J:COMモバイルの解約方法や解約時の注意点を解説|他社への乗り換えは?
J:COMモバイルをスムーズに解約するには、手続きの手順を知っておく必要があります。また、他社乗り換えの方法も知っておくと、解約後もスマホを快適に使い続けられます。解約から乗り換えの方法を知り、素早く手続きを完了させましょう。
この記事の目次
J:COMモバイルの解約を検討しているなら、スムーズに手続きを完了させるために、解約の手順を知っておくとよいでしょう。
また、解約後もスマホの利用を考えているなら、他社乗り換えの方法や乗り換え先の検討をしておくこともおすすめです。
解約時には様々な手続きがあり、一部費用がかかるケースもあります。解約から乗り換えまでのポイントを把握して、まずはスムーズにJ:COMモバイルを解約しましょう。
J:COMモバイルを解約するときの注意点
J:COMモバイルの解約をする前に、まずは手続きにおける注意点を紹介します。
注意点を把握しておくことで、失敗なくよりスムーズに解約手続きを完了させやすくなります。
- 解約申し込みは1ヶ月程度前までに
- 解約申し込みは電話のみ
- 解約申し込みは本人または配偶者から
解約手続きに向けて知っておきたいのは、これら3つのポイントです。
解約申し込みは1ヶ月程度前までに
J:COMモバイルの解約は1ヶ月程度前までに済ませる必要があり、月末ぎりぎりに連絡すると実際の解約日が翌月にまたがってしまうこともあります。
申し込みをしてもすぐに解約できるとは限らず、受付の状況などによっては解約日が後にずれ込んでしまうことも少なくありません。
1ヶ月程度の余裕を見ているなら当月内での解約もしやすくなり、契約期間が余分に伸びる心配もないでしょう。
とくに月末は当月内の解約を目指して申し込みが殺到しやすいため、混雑する期間を避けて早めに手続きを進めておきましょう。
解約申し込みは電話のみ
J:COMモバイルの解約は電話でのみ受け付けており、店舗での直接手続きやWebからの申請はできません。
電話はフリーコールとなっていますが、居住地によって番号が異なります。
地域ごとの問い合わせ先は、J:COMモバイルのホームページから調べられます。郵便番号や住所などで検索をし、自宅の場合はどの番号に問い合わせるのかを確認しておきましょう。
オプションの解約手続きはWebからできる
本契約自体は電話申し込みのみで解約が可能ですが、付属しているオプションについてはWeb上で解約できます。
スマホの契約は残したままで一部不要なオプションだけ解約する場合は、J:COMモバイルのオプション解約の申し込み画面から操作を進めて解約手続きを完了させましょう。
申し込み画面から解約したいオプションを選択し解約希望日を選ぶと、希望した日時に指定したオプションが解約されます。
解約申し込みは本人または配偶者から
J:COMモバイルの解約は、契約の名義者本人はもちろんその配偶者も可能です。
そのため、名義者が何らかの事情で手続きできない場合は、配偶者に代理で手続きをしてもらうとよいでしょう。
契約者本人と配偶者以外では、解約申し込みは受け付けてもらえません。基本的には名義者本人が直接解約申し込みをすると考え、都合が合わない場合のみ配偶者でも可能です。
J:COMモバイルの解約方法
J:COMモバイルの解約手順はシンプルで、カスタマーセンターに電話をして解約手続きを進めてもらうだけです。このときに必要なものがいくつかあるため、事前に用意しておきましょう。
実際の解約の流れを知っておくことで、よりスムーズに手続きは進められます。
カスタマーセンターに電話する
解約手続きを行うと決めたなら、J:COMモバイルのカスタマーセンターに連絡しましょう。
- 電話番号:0120-938-362
- 営業時間:9~18時
- 営業日:年中無休
解約に関する問い合わせや相談は地域ごとにフリーコールの番号が異なりますが、解約が決まっている場合は全国どこでも共通しています。
営業時間内に電話をかけ、オペレーターに繋がった後に解約したい旨を伝えて必要事項を確認していきます。
時間帯によっては混み合うこともあり、特に土日や平日でも夕方から夜にかけては繋がりにくいことが多いでしょう。
スムーズに手続きを完了させたいなら、比較的空いていることが多い平日の日中を狙って電話をかけることがおすすめです。
解約の際に必要なもの
解約手続きを行う際には、J:COM IDかJ:COM パーソナルIDが必要です。また、それぞれパスワードも必要であるため、わからなくなった場合はWebで再発行しておきましょう。
IDは契約時の書類を確認するか、わからない場合はサポートセンターに連絡して確認しておきます。
J:COMモバイルの解約でかかる手数料・違約金
解約時には料金がかかることも多く、これには様々な種類があります。
最後の月の月額料金はもちろん、その他の料金も発生する場合があるため、その内訳を知っておきましょう。
J:COMモバイルでは最終月の月額料金や解約事務手数料、プラン契約の解除料や端末代金の残債、MNP転出の場合はその手数料などがかかります。
料金の支払いについて
月額料金やその他サービスの利用料金については、解約月の分まで請求されます。
最終月でも利用した分は請求が来るため、どこまで費用としてカウントされるのかを知っておきましょう。
基本料金やオプション料金は日割り計算される
月額でかかっている基本料金や付加している有料オプションなどの料金は、日割り計算で請求されます。
解約が後になるとその間の料金も発生し続けるため、少しでも最後の請求を少なくしたい場合はできるだけ早めに解約手続きを完了させましょう。
通信料金や通話料金は利用分が請求される
J:COMモバイルは解約までに利用した通信料金や通話料金は当然最終の費用として請求されますが、これは解約後も同じことがいえます。
解約申し込みを行い、実際に解約日が設定されるまでに使用した分の通信料金や通話料金も最後にまとめて請求されます。
解約申し込みをしたからといって、その時点で料金のカウントがストップになるわけではありません。
解約金の支払いについて
解約時には解約金の支払いが必要な場合があり、これは次の3つがあげられます。
- 解約事務手数料
- 解除料
- 長期契約解除料
これらはすべて発生するわけではなく、どれがかかるかは契約状況によって異なります。
また、解約事務手数料に限っては契約状況に関係なく発生します。
1回線ごとに解約事務手数料が発生する
J:COMモバイルでは解約時に、2,200円(税込)の解約事務手数料が発生します。これは契約期間に関係なく発生する固定の費用であり、どの場合でも必ず請求されると考えましょう。
ポイントは1回線あたりという点であり、複数回線解約する場合はその数に応じた解約事務手数料を支払わなければなりません。
複数回線まとめて解約したからといって解約事務手数料が2,200円(税込)のみで済むわけではないため、この点には注意しましょう。
音声+データプランの場合解除料が発生する
音声通話付きのプランで契約していた場合、解約時には利用期間に応じて解除料が発生する場合があります。
音声通話付きのプランでは最低利用期間が設定されており、これを超過していない場合は解除料がかかると考えましょう。
音声通話付きのプランの最低利用期間は1年であり、契約した初月に解約すると8,400円(税込)の解除料が発生します。
2ヶ月目の解約だと8,470円(税込)、3ヶ月目だと7,700円(税込)と、1ヶ月ごとに770円(税込)ずつ解除料が減っていく点が特徴です。
12ヶ月が経過すると解除料は0円となるため、少しでも費用をかけたくないなら最低利用期間は必ず超えてから解約申し込みを行いましょう。
長期契約の場合は長期契約解除料がかかる
2年の長期契約で利用している場合は、更新月以外の解約だと長期契約解除料がかかります。
長期契約解除料は、利用している期間や契約しているプランによっていくらかかるかが異なります。
長期契約は自動更新であり、更新月を超過すると次に解除料なしで解約できるのはさらに2年後です。
最低利用期間を定める契約とは考え方が異なるため、解約する場合は更新月のうちに手続きをする必要があります。
端末代金の残債について
端末をJ:COMモバイルで購入し、分割で支払っている場合は解約時に残金を一括で支払います。
一括で購入している場合は支払いが終わっているため不要ですが、分割購入では残りをまとめて支払わなければなりません。
契約してからすぐに解約すると結局一括購入とほぼ同程度のまとまった出費となるため、できるだけコスト支払いを分散させたいならある程度使ってから解約したほうがよいでしょう。
MNP転出手数料について
J:COMモバイルで使用していた電話番号は、他社に持ち出して乗り換えも可能です。
電話番号の継続利用ではMNP転出を行い、この際の手数料として3,300円(税込)が発生します。
MNP転出の手数料はJ:COMモバイルに限らず発生するため、乗り換えの際には必須の費用であると考えましょう。
J:COMモバイル解約後におすすめの格安SIM
J:COMモバイルを解約して新たに格安SIMに乗り換えるなら、次の3社がおすすめです。
- ワイモバイル
- UQモバイル
- BIGLOBEモバイル
それぞれ安価で利用できる点は共通していますが、料金プランやキャンペーンなどの特徴が異なります。
各社の違いを参考にして、自分に合った格安SIMの乗り換え先を見つけましょう。
ワイモバイル
出典:ワイモバイル※詳細はワイモバイルの公式サイト(https://www.ymobile.jp/store/)でご確認ください。
3つのプラン展開で、シンプルでわかりやすい点がワイモバイルの特徴です。シンプル2はSとM、Lの3つがあり、それぞれで月額料金と使用できるデータ容量が異なります。
新規割引やソフトバンク光とのセット割引などを適用すると、シンプル2 Sは月額1,078円(税込)が最安値です。
データ容量は4GBですが最初の6ヶ月は無料増量キャンペーンが適用され、月々6GBまで利用できます。
家族割引もあり、家族全員でワイモバイルを利用するなら、契約回線数に応じて月額料金の割引が受けられる点も魅力の1つでしょう。
UQモバイル
出典:UQモバイル契約解除料なしで使えるUQモバイルは、いつでも自由に解約できる点が魅力です。スマホプランはSとM、Lの3つにわけられており、Sプランだと月額1,628円(税込)からで利用できます。
電話のかけ放題や定額サービスなどのオプションもあり、付加することでより便利に使えるでしょう。
通話オプションを追加し、au IDを追加するとデータ容量の増量ができ、大容量通信もしやすくなります。
家族割や学割などもあり、各種割引キャンペーンが充実している点もUQモバイルならではの魅力といえます。
BIGLOBEモバイル
出典:BIGLOBEモバイルデータ容量の設定が細分化されており、自分に合った使い方を実現しやすい点が、BIGLOBEモバイルの特徴です。
音声通話付きは、1~30GBまでのプランが用意されており、1GBの低用量プランだと月額1,540円(税込)の低コストで利用できます。
データ通信専用の場合は3GBからとなりますが、月額料金は990~1,122円(税込)と安価です。
利用できる回線はauとドコモの2つであり、データ通信プランの場合はどちらの回線を使用するかによって料金が異なります。
オプションではBIGLOBEモバイルの電話アプリを利用して通話料金を抑えられるものやSNSや特定の動画サービスなど、特定のサービス利用時に通信量をカウントしないエンタメフリーなどがあげられます。
オプションが充実しており、安価でも便利に使いやすいです。また、オプションは一定期間無料利用できる場合もあるため、まずはお試しで使ってみてもよいでしょう。
また、ここで紹介した3社以外にも、様々な格安SIMがあります。
もっと詳しく知りたい方は【保存版】格安SIMを徹底比較!|おすすめ14社の料金と最新キャンペーン解説 で14社を徹底比較しているので、参考にしてみてください。
おすすめの格安SIMへの乗り換え方法
J:COMモバイルからより自分に合った格安SIMに乗り換えるためにも、手続きの方法を確認しておきましょう。
通常の解約とは異なり、乗り換えの場合は手続きの方法が少し違います。
乗り換え先によって手続きの詳細部分は変わりますが、大まかな部分は共通しているため、ここではワイモバイルへの乗り換えを例にして、手順を紹介します。
端末動作確認のチェックとSIMロックの解除
まずは手持ちの端末が乗り換え先の格安SIMで使用できるのか、動作確認を行います。
端末の動作確認は乗り換え先のホームページから行えるため、一覧を参考にして手持ちの端末が対応しているかチェックしておきましょう。
別の格安SIMで現在使用している端末を継続利用する場合は、SIMロックを事前に解除しておかなければなりません。すでにSIMフリーの端末なら、この作業は不要です。
SIMロックがかかっている場合のみ、店頭やWebなどから解除を行い、他社でも問題なく使えるようにしておきましょう。
MNP予約番号を取得
同じ電話番号を他社でも継続利用する場合は、MNP予約番号の取得が必要です。MNP予約番号は、J:COMモバイルのWebサイトから取得します。
まずはお客様情報ページにアクセスし、IDとパスワードを入力してログインしましょう。「J:COM MOBILEメニュー」の中から、「MNP予約番号の発行」を選び、画面の案内に沿って操作をすると番号が発行されます。
MNP予約番号は発行から15日間が有効期限となっており、乗り換え先によってはさらに早めに手続きをしなければならないこともあります。
期限を超過すると再度取得し直しとなって手間がかかるため、有効期限内に手続きを行えるように素早く乗り換えましょう。
本人確認書類等を準備
スマホの乗り換えの際には本人確認書類が必要になることが多く、ワイモバイルの場合は次のうちいずれからの書類の提出が求められます。
- 運転免許証
- 日本国パスポート
- 個人番号カード
- 住民基本台帳カード+補助書類
- 身体障がい者手帳
- 療育手帳
- 精神障がい者手帳
- 健康保険証+補助書類
一部書類では、別途補助書類の提出を求められることもあります。補助書類に該当するのは、次の通りです。
- 住民票記載事項証明書(原本)
- 公共料金領収書
- 官公庁発行の印刷物
これらを準備しておき、スムーズに手続きを進められるようにしておきましょう。
プランを選び申し込む
乗り換え先でどのような契約内容にするのか、プランを選んで実際に契約の申し込みをしましょう。ワイモバイルはWebでの申し込みだけではなく、ショップでの契約も可能です。
契約するプランや付加するオプション、適用できるキャンペーンなどの確認は事前に行いましょう。
スムーズに手続きを完了させたいならWeb申し込みがおすすめですが、疑問点が多い場合はショップでスタッフに聞きながら自分に合った契約内容を考えていくとよいでしょう。
SIM等が届いたら
契約完了後に新しいSIMカードが届いたなら、手持ちの端末のSIMカードを差し替え、初期設定を行います。
MNP転出での乗り換えの場合は、最初に回線の切り替えが必要であり、APN設定をしなければなりません。
まずはスマホを起動させ、設定アプリからその他を選択します。その後、モバイルネットワークを選んで、「アクセスポイント名」を選びましょう。
すでにAPNが設定されている場合は、「i」マークをタップし、未設定の場合は新規作成を行います。その後「アクセスポイントの編集」を選択し、次のように項目が設定されているかチェックしましょう。
- 名前:ワイモバイル APN(任意)
- APN:plus.acs.jp
- ユーザー名:ym
- パスワード:ym
- MCC:440
- MNC:20
- 認証タイプ:CHAP
- MMSC:http://mms-s
- MMSプロキシ:andmms.plusacs.ne.jp
- MMSポート:8080
- APNタイプ:default,mms,supl,hipri
設定を変更して保存し、新しいアクセスポイントを選択してホーム画面に戻ります。これでAPN設定は完了であり、初期設定が完了すると同時に、自動でJ:COMモバイルが解約されます。
設定が正しく完了していると、ネット通信が行えるため、一度ブラウザを開いて通信が可能か確かめてみるとよいでしょう。
J:COMモバイルを解約したらおすすめの格安SIMの契約を検討しよう
J:COMモバイルを解約した後もスマホが必要なら、格安SIMから自分に合ったものを選ぶことがおすすめです。
格安SIMでも使い勝手がよいものは多く、安価で良質なサービスを提供する事業者も少なくありません。
J:COMモバイルをスムーズに解約し、より快適に使えるサービスに乗り換えて、スマホをお得かつ便利に使いましょう。