iPhoneの画面割れ!修理前に確認するべきこと・お得な修理方法は?
iPhoneが画面割れしても慌てないでください。修理に出す前に確認したほうがよいこと、修理金額の相場、おすすめの修理業者をまとめました。画面割れを防止するガラスフィルムも紹介します。防止策から対処の仕方までしっかり覚えておきましょう。
iPhoneユーザーで画面が割れてしまった経験をしたことがある方、多いのではないでしょうか?画面が割れた場合は修理が必要になりますが、その際には確認しておくべきことがあります。
今回は、お得な修理方法と合わせて解説していきますので、いざという時の参考にしてみてください。
iPhoneを修理に出す前に確認するべきこと
iPhoneの画面が割れてしまって修理に出す前に、確認しておくべきことについて解説していきます。
iPhoneを修理する場合はそれなりの費用が掛かることになりますが、いくつか確認しておくことで、ざっくりとした修理費用の目安について見当を付けることができるでしょう。
画面の破損状態はどれくらいなのか
最初に確認するべきことは、iPhoneの画面の破損状態がどれくらいなのかということです。
なぜなら、画面のガラスが破損しているだけの場合と、本体まで破損している場合とでは、修理に必要な金額や対処方法が大きく変わってくるからです。もし、画面のガラスだけがダメージを受けているのであれば、ディスプレイを修理するだけで直せる可能性が高いといえます。
一方で、画面が破損した状態で「iPhoneの電源が入らない」「iPhone本体がへこんでしまっている」「iPhone本体が曲がってしまっている」などの症状がある場合は、ディスプレイの修理だけではなく、本体ごと交換が必要になる可能性があります。
本体まで破損している場合はバックアップを取っておく
iPhoneの本体にもダメージが及んでいる場合は本体ごと交換が必要になる可能性が高いので、修理前にバックアップを取っておいたほうがいいでしょう。本体を交換した場合、iPhone内に入っているデータを手元に残すことができないからです。
バックアップを取る方法としては、iCloudやiTunesを利用すればOKです。ただし、どちらの方法を使ってバックアップを取ったとしても、Apple Payの設定や内容についてはバックアップが取れません。
もし、あなたがApple Payを利用しているのであれば、新しい端末へと移行する前にSuicaなど関連する利用情報を削除したうえで、移行させる準備をしておくことをおすすめします。
Apple Care+に加入しているかどうか
次に確認しておきたいのは、Apple Care+に加入しているかどうかということです。通常、iPhoneを含めたApple社製品を購入した場合は、「Apple製品1年限定保証」が付いてきます。
Apple製品1年限定保証
- 無償電話サポート(90日間)
- 1年間の限定保証
さらに、延長保証サービスである「Apple Care+ for iPhone」に加入することで、保証サービスとサポートサービスの期間がiPhoneを購入した日から2年間に延長することが可能です。そのため、Apple Care+に加入しているかどうかで、修理(=保証)の金額が変わってくるというわけです。
Apple Care+に加入しているかどうかを確認する方法
自分がApple Care+に加入しているかどうかは、Appleのサポートページへアクセスして確認できます。AppleのサポートページでiPhoneのシリアルナンバーを入力すると、Apple Care+への加入の状態を確認します。
iPhoneのシリアルナンバー確認方法
- iPhoneの[設定]アプリを起動
- [一般]→[情報]へと進む
Apple Care+に加入していない場合はキャリア補償を活用しよう
iPhone購入時にApple Care+に加入していなかった場合でも、各携帯会社のキャリア補償制度に加入しているなら、修理金額を抑えられたり、サポート受けたりすることができます。
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iPhoneの画面割れを修理する値段は?
ここからは、iPhoneの画面割れを修理する場合の具体的な金額について紹介していきたいと思います。
Appleで修理をした場合
まずは、Appleに修理を依頼するケースから見てみましょう。Appleでの修理の場合、Apple Care+に加入しているかどうかで修理金額が大きく変わってきます。
Apple Care+に加入していると、使用中の落下や水没などの理由でiPhoneが壊れた場合の修理を、2回まで安くすることが可能です。この場合、すべてのiPhone機種の金額は一律です。
Apple Care+に加入している場合のiPhone修理金額 | |
画面割れ | 3,400円 |
本体交換 | 10,800円 |
Apple Care+に加入していない場合は、画面割れ・本体交換どちらの金額も高額になります。例えば、iPhone8や7の画面割れを修理する場合、Apple Care+に加入していないと16,800円の修理金額が掛かることになります。
このように、Apple Care+に加入している場合としていない場合で修理金額に大きな差がありますので、修理前に必ず確認するようにしてください。
ドコモのキャリア補償を利用した場合
ドコモのキャリア補償制度を利用した場合を見てみましょう。NTTドコモでは「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」というキャリア補償サービスが提供されています。
この「ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」に加入していたなら、iPhoneの水濡れや破損があった場合でも申込みをするだけで交換機(リファービッシュ品)を配送してもらうことができます。
ケータイ補償サービス for iPhone &iPadを利用した場合の金額 | |
iPhone XS Max ~ iPhone 6s | 1万1,000円 |
iPhone SE ~ iPhone 5c | 7,500円 |
auのキャリア補償を利用した場合
次にauのキャリア補償を利用した場合を見てみましょう。auを運営しているKDDIでは、「故障紛失サポート with AppleCare Services」というキャリア補償サービスを提供。
月額料金(機種によって異なる)を支払うことで、Apple Care+と同等の保証サービスをさらに2年間延長し、iPhoneの購入時から4年間利用できます。
「故障紛失サポート with AppleCare Services」を利用する場合の金額は、Apple Care+利用時の金額と同じになります。
故障紛失サポート with AppleCare Servicesを利用した場合のiPhone修理金額 | |
画面割れ | 3,400円 |
本体交換 | 10,800円 |
それに加えて、auスマートパスまたはスマートパスプレミアムの会員になっている場合、au WALLETポイントで修理金額と同等程度のポイント還元を受けることも可能です。
ソフトバンクのキャリア補償を利用した場合
次に、ソフトバンクのキャリア補償を利用した場合を見てみましょう。ソフトバンクではApple製品の種類受付が利用されない限り、Apple Care+と同等の補償サービスを継続できる「あんしん保証パック with AppleCare Services」というキャリア補償サービスを提供しています。
「あんしん保証パック with AppleCare Services」を利用する場合も、Apple Care+加入時の修理金額と同じになります。
あんしん保証パック with AppleCare Servicesを利用した場合のiPhone修理金額 | |
画面割れ | 3,400円 |
本体交換 | 10,800円 |
また、ソフトバンクでも修理金額相当のTポイントが還元されるサービスが提供されており、Yahoo!JAPANサービス、LOHACO、GYAO!にて利用可能です。
民間の修理業者の修理金額の相場
次に、民間の修理業者に修理を依頼する場合を見てみましょう。店舗によって異なりますが、iPhone8やiPhone7の場合、数千円から1万円程度で修理できることが多いようです。
ただし、修理に使用される部品は純正品ではないケースもありますので注意が必要です。具体的な金額については、それぞれの修理業者のホームページにて確認してみてください。
きちんと修理しないとかえって高くなるケースも
iPhoneの画面割れはきちんと修理にしないとかえって割高になってしまうことがありますので、注意が必要です。インターネット上では、iPhoneの画面割れを自分で修理する方法や割れた画面の上からフィルムを張る方法などが紹介されていますが、どれもその後に正常に動作することを補償するものではありません。
また、画面割れを放置していると破損状況が進行し、修理金額が増えてしまうケースも考えられます。iPhoneの画面が割れてしまった場合は、できるだけ早急に対処したほうが安全といえるでしょう。
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iPhoneの修理業者4選
iPhoneの画面割れの修理におすすめの業者を4つ紹介したいと思います。どの修理店も修理実績が豊富で、通常の方法で修理するよりも安価で済むことが多いので、ぜひ利用してみてください。
iCracked
出典:iCraked
最初に紹介するのは「iCracked」です。世界最大級のスマートフォン・タブレット修理業者で、「iTech」と呼ばれる修理専門のスタッフによる100万台以上の修理実績を誇ります。
対面による即日修理も可能で、使用されるパーツの品質も高いと評判です。
iPhone8のディスプレイ修理の場合
- 品質の高い標準モデルパーツの使用:2万800円
- 互換性のあるUS普及パーツの使用:1万2,800円
アイサポ
出典:アイサポ
次に紹介するのは「アイサポ」です。最短10分での修理が可能という対処の速さが特長で、ゼネラルリサーチによるインターネット調査で「修理満足度No.1」に2018年と2019年連続で輝いています。
ディスプレイ修理(新宿本店の場合)
- iPhone8:7,980円(税込)
- iPhone7:5,980円(税込)
※修理料金は店舗により異なります。
ダイワンテレコム
出典:ダイワンテレコム
次に紹介するのは「ダイワンテレコム」です。画面割れ修理の技術が高く、利用者の価格やスピードに対する満足度が高いのが特長の修理店。全国各地に店舗を展開しているほか、出張修理窓口もあるため、利用しやすくなっています。
画面割れ修理(新宿本店の場合)
- iPhone8:7,300円
- iPhone7:5,600円
※修理料金は店舗により異なります。
シルバーガレージ
出典:シルバーガレージ
次に紹介するのは「シルバーガレージ」です。修理予約で待ち時間がほとんど無く、修理後の不具合の発生率も0.1%以下となっており、安心して修理を任せることができる業者の1つです。
また、修理時にiPhone内の洗浄をしてくれるほか、液晶不良が発生した場合の完全保証、2回目以降の修理が20%OFFになるなどのサービスも提供しています。
画面割れ修理
- iPhone8:5,470円
- iPhone7:2,980円
かなり安価に設定されていますので、いざという時でも安心して利用できるでしょう。
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おすすめのガラス保護フィルム
iPhoneにおすすめのガラス保護フィルムを紹介したいと思います。ガラス保護フィルムを貼っておくだけで、画面が割れるのを防ぐ可能性が高くなりますので、ぜひ利用してみましょう。
Nimaso 強化ガラス液晶保護フィルム
最初に紹介するのは「Nimaso強化ガラス液晶保護フィルム」です。貼り付けキットが使いやすいため、フィルムを貼る際の失敗が起こりにくいのが特長。
肝心の保護性能も抜群で、全体の性能のバランスが整っています。2枚セットで1,000円~と、コスパにも優れているのでおすすめです。
Simplism ブルーライト低減複合フレームガラス
次に紹介するのは「Simplism ブルーライト低減複合フレームガラス」です。耐衝撃性能・耐摩耗性能どちらにも優れているガラスフィルムでプラスチックのフレームが付いているため、万が一の場合でもガラスが飛び散ることがありません。
また、Lightningコネクタを利用した貼り付けキット付きで誰でも簡単かつ綺麗に接着が可能。ブルーライト性能も高く、文句なしの保護フィルムといえるでしょう。
ホビナビ 強化ガラスフィルム
最後の紹介するのは「ホビナビ 強化ガラスフィルム」です。耐衝撃性能・耐摩耗性能共に最高品質を誇るガラスフィルムで、何かに影響を受けてもザラザラすることがないため、iPhoneをしっかり守ることが可能です。
耐久性能も高く、コスパの高さも魅力的。保護フィルムに迷ったらこれを使えば間違いないでしょう。
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iPhoneの画面割れは早急に修理しよう
今回は、iPhoneの画面割れ修理をする場合の確認事項やお得な修理方法について解説してきました。
画面の破損は気持ちいいものではありませんし、放置しているとダメージが酷くなる恐れがあります。できるだけ早く修理して快適に利用できるようにしましょう!