WiMAX契約時についてくる電話番号の理由・使い道を解説|契約の確認に必要!
WiMAXを契約する際にもらえるICカードに、11桁の電話番号のようなものが記載されていることをご存知ですか?WiMAX回線で音声通話は可能なのか、この番号は一体何のためにあるのかなどなどさまざまな疑問にお答えします。auスマホユーザーの方は特に必見です。
この記事の目次
WiMAXの契約時にもらえるICカードに記載されている11桁の番号。一見、電話番号のように見える番号ですが、WiMAXには電話番号があるのでしょうか?そして、その使いみちとは?徹底解説します。
WiMAXを契約する時にもらえる謎の番号
WiMAXのを契約時にもらえるのがUIMカードとも呼ばれているSIMカードと同じくらいの大きさの専用のICカードです。このカードには、電話番号のような11桁の番号がついてきます。
070−などで始まるいかにも電話番号のような番号。WiMAXって電話機能があるんだっけ?と多くの人が疑問を感じる原因となっています。
WiMAXの電話番号は電話として使える?
結論から言うと、WiMAXには通話の機能はありません。契約時に渡される番号に電話をかけても「おかけになった電話番号は、お客様のご指定により、音声によるご利用はできません。恐れ入りますが、番号をお確かめになって、おかけ直しください。」
特にこちらで指定をした覚えはありませんが、このようなメッセージが流れるそうです。
WiMAXの電話番号を使う場面
では、この番号は何のためにあるのでしょうか。通話機能の機能を持たないこの番号は、契約回線の管理番号として使われています。通常ではこの番号を使って何かをする必要はありませんが、必要となるケースは、auスマートバリュー mineに申し込む場合です。
auスマートバリュー mine
auスマートバリュー mineとは、auスマートフォンとWiMAXを両方契約している場合に、契約中のauスマートフォンの月額利用料金が割引になるサービスです。auスマートフォン・ケータイの契約プランによって適用期間、割引料金が異なりますが、最大で毎月1,000円スマートフォンの料金から割引になるので、auで電話の契約をしている人にはおすすめのサービスです。
各プランの割引率はコチラ→auスマートバリュー mine
このサービスの利用方法のところに小さく書いてあるのが「※お客さまセンターへのお問い合わせ時に、お客さまの契約電話番号を確認させていただくことがございます。」
という注意書き。ここで登場する契約電話番号というのが例の謎の電話番号です。
番号を使う可能性が一番大きいのはこの時だと思います。他にも、サポートセンターに問い合わせを行ったりする際に聞かれることがあるかもしれませんが、もし番号を失くしてしまっても大丈夫。番号がわからない場合は、各端末ごとに確認することができます。
- Speed WiFi NEXTシリーズ
- WiFi本体の「情報」→「端末情報」を開くと「電話番号」が表示されます。
- Speed WiFi NEXT W04の画像つき手順はこちら
- Speed WiFi NEXT W03の画像つき手順はこちら
- Speed WiFi NEXT W01 の画像つき手順はこちら
- Speed WiFi HOME L01/L01s
- 「Speed WiFi HOME設定ツール」にアクセスし、「接続」→「情報」を開くと「電話番号」が表示されます。
- 画像つきの詳しい手順はこちら
- WiFi WALKER WiMAX 2+ HWD15/HWD14
- WiFi本体の「設定」→「情報」→「端末情報」を開くと「電話番号」が表示されます。
- 画像つきの詳しい手順はこちら
- リンク先の説明はHWD15のものですが、HWD14も同様の方法で確認できます。
- WiFi WALKER WiMAX HWD13
- WiFi WALKER WiMAX HWD13に接続したパソコンから確認します。パソコンのWebブラウザから(https://wi-fiwalker.home)と入力します。ユーザー名を「admin」とパスワードを入力し、「ログイン」します。画面上側のメニューナビから→「設定」→「システム設定」→「バージョン」で電話番号を確認できます。
- 無線接続の時は「SSID1」を使用します。「SSID2」を使用すると「設定ツール」を開けません。
- WiFi WALKER DATA08W/DATA06
- WiFi WALKER DATA08W / DATA06に接続したパソコンから確認します。パソコンのWebブラウザから(https://au.home/)と入力します。ユーザー名を「admin」とパスワードを入力し、「ログイン」します。画面上側のメニューナビから→「設定」→「システム設定」→「バージョン」で電話番号を確認できます。
- 無線接続の時は「SSID1」を使用します。「SSID2」を使用すると「設定ツール」を開けません。
- DATA07
- DATA07接続したパソコンから「DATA07ユーティリティー」を開きます。右下のヘルプボタン(ノートのアイコン)をクリックすると電話番号が確認できます。
- WiFi WALKER DATA05
- 電源が入った状態で電源ボタン(MENU)を押します。メインメニュー画面で「本体情報」を選択して●(CONNECT)を押すと電話番号が確認できます。
- W06K
- パソコンから確認できます。W06Kユーティリティの「ツール」タブの「情報」欄に電話番号が記載されています。
通話をしたい場合はどうしたらよいか
電話番号はあっても通話ができないWiMAX。通話するには別で通話機能のある回線を契約するしかありません。
3大キャリア(docomo、au、SoftBank)のなかであれば、WiMAXユーザーだけの割引があるauスマートバリュー mineが使えるauが一番お得感があります。また、全体的に利用料を抑えたい場合は、やはり格安SIMに申し込むのがおすすめ。
mineoや楽天モバイルなど、キャンペーンでさらに毎月の利用料金がお得になるキャンペーンも各MVNOで力を入れているのでチェックしてみると良いでしょう。
契約時にもらえる番号が必要なのはauスマートバリュー mineを利用する場合がほとんど
ここまで、WiMAX契約時にもらえる電話番号について解説してきました。契約時にもらえる番号は契約を管理するための番号なので、通話には全く使えません。普段も使う機会はあまりないので、覚えておかなければいけない番号ではありません。
使う可能性として一番高いのがauスマートバリュー mineを利用する場合くらいですが、この場合も本体の設定などから契約番号をチェックすることができるので、必要な時はその時に確認すれば良いだけです。
通話をする場合はWiMAXプラス通話機能のある回線を契約を併用するのが一般的でしょう。せっかくWiMAXで毎月の利用料金が安くなっても、通話回線が高くては残念。auスマートバリュー mine、もしくは格安SIMなどを賢く利用すれば、毎月のデータ使用量も抑えることができて一石二鳥です。