FREETEL Priori 4
FREETEL(フリーテル)から発売されたSIMフリースマホ「Priori 4(プリオリ4)」のスペックや価格、評判を徹底解説。4,000mAh搭載の大容量バッテリーやカメラ性能など格安スマホとしての実力に注目。
この記事の目次
FREETEL Priori 4のスペック(性能)のおすすめポイントと注意点
2017年1月27日に発売されたFREETEL Priori 4はSIMフリースマホのニュースタンダードと呼ばれるほどにユニークな5.0インチスマホで、コストパフォーマンスに優れるPrioriシリーズの最新作です。4000mAhの大容量バッテリーや着せ替え出来る6色バックカバーの同梱など、これまでのSIMフリースマホでは見られなかった特徴も魅力的です。価格も2万円以下で購入できるお手軽さも魅力なので、購入を検討してみてはいかがでしょうか。メーカーはSAMURAI KIWAMI(極)2、RAIJIN(雷神)など新型スマホを次々と発表しているFREETELです。
ここではそんなFREETEL Priori 4のスペック(性能)や価格についての評価・評判、他スマホとの比較をご紹介していきます。
【2017年12月追記】FREETEL製品の販売元 プラスワン・マーケティング株式会社は、2017年12月4日に東京地裁に民事再生法の適用申請を行いました。下記記事で詳細を解説しています。
FREETELの民事再生法の適用申請について
FREETEL Priori 4のスペック(性能)
FREETEL Priori 4スペック(性能)は以下の通りです。FREETEL Priori 4の特徴は最初に挙げたように4000mAhの大容量バッテリーや着せ替え出来る6色バックカバーの同梱、そしてコストパフォーマンスの良さです。カメラ画質やメモリなどここ最近のスマホと比べて見劣りする点はいくつかありますが、エントリーモデルとしてみればかなり充実した性能です。大容量バッテリーの恩恵もあるので、長く使えるスマホであることは間違いなさそうです。
FREETEL Priori 4スペックのレベル感としてはエントリーモデルですので、スマホデビューの際の最初のスマホとして、或いは中高生のお子様に持たせるスマホとして検討するとよいでしょう。特にFREETEL Priori 4は多数の着せ替えバックカバー(スマホケース)が付属しているので、長く持っていても飽きがこない点が魅力的です。バックカバーのカラーバリエーションは以下の通りで、は全6色のカバーが1つの端末とセットになっています。
- マットブラック
- シルバー
- ブルー
- ピンク
- グリーン
- パープル
FREETEL Priori 4のスペック表
端末名 | FREETEL Priori4 |
---|---|
メーカー | FREETEL |
画面サイズ | 5.0インチ HD 720×1280 IPS |
CPU | MT6737 Cortex A53 クアッドコア, 1.3GHz×4 |
OS | Android 6.0 Marshmallow (Android 7.0にアップデート予定) |
RAM | 2GB |
ROM | 16GB |
カメラ画質 | 背面:800万画素 前面:500万画素 |
micro SD スロット | ○ |
SIMカード | micro / nano |
通信(LTE) | 2G(GSM) 850MHz/900MHz/1800MHz/1900MHz 3G(WCDMA) Band:1/5/6/8/19 4G(FDD LTE) Band:1/3/5/8/18/19/28B/41 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n 2.4GHz&5GHz |
Bluetooth | v4.0 |
バッテリー | 4,000mAh ※取り外し不可 |
入出力端子 | Micro USB Type B |
サイズ | 144.8mm x 71.5mm x 9.5mm |
重量 | 167g |
本体カラー | 6色バックカバー付パッケージ (マットブラック/シルバー/ブルー/ピンク/グリーン/パープル) |
FREETEL Priori 4のおすすめポイント
さっそくFREETEL Priori 4のおすすめポイントを挙げていきます。特におすすめなのはやはり6色の着せ替えバックカバーでしょうか。こちらは6色のカバーが全てセットなので、スマホケースを購入する手間もお金も省けますね。
- 5.0インチの格安SIMフリースマホ
- 2万円以下で購入できるスマホとしては破格のコストパフォーマンスです。
- 6色の着せ替えバックカバー
- 気分転換にバックカバーを交換してみてはいかがでしょうか。
- 4000mAhの大容量バッテリー
- RAIJINほどではありませんが、通常のスマホの2倍近い容量です。
- au回線にも対応
- LTEプラチナバンドのBand18に対応しています。
FREETEL Priori 4の注意したい点
同様にFREETEL Priori 4の注意したい点も挙げていきます。注意すべき点としてはデュアルSIMでもデュアルスタンバイ(DSDS)に非対応な点や、指紋認証センサーの非搭載・カメラ画質の低さが挙げられています。
- デュアルスタンバイ(DSDS)には非対応
- SIMはnano/microで2枚挿入可能ですが、DSDSには対応していません。
- カメラなどの基本性能はやや低め
- 大容量バッテリーを搭載していますが、基本的なスペックはコストカットのため低く設定されています。
FREETEL Priori 4の評価・評判
気になるFREETEL Priori 4の評判ですが、15,000円台という価格の手ごろさが高評価のようです。バックカバーもバリエーション豊富なので、年齢や性別を問わず自分にしっくりくるカラーを選ぶことが可能で購入もしやすいでしょう。なお、FREETELではSAMURAI KIWAMI(極)2やRAIJIN(雷神)といった新作スマホを同時に展開しているので、性能ごとにまとめると以下の通りです。スマホの使用度合や志向によっておすすめのスマホも変化しそうな印象がありますね。
- FREETEL Priori 4:エントリーモデル~ローミドルレンジ
- RAIJIN(雷神):ミドルレンジ向け~ハイエンドモデル
- SAMURAI KIWAMI(極)2:フラッグシップモデル
SIMチェンジ編集部では、FREETEL Priori 4のレビュー記事を公開しているので、こちらもぜひ参考にしてみて下さい。
FREETEL Priori 4の体験・レビュー記事はこちら!
FREETEL Priori 4と他の機種との比較
最後にFREETEL Priori 4を他の機種とスペック(性能)比較してみましょう。比較対象には大容量バッテリー搭載のエントリーモデル「ZenFone 3 Max」と前モデルである「Priori 3 LTE」の2端末を選びました。
FREETEL Priori 4とZenFone 3 Max スペック比較
まずはZenFone 3 MaxとFREETEL Priori 4のスペックを比べてみます。ともにエントリーモデルのスマホで大容量バッテリー搭載という共通点があるのですが、基本的なスペックもほぼ横並びですね。強いて違いを強調するとすれば、以下の2点です。エントリーモデルとして価格の安さを追求した場合は、基本スペックが変わらない以上「FREETEL Priori 4」に軍配があがります。ただしZenFone 3 Maxには5000円ほど価格が上乗せされている代わりに「リバースチャージ機能」が搭載されています。他デバイス(ポケットWi-Fi・タブレットなど)と一緒に携帯するのであれば、ZenFone 3 Maxが利便性で上回るかと思います。
- ZenFone 3 Maxのカメラ画質はFREETEL Priori 4より上
- FREETEL Priori 4は約5,000円以上もZenFone 3 Maxより安い
FREETEL Priori 4とZenFone 3 Max スペック比較
端末名 | FREETEL Priori 4 | ZenFone 3 Max (ZC520TL) |
---|---|---|
メーカー | FREETEL | ASUS |
画面サイズ | 5.0インチ 1,280×720(HD) IPS | 5.2インチ 1,280×720(HD) |
CPU | MT6737 Cortex A53 クアッドコア, 1.3GHz×4 | MediaTek MT6737M (クアッドコアCPU) |
OS | Android 6.0 Marshmallow (2017年春 Android 7.0にアップデート予定) | Android™ 6.0 |
RAM | 2GB | 2GB |
ROM | 16GB | 16GB |
カメラ画質 | 背面:800万画素 前面:500万画素 | 背面:1300万画素 前面:500万画素 |
micro SD スロット | ○ | ○ |
SIMカード | micro×1 nano×1 | micro×1 nano×1 |
通信(LTE) | 4G(FDD LTE) Band:1/3/5/8/18/19/28/41 3G(WCDMA) Band:1/5/6/8/19 2GB(GSM) 850/900/1,800/1,900MHz | 4G(FDD-LTE) Band:1/2/3/4/5/7/8/18/19/26/28 3G(W-CDMA) Band:1/2/5/6/8 2G(GSM)/EDGE 850/900/1,800/1,900MHz TD-LTE Band:38/41 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n | IEEE802.11b/g/n |
Bluetooth | v4.0 | v4.0 |
バッテリー | 4,000mAh | 4,100mAh |
入出力端子 | Micro USB Type B | Micro USB Type B |
サイズ | 144.8mm x 71.5mm x 9.5mm | 149.5mm × 73.7mm × 8.55mm |
重量 | 167g | 160g |
本体カラー | 6色バックカバー付パッケージ (マットブラック/シルバー/ブルー/ピンク/グリーン/パープル) | シルバー,ゴールド,グレー |
FREETEL Priori 4とPriori 3 LTE スペック比較
続いてFREETEL Priori 4を前作であるPriori 3 LTEとのスペックを比較してみます。メモリやカメラ画質・バッテリー容量の向上はもちろんですが、画面サイズや通信規格についてもやや変化が見られています。またカラーについても、多色展開だったPriori 3とは異なり1色展開(カラーはバックカバーで切り替え)にすることで価格上昇を抑えている印象を受けます。価格差は2,000円ほどなので、Prioriシリーズを検討している場合はPriori 4を購入したほうがお得です。
FREETEL公式サイトでは、Priori 3 LTEの販売を終了しています。
FREETEL Priori 4 とPriori 3 LTE スペック比較
端末名 | Priori4 | Priori3 LTE |
---|---|---|
メーカー | FREETEL | FREETEL |
画面サイズ | 5.0インチ 1280×720 (HD) | 4.5インチ 854×480(FWVGA IPS) |
CPU | MT6737 Quad Core(4×1.3GHz) | MT6735M Quad Core1.0GHz 64bit |
OS | Android 6.0 Marshmallow (Android 7.0にアップデート予定) | Android5.1 |
RAM | 2GB | 1GB |
ROM | 16GB | 8GB |
カメラ画質 | 背面:800万画素 前面:500万画素 | 背面:800万画素 前面:200万画素 |
micro SD スロット | ○ | ○ |
SIMカード | micro / nano | 標準 / micro (国内で使用できるのは1スロットのみ) |
通信(LTE) | 3G(WCDMA) Band:1/5/6/8/19 4G(FDD LTE) Band:1/3/5/8/18/19/28/41 | 3G(WCDMA) Band:1/6/8/19 4G(FDD LTE) Band:1/3/8/19 |
Wi-Fi | IEEE 802.11 a/b/g/n | IEEE 802.11 a/b/g/n |
Bluetooth | 4.0 BLE対応 | 4.0 LE対応 |
バッテリー | 4,000mAh ※取り外し不可 | 2,100mAh(取り外し可能) |
入出力端子 | 不明 | microUSB |
サイズ | 144.8mm x 71.5mm x 9.5mm | 132mm × 65mm × 8.9mm |
重量 | 167g | 120g |
本体カラー | 1色のみ (6色バックカバー付パッケージ:マットブラック/シルバー/ブルー/ピンク/グリーン/パープル) | ブラック/ホワイト/ヌーディーベージュ/ビビットオレンジ/ルビーレッド/ミントブルー |