ZenFone AR(ZS571KL)
ASUSから発売された「ZenFone AR(ゼンフォン AR)(ZS571KL)」 のスペックや価格、評判、レビューを徹底解説。非常に魅力的なAR(拡張現実)やVR(仮想現実)はもちろん高音質の性能も紹介。限定キャンペーン情報から最安で買えるMVNOも紹介!
この記事の目次
ZenFone AR(ZS571KL)のスペック(性能)のおすすめポイントと注意点
ZenFone ARは2017年6月に発表された5.7型ワイドスマホです。ZenFone ARは世界で初めてTangoとDaydreamの両方に対応したスマートフォンです。TangoによるAR(拡張現実)、DaydreamによるVR(仮想現実)を体験することであなたのスマホライフは変わるでしょう。
ここではそんなZenFone ARのスペック(性能)や価格についての評価・評判、他スマホとの比較をご紹介していきます。
用語解説
- VR(仮想現実)
- 3D映像の中に自分がいるかのような体験ができる技術のこと。
- AR(拡張現実)
- スマホなどのカメラで映した画面上に、現実に存在していないCG映像を表示させること。(ポケモンGOのARモードなど)
- Daydream
- Googleによって手がけられたVRプラットフォームのこと。Daydreamの基準を満たした端末は「Daydream Ready」と認定される。
- Tango
- Googleによって開発された、ARを実現させるためのソフトウェアのこと。
出典:ASUS 端末紹介ページ
ZenFone ARのスペック(性能)
ZenFone ARのスペック(性能)は以下の通り。ZenFone ARは5.7型ワイドスマホで、RAMが8GB、ROMが128GBのZS571KL-BK128S8と、RAMが6GB、ROMが64GBのZS571KL-BK64S6の2種類があります。ARであれば対応したアプリをダウンロードすることで、ARを体験することができます。ARを利用することにより、置きたい家具をスマホの画面内で設置してシミュレートすることで部屋の模様替えの構想を簡単に考えられます。また、AR対応ゲームであれば、いままで体験したことのないゲームを遊ぶことができます。
VRを体験するには、対応したアプリをダウンロードし、VRメガネを装着することで楽しめます。VR機能を利用することで、まるでコンサート会場や世界の名所などに実際にいるかのような臨場感のある体験をすることが可能です。
ZenFone AR スペック表
端末名 | ZenFone AR (ZS571KL) |
---|---|
メーカー | ASUS |
画面サイズ | 5.7型ワイド Super AMOLEDディスプレイ フルラミネーションディスプレイ Corning® Gorilla® Glass 4 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 821 (クアッドコアCPU) |
GPU | Adreno 530 |
OS | Android™ 7.0 |
RAM | ZS571KL-BK128S8: 8GB ZS571KL-BK64S6: 6GB |
ROM | ZS571KL-BK128S8: 128GB (UFS 2.0) ZS571KL-BK64S6: 64GB (UFS 2.0) |
カメラ画質 | 背面:2300万画素 前面:800万画素 |
micro SD スロット | ○ |
SIMカード | nano×2 |
通信(LTE) | FDD-LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28 TD-LTE B38/B40/B41 WCDMA B1/B2/B5/B6/B8 GSM 850/900/1,800/1,900MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | v4.2 |
バッテリー | 3,300mAh |
入出力端子 | USB type C |
サイズ | 158.98mm × 77.7mm × 4.6~8.95mm |
重量 | 170g |
本体カラー | ブラック |
ZenFone ARのおすすめポイント
ZenFone ARのおすすめポイントを挙げていきましょう。
- TangoとDaydreamの両方に対応した5.7型ワイドスマホ
- 迫力の大画面でARとVRを思いっきり楽しめます。
- 高画質背面、前面カメラ
- 2300万画素もの高画質背面カメラ、800万が画素もの前面カメラを搭載しています。
- SonicMaster 3.0を搭載
- 臨場感あふれる高音質の音楽を楽しめます。
ZenFone ARで注意したいこと
同様にZenFone ARで注意したいことについても挙げていきます。
- 5.7型ワイドの大きな端末
- 端末が大きいために、片手操作が困難だったり、持ち運ぶのがやや大変になるでしょう。
- microSDカードを使う場合、DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)が使えない
- 2枚目のSIMカードとmicroSDカードのスロットが同じであるため、DSDSと同時に使えません。
- MVNOでの取り扱いはRAM6GB版のみ
- 今のところ、MVNOではRAM8GB版の取り扱いはありません。
ZenFone ARの評価・評判と取り扱いMVNO
では気になるZenFone ARについての評価・評判や、ZenFone ARと格安SIMをセットで販売しているMVNOについて紹介します。
ZenFone ARの評価・評判
ZenFone ARの特徴であるARやVR搭載という点に注目が集まっています。端末が入っている箱を組み立てることで、簡易VRゴーグルとして使うことが可能です。
また、RAM8GB版、RAM6GB版のどちらでも普段使いには困らないスペックを誇っています。さらに、カメラは2,300万画素、音楽についてはハイレゾ対応と、高い完成度となっています。
ZenFone ARを取り扱うMVNO
ZenFone ARをWeb上で取り扱っているMVNOは現在ありません。
ZenFone ARと他の機種との比較
最後にZenFone ARと他の機種とスペック(性能)を比較してみましょう。比較対象には、同価格帯のGRANBEATとZenFone 3 Deluxeを選びました。
ZenFone ARとGRANBEAT スペック比較
では、ZenFone ARとGRANBEATを比較してみます。ZenFone ARのほうが画面サイズが大きいものの、重さに関してはGRANBEATのほうが重くなっています。ARやVRを扱うだけあって、ZenFone ARのほうがRAMやメインカメラの画質で上回っています。また、両端末ともハイレゾ音源による音楽再生が可能になっています。
普段使いならどちらの端末も困ることは無いでしょう。価格はZenFone ARがやや高めですが同じ8万円台(2017年9月時点)。ARやVRを体験してみたい方は思い切ってZenFone ARを購入してみてはいかがでしょうか?
ZenFone ARとGRANBEAT スペック比較
端末名 | ZenFone AR (ZS571KL) | GRANBEAT |
---|---|---|
メーカー | ASUS | オンキヨー |
画面サイズ | 5.7型ワイド Super AMOLEDディスプレイ フルラミネーションディスプレイ Corning® Gorilla® Glass 4 | 5.0インチ IPS フルHD 1920 x 1080 (Gorilla Glass Ver.3 ) |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 821 (クアッドコアCPU) | APU:Qualcomm MSM8956 ヘキサコア (2× 1.8G + 4 ×1.4G) |
GPU | Adreno 530 | Adreno 510 |
OS | Android™ 7.0 | Android™ 6.0 (Marshmallow) |
RAM | ZS571KL-BK128S8: 8GB ZS571KL-BK64S6: 6GB | 3GB |
ROM | ZS571KL-BK128S8: 128GB (UFS 2.0) ZS571KL-BK64S6: 64GB (UFS 2.0) | 128 GB *Androidシステム領域含む |
カメラ画質 | 背面:2300万画素 前面:800万画素 | 背面:1600万画素 前面:800万画素 |
micro SD スロット | ○ | ○ |
SIMカード | nano×2 | nano |
通信(LTE) | FDD-LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28 TD-LTE B38/B40/B41 WCDMA B1/B2/B5/B6/B8 GSM 850/900/1,800/1,900MHz | LTE Band B1/3/7/8/19/26 with Diversity HSDPA/WCDMA Quad-Band B1/5/6/8/19 GSM/GPRS/EDGE Quad-Band 850/900/1800/1900 MHz |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) | IEEE 802.11 a/ b/ g/ n/ ac |
Bluetooth | v4.2 | v4.1 |
バッテリー | 3,300mAh | 3,000mAh 急速充電対応 |
入出力端子 | USB Type C | 2.5 mm 4極 バランスヘッドホン出力 (BTL/ACG切替、Line outモード対応、ジャック挿抜検知ON/OFF可能) (※アサイン:端子先端より R-/R+ /L+ L-) 3.5 mm 4極 アンバランスヘッドホン出力 (マイク機能付イヤホン対応(CTIA規格準拠)、Line outモード対応、ジャック挿抜検知ON/OFF可能) Micro USB /OTG 出力 (*充電・データ転送入力端子兼用) |
サイズ | 158.98mm × 77.7mm × 4.6~8.95mm | 142.3mm x 72mm x 11.9mm |
重量 | 170g | 234g |
本体カラー | ブラック | ブラック |
ZenFone ARとZenFone 3 Deluxe スペック比較
ZenFone 3 Deluxeには5.5インチ版もあるのですが、今回は価格の近い5.7インチ版と比較してみます。では、ZenFone ARとZenFone 3 Deluxeの5.7インチ版を比較してみます。
全体的なスペックとしては両端末とも似ています。どちらの端末ともハイレゾ対応、背面カメラ画質が2300万画素と高スペックです。
違いは、ZenFone ARの方が2GB、4GBほどRAMが大きく、300mAhほどバッテリー容量が多く、Android™ 6.0.1からAndroid™ 7.0にOSが進化している点です。価格面や全体的な性能の高さ、そしてARやVRを体験できることを考えると、ZenFone ARに軍配が上がるのではないでしょうか。
ZenFone ARとZenFone 3 Deluxe スペック比較
端末名 | ZenFone AR | ZenFone 3 Deluxe(ZS570KL) |
---|---|---|
画面サイズ | 5.7型ワイド Super AMOLEDディスプレイ フルラミネーションディスプレイ Corning® Gorilla® Glass 4 | 5.7インチ Super AMOLED Corning® Gorilla® Glass 4 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 821 (クアッドコアCPU) | Qualcomm® Snapdragon™ 821 (クアッドコアCPU) |
OS | Android™ 7.0 | Android™ 6.0.1 |
RAM | ZS571KL-BK128S8: 8GB ZS571KL-BK64S6: 6GB | 4GB |
ROM | ZS571KL-BK128S8: 128GB (UFS 2.0) ZS571KL-BK64S6: 64GB (UFS 2.0) | 64GB |
カメラ画質 | 背面:2300万画素 前面:800万画素 | 背面:2300万画素 前面:800万画素 |
SIMカード | nano × 2 | SIM 1:microSIM スロット SIM 2: nanoSIM スロット |
micro SD スロット | ○ | |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac (周波数帯域:2.4GHz/5GHz) | 802.11a/b/g/n/ac |
通信(LTE) | FDD-LTE B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/ B19/B20/B26/B28 TD-LTE B38/B40/B41 WCDMA B1/B2/B5/B6/B8 GSM 850/900/1,800/1,900MHz | 3G: WCDMA: Band: 1/2/4/5/6/8/19 4G: FDD: Band: 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/ 20/26/28/29/30 |
Bluetooth | v4.2 | Bluetooth® 4.2 |
バッテリー | 3,300mAh | 3,000mAh |
入出力端子 | USB Type-C | USB Type-C |
サイズ | 158.98mm × 77.7mm × 4.6~8.95mm | 156.4mm×77.4mm×7.5mm |
カラー | ブラック | メタル : シルバー/ゴールド |
重量 | 170g | 172g |