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ワイモバイルでVoLTEを使うには?

更新日:2021.04.12

今までよりもクリアな音質で通話ができると話題のVoLTE。SoftBank系列で有名なY!mobile(ワイモバイル)では、VoLTEが使えるのでしょうか?Y!mobile(ワイモバイル)でストレスフリーな通話や通信をしたい方、手持ちのスマホがVoLTEに対応しているか不明な方は本記事を参考にしてみてください。

近頃、スマホは機能の進化も目覚ましく、金額にも色々なタイプがありますが、中でも「VoLTE」や「VoLTE(HD+)」という高音質通話に対応できるかどうかは気になるところ。
スマホをストレスフリーに使いたい、どうせ使うならクリアな通話や高速通信に対応している格安SIMがいいと考えている方は少なくないと思います。ただ、スマホ本体が格安SIMに対応していなかったり、利用料金が高くなるのでは?と不安に感じる方も多いはず。


今回は、SoftBankのサブブランドとして有名なワイモバイルのVoLTEに関して、またどんなスマホがVoLTEに対応しているのかなどを解説します。

そもそもVoLTEとは?

近頃よく聞くようになったVoLTEというのは通信規格のひとつで、対応機種同士で高音質通話が可能になる技術です。
VoLTEによって得られるユーザー側のメリットは、通話のタイムラグが軽減できたり、電池の消耗が緩和される点です。そして通話しながらWeb検索を行うなどのマルチタスクにも対応できるようになったので、忙しいときに電話しながらWeb検索できなかった時のストレスが解消できたり、相手の声が聞きやすくなるなどの点も挙げられます。

通信の仕組みというのは、通信事業者ごとに周波数帯(電波が通る道のようなもの)が割り当てられており、そこをスマホの電波が通ることでデータの送受信や通話が成立しています。
メールや音声通話、パケットなどのデータを運ぶ仕組みは通信規格と呼ばれています。通信規格は現在、第4世代まで進んでおり、その第4世代に位置づけられている通信規格がLTEであり、それを音声通話にも応用したものがVoLTEでVoice over LTEを略して「ボルテ」と呼ばれています。

このVoLTEのどこが凄いのかと言うと、通話と通信で回線を切り換える必要がない点です。少し前まで音声通信の電波とデータ通信の電波は通信の性質が違うため、音声通信を行う場合は音声通信用の通信回線(3G)を使い、データ通信を行う場合はデータ通信専用の通信回線(LTE)を使うためにその都度、自動で切り替えが行われていました

そのため音声通話をしながらのWeb検索ができなかったり、できてもとても時間がかかるという場合が多々ありました。そして通信を切り替える時間が通話を受けるときのタイムラグになったり、電池を消耗する原因となっていたのです。

しかしVoLTEはデータ通信で使われているLTEを使って音声通話にも対応させた通信規格なので、通信のタイプをその都度切り替える必要がありません。
スマホを便利に活用したい方におすすめしたいのが、このVoLTEという通信規格なのです。

VoLTEとVoLTE(HD+)の違いは?

先ほどVoLTEとはどういった通信規格なのかを解説しましたが、そのVoLTEにもVoLTEとVoLTE(HD+)の2種類があります。その2種類で何ができるのか、また、その違いについて確認しましょう。

VoLTEで高音質な通話と高速通信を

3Gなど、これまでの通信規格の場合、音声通話がくぐもって聞こえたり、相手の声が聞こえにくいなどのデメリットがありました。しかしVoLTEの場合、FDD-LTE(送信、受信それぞれ違う周波数を使う方式)の超高速通信サービスによる音声通話サービスのおかげで、音がクリアで聞き取りやすくなったり、通話相手につながるタイムラグが短縮されることにより、前以上に快適な通話ができるようになりました。

VoLTE(HD+)で、さらに高音質な通話を

VoLTEでもこれまでに比べれば十分に聞こえやすく感じるのですが、最新技術を使いたい、さらに高音質な会話をしたい方に案内したいのが新しい通信技術「VoLTE(HD+)」です。こちらも、もちろんワイモバイルに対応しています。

このVoLTE(HD+)はVoLTEをさらに高音質化する音声コーデック(音声を記号に書き換える方式のようなもの)に対応しています。また、対応周波数帯域も広がっています。
3Gなどの通信規格の場合、高い音が聞こえにくいというデメリットがありましたが、これも解消され今までのVoLTEよりもさらにクリアな音質の通話が可能になりました。

VoLTEをワイモバイルで使う方法

さて、いよいよワイモバイルでVoLTEを使う方法について解説していきます。

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ワイモバイルでVoLTE対応端末を購入する

新しいサービスを使うとなると申し込みが面倒だと感じる方も多いと思いますが、ワイモバイルのVoLTEは申し込み不要で利用できます。
ただ、どの機種を持っていてもVoLTEが使えるというわけではありません。ワイモバイルで使うスマホがVoLTEに対応している端末であれば、申し込みせずにVoLTEが使えます。ちなみにワイモバイルで発売されているVoLTE対応端末は以下の通りです。

Y!mobile VoLTE対応端末
(2018年3月時点)
VoLTEVoLTE(HD+)
iPhoneiPhone 6s , iPhone SE
スマートフォンAndroid One S4 , Android One X3 , Android One S3 , Android One X2 , Android One X1 , Android One S2 , Android One S1 , 507SH , HUAWEI nova lite for Y!mobile , Nexus 6P , DIGNO E , AQUOS CRYSTAL Y2 , AQUOS Xx-Y , Nexus 5X , AQUOS CRYSTAL YAndroid One S4 , Android One X3 , Android One S3 , Android One X2 , Android One X1
ケータイDIGNO ケータイ2 , Simply , AQUOS ケータイ2 , DIGNO ケータイ

他社キャリア端末でワイモバイルに乗り換えてもVoLTEは使える?

他社キャリアの端末持ち込みでワイモバイルにMNP(乗り換え)する場合にVoLTEが使えるのかも気になると思いますが、VoLTE対応端末かつSIMロック解除ができていれば申し込み不要でVoLTEが使えます。
本来、VoLTEを使うためには、同じキャリア回線同士のVoLTE対応端末である必要があります。つまり、ワイモバイルもしくはSoftBankのVoLTE対応機種同士、VoLTE(HD+)対応機種同士であれば、ワイモバイルで確実にVoLTEが利用可能ということです。
ただし、実際にはSIMロック解除した他社キャリア端末でもVoLTEが利用可能な場合はあるようです(au端末では不可という声も見受けられました)。
実際は利用してみないと分からないため、事前に試したい方は次項に記載する店舗でSIMカードを借りるなどの方法を取るとよいでしょう。

もしワイモバイルへ他社キャリアの端末持ち込みでVoLTE利用を予定している方は、まず今使っているキャリアでSIMロック解除を行う必要があります。
スマホにはキャリアごとにSIMロックがかかっています。SIMロックとは、販売会社のSIM以外は認識しないように鍵がかかっている状態をさします。たとえばdocomoのスマホにdocomoのSIMカードを入れればスマホはSIMカードが入ったことを認識しますが、そのスマホに他社のSIMカードを入れると認識されません。これがSIMロックです。
また、中古のスマホを購入する場合、SIMロック解除ができていない場合もあるので、その点にも注意が必要です。

SIMロックの解除方法ですが、キャリアショップや電話、オンライン(マイページ)から行えます。
キャリアショップや電話でSIMロック解除を行う場合3,300円(税込)の手数料がかかるので、無料で出来るオンラインでのSIMロック解除がおすすめです。
また、購入方法や時期によってはSIMロック解除に条件がありますので、下記リンクより確認してみてください。

一時期、SIMロック解除のデメリットや失敗したらどうなるのかなどの懸念が出回った時期もありましたが、公式サイト上にある通りに手続きすれば、誰でも簡単にSIMロック解除ができます。

SIMロック解除を行う際には、キャリアで利用しているIDやパスワードが必要です。忘れたり、わからない方は以下のリンクから確認してください。まだ設定していない方は新しく設定してSIMロック解除を行いましょう。
iPhoneの場合はApple IDなどが必要になることもあります

SIMフリー端末もVoLTE対応している場合がある

先ほど、ワイモバイルもしくはSoftBankのVoLTE/VoLTE(HD+)対応機種同士でないと、VoLTEでの高音質通話はできないと記載しました。
しかし格安SIMということで、SIMフリー端末やこれまで使っていた端末(SoftBank端末以外)をSIMロック解除してワイモバイルで契約するという方も多いと思います。
端末によって「docomo回線のVoLTEに対応しているもの」「au回線のVoLTEに対応しているもの」などに分かれているため、公式サイドとしてはやはり確実にVoLTEが使えるという保証はしていないようです。
ただし実際にはSIMフリー端末でVoLTEが利用できたという声もちらほら見受けられるため、確実ではありませんが試してみてもよいでしょう。

ワイモバイルでは店舗で動作確認用のSIMカードを貸してくれる場合があります。対応端末一覧は以下のページに記載がありますが、そちらに記載されていない端末を持ち込む、対応しているか不安に思うなど、気になる方は店舗の動作確認用のSIMカードを活用してはどうでしょうか。(SIMカード貸出に対応していない店舗もあります)

ワイモバイルでVoLTEを使う際の注意点

ワイモバイルでVoLTEを利用する際には、いくつか注意点があります。ワイモバイルで契約した後にデメリットを知って後悔しないために、注意点はしっかり確認しておきましょう。
特に、対応端末があればいつでもどこでもVoLTEが使えるわけではないという点には注意が必要です。どんな時にVoLTEが使えないのか、例を挙げながら説明していきます。

相手のスマホがVoLTEに対応していない場合はVoLTE通信にならない

ワイモバイルと契約し、いざVoLTEで高音質な通話を楽しみたいと思っても、実はちょっとした落とし穴が。
基本的にワイモバイルもしくはSoftBankのVoLTE/VoLTE(HD+)対応機種同士でないと、VoLTEでの高音質通話はできません。
これは他キャリア回線でも同じで、au回線を利用している場合はau VoLTE対応機種同士、docomo回線を利用している場合はdocomoのVoLTE対応端末同士でないとVoLTEでの高音質通話はできず、3Gに自動で通信規格を切り換えられてしまうということになります。
自身で回線を切り換える必要や電話が切れる心配はありませんが、VoLTEでの高音質通話はできないので注意しましょう。

VoLTEの通信エリア外に出た場合はVoLTE通信にならない

これは通話する相手側もしくは自身が仕事などで移動しているときなどに考えられる事象です。例えば、最初の方はお互いVoLTE対応エリアで通話していたとします。
通話中に自身もしくは相手側がVoLTEエリアから3Gエリアに出た場合、通信規格は自動で3Gに切り替わりVoLTEでの高音質通話はできません。
こちらも自身で回線を切り換えたり、電話が切れる心配はありません。

こちらのエリアマップでチェックすると分かると思いますが、都心部を中心に日本のほとんどがVoLTEでカバーされています。ただ、山なりなどを中心にカバーされていないエリアもあるため、通話の音質が変わってしまう場合もあることを念頭に置いておくと、音質が突然変わっても驚かずに済みますね。

通話が途中で切れる場合がある

発着信時や保留中に3Gエリアに移動した場合、通話が途中で切れてしまう場合があるという点です。山間部などの3Gエリアに行くことが多々ある方は注意しておきましょう。

事前に待ちうたの解除が必要

また、ワイモバイルではVoLTEと待ちうたは併用できません。VoLTEを利用する前に、待ちうたの解除が必要ですので利用している方は確認しておきましょう。
待ちうたは新規受付を終了しており、2018年3月29日にサービス終了となるので、ワイモバイルをこれから契約しようと考えている場合は特に気にならないことかもしれません。

ワイモバイルのVoLTE対応機種を安く手に入れるには?

ここまでワイモバイルでVoLTEを利用する際のさまざまな注意点を見てきましたが、中でも一番重要なのがワイモバイルもしくはSoftBankのVoLTE対応端末を入手するということです。
少しでもお得に対応端末を入手するためにはどうすればよいのでしょうか?

オンラインストア限定のタイムセールを活用する


出典:ワイモバイル

ワイモバイルではオンラインストア限定のタイムセールが随時行なわれています。
新規もしくは他社からMNP(乗り換え)でスマホプランM/Lを契約する場合…など条件が付くようですが、機種代金が一括1円や一括100円の機種もあり、非常におすすめです。

端末は時期によって変わります。ワイモバイルで契約を検討している方や対象機種が気になる方は下記より公式サイトを確認してみてください。

ワイモバイルでVoLTEを使って安定した通話を

ワイモバイルでVoLTEを利用する際のポイントについて下記にまとめました。

ワイモバイルでVoLTEを利用する際のポイント
VoLTE対応端末(ワイモバイルもしくはSoftBank端末)同士でないとVoLTEは使えない
他社端末やSIMフリー端末では、モノによってはVoLTEが使える場合がある
VoLTE対応端末同士でも、対応エリアから外れるとVoLTEは使えない

LINEなどアプリを使って通話をする場合、どうしてもネット回線の状況に左右されてしまうため、通話の遅延や回線の乱れが出てしまいますが、ワイモバイルのVoLTEで通話をする場合、安定かつクリアな通話が期待できます。
通話料金が気になる方もいると思いますが、ワイモバイルでは定額でのかけ放題サービス「スーパーだれとでも定額」というオプションサービスもあるので、こちらも活用してスマホの機能を最大限、楽しんでみてはいかがでしょうか。

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