均月額料金は?

ケーブルテレビの月額料金はいったいどの程度かかるのか紹介します。

ケーブルテレビとは

そもそもケーブルテレビは、私たちの家のテレビ本体へ映像と音声を届ける仕組みにおいて一般的なテレビとは大きく異なります。一般的なテレビは、各テレビ局から発せられた電波を各家庭に設置されたテレビアンテナで受信し、テレビに映し出しています。

一方のケーブルテレビは、各テレビ局からの電波をケーブルテレビ局で受信した後、各家庭まで敷かれた光ファイバーケーブルや同軸ケーブルを介して映像や音声を配信しています。つまり、一般的なテレビは目に見えない電波を通して、ケーブルテレビはケーブルを通して放送を受信している、ということになります。

ケーブルテレビのサービスを行うには、地域内にくまなくケーブルを敷いた上で加入した家庭に設置された設備と接続する必要があります。各家庭ではケーブルさえ敷けば必ずテレビが見られるので、一般的なテレビのように「電波が届かなくてテレビが見られない」という地域(難視聴地域)がないのが利点です。

平均的な月額料金

ケーブルテレビの月額料金は、加入するケーブルテレビ局によって多少差があります。

少し古いデータですが、2017年に日本政策投資銀行が発表した「ケービルテレビ事業の現状」という資料によりますと各ケーブルテレビ局の月額料金は2,000円~5,000円台が中心となっており、視聴できるチャンネル数が多いほど月額料金が高くなる傾向にあるようです。

こちらの資料では「ケーブルテレビの解約理由」についても調査が行われていますが、解約利用の多くは「引っ越し」で全体の90%を超えています。「料金」を理由に挙げたのは4.2%に過ぎず、このことから「ケーブルテレビの月額料金に不満を抱く人は少ない」ということがわかります。

ケーブルテレビ局は原則として「各地域に1社」

これは「ケーブルテレビという仕組みが元々難視聴地域対策のために始まったこと(営利目的ではなかった)」「多大な設備投資が必要となるため同一地域に複数事業者が参入すると収益化が困難」などさまざまな理由があります。

いずれにしても、携帯電話や光回線のように「どの業者にしようか」と迷うことはほぼありません。迷うとしたら、テレビを「一般的なテレビで見るか」「ケーブルテレビで見るか」「『ひかりTV』や『フレッツ光TV』で見るか」というように、他サービスとの選択になるでしょう。

お得に契約をする方法

ケーブルテレビをお得に契約するには「電話やネットなどをセットで契約すること」です。

ケーブルテレビを契約すると自宅まで光ファイバーケーブルや同軸ケーブルが敷かれますが、これは電話やネットと同じ仕組みです。そのため、ケーブルテレビ局の多くが電話やネットのサービスを同時提供しています。

これらの契約をケーブルテレビとまとめると、別々に契約するよりもお得になることが多いです。

中でも特におすすめしたいのがJ:COMの「auセット割」とテレビとネットのセット割引です。

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J:COMの月額料金

J:COMモバイルなどを運営するJ:COMは日本最大のケーブルテレビ事業者で、傘下には11社70局のグループケーブルテレビ局を抱えています。

J:COMによると、2019年9月時点での日本の総世帯数は約5,852万世帯、J:COMのネットワークが直近まで敷設済みでサービスの提供が可能な世帯数が約2,164万世帯となっています。つまり日本の全世帯のうち、約40%弱が「その気になればJ:COMを使える状態」にあるということです。

ここではJ:COMの月額料金や料金シミュレーション、お得な申し込み方法などについて解説しましょう。

J:COMの料金形態

J:COMは、ケーブルテレビ事業(J:COM TV)のみならず、インターネット(J:COM)、固定電話(J:COM PHONE)、格安SIM(J:COM MOBILE)、そしてこれらとセットで契約することで地域会社よりお得な料金で使えるJ:COM 電力やJ:COM ガスといった事業も行っています。

もちろんケーブルテレビだけ、インターネットだけ、といった単体での契約もできますが、複数のサービスを組み合わせて契約することによって、それぞれを別々の事業者と契約するよりもお得に使える場合があります。

集合住宅戸建住宅
12Mコース3,476円(税込)3,476円(税込)
40Mコース4,576円(税込)4,576円(税込)
120Mコース6,248円(税込)1,470円(税込)
320Mコース6,798円(税込)2,170円(税込)
1Gコース-7,348円(税込)
5Gコース-7,898円(税込)
10Gコース-8,756円(税込)

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料金シミュレーション

ガスや電力なども組み合わせた料金シミュレーションもしてみましょう。

全部J:COMでまとめて、テレビは最大チャンネル数、ネットは最大通信速度にした場合

  • テレビ(J:COMで最も多くのチャンネルを視聴できる「VODメガパック+地デジ・BS」)
  • インターネット(通信速度1G)
  • 固定電話
  • 携帯電話(J:COM MOBILEで3GBの音声通話プラン1,760円(税込))
  • 電気・ガス

上記すべてまとめると料金プランは「スマートお得オンデマンド NET1G + PHONE 電力・ガスセット」になり、月額料金は11,255円(税込)です。

※契約開始から6カ月目までは、携帯電話を除く料金が6,965円(税込)、25カ月目までは9,165円(税込)と多少割安になります(26カ月目以降は9,495円(税込))。

「スマートお得オンデマンド NET1G + PHONE 電力・ガスセット」月額11,255円(税込)から

  • ガスを抜く:月額料金11,365円(税込)
  • 電気とガスを抜く:月額料金11,365円(税込)
  • 電気とガスと固定電話を抜く:月額10,318円(税込)

つまり、J:COMはテレビとネットに固定電話を加えると月額料金は少し高くなるものの、ガスや電気を加えても月額料金はそう変わりません

携帯電話とガスは利用せず、チャンネル数は最低限、ネットは一般的な速度の場合

  • テレビ(J:COMでチャンネル数最低の36ch)
  • インターネット(通信速度320M程度)
  • 固定電話
  • 電気

上記の料金プランは「スマートお得セレクト NET320M + PHONE 電力セット」になり、月額料金は8,835円(税込)です。

※契約開始から6カ月目までは6,305円(税込)、25カ月目までは8,505円(税込)と多少割安になります。

インターネット回線の通信速度の選び方

J:COMのインターネット回線の通信速度は、速いものから「1GB」「320M」「120M」「12M」と4つ用意されています。

速ければ速いに越したことはありませんが、ゲームや動画視聴も含めた一般的な利用環境では320Mもあれば十分です。ゲームをしないのであれば120Mでも困ることはないでしょう。

12MBはできれば避けた方が無難です。常時12MB出ていればあまり問題はないですが、これはあくまでも理論値であって実際はもっと遅い速度になり、実用上問題の出るケースが想定されます。

電力(電気)・ガスでさらにお得

J:COMでケーブルテレビやインターネットの契約と電気・ガスの契約をまとめると、電気は「電力セット割」で月330円(税込)が、ガスは「ガスセット割」で月110円(税込)が月額料金から割引になります。両方合わせると年間5,280円(税込)もお得です。

その上、電気はJ:COMユーザー向けのお得な料金プランが適用されます。

「従量電灯B」料金プランで月481kwh使用の場合

  • 東京電力:14,115円(税込)
  • J:COM 電力:13,501円(税込)
  • 差額:614円

単純計算すると12カ月で7,368円セット割の5,280円と合計すると12,648円も安くなる計算になります。

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auスマートバリューでさらにお得

J:COMはauを運営するKDDI株式会社の連結子会社であることから、「auスマートバリュー」が利用できます。

auスマートバリューとは、auのスマホやケータイ、タブレットなどと対象のネットと電話(もしくはauスマートポート)の両方を契約で、auの月額料金が割引になるというものです。

J:COMの場合はケーブルテレビ、インターネット、固定電話のうちいずれか2サービス以上の契約が必要になります。

各料金プランの割引額をまとめました。

  • ピタットプラン5G
  • ピタットプラン4G LTE(新auピタットプランN)
  • 新auピタットプラン※
  • データ容量1GB超の場合:永年月額550円(税込)割引
  • (データ利用量1GB以下の月は割引適用なし)
  • ピタットプラン4G LTE(s)
  • ピタットプラン5G(s)
  • データ容量2GB超の場合:永年月額550円(税込)割引
  • (データ利用量2GB以下の月は割引適用なし)
  • auピタットプランN(s)※
  • auピタットプラン※
  • auピタットプラン(s)※
  • データ利用量2GB以下の場合:永年月額550円(税込)割引
  • データ利用量2GB超の場合:永年月額1,100円(税込)割引
  • (auピタットプラン(シンプル)でデータ利用量1GB以下の月は割引適用なし)

  • データMAX 5G
  • データMAX 5G with Amazonプライム
  • データMAX 5G Netflixパック(P)
  • データMAX 5G Netflixパック
  • データMAX 5G テレビパック
  • データMAX 5G ALL STARパック
  • データMAX 4G LTE
  • データMAX 4G LTE Netflixパック
  • データMAX 4G LTE テレビパック
  • auフラットプラン7プラスN
  • auフラットプラン7プラス※
  • auデータMAXプラン
  • auデータMAXプランPro※
  • auデータMAXプランNetflixパック※
  • auデータMAXプラン※
  • auフラットプラン
  • auフラットプラン20N※ /25NetflixパックN※ /20※ 25Netflixパック※ /30※
  • タブレットプラン20
永年月額1,100円(税込)割引
データ定額30※
  • 最大2年間:月額2,200円(税込)割引
  • 3年目以降:永年月額1,027円(税込)割引
  • データ定額5※/20※
  • LTEフラット※
  • ISフラット※
  • LTEフラットfor Tab※ / Tab(i)※/ Tab(L)※
  • 最大2年間:月額1,551円(税込)割引
  • 3年目以降:永年月額1,027円(税込)割引
  • データ定額2※/3※
  • ジュニアスマートフォンプラン
  • カケホ(3Gケータイ・データ付)
永年月額1,027円(税込)割引
データ定額1※
  • 最大2年間:月額1,027円(税込)割引
  • 3年目以降:永年月額550円(税込)割引

※新規受付終了

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TOKAIケーブルネットワークでもauスマートバリューは適用される!

J:COMはauと同じKDDI系なのでauスマートバリューの適用が受けられましたが、J:COM以外でもauスマートバリューが適用されるケーブルテレビ局があります。

そのうちの1つが静岡県東部・中部地域をサービスエリアとする「TOKAIケーブルネットワーク」です。TOKAIケーブルネットワークは「ひかりdeテレビ」というケーブルテレビと、「ひかりdeネット」というインターネット、「ケーブルプラス電話」という固定電話の3つのサービスを提供しています。

auスマートバリューの適用にはauでの契約の他にこれらの中から2つの契約が必要です。

申し込み方法

auスマートバリューは条件を満たしていれば自動的に適用されるわけではなく、必ずauでの申し込みが必要です。

申し込み方法は電話、インターネット、ショップのいずれかですが、インターネット経由の場合はau IDとパスワードを使ってMy auへのログインが必要になる点に注意してください。

注意点

auスマートバリューの申し込みは、J:COMとauの契約者が同一姓かつ同一住所の場合に可能です。適用できるはau端末10回線までです。

例えば「世帯主名でJ:COMを契約していて、妻や息子がauを契約している」という場合、両者が同居していれば申し込みは可能です。しかし息子が上京して1人暮らしをしている、などの理由で住所が異なる場合、申し込みは不可能ということです。

ただし家族が50歳以上の場合は住所が別でも申し込むことができます。家族でも姓が異なる場合やau端末が累計5回線以上の場合、家族であること、同一住所であることの証明書(住民票など)が必要です。

対象エリア

J:COMとTOKAIケーブルネットワークの対象エリアについて紹介しておきます。

J:COM

J:COMの対象エリアは「札幌エリア」(札幌市)、「仙台エリア」(仙台市)、「関東エリア」(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・群馬)、「関西エリア」(大阪・兵庫・和歌山・京都)、「西日本エリア」(風岡・山口・熊本)の全国5エリアで、総世帯数にして約1,300万軒をカバーしています。

ここに挙げたエリア内であっても、対象エリアになっていない箇所もあります。詳細は必ずJ:COMのホームページ等で確認するようにしてください。

TOKAIケーブルネットワーク

TOKAIケーブルネットワークは、静岡県東部・中部地域となっています。

具体的には御殿場市、小山町、裾野市、三島市、函南町、伊豆の国市(旧韮山町含む)、伊豆市、長泉町、清水町、沼津市、富士市、富士宮市、静岡市(清水区)、焼津市、藤枝市、島田市です。

こちらもJ:COM同様、対象エリアの詳細は必ずTOKAIケーブルネットワークのホームページ等で確認するようにしてください。

ケーブルテレビは他サービスとのセット加入がお得!

首都圏に住んでいる場合、多くの人がケーブルテレビに加入しようとするとJ:COM傘下のケーブルテレビ会社になるでしょう。J:COMを最もお得に利用する方法は何と言ってもauを組み合わせてauスマートバリューを活用するという方法です。

特に家族全員がauを使っている場合、割引幅が大きくなるので非常におすすめです。家族全員がauを使っている家であればテレビや電話、インターネットの契約をJ:COMに切り替えてしまうのも1つの手といえるでしょう。

J:COMのサービスを詳しく見る

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