通信障害?WiMAXのつながらない原因と解決方法|すぐチェックするべき5つの項目
WiMAXの電波障害に困った経験はありませんか?WiMAXを利用していると何らかの原因で電波が弱くなり、回線が遅くなってしまうことがあります。今回は、WiMAXの電波障害の原因と効果的な対処法をまとめてみました!ぜひ、参考にしてみてください!
この記事の目次
WiMAXを利用していると突然つながらなくなることがあります。通信障害が原因なら復旧を待つしかありませんが、実は使い方が原因でつながらなくなることもあるのです。
そこで今回は、通信障害以外でWiMAXが繋がらなくなる原因とそれぞれの解決方法について解説していきます。
WiMAXの通信障害?つながらない場合の解決方法
WiMAXを使ってインターネットへの接続が試みても、全くつながらないもしくは非常に繋がりにくいといったことがあります。このようなケースに遭遇したら、さまざまな方法を使って問題を解決していきましょう。
WiMAXの公式サイトやTwitterを確認する
WiMAXの通信障害かどうかを最初に確認しましょう。WiMAXの公式サイトやTwitterなどへとアクセスし、通信障害に関する情報がアップされているかどうかを確認してください。
WiMAXでは何らかの原因によって、基地局からの通信ができなくなってしまうことがあります。この場合は通信状態が復旧するまで待つほかありませんが、原因については公式サイトから必ず発表があります。
手持ちのWiMAX以外の電波に接続してみる
WiMAXの通信障害ではない場合、WiMAX本体そのものもしくは使用している機器が原因で接続できなくっている可能性があります。そこで、WiMAX以外のインターネット回線があれば接続を試みてください。
自宅の光回線などに接続してみてインターネット通信ができるようなら、WiMAX本体が不具合を起こしている可能性があります。
また、WiMAX以外の回線にも接続できない場合は、使用している機器に何らかのトラブルが発生しているのかもしれません。原因がどこにあるのか、しっかりと把握することが大切です。
WiMAX本体と端末側を交互に再起動してみる
WiMAX本体や端末に何らかの不具合があった場合、インターネットの電波をうまく捉えられていない、または接続が切断されているといった状況にあることがあります。そこで、WiMAX本体と使用している機器を交互に再起動させてみましょう。
まずは、WiMAX本体を再起動させてみましょう。実際、これだけで通信状態が復旧することがあります。
それでも、復旧しない場合は使用している機器を再起動させてみてください。念のため、インターネットに接続するためのSSID設定が正しいかどうかも確認しましょう。
SSIDの設定は、WiMAX本体を操作して確認できます。
接続場所を変えてみる
それでもWiMAXにつながらないという場合は、使用している場所に原因があるのかもしれません。なぜなら、WiMAX2+がカバーしているエリア以外では電波が圏外表示となり、インターネットに接続できないからです。
移動中や出張先、遠征先などでWiMAXを利用している場合には、カバーしているエリアを外れてしまうことがあります。特に、山間部や中心地から遠く離れた郊外ではエリア外になることがあるので注意が必要です。
WiMAXがカバーしているエリアについては、UQ WiMAX公式のエリア確認ページで確認できます。
通信モードを2.4GHzから5GHzに切り替えてみる
WiMAXでの通信には、2.4GHzと5GHzの2種類の周波数帯の電波が使用されています。通常の設定では2.4GHzに設定されていますが、手動で5GHzへと切り替えることで通信状態が改善されることがあります。
また、同じように5GHzを使用している状態から2.4GHzへと切り替えても、インターネットへ接続できることがあります。なぜなら、これら2つの周波数はそれぞれ特性が異なるからです。
もし、WiMAX端末と使用している機器の距離がかなり近い場合は5GHzのほうが繋がりやすくなります。一方、物理的な障害物が多い場所での使用する場合やWiMAX本体から離れた場所で接続する場合は、2.4GHzが安定して接続しやすくなります。
WiMAXがつながらない原因
WiMAXがつながらない場合の解決方法について解説しましたが、そもそも何が原因でWiMAXがつながらなくなるのでしょうか?
WiMAXがつながらない、もしくはつながりにくくなる原因について解説していきます。
旧WiMAX回線を利用しているため
2015年以前に発売されたWiMAX端末を使用している場合は、WiMAXの電波がつながりにくくなることがあります。なぜなら、2015年を境にWiMAXで利用されている回線が変わっているからです。
2015年以前は「WiMAX」という回線で通信が行われていましたが、現在では「WiMAX2+」という回線が利用されています。新しい「WiMAX2+」の回線には、旧回線「WiMAX」の周波数帯の一部が割り当てられるようになっているため、使用できる周波数帯が減少し通信速度が低下しているのです。
かなり古いWiMAX端末を使用している場合は、2015年以降に発売された新しい端末を購入することで問題が解決できるでしょう。
速度制限がかかっている可能性
WiMAXでは、「ギガ放題」などのような月間のデータ通信量無制限のプランが提供されています。しかし、完全に無制限というわけではありません。
以下の条件を満たしたときには、速度制限が掛かるようになっています。
- 3日間で合計10GB以上のデータ通信を行った
- 7GB通常プランの場合、月間合計7GB以上のデータ通信を行った
- au 4GLTE回線の使用で月間合計7GB以上のデータ通信を行った
3日間合計10GB以上のデータ通信を行って速度制限になる場合、速度制限後の通信速度は1Gbpsですのでそれほど不便に感じることはないでしょう。制限される時間も18時頃から翌日2時頃までの8時間だけです。
しかし、7GB通常プランやau4GLTE回線の使用で7GBを越えてしまった場合、制限速度は128Kbpsとなるため、かなり遅くなります。Yahoo!のWebページなどを開くのにも、時間が掛かってしまうほどです。
このような速度制限をかけられている場合は、データ通信にかなりのストレスがかかるでしょう。
回線が込み合う時間帯
自分だけではなく、WiFiが使用されている周辺の環境によってつながりにくくなることがあります。特に、夜間はWiFiを使用するユーザーが増加するので、回線が混みあいやすくなります。
さらに、集合住宅に住んでいる場合は周りでも多くの電波通信が行われるので、おのずとつながりにくくなってしまうのです。
周辺に障害物が多い
WiMAXを使用する際、周辺に障害物が多いと電波がつながりにくくなることがあります。なぜなら、WiFiの電波は直線的に進むため、WiMAX端末と使用する機器の間に壁や床などの障害物があると、電波が届きにくくなるのです。
また、カバンの中にWiMAX端末を入れている場合も電波が弱くなる傾向にあります。インターネットにつながりにくいと感じるときは、WiMAX端末を窓際の高い場所に置いてできるだけ覆わないようにすれば、改善される可能性がありますので試してみてください。
エリアの対象外である
WiMAX2+のサービスエリアの中に使用しない限り、インターネットにつながりません。そのため、今いる場所がサービスの対象エリアかどうかをしっかり確認する必要があるでしょう。
SIMカードが正しく挿入されていない
WiMAX端末内のSIMカードが正しく挿入されていない場合も、インターネットにつながらなく可能性があります。なぜなら、SIMカードを通じて通信を行うためです。
SIMカードがしっかり装着されていない場合やカード自体が有効なものでなければ、通信は不可能です。WiMAXを使い始める際には、端末内部をしっかり確認しておきましょう。
WiMAXが利用できるおすすめのWiMAXは?
WiMAXの回線を利用してインターネット通信ができるおすすめのWiMAXを紹介します。
カシモWiMAX
※カシモWiMAXは当サイトを運営している株式会社マーケットエンタープライズの子会社であるMEモバイルが運営しています。
カシモWiMAXなら、初月1,408円(税込)、初月以降は、一定して4,818円(税込)で5G高速WiMAXを利用することができます。
しかも端末代は分割36回払いを利用すると、実質0円で契約できます。
最短即日発送ですので、今すぐ使えたい方にもおすすめです。
▼カシモWiMAXの料金や口コミ・評判などについては以下記事で解説しています。
UQ WiMAX
出典:UQWiMAXUQ WiMAXは、13ヶ月間月額4,268円(税込)で利用でき、それ以降は4,950円(税込)で利用できます。
auユーザーならauスマートバリュー、UQモバイルユーザーなら自宅セット割の対象なので、スマホ代が安くなるのが魅力です。
初めての利用で不安な場合は、15日間WiMAX端末をレンタルでき、実際の使用感を確認できる「Try WiMAX」があるのも嬉しいポイントです。
▼SIMチェンジではおすすめのポケットWiFi/WiMAXを比較しご紹介しています。どのプロバイダを選べばいいのか迷っている方はぜひご一読ください。
まとめ
今回は、WiMAXがつながりにくくなる理由について解説しました。WiMAXは通信障害以外でも、つながらなくなったり、通信速度が低下したりすることがあります。
原因をしっかり特定して、対応できるようにしておきましょう。