0 SIM(ゼロシム)のメリットとデメリットとは?
0 SIM(ゼロシム)はメリット・デメリットをきちんと理解すれば、毎月0円で使うこともできる破格の格安SIMです。0 SIMのことをよく知らないまま使い続けると損をしてしまうこともあります。そんな0 SIMのメリットとデメリットを紹介します。
この記事の目次
0 SIM(ゼロシム)はよく理解して使わないといけない、上級者向けの格安SIMです。
ですが、0 SIM(ゼロシム)のメリットやデメリットをきちんと理解すれば、0円で格安SIMを使い続けることが可能です。
0 SIM(ゼロシム)の最大のメリットは安さ
0 SIM(ゼロシム)のメリットはその安さです。その0 SIM(ゼロシム)の安さを根底にした使い方を紹介します。
0 SIM(ゼロシム)は499MBまで0円
0 SIM(ゼロシム)は従量制の格安SIMで、使った分だけ後払いするタイプの格安SIMです。
0 SIM(ゼロシム)の料金はなんと499MBまでは0円です。
そのため、音声機能もSMSもつけなければ、なんと0円でずっと使い続けることもできます。世の中タダより高いものは無いなんて言いますが、0 SIM(ゼロシム)は最安で維持出来る格安SIMなんです。
通信量 | データ専用プラン料金 | データ+SMSプラン料金 | データ+音声プラン料金 |
---|---|---|---|
0〜499MB | 0円 | 162円 | 756円 |
500~599MB | 108円 | 270円 | 864円 |
600~699MB | 216円 | 378円 | 972円 |
700~799MB | 324円 | 486円 | 1,080円 |
800~899MB | 432円 | 594円 | 1,188円 |
900~999MB | 540円 | 702円 | 1,296円 |
1,000~1,099MB | 654円 | 810円 | 1,404円 |
1,100~1,199MB | 756円 | 918円 | 1,512円 |
1,200~1,299MB | 864円 | 1,026円 | 1,620円 |
1,300~1,399MB | 972円 | 1,134円 | 1,728円 |
1,400~1,499MB | 1,080円 | 1,242円 | 1,836円 |
1,500~1,599MB | 1,188円 | 1,350円 | 1,944円 |
1,600~1,699MB | 1,296円 | 1,458円 | 2,052円 |
1,700~1,799MB | 1,404円 | 1,566円 | 2,160円 |
1,800~1,899MB | 1,512円 | 1,674円 | 2,268円 |
1,900~2,047MB | 1,620円 | 1,782円 | 2,376円 |
2,048MB~ | 1,728円 | 1,890円 | 2,484円 |
LINE IDがもう一つ欲しい人は0 SIM(ゼロシム)のSMS料金だけで作れる
スマホが余っていたりする場合にLINE IDをもう一つ作りたいなーとか思ったら0 SIM(ゼロシム)を買ってください。通信料金を0円にしたらSMSの料金150円くらいを毎月支払うだけでLINE IDを維持できます。
家族名義で0 SIM(ゼロシム)を複数枚もっておけば、枚数×499MBのデータ通信ができる
0 SIM(ゼロシム)は一人一つしか持てないルールとなっています。名義一つに対して1契約しかできないということですね。
しかし、家族の名前など異なる名義で複数枚申し込みを行い、499MBまで通信したらSIMカードを差し替えて使うと、499MB×人数分の高速データ通信を無料で使うことができます。4人分用意できたら毎月約2GBを使うことができますね。
0 SIM(ゼロシム)はユニバーサル料金も0円
0 SIM(ゼロシム)は毎月0円ですが、ユニバーサル料金が発生するだろうと思う方もいるかもしれませんが0 SIM(ゼロシム)は利用がなかった場合はユニバーサル料金2円の請求も来ません。完全なる0円です。
0 SIM(ゼロシム)のデメリット
0 SIM(ゼロシム)のメリットはたくさんありますが、万人向けではありません。
スマホを良く知り、0 SIM(ゼロシム)もよく分かっている人でなければうっかり高額な請求にびっくりすることもあるかもしれません。0 SIM(ゼロシム)は499MBで勝手に通信を切断してくれたりする機能もないですし、高速通信と低速通信を切り替えることもできません。0円で使いたいならうまく通信量を計測しながら使う必要があります。
0 SIM(ゼロシム)の従量料金は高い
0 SIM(ゼロシム)は499MBまでは0円で使えるのですが、499MBを超えて使うと100MBごとに108円加算されます。
2GBでは1,728円となり、2GBから5GBまでは料金が同じです。5GBで一旦通信容量切れとなり通信速度制限になります。
毎月5GBは使う人にとっては他の格安SIMと同じくらいの値段なので大きな問題には感じませんが、3GB程度で足りる人は料金が割高です。
3GBの契約ができる楽天モバイルやmineoなど、他の格安SIMを契約した方が安くなります。
0 SIM(ゼロシム)は通信使用量明細の更新が遅い
0 SIM(ゼロシム)は登録したメールアドレスに400MBを超えた時点でメールお知らせが届きます。なのでそろそろ0円が終わってしまうなとわかるのですが、通信使用量の明細をホームページで確認すると前日までのデータ量しか確認できないので、実はもう500MB超えてしまっていたという場合も発生します。できるだけスマホ側で通信使用量をカウントした方がいいです。
0 SIM(ゼロシム)は使っていないと自動的に解約になる
0 SIM(ゼロシム)は3カ月データ通信を確認できない場合に自動的に解約されてしまいます。
0 SIM(ゼロシム)を0円で維持するために、WiFiでスマホを使うようにすることが増える、うっかり3カ月間、0 SIM(ゼロシム)での通信をしておらずいつの間にか解約されてしまっていたということも発生します。
定期的にネットにつないで1MB程度でいいので通信をする必要があります。
0 SIM(ゼロシム)のメリットとデメリットを理解して格安SIMを0円運用しよう!
玄人向けの0 SIM(ゼロシム)はメリットがたくさんありますが、その分うっかりミスをしてしまうと残念な結果を招いてしまうこともあります。
でも使い方によっては、格安SIMを0円で使うことができます。興味がわいた人はぜひ一度使ってみてはいかがでしょうか。