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速度制限なしで使い放題の格安SIMがあった!

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格安SIMは毎月定められたデータ通信容量を上回ると通信速度が制限されるものが多いですが、中にはデータ通信容量の制限なし、通信速度の制限なしで使えるものもありますので、動画再生 ゲームなどにはピッタリです。ぷららモバイルLTE・定額無制限、U-mobile・データ専用LTE使い放題などを徹底比較してみました。

格安SIMカードは、定められた期間内にデータ通信量がある一定の量に達すると速度制限がかかり、通信速度が大幅に落ちてしまう、というものが多くあります。一方で、最近では速度制限なしで、高速通信が使い放題の格安SIMもいくつか登場しており、ヘビーユーザーを中心に人気を集めています。この記事ではその中でもオススメのものをいくつかご紹介しましょう。

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そもそも「速度制限」とはなにか

格安SIMカードの多くは、「月々の料金に応じてその月に利用出来るデータ容量の上限が定められており、その容量を超えると通信速度が落ちる」というシステムになっています。

月1,000円前後で利用出来る格安SIMの場合

例えば月1,000円前後で利用出来る格安SIMの多くのデータ容量は月2GB前後となっており、この範囲内であれば多くのものが「下り最大150Mbps、上り最大50Mbps」程度の速度で通信が可能です。

ただしこの数字はあくまでも「ベストエフォート」、つまり「最高の環境が整った時に出る最高の速度」であり、必ずしも常時この速度で通信が行われるわけではありません。

そして月々定められたデータ容量に到達してしまうと、この通信速度が例えば「下り・上り共に最大200Kbps」のように格段に落ちてしまいます。ちなみに2GBというと、モバイル版のニュースサイトのトップページであれば約6,800回の表示、ツイッターのツイートであれば約22,000ツイート、スカイプを使った音声通話なら約49時間、YouTubeの動画視聴なら約15時間程度で到達します(条件によって多少変動します)。   

月500円前後で利用出来る格安SIMの場合

月500円前後で利用出来る格安SIMは、基本的にデータ容量上限に到達すると通信速度が落ちる、というシステムはありません。その代わり元々の通信速度が「下り・上り最大250Kbps」のようにかなり抑えられた速度となっています。

月1000円前後で利用出来る格安SIMの下り速度の最大が概ね150Mbpsですが、これは250Kbpsの600倍に相当します。600倍といっても「文字+数枚の画像」程度のサイトを開くのにかかる速度でいうと「数秒」と「コンマ何秒」の違いくらいの差しかないので、体感的にはそう大きな差はないと言えるでしょう。ただし動画の視聴やゲームのプレイなどは下り最大250Kbpsだと途中で再生が止まったままになってしまう、といった状態に頻繁に陥りますので、大きな支障が出てくるものと思われます。

速度制限なしで使えるオススメ格安SIM3選

大見出しについての解説文。ここは必ずしも入らなくては いけないものではないが、小見出しに入る前の導入部となる。

ぷららモバイルLTE・定額無制限プラン

 ぷらら
出典:ぷららモバイルLTE定額無制限プラン ぷららモバイルLTE を運営しているのは株式会社NTTぷらら、つまりぷららが回線を借りているNTTドコモと同じくNTTグループに属する企業になります。このことから「他のドコモ系MVNOに比べると比較的通信速度が速いレベルで維持されるのではないか」と期待するユーザーは多いようです。実際、インターネットプロバイダとしては日本のインターネット黎明期から存在する老舗中の老舗でもあり、信頼度は非常に高いと言えるでしょう。

ぷららが提供する「定額無制限プラン」は、格安SIMで高速通信が出来るものとしては速度制限を撤廃した先駆け的なものとなります。具体的な条件ですが、月々2980円で通信速度が最大3Mbps、通信制限はもちろん1日あたりの制限も、1か月あたりの制限もありません。

ぷららモバイルLTE独自のサービスとしては、NTT東日本・西日本が提供する「ひかりTV」という映像配信サービスの「エントリープラン」(月額350円)を無料で利用出来る、というものがあります。これはひかりTVが用意している上位プランに比べると視聴出来る動画の数に限りがありますが、それでも約3000本ほどの動画がパソコンはもちろんスマホやタブレット端末から見放題です。映画やドキュメンタリー、ドラマやバラエテイィ、アニメといった豊富なコンテンツが用意されており、最近子どもに人気のアニメ「アイカツ!」などもラインナップに含まれています。

なお、ぷららは用意されているSIMカードがmicroSIMとnanoSIMだけとなっており、標準SIM(miniSIM)はありませんので注意して下さい。

公式サイト:ぷらら データSIM
公式サイト:ぷらら 音声SIM

U-mobile・データ専用LTE使い放題

  
  U-mobile
出典:U-mobile 格安SIMの世界に「速度制限なしの定額無制限」という風穴を開けたぷららを後追いする形で株式会社U-NEXTが2014年11月から提供しているのがU-mobile(ユーモバイル) 。月々2480円とぷららに比べて500円安い料金ながら通信速度が下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsとぷららを上回る速度となっています。

ただし「月間のご利用データ通信量が規定の高速データ通信量を超過した場合、当月末まで通信速度が送受信最大128kbpsになります」という注意書きもあり、通常想定される範囲を超えるような使い方をした場合は速度制限がかかることがあるようです。

また、プラス500円で音声通話が出来るというのもポイントです。U-mobileでは「U-CALL」という独自の通話アプリも用意されており、30秒10円で通話をすることが出来ます。最近の携帯電話キャリアや音声通話の出来る格安SIMの通話料金は30秒20円が相場となっていますので、その半額で通話が出来るということになります。動画やゲームといったインターネットの利用をガンガンしたい、なおかつ音声通話もお得に使いたい、という人には特にオススメしたいのがこのU-mobileの「データ専用LTE使い放題」です。

公式サイト:U-mobile

ワイヤレスゲートWi-Fi+LTE SIM

  
  ワイヤレスゲートWi-Fi+LTE SIM
出典:ワイヤレスゲートWi-Fi+LTE SIM ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTE は前出のぷららやU-mobileとは違い、通信速度は250Kbpsしか出ません。その代わり料金が480円で済みます。通信速度が格段に落ちる代わりに月額料金もゼロが1ケタ違う、というわけです。元々の速度が速くないので、いくら使っても速度制限がかかることはありません。

250Kbpsというと「遅すぎて使えないのではないか」と思われそうですが、使用目的をある程度限定すれば「使えない」というほどではありません。例えば全く問題なく使えるのがメールやLINEです。メールはよほど大きなサイズのファイルが添付されているような場合はともかく、普通のテキストメールであれば大丈夫です。LINEのチャット機能も、スタンプを多用しても全く問題なく使えます。LINEの音声通話はさすがに多少の音質が悪くなることが多いですが、聞き取れないというほどではなく、十分使用に耐えると考えられます。

ネットの閲覧はテキストがメインのサイトであればそれほどストレスは感じず、画像やフラッシュが多用されているようなサイトは読み込みに多少時間が掛かる、といった具合です。

逆に差し障りがあるのはやはり動画の閲覧や大容量ファイルのダウンロードです。動画は画質にもよりますが、低画質の動画でも途切れてしまうことが多いです。大容量ファイルのダウンロードに関しては、いつまで経っても終わらない、と感じることが多いでしょう。普段はWi-Fi接続が出来る環境下にいることが多い、という人や、「スマートフォンは通話とメールとLINEと多少のネット閲覧くらいにしか使わない」という人にとってはベストチョイスになるかもしれません。

特にワイヤレスゲートの場合、LTE接続に加えて全国約40,000か所に設置されている公衆無線LANのアクセスポイントが使い放題、というところがポイントです。マクドナルドやスターバックスコーヒー、ルノアールといったチェーン店、JRの主要駅や空港、高速バスやリムジンバスの待合所など、社用で出張するビジネスマンがよく利用するスポットの多くが網羅されています。これらも上手に組み合わせればさほどストレスなく使うことが出来るでしょう。

ちなみに月1,000円程度で2GB前後のデータ容量、という格安SIMの中には、データ容量を使い切ると通信速度が200Kbpsに落ちる、というものがよくあります。これは「ワイヤレスゲートWiFi+LTESIM」の250Kbpsと見た目の数字は変わりませんが、実際にその差は小さくありません。50Kbpsの差は意外に大きく、そういう意味でもこのサービスは中々侮れないと言えます。

速度制限なしのSIMまとめ

格安SIMは「より安い料金で」「より大容量を」「より高速で」という方向に急速に進みつつあり、速度制限なしの格安SIMも増えてきています。現時点で高速通信が無制限で使えるサービスの数はそれほど多くなく、あっても実際にはあまり速度が出ない、規制がかかって一時的に使えなくなる、といった問題もたまに耳にすることがあります。常時高速でスムーズに使える、という状況はまだ完全には整っていないと言えます。

しかしこの状況は今後間違いなく改善されるでしょうし、競争が激化していくはずです。また、「ワイヤレスゲートWi-Fi+LTE SIM」のような、あまり速い速度は出ないものの料金が安い、というサービスはもっと普及してもいいと思います。誰も彼もが大容量の高速通信を望んでいるとは限らないから、です。そういう意味では多種多用なサービスを選べる格安SIMを使うのは「非常に賢い選択」と言えるでしょう。ぜひとも1度、「自分に合った格安SIM」を探すために「SIMチェンジプラン診断」をしてみて下さいね。